2016年5月の記事一覧

平成28年度寺子屋みらい①「蘇れ!足尾の緑」

 5月14日(土)に本年度第1回目となる寺子屋みらいを実施しました。今回は「蘇れ!足尾の緑」と題して、足尾歴史館の見学、植樹活動を行いました。
  
       【急斜面での植樹活動】
 1年次から4年次までの生徒28名、公開講座生4名、卒業生1名、保護者2名、教職員8名の合計43名で実施しました。当日、出発時の栃木市の天候は穏やかでしたが、植樹活動の際には大粒の雨が降ってきました。やはり、山の天気は難しいですね。
 43名の申込者、一人の遅刻もなく、9時に学校を出発しました。行きのバスの中では、本校の地歴公民科の先生から、足尾についてのレクチャーがありました。最初に訪れたのは、「足尾歴史館」でした。館長さんの熱心な説明を全員で真剣に聞かせていただきました。写真や資料、模型等を見ると、当時の様子をほんの少し垣間見ることができます。
 
【足尾歴史館館長さんの熱心な説明】
 昼食後は、足尾環境学習センターで足尾の歴史、現在の取組等についてのDVDを視聴し、さらに、資料を拝見させていただきました。そして、いよいよ植樹活動です。苗木の植え方の説明を受けているときに、大粒の雨が降ってきました。山に登り、植樹をしているときが雨のピークでした。足下が悪い中、急斜面を一歩一歩進み、植樹をする場所までたどり着きました。苗木、肥料、水などが用意されており、実際の活動は、自分自身で穴を掘り、苗木を植え、肥料、水を与えることです。
   
 【雨の中、山に入っていきました】  【急斜面の中での作業です】
 
【今日の記念に看板も立ててきました】
 植樹した木が生長するまでには、数十年かかりますが、足尾の山を緑にする一助にはなったはずです。今日、見てきたこと、聞いてきたこと、体験してきたことを、これからの自分の生活の中にスパイスとして取り入れていっていただければ幸いです。
 本年度参加でいなかった人は、ぜひ、学悠館高校に在籍している間に一度は行ってみましょう。「環境とは何か」を感じることができると思います。
0