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2024年8月の記事一覧
定時制:人権講演会について
LHRを利用して、多様性の理解や自己理解・他者理解を深めることを目的に、宇都宮大学准教授 司城紀代美 先生を講師にお招きして『人権講演会』を実施しました。
講演では、『普通とは何だろう』ということを切り口に、さまざまな例を通して、障害の有無に関わらず、誰もが相互に人格と個性を尊重し、支えあう、共生社会の推進の重要性を学ぶことができました。
定時制:〝ジョブチャレ修了式〟 開催
8月26日(月)の8限、本校視聴覚教室にて〝ジョブチャレ修了式〟が開催されました。
「ジョブチャレ」とは、正式には「ジョブ・チャレンジ」といい、将来に向けて働く自信をつけたい、興味あるアルバイトはあるけどなかなか応募できない、という生徒に対して、実践的キャリア教育・職業教育の一環として、とちぎ県南若者サポートステーションおよび企業と連携を図り、就労体験の場を提供する本校独自の進路事業です。
7月18日(木)に事前オリエンテーションが実施され、その後3日間の体験活動(無償就業)を通して、参加生徒のほとんどが企業側と有償のアルバイト契約へ切り替える運びとなりました。
とちぎ県南若者サポートステーション室長、スタッフの方より参加生徒へのねぎらいの言葉と、今後のアドバイスをいただきました。
その後、参加生徒一人一人から、努力したことや、体験を通して感じた変化、などについて発表があり、学校生活だけでは窺い知れない成長が感じられました。
最後に、本校の進路担当主幹教諭からの言葉があり、事後アンケートを提出して閉会となりました。
今回の学びを通して、生徒各々の勤労観や職業観を自ら育て、卒業後の進路決定に向けて進んで欲しいと願っています。
ご協力くださったとちぎ県南若者サポートステーションの職員のみなさん、受け入れてくださった企業の方々に感謝いたします。
<参加生徒の感想>
・仕事の大変さを知ることができた。最初は、接客の仕事で重要な声出しが苦手でしたが、最終日にはきちんと声を出すことができ、実習先のスタッフの方たちから高評価をいただいた。これからもこの体験を生かしていきたい。
・最初はわからないことばかりだったが、今ではお客様に尋ねられたらスムーズに案内できるようになった。働くことに対する自信がついた。
定時制:第2回寺子屋みらい・インターンシップ・ジョブシャドウイング報告
7月23日(火)と24日(水)に希望生徒対象の第2回寺子屋みらい「体験学習」が実施されました。「うづま焼き」(うづま焼き工房)、「組ひも」(間々田ひも店)、「提灯絵付け」(田中提灯店)のいずれかを選択し、普段体験することのできない伝統工芸に触れてきました。生徒は作品づくりに一生懸命取り組み、充実した時間を過ごしていました。生徒の作品は、今年度の出藍祭で展示いたします。今年度の寺子屋みらいは、あと2回開催予定です。
また、希望生徒を対象にインターンシップ(職場体験)とジョブシャドウイング(職場見学)が夏季休業中に実施されました。普段、お客様、利用者としてしか関わらない現場で実際にどのように仕事が行われているかを体験、見学する貴重な機会となりました。
【うづま焼き】 【組ひも】 【提灯絵付け】
【栃木市栃木図書館】 【栃木市役所】 【東武鉄道】
定時制:〝短期集中!課外授業〟 が行われました
7月23日(火)~7月26日(金)および7月29日(月)~8月2日(金)の9日間、本校多目的教室等にて〝短期集中!課外授業〟が開催され、7名の生徒が参加しました。
今年度から、大学入学共通テストに「情報Ⅰ」が加わります。今年度「情報Ⅰ」を履修している卒業予定生、旧課程である4年次生で「情報Ⅰ」を必要としている生徒のために、弱点強化を目的とした授業を行い、続けて、数学全般において重要な個所を補う授業も行いました。
参加した生徒は皆、真剣に講義を聴き、熱心に教員に質問していました。
担当した教諭は、「生徒の“伸びしろ”を信じて9日間徹底的に指導した。課外授業終了後も家庭学習を続けて進路実現に繋げて欲しい」と述べていました。
本校では一人一人の個に応じた指導を通じて、生徒の意欲や可能性に応える指導を行なっております。
大学進学希望者にも手厚い進学指導、支援を行っています。
<課外授業期間の日課>
[1限] 情報Ⅰ
・プログラミング
・モデル化とシミュレーション など
[SHR]学習の振り返り
・家庭学習の取り組みの振り返り
・振り返りシートをもとにした教員からのアドバイス
[2限] 数学
・数Ⅰ数A全般
・数Bの統計分野
・数Cのベクトル分野 など
[3限] 各自演習・個別指導
・1限、2限の講義を復習し、分からなかったところを解消
・家庭学習でわからなかったところを解消
・自分の勉強法についての疑問や課題を解消 など
<参加した生徒の感想(一部)>
「模試でなかなか点数が伸びなかった情報Ⅰのプログラミング分野への理解が深まった。」
「学習時間や内容を毎日記録して先生からアドバイスを受けるようになってから、勉強時間が増え、勉強内容も濃くなった。」
「共通テストを受験する仲間と一緒に勉強することで刺激を受け、やる気がさらに高まった。」
「毎日記録することの重要さや目標の立て方のコツなど、先生の説明で納得がいき、受験勉強の戦略を立てる上で大いに役立った。」
定時制:〝進路部主催職員研修会〟 開催
7月22日(月)9時より、本校会議室にて〝進路部主催の職員研修会〟が開催されました。
「一般職業適性検査(GATB検査)の結果の見方と活かし方」というテーマで、本校のキャリアカウンセラーとしてもお世話になっています、とちぎ県南若者サポートステーションの藤田美江(ふじた よしえ)先生より講話をいただきました。
このテーマで講話をいただくのは3回目になりますので、今回は、例年より少し踏み込んだ内容の研修となりました。
< 研修内容 >
① 一般職業適性検査(GATB検査)の結果の詳しい見方
② 検査の一部を体験
③ 指導事例にみる生徒の進路指導への検査結果の活かし方
・体験と検査結果の分析が合致して自己理解に繋がり、適職を見つけた卒業生の事例
・本校生の事例
< 参加した教員の感想 >
「生徒が受けた検査の一部を体験できて、どの生徒がどの課題に躓くかをイメージできた。」
「職業適性検査についての研修を受けた。個に応じた指導に向けて、さらに意識を高めていきたい。」
「生徒の様子だけではわからない、内に秘めた情報が得られ、生徒の理解に繋がった。」
「検査を体験し、自分の適性も知りたくなった。」
今回も実りある研修になりました。
この学びを機に、指導力の向上を図っていきたいと思います。