2020年11月の記事一覧

定時制:理科の実験・観察がおもしろい④ よく飛ぶ紙飛行機

 定時制では、〝理科〟学校設定科目として「自然科学入門」が開講されています。この講座の校内の呼称は、「たのしい科学」。身の回りの不思議について、科学の基本的な概念や原理・原則を実験によってわかりやすく学習する科目です。令和2(2020)年度は、午前・午後・夜間にあわせて3講座が開講されています。
 「自然科学入門」ntの前回の授業では、空飛ぶタネ『アルソミトラ』(インドネシアに生息するハネフクベ)の構造について学習。この植物は、熟して割れた果実からグライダー状の羽根を付けた種子が落下・飛散します。この仕組みを考察しました。

 さらに、航空機に働く4つの力(重力・揚力・抗力・推力)についても学習。これらの釣り合いがとれている時に一定の速度で飛行できることを知ったことから、今回は「よく飛ぶ紙飛行機」を作成して飛ばすことになりました。
  

 紙飛行機の飛ぶ原理を考えながら、折り方をさまざまに工夫しました。続いて、ケント紙を素材とした飛行機(グライダー)づくりにチャレンジ。型どおりにハサミで切ったり、糊で接着したりして、丁寧に製作していました。
 生徒の皆さんは、作成した後にアリーナ(体育館2階)のステージに集合。さっそく実際に飛ばしてみました。飛行距離・飛行時間・バランス・飛び方の特徴も、ワークシートにしっかりとメモしていました。
  

 

 生徒の皆さんは、機体を調整して何度も飛ばしていました。 滑空する距離や時間が長かったのかもしれません。時折、アリーナの中に歓声が響いていました。
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定時制:理科の実験・観察がおもしろい③ 11円(十一円)電池

 定時制では、高校の〝理科〟の学習に必要な基礎力を身に付けるために、学校設定科目として「理科入門」が開講されています。
 おもに、中学校までの〝理科〟の学習内容の学び直しに取り組む科目として位置づけられ、この授業ではさまざまな実験や観察が行われています。
 今回の単元は、「化学変化とイオン」。『電気分解・電池』について、詳しく学ぶことになりました。
 まずは、電解質水溶液中のイオンの存在を確認するために電気分解の実験を試みました。
  


 次に、電池をつくり、電極で電子の授受が行われることによって、電流がとり出せる(=化学エネルギーが電気エネルギーに変換されている)ことを確認しました。

  



  


 最後に、11円(十一円)電池をつくり、電子メロディーを鳴らしました。
 11円では、ほとんど曲にはなりませんでした。しかし、生徒の皆さんは11円を直列につないで、曲が鳴るかどうかを改めて確認。11円電池を徐々に増やしていき、きれいに音楽が流れた時はうれしい表情を浮かべていました。

   

 

 「理科入門」では、身近な事物・現象に関する観察や実験などをとおして、科学的な見方や考え方を身につけ、科学に対する興味・関心を高める授業が展開されています。
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定時制:『学習部だより』(No.4)が 配付されました。

 1126()、定時制学習部が発行する『学習部だより-学悠館は勉強し成長するところである-』(No.)が、生徒の皆さんに配付されました。
 今回の紙面では、12月3日()からスタートする後期中間テストに関連した特集が組まれています。「先生に聞きました!」の記事には、学悠館高校の若手教員から生徒の皆さんにテスト対策のアドバイスが掲載されています。また、裏面には、「しっかり準備!ばっちり受験!」と題する「定期テストで確認すべき7つのポイント」も紹介されています。生徒の皆さん、一つずつ丁寧に確認してみましょう。
 
 


 

【『学習部だより』(No.) 表()・裏()
 
 まもなく
〝師走(しわす)。寒さの身にしみる季節が訪れます。体調の管理に十分に努めながら、「テスト対策」を万全にしてテストに臨みましょう。
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定時制:全校一斉の〝生徒面談日〟でした。

 1118()から27()までの予定で、今年度になって2回目の〝生徒面談〟が実施されています。定時制では、例年3回〝生徒面談〟の期間を設定し、生徒の心に寄り添った相談活動が展開されています。


 1125()は、全校一斉に面談を行う〝生徒面談日〟でした。ちょうど今、令和3(2021)年度の“履修計画”の作成が大詰めを迎えています。1~12時限目までの間、普通教室や特別教室などで『履修のてびき』『科目配置一覧表』を見つめながら、相談活動が行われていました。


 一方、学習や人間関係をはじめとしたさまざまな悩みも、HR担任に率直に相談している様子でした。
 学悠館高校では、HR担任・教科担任・相談部の職員・部活動の顧問など、全職員がさまざまな場面で、生徒の皆さんの声に耳を傾けて全力でサポートしています。
   
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定時制:文部科学大臣から『特別奨励状』が届けられました。

 このたび学悠館高校に文部科学大臣から『特別奨励状』が届けられました。この奨励状は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、専門高校等を対象とした各種の大会等が中止となったことを受けて、文部科学大臣から全国の専門高校等の生徒を激励したいとの趣旨でお贈りいただいたものです。 
 学悠館高校では、『特別奨励状』が届けられたことを全生徒に紹介するとともに、商業科3・4年次生、商業科目を受講している普通科生徒・公開講座生の学習の激励に活用させていただきました。
 
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図書館:〝第9回ブックトークの集い〟 開催

 1124()、午後4時すぎから図書館で〝第9回ブックトークの集い〟が開催されました。参加者は、定時制通信制の生徒、教職員あわせて40名でした。このブックトークの集いは、「読書の啓蒙活動の一環として、読書に親しむ機会を作る」ことをねらいに、平成24(2012)年度から開催されています。

 今回は、生徒・教員2名ずつが「あなたに勧めるこの1冊」、「本にまつわる素敵な話」というテーマで本を紹介しました。

 紹介された本は、12月末まで図書館の特別コーナーに展示されることになっています。また、今回の模様は、『図書館だより』や生徒会誌『出藍』でも詳しく紹介されるそうです。


 


ブックトーク(紹介者)

 生徒 Sさん(31Aクラス)  キムスヒョン『私は私のままで生きることにした』 
    Eさん(31Iクラス)  角田 光代『ツリーハウス』
 教員 M先生(国語科)    テーマ『「でも好き」ということ』
                西加奈子、トニ・モリスン、山﨑ナオコーラ等の作品紹介  

         K先生(地歴・公民科) テーマ『森で迷子』

                                                     ダンテの『神曲』の作品紹介
 
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栃木県教育委員会会計年度任用職員(事務補助員【就学支援金】)の募集

  受付は終了いたしました。
 栃木県立学悠館高等学校では、栃木県教育委員会会計年度任用職員(事務補助員【就学支援金】)の募集を行います。
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定時制:〝後期中間テスト〟の日程表が配付されました。

 1124()、今年度になって3回目の定期テストの〝後期中間テスト〟「日程表」が、生徒の皆さんに配付されました。
 今回は、12月3日()から8日()までの4日間の日程で実施。この期間に、227講座のテストが行われることになっています。テストは、ふだんの時間割とは異なるテスト用の特別時間割が組まれています。この表の中から自分の受講している講座名を探し、マークするところから「テスト対策」がスタートします。

  


 

 生徒の皆さん、十分に対策に取り組んでテストに臨みましょう。心配なことや不明なことは、HR担任、講座担当教員、クラスメート、部活動の先輩などに必ず相談しましょう。

 日を追うごとに寒さが募ってきます。体調の管理にも十分に努めましょう(^_^)b
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定時制:履修計画の作成③ 時間割作成に取り組む

 1120()、4・9時限目の「総合的な学習(探究)の時間」に各HRで〝履修計画作成〟の第3回が行われました。


 生徒の皆さんは、『履修のてびき』と配付されたばかりの『令和3(2021)年度科目配置一覧表』を手にしながら、次年度の時間割の作成にさっそく取りかかりました。

  


 『令和3(2021)年度科目配置一覧表』
には、8時間目を除いた1~12時間目に約800時間分の講座が設けられています。
 「LHR」(水曜日)と「総合的な学習(探究)の時間」(金曜日)は、受講時間が指定されています。一方、必履修科目は、必ず時間割に組み込まなければなりません。これらの講座以外は、自分の学びたい講座を一覧表の中から積極的に選んでいくことになります。

  

 
  

 

 生徒の皆さんは、すでに配られている『履修のてびき』を見て、講座の内容を入念に確認していました。さすがに要領を心得ている上級年次生は、一覧表に次々とマーカーで印を付けていきました。

  

 

 次回、〝履修計画作成〟(第4回)は、12月2日()に実施される予定です。
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定時制:理科の実験・観察がおもしろい② 土壌動物の観察

 理科の「生物pm①」の授業で「土壌動物の観察」が行われました。
 学悠館高校の近くの公園に出かけ、少量の土を分けていただき、詳しく観察しました。

 今回の学習の目的は、「土壌生物の存在に気づき、その数の多さや多様さ、面白さから生物の多様性を知る」こと。また、「生態系の物質循環に果たしている大きな役割」を理解することでした。
  

 生徒の皆さんは、夢中になってピンセットで土壌動物を採集していました。

  

 

 今回の授業で扱った実験装置で、なぜ土壌動物を集めることができるのか?
 生徒の皆さんは、不思議そうに考えていました。

  

 

 顕微鏡をのぞくと、まるでサソリのような形状をした体長5㎜ほどの「カニムシ」を発見しました。とても驚いた様子でした。
  
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