2016年12月の記事一覧

和太鼓に感動!そして冬休みに!

 12月22日(木)、冬季休業前最後の日に、栃木市栃木文化会館において芸術鑑賞会を実施しました。本年度の芸術鑑賞会は、和太鼓ユニット“MUSA”にお願いしました。
   
【感動でした!“MUSA”のメンバー】【生徒も共演させていただきました】
 当日は、授業を行わずに、栃木文化会館を会場として実施しました。生徒は直接会場に集合し、勇壮で、華麗で、ダイナミックな和太鼓の音を楽しみました。また、保護者の方や、公開講座生の方も参加し、和太鼓の演奏に聴き入っていました。
 和太鼓ユニット“MUSA”は、国内外での数多くの公演やイベントへの参加実績をもち、和太鼓演奏にとどまらず、他のジャンルとのコラボレーションにも取り組み、新たな和太鼓の世界を広げてくれています。
 「ティダ灼熱」「RENSA」「ダークチェンジ」という楽曲を通して、和太鼓の魅力をたっぷりと聴かせていただいたあと、和太鼓の種類の紹介、そして、生徒たちの体験へと続きました。体験では、希望した生徒が実際にステージに立ち、和太鼓を叩かせてもらいました。リズムよく叩く生徒たちの和太鼓の音も立派なものでした。メンバーのリーダーの勧めと、生徒たちからのリクエストにより、若手の先生方もステージに立ち、和太鼓を叩かせていただきました。最後の“キメ”のポーズもなかなかでした。さすがです!
  
 【先生方の“キメ”のポーズ】    【会場も一体となって】
 様々な太鼓を用いて、また、時にはユーモアも交えながら、生徒も先生も和太鼓の世界に魅了されていきました。和太鼓には、他の楽器のように音階があるわけではありませんが、強弱をつけたり、いくつかの和太鼓を用いたりすることで、一つの音楽を奏でていきます。耳からの聞こえる音だけではなく、身体全体で音を感じているようです。その音に魅了された生徒たちの拍手も、自然に、そして、タイミングよく会場に響き渡り、和太鼓の音とコラボレーションしていました。
 平成28年もこの芸術鑑賞会をもって終了となります。12月23日からは冬季休業になります。今年度は、暦の関係で少し長い冬休みです。授業が始まるのは1月10日(火)です。それまでの間、けがをしたり、病気になったりしないように、また、事件・事故に巻き込まれないように過ごしてもらいたいと思います。そして、この期間を利用して、新たな年が今年以上に素晴らしい年となるように、今年1年を振り返るとともに、平成29年の目標を立ててもらいたいと思います。充実した冬休みを過ごすことができるよう願っています。
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第5回寺子屋みらい「手話体験~手話で話してみよう~」

 12月17日(土)に、本年度第5回の寺子屋みらいが実施されました。今回は「手話体験~手話で話してみよう~」というテーマで行いました。
 
 講師には片柳先生と大橋先生をお招きしました。片柳先生は、栃木市聴覚障害者協会に所属されており、小学校や中学校、高等学校、専門学校などでも手話の講師として手話を広めるために活躍されている方です。また、手話通訳者である大橋先生には片柳先生の手話を通訳していただきます。
  
 【講師の片柳先生を囲むように】  【生徒たちも一生懸命でした】
 最初に、片柳先生から、ろう者の生活についてお話をしていただきました。不便なところが多くあったそうですが、パソコン、スマートフォン等の機器の発達で、かなり便利に生活することができるようになったそうです。駅で電車を待っているときに、電車が途中の事故等で遅延した場合に、放送だけではろう者の方には伝わりません。今は、おかしいなと思ったら、スマートフォン等で調べればすぐにわかるようになったそうです。パソコンやスマートフォン等は様々な場面で活躍する、便利な道具であることを再確認させられました。また、今年開催されたリオデジャネイロのパラリンピックには、ろう者の方は参加できないそうです。ろう者の方のためのオリンピックは「デフリンピック」といい、2017年夏にはトルコで、2019年冬にはイタリアで開催されるそうです。
 続いて、実際の様々な手話を教えていただきました。「おはよう」「こんにちわ」等のあいさつの表現、ものの名前の表現、そして県名の表現等について学ぶことができました。中でも、人の名前である「佐々木」さんを表現する手話は、剣客“佐々木小次郎”にちなんで、背中にさした刀を抜く動作をすることで表現するそうです。また、「齋藤」さんは、美濃のまむしの異名を持つ“斎藤道三”にちなんで、ちょびひげを表す動作をすることで「齋藤」さんを表すそうです。なかなかユニークなものもたくさんありました。そして、受講者一人一人の名字の手話を教えていただきました。その上で、「はじめまして、あなたの名前は?私の名前は○○です。」と受講者全員が手話で話をすることができるようにご指導いただきました。ほんの少し教えていただいただけですが、手話という言語を教えていただけたことで、世界がとても広がったように感じました。
 手話について、少し調べてみました。1760年(日本はまだ江戸時代です)、ミッシェル・ド・レペという人が、フランスのパリに最初に聾唖教育施設を創設し、手話での教育を始めたのが、手話の最初であるとされています。日本では、100年以上も後の1878年(明治時代)に古河太四郎という人が、京都で日本初の聾学校を設立し、そこで日本手話の原形とも言うべき言語が生まれたそうです。そんな歴史のある手話ですが、国ごとに異なるとともに、地方ごとに方言もあるそうです。さらに、国際基準とも言うべき、世界共通の“国際手話”もあるそうです(このことは片柳先生に教わりました)。
 手話は、英語やフランス語、日本語と同じ一つの言語です。一つの言語を覚えることで、コミュニケーションを図ることができ、文化や思いを共有することができます。また、聴覚に障害のある人と出会ったときに、その人の魅力を知ることができる方法の一つでもあります。今回の講座をきっかけに、ぜひ、手話を学び、世界をもっと広げてみましょう。最後になりましたが、片柳先生、大橋先生、本日はどうもありがとうございました。
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交通安全講話~交通事故にはくれぐれも注意!~

 12月16日(金)に、Ⅰ、Ⅱ部は4時限目にアリーナで、Ⅲ部は9限目に会議室で「交通安全講話」が実施されました。当日は、栃木警察署交通課の方に講師としてお話をしていただきました。
  
  【Ⅰ、Ⅱ部の交通安全講話】           【Ⅲ部の交通安全講話】
 交通安全講話は、交通安全の意識を高め、登下校における事故防止を図ることを目的に実施しました。Ⅰ、Ⅱ部は、アリーナというちょっと寒い場所でしたが、生徒たちは講師の方の話を真剣に聞いていました。交通事故の状況とともに、自転車事故における賠償問題についてもお話をしていただきました。自転車の事故によって5,000万円、9,520万円の賠償金を課せられた話をうかがい、自転車だから大丈夫という過信は捨てなければならないと実感しました。Ⅲ部は、ドラマ仕立ての自転車事故のDVDを視聴させていただきました。こちらも、自転車の整備不良、携帯電話でメールをしながらの運転が事故を引き起こしてしまうお話でした。生徒たちも見入っていました。いずれにしても、自転車も一つの交通車両であることを自覚し、交通ルールを守って運転することが重要であることを思い知らされました。生徒たちにとっても、とても参考になるお話だったと思います。
  
 【クイズも交えながら楽しいお話しでした】
  
 【ドラマ字立てのDVDに見入ってしまいました】
 ちょうど今、年末の交通安全県民総ぐるみ運動が実施されています。12月11日(日)から12月31日(土)までです。特に、今回は、子どもと高齢者の交通事故防止、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を運動の重点として展開されています。交通安全運動期間だからと言うわけでありませんが、交通事故を起こさないように、巻き込まれないように十分に注意し、年末を過ごしたいですね。
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☆クリスマス給食☆

 12月16日(金)、ちょっと早いですが、学悠館高校にサンタクロースがやってきました。生徒たちに、クリスマス給食がプレゼントされました。
 
【栄養士の先生による室内のデコレーション】
 本日の給食は、クリスマス給食です!メニューは、ジャンバラヤ、ミニローストチキン、野菜スープ、マリネサラダ、アンサンブルエッグ、Xmasケーキです。
 
 【本日のクリスマス給食です!】
 毎月配布される給食献立予定表のワンポイントには次のように記載されていました。「今回のクリスマス給食は、リクエスト多数のローストチキンとケーキです!ケーキはいちご・チョコ味があるので好きな味を選んでください!数に限りがあるので、早い者勝ちですよ☆クリスマスですから、1000kcalを超えても気にしないで楽しく食べましょう☆ダイエットは明日から☆」栄養士の先生、そして調理員さんの思いがたっぷり詰まったプレゼントです。おいしく食べましょう!
 給食室もすっかりクリスマス。これも、栄養士の先生によるデコレーションです。そして、調理員さん方もサンタクロースの帽子をかぶって演出に協力してくれました。
  
       【給食室はすっかりクリスマス!】
 
【調理員さん方もサンタに扮して】
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Xmas企画「私だけのクリスマスカード、絵本を作りま専科!」

 12月15日(木)に、図書館の先生方のご尽力で、クリスマス企画「私だけのクリスマスカード、絵本を作りま専科!」を実施しました。
 当日は、希望した生徒たちが、先生方の指導のもと、それぞれが工夫を凝らしたクリスマスカード、絵本作りに取り組みました。
    
【それぞれのアイディアで世界に一つだけのカードを】
 用意された材料を使って、自分自身の感性とアイディアで少しずつ形にしていきました。カードは折り方を工夫することで、立体的に見えるようにしていきます。また、用意された様々な材料、道具を使って、飾り付けをしていきます。絵本は、原画に自由に色や言葉を添えて、オリジナルの絵本にしていきます。
 今日一日では完成できなかったので、残りは、これから空いている時間に図書館に通って作業を継続します。クリスマスまでには完成させて、プレゼントとしましょう。
    
    【作っている姿は真剣そのもの!】
  
【まだ完成していませんが、個性あふれる生徒の作品です】
 話は変わりますが、今朝、校舎の4階から雪景色をした富士山を見ることができました。学校から富士山までの距離を調べてみると、直線距離で144.501kmでした。約150km離れていますが、はっきりと見ることができました。
    
【写真ではうっすらですが、肉眼でははっきりでした】
 夏には見えなかった富士山が、冬になると見ることができるのは、簡単に言うと、気温が下がることで、湿度が下がるからです。空気中の水蒸気が減るので、透明度が高くなり、学校からでも見ることができるのです。
 朝の富士山もきれいですが、夕日の中の富士山もきれいです。ぜひ、一度見てみましょう。
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第2回のクリーン学悠館運動を実施しました

 12月6日(火)、後期試験前日に本年度第2回のクリーン学悠館運動を実施しました。テスト前ということもありますが、年末の大掃除にもつながる清掃活動です。
    
【多くの生徒がボランティアとして参加してくれました】
 当日は、8時限目の時間に清掃を行いました。今年1年の汚れを落とすとともに、7日からの後期中間テストを気持ちよく受けられるよう、机の落書き消し、クリーナーの清掃等を含めて一生懸命清掃してくれました。参加してくれた生徒諸君、ありがとうございました。
  
  【夕日の中、筑波山を背に】  【校長先生もモップを持って!】
 さて、日本では年末に大掃除をすることが恒例になっています。これは、1年分の汚れをきれいにすることで、年神様を迎える準備をし、新年を新たな心持ちで始められるようにする意味があります。せっかく年神様が来てくれるのに、家の中がゴチャゴチャしていたらご利益はあまりないかもしれませんね。中間テストが終わったら、自分の家や部屋もしっかりと大掃除をしましょう。ちなみに、年神(としがみ)様とは、毎年お正月に各家庭にやってくる来方神のことで、現在でも各家庭で行われている門松や鏡餅などのお正月飾りは、元々は年神様をお迎えするためのものだったそうです。
 また、年末に行われる大掃除は江戸時代から始まり、その当時は「すす払い」と呼ばれていました。昔はいろりで薪を燃やしていたので、すすがたまり、それをお正月前に掃除していたそうです。そのすす払いは12月13日に行われており、この12月13日はお正月の準備を始める「こと始め」の日と呼ばれていたそうです。今でも神社やお寺では12月13日に大掃除が行われることが多いそうです。13日夜のニュースをチェックしてみましょう。
 他の国々では、年末に大掃除をするのでしょうか?少し調べてみました。アメリカでは、クリスマス前に少し気合いを入れて掃除する家庭もあるということですが、どちらかというと暖かくなった春に家族総出で行うことが一般的だそうです。これは、ヨーロッパも同じで、「スプリング・クリーニング」と呼ばれるそうです。また、中国では旧暦のお正月である「春節」に大掃除をするそうです。
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学校保健委員会を開催~『ロコモ』って何?~

 12月5日(月)に学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会は、学校医の先生方、保護者、教職員の代表が集まり、本校生徒の健康増進と豊かで安全な学校生活の実現をめざすことを目的として、毎年開催されています。
   
【学校医の先生、保護者、教職員の代表が集まりました】
 学校保健委員会では、本校生徒の健康診断の結果、新体力テストの結果が報告されました。特に、歯科検診については、「虫歯のある生徒」の割合が56.3%であることが報告されました。全国平均が29.15%、栃木県平均が36.1%であるとのことですから、本校には「虫歯のある生徒」が多くいることがわかります。歯科の校医の先生からは、「まずは予防が大切。歯磨きの習慣を」というご指導をいただきました。一人一人が心がけていかなければならないと思います。また、新体力テストについては、多くの項目で全国平均を下回っており、特に上体起こし、20mシャトルラン、50m走の結果がよくなかったことが報告されました。
 協議の場面では、養護教諭から、本年度から実施されている「運動器検診」についての説明がありました。そのなかで『ロコモ』という言葉が出てきました。少しご紹介します。
 『ロコモ』とは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略であり、「運動器の障害により、要介護になるリスクの高い状態になること」だそうです。筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態です。『メタボ』が心臓や脳血管などの内臓の病気で健康寿命が短くなったり、要介護状態になることですが、『ロコモ』は運動器の障害が原因となります。
 『メタボ』にも『ロコモ』にもならないように、上述した歯磨きとともに、運動習慣を身に付け、さらに、食生活を見直し、一生健康な身体で過ごすことができるようにしましょう。年をとってから始めても遅いのです。今から始めることが大切です!
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学校説明会を実施しました

 12月1日(木)に、本年度1回目の学校説明会を実施しました。本校への進学を希望する生徒、保護者に来校していただき、校舎・授業見学、概要説明、個別懇談を実施しました。130名を超える方に参加いただきました。ありがとうございました。次回は、1月26日(木)に実施します。今回参加できなかった方は、ぜひ、ご参加ください。
 
  【多くの方に参加いただきました】
 説明会では、最初に校舎・授業見学を実施しました。6つの班に分かれて、係の生徒の案内によって、施設や授業を実際に見ていただきました。
  
       【生徒の案内による校舎・授業見学】
 見学後には、DVDを用いての学校概要の説明を実施しました。学校の全体像、定時制課程・通信制課程における授業やキャリア教育、特別活動等のシステムについて説明しました。このDVDは4名の生徒が主人公となり、学校のことを説明してくれるものです。特に、この4名がよく口にしていた言葉は、「自由」「意欲」「自己管理」です。この3つの言葉が学悠館高校で学ぶ上でのキーワードになります。
 その後、希望者を対象に個別懇談を実施しました。それぞれが疑問に思っていること、不安に思っていることについて、先生方が親身になって相談を受けていました。
 
【窓越しに見る個別懇談の様子】
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