2016年7月の記事一覧

“体験学習”実施

 本校では夏季休業期間を利用して「体験学習」を実施しています。今年度は、希望の生徒を対象として、花卉栽培体験(とちぎ花センター)、間々田組紐体験(間々田ひも)、自然ふれあい体験(大平山)、機織体験(紬機織技術支援センター)、農業実習体験(松本ぶどう園)、福祉体験(いまいずみ児童館)、陶芸体験(うづま焼き)、乗馬体験(小山乗馬クラブ大沼)、歴史体験(栃木県立文書館)を実施しました。実施にあたり御協力いただきました施設、関係者の皆様には改めて感謝申し上げます。(実施の様子は続きにあります)
   
   【花卉栽培体験】    【間々田組紐】【大平山自然ふれあい体験】
  
   【機織体験】       【農業体験】
  
   【児童館での保育体験】   【うづま焼き体験】
  
     【乗馬体験】        【歴史体験】
 体験活動の意義については、様々なところで言われています。間接的な体験や擬似的な体験が増えている中で、人や生き物を含めいろいろな「もの」にふれあい、関わり合うことができる直接体験が重要であると言われています。直接体験は、学びの土台・出発点であるとともに、五感をとおして対象を知ることで思考を活性化させ、学ぶことの喜びや意欲を生み出すことにつながっていくと言われています。また、規範意識、自己肯定感の醸成にも役立つとされています。今年度体験した生徒たちは多くのことを学んだことと思います。ぜひ、学んだことを様々な場面で、形で発揮してください。楽しみにしています。
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夏休みは先生方の勉強の期間でもあります!

 7月25日(月)は、一日、先生方の勉強会(校内研修)でした。午前中は栃木市内の中学校の先生をお招きし「ユニバーサルデザインの視点からの授業づくり」と題して講話と演習を実施しました。午後は、本校の先生が講師となり「カウンセリングマインドと教師の自尊感情」と題して演習に取り組みました。さらに、トレーナーの先生をお招きし「避難所で役立つストレッチ講座」を実施しました。
  
 【ユニバーサルデザイン】 【カウンセリングマインド】
 
   【ストレッチ講座】
 「ユニバーサルデザインの視点からの授業づくり」では、講師の先生から学級全員のこどもたちが「わかる・できる」授業のつくり方として、ねらい・授業の流れの提示、教材の工夫、学習形態の工夫、発表の機会の工夫などについて教えていただきました。また、同僚性を高めるための大切さを実感するために、先生方がグループとなりKJ法を用いて「わかる」授業について、演習を行いました。ユニバーサルデザインの視点から授業づくりをすることで、障害のある生徒にとって「ないと困る」支援が見えてくるとともに、すべての生徒にとって「あると便利」な指導方法を考えることができるはずです。夏休み明けの授業から早速活用できそうです。
     
【校長先生もグループワークに参加!】【成果の発表まで行いました】
 「カウンセリングマインドと教師の自尊感情」では、本校相談部の先生が講師となり、好きな食べ物を言いながらの自己紹介、「自己を見直してみよう」と題した他者紹介、さらに、ポジティブ・リフレーミングとして自分自身の短所を他の人が長所に言い直して発表してくれるという演習などを行いました。演習をとおして、あたたかい感情が醸成され、先生方の自尊感情が高まった雰囲気を十分に感じ取ることができました。
  
  【本校の先生が講師です!】【和気あいあいと取り組みました】
 最後の「避難所で役立つストレッチ講座~腰痛・エコノミー症候群の予防とけがの防止に~」では、トレーナーの先生から、熊本地震でも話題となった避難所におけるエコノミー症候群と腰痛の予防の方策を教えていただきました。日常生活や部活動の前後でも生かせる体操・ストレッチングを教えていただき、健康・安全に対する意識を高めることができました。
       
【直接先生から指導していただきました】【まるでトレーナーになったようです!】
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いよいよ夏休み!

 7月21日(木)から8月21日(日)までの32日間が学悠館高校の夏休みです。本日、7月20日(水)が夏休み前最後の授業でした。
  
 【器楽の授業では三味線を】   【数学の授業では不等式を】
 学悠館高校は2学期制の学校です。1年間を前期(4月~9月)、後期(10月~3月)に分けているため、本日は他の多くの学校のように、学期の終わりではないので、終業式を実施することはありません。普通に授業を実施しています。それでも、夏休み前最後の授業ということで、少しの緊張感と開放感があるのかもしれません。今日を乗り切ればいよいよ明日から夏休みです。明日からの夏休みを「目標」を持って生活していってください。どんな小さな目標でもかまいません。この32日間でやりきることのできる目標を立て、実行すると充実した夏休みが過ごせると思います。
  
 【SHRの時間に担任の先生から様々な注意がありました】
  
 【LHRではⅡ部は校内清掃・1年次Ⅰ部はレクリエーションでした】
 “夏休み”について、少し調べてみました。日本では7月21日ぐらいから8月の後半ぐらいまでの1か月あまりを夏休みとしている学校が多いといわれています。以前に比べると、授業時間の確保から、夏休みが短くなったような気がします。
 海外に目を向けてみると、アメリカ合衆国の夏休みは、6月に始まり、新しい学年の始まりである9月までの2~3か月です。北欧の国スウェーデンでは、新しい学年の始まりが8月末であり、それまでの2~3か月が夏休みとなります。お隣の国である韓国は、多くの学校が2学期制で、夏休みは日本とほぼ同じ7月中旬から8月下旬までです。赤道直下の国インドネシアでは、新しい学年の始まりが9月であるため、その前の2~3か月が長期休暇となります。インドネシアでは、季節として夏が特定できないので、夏休みとは言わないかもしれませんね。
 世界中の多くの国で、小学生、中学生、高校生がこの時期“夏休み”を過ごしています。この時期に何をするか、何を考えるかがとても大切だと思います。世界中の高校生に負けないように!
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栃木県高等学校定時制通信制総合体育大会

 報告が大変遅くなってしまいましたが、6月18日(土)に行われた第55回栃木県高等学校定時制通信制総合体育大会の結果をお知らせいたします。本校定時制からは11競技に101名の選手が参加し、7競技56名の生徒が8月に行われる全国大会への切符を手にしました。
   
 【男子バスケットボール部】  【ソフトテニス部】      【バドミントン部】
   
   【サッカー部】       【剣道部】        【柔道部】
    *全国大会に出場する7つの部活動
   【陸上競技部】
 結果については、次のとおりです。
◆男子バスケットボール部:準決勝で大田原東高校を、決勝で鹿沼商工高校を破り、優勝を飾り、全国大会への出場権を手にしました。
◆ソフトテニス部:男子個人戦では6チームのペアが出場し、優勝、第3位、第4位を勝ち取り、3チーム6名が全国大会の男子団体戦と個人戦に出場します。女子個人戦は残念ながら予選リーグで敗退してしまいました。
◆バドミントン部:男子シングルスに2名、男子ダブルスに1組、女子シングルスに3名が出場しました。女子シングルスでは決勝まで勝ち上がり、惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝に輝きました。この選手が全国大会の女子団体戦と個人戦に出場します。
◆サッカー部:準決勝で宇都宮工業高校をPK戦の末に下し、決勝の宇都宮商業高校戦では、延長終了間際に1点を奪い、9年ぶりの優勝を飾りました。念願の全国大会出場です。
◆剣道部:男子個人戦に2名が出場しました。トーナメントを勝ち上がり、それぞれベスト4に進出しましたが、惜しくも準決勝で敗退してしまいました。両名とも第3位となり、全国大会の男子団体戦と個人戦に出場します。
◆柔道部:男子3名が出場しました。階級別で試合が行われ、男子65kg以下級で優勝、準優勝。男子75kg以下級で第3位、さらに男子無差別で準優勝となりました。全国大会へは3名が男子団体戦、2名が個人戦に出場します。
◆陸上競技部:男子は5名が出場し、100m第3位、200m準優勝、800m優勝、1500m優勝、走り幅跳び第3位、4×100mリレー優勝でした。女子は4名が出場し、100m優勝・第4位、走り幅跳び優勝、砲丸投げ優勝、4×100mリレー優勝でした。その結果、出場した全選手が全国大会に出場することになりました。
◆男子バレーボール部:様々なアクシデントを乗り越えたものの、決勝で鹿沼商工高校に敗れ、準優勝でした。
◆女子バレーボール部:1回戦は鹿沼商工高校にセットカウント2-0で勝利。決勝では、科学技術学園高宇都宮にセットカウント1-2で惜しくも敗れてしまい準優勝となりました。
◆女子バスケットボール部:昨年度と同じ顔合わせの決勝戦で、惜しくも敗れてしまい準優勝となりました。
◆卓球部:男子4名、女子5名で団体戦、個人戦に臨ました。男子団体戦は、1回戦で矢東高に勝利しましたが、準決勝でクラーク高に惜しくも敗れ第3位となりました。女子団体戦は、1回戦から白熱した戦いを演じ大田原東高に勝利しましたが、準決勝では科学技術学園高宇都宮に敗れてしまい第3位となりました。男子個人戦は1名がベスト8まで進出しました。女子個人戦は2名がベスト16まで進出しました。
  
  【男子バレーボール部】  【女子バレーボール部】
  
    【卓球部】  【女子バスケットボール部】
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栃木市出前講座part2~こどもの病気・夏編~

 7月12日(火)の7時限目の家庭科「こどもの発達と保育」の時間に、栃木市健康増進課の保健師の先生をお招きし、「こどもの病気・夏編」というお話をしていただきました。
    
   【一生懸命聞いていた生徒たち】
 家庭科の科目「こどもの発達と保育」という授業は、保育に関する知識と技術を学ぶ科目です。乳幼児の服の製作やおもちゃ作り、幼児食調理実習などの体験学習を通して乳幼児の生理的特徴や身体の発育について学びます。
 本日の保健師の先生には、こどもの症状を見るポイント、病気の時の対応、こどもの夏の病気、こどもの肌トラブルへの対応、熱中症予防、食中毒予防の6つのポイントなどについて教えていただきました。また、手洗いの重要性についても学びました。手を洗わなかったとき、さっと手を洗ったとき、しっかりと手を洗ったときの菌の繁殖状況について、実際の写真を見せていただきながら、説明してもらいました。さらに、熱中症予防のための経口補水液の作り方も教えていただきました。ぜひ、家に帰ってから、世界に一つだけの「経口補水液」を作ってみましょう。
    
 【手洗いによる菌の繁殖!驚きです】
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校内研修「アクティブ・ラーニングを学ぶ」

 7月11日(月)の8時限目に、教職員による校内研修を実施しました。栃木県総合教育センターの先生を講師としてお迎えし、今、高等学校で求められている「アクティブ・ラーニング」について学びました。
   
    【熱心に取り組みました!】
 研修の中では、「アクティブ・ラーニング」が求められている背景、「アクティブ・ラーニング」の視点を取り入れた授業等について、限られた時間の中で簡潔に、そしてわかりやすく説明をしていただきました。説明終了後には、多くの先生方から質問の手があがりました。手前味噌になるかもしれませんが、いつも感じている学悠館高校の先生方の意欲・熱意の一端を感じ取ることができました。
    
  【先生方の勉強会です】 【終了後に熱心に質問する先生も!】
 そもそも「アクティブ・ラーニング」とは、中央教育審議会への諮問や答申の中で示された言葉です。その中では、「どのように学ぶかという、学びの質や深まりを重視することが必要であり、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆるアクティブ・ラーニング)や、そのための指導の方法等を充実させていく必要があります」と表現されています。これからの高等学校での授業では大変重要な手法、考え方であるとされています。従来の教師主導型の講義形式の授業だけではなく、生徒が主体となり、能動的に学んでいく授業スタイルが求められているのです。
 学悠館高校の先生方は、本日の研修、そして、これからの自分自身の研究、学びをとおして、授業の充実に努めていってくれることだと思います。ぜひ、生徒の皆さんも先生方の熱意を感じ取り、自分自身の学力を高めていってください。
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『とち介』が学悠館高校にやってきた!

 7月7日(木)の16時過ぎに、栃木市のマスコットキャラクターである『とち介』が本校にやってきました。本年度のゆるキャラグランプリへの投票のお願いにやってきました。
  
  【専用の車に乗ってやってきました】
 『とち介』は栃木市のマスコットキャラクターであり、蔵の妖精です。2014年4月5日、栃木市と岩舟町が合併した記念に誕生したそうです。そして、栃木市の「ホッとあったか係長」に任命されており、栃木市の職員として、栃木市の魅力の発信をしたり、市民に皆さんや栃木市に遊びに来てくれた人に、「ホッとあたたかい」気持ちになってもらうために、がんばっています。
 本校でも大人気でした。生徒からも、先生からも人気絶大です。多くの生徒が一緒に写真を撮っていました。本校の皆さんも、『とち介』にあやかり、学悠館高校の魅力を発信したり、市民の皆さんにあたたかい気持ちになってもらえるような、地域に貢献できる人になってほしいと思います。
  
            【『とち介』とともに!】
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栃木市出前講座「歯と口の健康について」

 7月6日(水)の6時限目の「生活と福祉」の授業で、栃木市健康増進課の歯科衛生士の先生をお招きして、「歯と口の健康について」という話を聞きました。
   
【先生の話を熱心に聞いている生徒たち】
 そもそも「生活と福祉」という授業は、家庭看護の知識と技術を学ぶ科目で、点字や手話、高齢者介護について学びます。今回は、歯と口の健康について、食べること、話すこと、呼吸をすること、唾液の役割、虫歯予防、歯周病予防等について教えていただきました。授業の後半では、手鏡を使って、自分自身の歯の本数を数えること、歯の色を調べること、歯茎の色を調べること、舌の状態を確認することなども行いました。
  
  【一人一人手鏡で確認しました】
 健康に生活するためには、食べることは重要なことです。その食べることを支えるものは“歯”になります。講話の中にもありましたが、風邪や頭痛は自然治癒しますが、虫歯などの歯の病気は自然治癒することはありません。今からしっかりと歯磨きをしていくことが重要です。おじいちゃん、おばあちゃんになってもしっかりと食べられるように、今から気をつけていきましょう。
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生徒会各部役員選挙立会演説会・投票

 7月6日(水)に生徒会各部役員選挙立会演説会・投票を実施しました。4時限目にⅠ部、Ⅱ部、9時限目にⅢ部で実施しました。
   
           【立候補者による立会演説】
 Ⅰ部ではリーダー候補に2名、サブリーダー候補に5名、Ⅱ部ではリーダー候補に1名、サブリーダー候補に1名、Ⅲ部ではリーダー候補に1名、サブリーダー候補に2名の生徒が立候補し、演説を行いました。各立候補者の演説後には応援者の演説もありました。それぞれが学悠館高校生徒会として取り組みたいこと、今後の豊富についてしっかりと話をしてくれました。立会演説会終了後には、すぐに投票が行われました。選挙結果は7月8日(金)に発表されます。さらに、この選挙結果を受けて、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部のリーダーに選出された3名は、評議員の選挙によって会長、副会長に選ばれます。
 当選した生徒、立候補してくれた生徒、そして、投票してくれた生徒、立場はそれぞれ違いますが、学悠館高校の生徒会の一員です。ぜひ、みんなで学悠館高校を、そして、学悠館高校生徒会を盛り立てていってほしいと思います。
  
 【それぞれが思いを込めて一票を投じました】
 また、本日は学悠館高校生徒会役員の選挙でしたが、7月10日(日)には参議院議員選挙が行われます。公職選挙法が改正され、今回から18歳以上の人に選挙権が与えられることになります。このことについて、Ⅰ部では担任の先生から、Ⅱ部、Ⅲ部では担当の先生から全校生徒に説明がありました。ぜひ、選挙権を持っている生徒は、自分自身の一票を有効に活用してほしいと思います。
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平成28年度寺子屋みらい「マンガで考えるエクスペリエンス」

7月2日(土)に今年度2回目となる寺子屋みらいが実施されました。今回は「大学出前授業~マンガで考えるエクスペリエンス~」をテーマに文星芸術大学マンガ専攻 田中誠一教授に来校いただき、御講話をいただきました。参加者は生徒24名、保護者2名、教員5名の合計31名でした。
 
  【講師である田中誠一教授】
田中先生は自身の漫画家としての経験から、漫画家で生活することの大変さや苦労話などもお話してくださいました。また現在はマンガ業界の最先端の技術を研究されており、従来の紙からスマートフォンなどを利用したモーションをつけた最先端のデジタルマンガなどもご披露してくださいました。
       
  【モーションをつけたマンガ】    【生徒も先生の作品に釘付けでした】
先生のご自身の経験から「誰にでもできることを誰にも負けないだけやる」や「時間を忘れるほどの生きがいを見つけて、人生を豊かにしてほしい」など胸を熱くするメッセージをいただき、生徒も熱心に聴講していました。

 
【先生のお話に耳を傾ける受講生たち】
大学で学ぶことの意義や、いかにして人生を楽しく生きるかなど普段はなかなか聞くことができない職業人のお話を聞くことができました。ぜひ生徒のみなさんも時間を忘れて取り組めるような生きがいを見つけていきましょう。
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