学校通信

一日体験学習

  8月25日(火)は本校の一日体験学習でした。今年は、耐震補強工事のため、メニューを縮小しての実施となりましたが、県内の中学生約1300名に加えて引率の先生や保護者の方々も多数参加されました。ありがとうございました。会場の関係で、東体育館と西体育館とに分かれて実施しました。まず、学校説明や学校案内のビデオ視聴のあと、アメリカに3週間ほど短期留学した本校生の体験発表、ハンガリーとパナマから本校に1年間留学している生徒の北高説明、そして1年間の長期にわたってアメリカに留学してこの7月に帰国した本校生との意見発表と続きました。参加した中学生は、熱心に説明に聞き入っていました。受検校決定にあたってはこれまでの他校をも含めた体験学習を参考にするとともに、一人ひとりが目標に向かって努力することを大いに期待しています。最後に、部活動を自由に見学して解散となりました。
 
 
   medium 熱心に説明を聞く中学生(東体育館)

  medium 西体育館への入場
  
   medium アメリカ合衆国への短期留学報告

3年生後期課外開始

  3年生の後期課外が始まりました。今年は、校舎の耐震補強工事のため、会場を大学に移しての実施となりました。19日〜21日までの3日間が宇都宮大学工学部、24日から28日の5日間が帝京大学理工学部での実施です。
 初日の今日は、宇大陽東キャンパスの総合研究棟を中心とする教室で、普段とは違った環境の中で開始されました。夏休みとはいえ、大学では研究や学生のゼミなども実施されています。アカデミックな雰囲気の中、本校生の学習への集中力も大きくなっているのではないか、とは授業担当者の声です。

     medium 講義室における課外の様子

     
 今回の課外は、大学の協力により実施できるものなので、3年生にあっては、北高生の代表として、行き帰りの交通安全に努めるとともに、校舎利用に当たってのルールやマナーをきちんと守り、実り多いものとなることを期待しています。

1,2年生の学習合宿が始まりました。

  夏季休業に入って5日が経過しました。学校では、3年生の前期課外(7月29日まで)、保護者懇談などが行われています。1,2年生は、学校を離れて、それぞれの場所で、学習合宿が開始されています。その様子を報告します。

1年生 会場 大田原市 シャトー・エスポアール 
    参加者 93名
    主な目的 長時間の自学自習で、集中力、忍耐力を養い、自発的な学習態度を身につけ
           る。
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              1年生の学習の様子(シャトー・エスポアール)            
 
2年生 会場 茂木町 ツインリンクもてぎ
    参加者 83名
    主な目的 現役合格を目指して、自己学習力と集中力を高める。
 
            medium2年生開講式(ツインリンクもてぎ)
 
            medium 緑の木々に囲まれて

 この合宿は、自学自習が中心ですが、各教科の教員も待機して、質問にも答えています。勉強漬けの苦しい合宿、規律ある生活の中から、それぞれの目的が達成されることを願っています。
 一方、部活動、その他により、この合宿に参加できなかった生徒もいますが、それぞれの分野での活躍を期待しています。各人が、自分の計画により有意義な夏休みを過ごすことを願っています。

平成21年度第1学期終了しました

   まず、久しぶりの更新になってしまいましたことお詫びいたします。
  平成21年度の第1学期は、7月22日に終業式を迎えました。
その直前の、17日、18日に北高祭を実施しました。教室棟の耐震補強工事のために例年のような9月実施が難しくなったことへの対応です。その関係で、短い準備期間になってしまいました。それにもかかわらず、生徒諸君は、自分たちの企画する祭に、持てる力を存分に発揮し、躍動感溢れる素晴らしい北高祭となりました。今年のテーマのとおり、笑顔の輪がつながっていました。生徒の持つパワーの偉大さに改めて感心しました。
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   終業式の午後、1年生の1組から4組、2年生の1組から4組の計8クラスの教室を、管理棟の特別教室に移動しました。耐震補強工事で教室棟東側1、2階が使えなくなるための措置です。生徒諸君には不便をおかけすることになり、申し訳ありませんが、ご協力をお願いいたします。
   夏季休業中は、例年通り、学習合宿や課外、個人面談などが予定されております。部活動でも集中した練習や合宿などが予定されています。長期休業は、自分のペースで学習ができる絶好の機会でもあります。終業式の式辞の中で、私は、「一つ上を目指す自分」を意識して生活して欲しいと、生徒諸君にお願いしました。有意義な生活を送り、7月とはひと味違った自分自身として、8月31日の始業式に元気に登校されることを期待しています。

6月前半のご報告

梅雨に入りました。来週、22日から始まる週には期末試験が予定されています。準備を始める時期です。さて、6月前半の学校の様子についてお知らせいたしますが、その前に、ひとつ、ご連絡があります。

1 すでに保護者の皆様には、6月9日付けで「生徒の登校について(お知らせとお願い)を配布し、学校からいくつかお願いをしたところではありますが、特に傘差し運転の防止について重ねてお願いいたします。
 高校生の交通マナーについては、様々な方面から指摘されているところですが、本校生も例外ではありません。そのような中、本校では、交通マナーの改善を図る一環として、雨天時の傘差し運転の撲滅に学校をあげて取り組んでおります。雨天時の傘差し運転は、視界が悪く、道路が滑りやすい中での片手運転であり、不安定で危険を伴います。道路交通法などにおいても禁止されております。雨天時にはカッパを着用して、時間に余裕をもって登校されますよう、ご家庭におかれましてもご指導をお願いいたします。雨天時には、本校職員が校門付近で交通指導をしております。
 なお、配布した文書は、このホームページ上でもご覧になれます。

2 校内球技大会を実施しました
 10日(水)、生徒達は、ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球に溌剌とプレーしていました。行事に一生懸命取り組む姿は実に美しいと思います。学校中が爽やかな「いい音」に包まれていました。最後には、全クラス参加の百足競争があり、大きな盛り上がりの中、終了いたしました。
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3 芸術鑑賞会
 11日(木)午後、宇都宮市文化会館において実施しました。今年は、日本の古典芸能として「狂言」を取りあげました。狂言は、能とともに、室町時代に完成した、現存する世界最古の「演劇」といわれ、日本が世界に誇るべき素晴らしい伝統文化です。お笑いの原点と言われていますが、若干、現代の高校生とは笑いのツボが異なったようではあります。しかし、「質の高い笑い」を経験できたことは幸せでした。私は、開会の挨拶で、鑑賞する態度は宇都宮北高の学校文化であるので、こちらも質の高い文化であることを期待します、とお話ししました。

4 英語科公開授業
 15日(月)、16日(火)の両日実施しました。本校が平成15年度から3年間、SELHi の指定を受けたときに開始したもので、指定終了後も継続しています。ALTも含めて本校の英語科の教員全員が様々な授業を公開し、授業研究会も行いました。この催しの目的は、情報や考えなどを理解したり伝えたりする言語活動を統合的に英語で行う授業を通して、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する英語指導法の研究と向上を目指ことなどです。2日間で、県内の小中高等学校の先生や大学の先生、県教委の先生約100名が来校しました。相互啓発が図れたこと思います。

5月後半の報告

 新型インフルエンザは、一時ほど報道されなくなりましたが、まだ安心できません。何より予防が大切です。5月12日付けで配付しました文書のとおり、今後も、こまめな手洗いやうがいの実践など、通常のインフルエンザ予防策の励行をお願いします。

 さて、5月後半の本校の動きについてお知らせします。
5月12日 PTA総会
 当日は、授業参観、総会を含めて、472名の保護者の方が受付を通過したとのことです。昨年よりも多くの参加を得られましたことに御礼申し上げます。参加されなかった保護者の皆様には、お子様を通して資料を配付いたしました。
 
5月16日 野球部 春季関東高等学校野球大会出場
 山梨県第1位の富士学苑高校と対戦しました。先制点を奪ったものの、残念ながら駒を先に進めることは叶いませんでした。しかし、選手はとてもいい経験をしたと思いますし、応援団も立派でした。今後、益々の活躍が期待されます。
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5月20日は創立記念日。記念式典のほかに、いくつかの行事がもたれました。
1 短期派遣留学生報告会
  3月に実施したアメリカ短期留学の報告会です。ブッカーTワシントン高校と、ローレンスセントラ   ル高校のグループに分かれて、オールイングリッシュで行ったり、映像や寸劇など、それぞれが趣向を凝らした発表に、生徒達は聞き入っていました。短期間ではありましたが、参加した生徒は、多くのものを得て、ひとまわりもふたまわりも成長して、帰ってきたようです。
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2 吹奏楽部壮行会
  3年生3人が、6月13日、14日に千葉県文化会館で開催される「東関東選抜吹奏楽大会」に出場します。この大会には、各県を代表する実力ある高校生が参加してバンドを結成し、2日間に渡る研修の成果をフィナーレで披露します。栃木県からは10名が派遣されますが、そのうちの3名が本校生から選ばれました。担当する楽器は、ユーフォニアム、クラリネット、トロンボーンです。技量の向上と素晴らしい演奏を期待しています。
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3 記念講演会
  講師は、外務省欧州局政策課勤務の栗山淳さんで、「外交官の仕事」と題してご講演をいただきました。フランスやベルギー、セネガル大使館など、海外勤務の経験を通して得られた興味深いお話しがありました。最後に、生徒からの質問に丁寧に答えて頂きました。特に、「日本人は中学生の頃からずっと英語の勉強をしているのに、なぜ英語を話せない人が多いのですか?」という質問に対して、「日本人は、話す機会が少なく、自分の持っている能力の引き出し方があまりうまくはない。学校での文法の勉強や受験勉強は必ず役に立ちますので、今の勉強を続けていけば、話す機会を与えられたときには必ずできるようになります。今の勉強を大切にしてください。」と答えてくれたことが、妙に印象に残っています。
 
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部活動、頑張ってます

○バドミントン部男子(県大会第3位、関東大会出場)
 栃木県高等学校総合体育大会において、男子団体の部で第3位となり、6月5日から群馬県前橋市で開催される関東高校選手権大会への出場権を得ました。県大会では、必ずしも楽な試合展開ばかりではなかったようですが、苦しいときに頑張れたことが、結果に繋がったのだと思います。3位決定戦は気迫満点で、とても清々しかったです。関東大会へは4年連続9回目の出場です。
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○野球部(県大会準優勝、関東大会出場)
 春季栃木県高等学校野球大会において、準優勝いたしました。準優勝は本校野球部の歴史上2度目で、今大会はノーシードから決勝まで勝ち上がりました。地区予選、本大会の1回戦、2回戦などでは、苦戦したようですが、そこを乗り越えた成果が、準決勝、決勝の溌剌とした戦いぶりに確実に表れていたようです。5月16日から群馬県で開催される関東大会に出場します。 
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○吹奏楽部
 5月4日、宇都宮市文化会館大ホールで第23回定期演奏会を開催しました。第1部から第3部まで、それぞれ趣向を凝らしたステージが展開され、会場を埋め尽くした1900名以上の観客の方々も、洗練された北高サウンドの魅力と華やかな演出に、時のたつのも忘れて酔いしれていたようです。これからは、夏のコンクールに向けての練習が本番になります。
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※高校総体は、試合日程がこれからの種目もあります。大会で1勝することの難しさと、1勝の貴重さを一番知っているのは選手一人一人だと思います。普段の力を十分に発揮して、悔いのない試合になって欲しいと心から願っています。

4月前半のご報告

 宇都宮北高の平成21年度が動き出しました。入学式についてはすでにお知らせしましたので、それ以外の動きについて、簡単に紹介します。

1 「春の交通安全県民総ぐるみ運動」
 オープニングセレモニーが3日、オリオンスクエアで開かれ、知事や市長、県警本部長のあいさつのあと、本校生徒会役員、古賀君と高久さんが交通安全宣言を朗読しました。この式典の模様は、とちぎテレビや新聞でも報道されました。

2 始業式
 8日、前日に入学した新1年生を迎えて、厳粛な雰囲気の中、始業式が行われました。全校生徒に対して、「あいさつには不思議な力がある」「一生懸命さはいい音になる」「足もとを固めよ」「相手の気持ちに配慮せよ」の4点についてお話ししました。

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          正門近くの桜の下でのクラス写真撮影風景
 
3 留学生の受入
  今学期は、5人の長期留学生が本校で学びます。台湾の李さん、フランスのメリッサさん、中国からの礼さんの女性3人は、昨年度の2学期からで、皆さん3年生のクラスに所属し、7月まで一緒に勉強します。この4月、1年間の予定で、新たにハンガリーからセシルさん、パナマからアレックス君をお迎えしました。こちらの2人は、2年生のクラスに所属します。これからもよろしくお願いします。

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     風に揺れる国旗(左からハンガリー、中華人民共和国、パナマ)

第30期生 280名を迎えました。

   本日(4月7日)、第30回入学式を挙行しました。入試は今年も狭き門でしたが、そこを突破した精鋭達の凛々しい姿に、今後の宇北高を担う生徒としての頼もしさを感じました。

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   式辞で、私は、新入生に対して、「自分で考えることの大切さ」についてお話ししました。
今日から、高校生としての新しい生活が始まりますが、夢と希望の実現に向けて好スタートがきれることを心から願っています。

   晴天に恵まれましたので、式終了後、校内の桜の下で記念写真を撮る、入学式ならではの微笑ましい光景が目立ちました。

卒業生を迎えて

 3月19日(木)午後、先輩の話を聞く会を開催しました。
 
 1年生は、職業講話と題して、本校第1回、第2回、第3回卒業の3名の社会人をパネラーに迎えました。参加者は、「常に将来の職業人である自分を思い描くこと!」と書かれたプリントを手に、先輩社会人の語る、なぜ今の職業があるのか、どうすれば希望が叶えられるのか、求職活動とはどんなものか、など体験に基づいた話に、真剣に耳を傾けていました。
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 2年生は、文系と理系に別れて、数年前に受験を経験した、現在の大学生を迎えて、高校時代の勉強法などを中心にお話を伺いました。教科担任や進路の先生を上手に活用すべし、成績が悪かったときにこそ自分自身の勉強法を振り返って改善せよなど、こちらも、まだまだ生々しい貴重な体験を、体験者自身の口から直接聞くことができました。
 在校生にとっては有意義な時間であったと思います。
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