2017年1月の記事一覧

薬物乱用防止講話を実施しました

 1月13日(金)のⅠ、Ⅱ部は4限目、Ⅲ部は9限目に薬物乱用防止講話を実施しました。日本薬科大学の山本博之先生に講師をお願いし、薬物乱用の恐ろしさについての正しい知識を身に付け、薬物乱用防止の意識の徹底を図ることを目的に実施しました。
   
【具体的でわかりやすい山本先生のお話でした】
 全国規模の調査では、青少年の犯罪者数は減少傾向にあるそうです。にもかかわらず、青少年の薬物乱用者は増加傾向にあるそうです。特に、高校生の薬物乱用者は前年比325%、すなわち3倍以上に増加していることになります。そんな状況も鑑み、本日、全校生徒を対象として薬物乱用防止講話を実施しました。
 山本先生には「薬物乱用って~乱用・依存・中毒」、「薬物乱用はやめられない!達成感を感じる仕組み」、「薬物」、「たばことアルコール」というお話を具体的な例を用いながら、わかりやすくお話しいただきました。特に、山本先生には、薬学の専門家の立場から、興味を深いお話をしていただきました。
 印象に残った言葉は、「くすり」も誤った方法で使用すれば薬物乱用になる、薬物乱用の3つのキーワードは「乱用」「依存」「中毒」、薬物をやめられない仕組み、薬物乱用に関するサルの実験(依存性の強さの実験)、薬物乱用者の変貌ぶり等です。生徒のみなさんはいかがでしたか?これらの言葉を元に講話の内容を時々思い返してみましょう。
 また、最後にまとめとして、「薬物乱用はこころとからだに致命的な障害を与える。また、本人だけでなく家族や他人の生活も巻き込んでしまう」「薬物乱用の甘い誘惑にはNo!と答える勇気が大切。危険な場所には近づかない、逃げることも勇気。信頼できる人に相談する勇気。」という言葉をいただきました。これらの言葉を一つ一つしっかりと胸に刻み込みましょう。そして、もしも、そのような場面に遭遇したときには、今日の先生の言葉を思い出し、勇気を振り絞りましょう。
 最後になりましたが、山本先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。
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