学校通信

R5 文化庁 芸術家の派遣事業

本校は今年度も文化庁「芸術家の派遣事業」実施校に採択され、1月12日、15日、16日の三日間で、音楽Ⅰの選択者を対象に、外部講師の先生による三味線の授業が実施されました。

講師として、田代恭子先生(栃木県三曲協会、柊美会副主宰、宇都宮大学非常勤講師)をお招きし、丁寧なご指導をしていただきました。授業参加の生徒はみな、初めて弾いているとは感じないほど、しっかりと三味線を弾けるまでに熱心に取り組んでいました。

授業の終盤では、田代先生が地唄舞「夕顔」を実演してくださりました。江戸時代より演奏されてきた地唄と三味線の音色に、しっとりと耳を傾けました。有意義な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

3学期の始業式を迎えました!

新たな年を迎え、そして今日から3学期がスタートしました。

校長先生からの、「強みを生かす」という内容を中心とした式辞の中で、自分自身の強みを生かせる場を考えてほしいというお話がありました。また、『雑草のふしぎ』という本のご紹介がありましたが、雑草のもつ「競争に勝つ強さ、耐える力、変化を乗り越える力」は私たちにも当てはまるものです。年度を締めくくる最後の学期に、それぞれの場で自分の力を発揮してください。

                                        オンラインで式辞を聴く教室の様子

  

  

朝の光に輝く生徒指標

2学期終業式が行われました。

 今日は2学期の最終日です。終業式に先立ち、表彰伝達式が行われました。

文化部・運動部関係の多くの生徒が立派な成果を収め、校長先生より賞状等が

授与されました。おめでとうございます。続いて校長先生からの式辞があり、

特に「言葉のもつ力」について、かつての人からの言葉に救われたご自身の体

験をもとに、誰かのために発せられた温かな言葉の大切さについてお話しいた

だきました。みなさんの心に響くお話でした。また、いよいよ受験を間近に控え

た3年生に対しエールが送られました。北高生の可能性は本当に無限大、最後

まで全力を尽くしましょう!

 それでは皆さん、また3学期にお会いしましょう。

                 

1学年 基礎学力養成講座

令和5年12月7日(木)、14日(木)の放課後に希望者を対象とした基礎学力養成講座が行われました。7日は数学を対象に60名以上が参加し、14日は英語を対象に40名以上が参加しました。教育クラウドサービス(Classi)を用いて、自分が目指すランクを設定し、その中で自分が解けなかった問題を演習するやり方を学ぶといった内容でした。どの生徒もスマホの画面に集中して学習に取り組んでいました。

生徒の皆さん、隙間時間を有効に使い、日々の学習に取り組みましょう!

  

第1学年 出張講義<企業人編>

 令和5年11月15日(水)の6、7時間目に1学年の生徒を対象とした出張講義<企業人編>が行われました。宇都宮市を中心に県内各地で活躍する10名の講師の方々の貴重な話を伺うことができました。企業人の取り組みや考え方を知り、将来の職業や大学の学部学科を考えるとても良い機会となりました。普段の授業とは違い、実際の仕事の様子を間近で見たりすることで、生徒たちは様々な意見交換をしたり、今後の進路選択に向けて真剣に話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

留学生送別式

11月1日(水)、短期留学生として10月10日から11月2日までの期間、オークランド(ニュージーランドの海沿いの主要都市)から本校にやってきた、ジェイ・ウオルズ君の送別式を全校生で行いました。

ジェイ君は1年6組に所属し、様々な活動を本校生と共に行いました。部活動では書道部に入り、楷書が好きということで、「花」「華」「喜」「友」など、ジェイ君の好きな漢字を、部員の助けを借りながら楷書で見事に書き上げたようでした。

送別式でジェイ君は、『くまのプーさん』から次の言葉を引用し、別れの挨拶としました。

「さよならを言いたくない人がいるなんて、ぼくはなんて幸せ者なんだ。」

短期間でしたが、別れが寂しいということ。そしてそのように思うことができるほど充実した生活となったことを伝えてくれました。

校長先生と生徒代表から送迎の言葉があり、本校生の盛大な拍手に包まれ、式を終えました。

 

ポラリス基金講演会・STEAM教育推進事業『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

 本校の教育目標の確実な達成に向け、同窓会等により寄附された基金により「ポラリス基金講演会」を毎年開催してまいりました。また本校では現在、県教育委員会から研究指定を受け、「STEAM教育※」に昨年度から取り組んでおり、本校独自の「STEAM教育」をより効果的に推進していくために、「小惑星探査機はやぶさ2」プロジェクトのミッションマネージャーを務められた本県出身のJAXA理学博士吉川真先生を講師としてお招きし、下記の通り、講演会を開催しました。 

            記

  1 日 時   令和5年10月25日(水) 13:30~15:00

  2 会 場   本校東体育館

  3 講 師   吉川 真(まこと) 様
            国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

           宇宙科学研究所(ISAS)宇宙機応用工学研究系准教授

           小惑星探査機はやぶさ2ミッションマネージャー
           理学博士  栃木県出身
   
  4 演 題   『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

  講演会には多くの保護者の方も来校されるなど、盛大な講演会となりました。吉川先生の講演を通して、3億km離れた遙か遠い小惑星「イトカワ」や「リュウグウ」に思いをはせながら、一人一人の生徒達の心のなかには「挑戦し続ける大切さ」という大きな灯火がともったのではないかと思います。

 現在、グローバル化の進展とともに高度情報通信技術が急速に発展していく現代の社会状況を踏まえ、それらに的確に対応できる資質・能力を育成していくことが喫緊の課題となっています。本校では、学校教育のあらゆる機会を活用して、その推進に努めていきたいと思います。
 
 最後になりましたが、この講演会開催に向けてご尽力いただきました四(あ)十(い)物(もの)同窓会長をはじめとする同窓会の方々に心から感謝申し上げます。

 梅澤校長先生による講師紹介

吉川先生の講演の様子

 

吉川先生からいただいた色紙 

※ STEAM教育(スティーム教育)

 AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
 文部科学省では、STEAM教育(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学(ものづくり)、Art:芸術、Mathematics:数学)として、各教科等での学習を 実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。

令和5年度 南米とのオンライン交流会

9月23日(土)北高生12名と南米(ブラジル、パラグアイ)の高校生7名とのオンライン交流会を実施しました。お互いの学校を紹介した全体会の後、各グループに分かれて、それぞれの高校生活や将来のことについて意見交換を行いました。日本の裏側(時差12時間)に住む同世代の高校生との交流会と通して、南米の国々も身近に感じられたようで、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

アジア学院との交流会

 令和5年10月18日(水)の6、7時間目に1年生を対象としたアジア学院との交流会が行われました。

 6時間目は各教室で数名のアジア学院生から母国についての説明を聞き、その後はIEA委員を中心に英語で質問をするなどコミュニケーションをとってきました。

 7時間目は東体育館で、本校チアリーディング部とダンス部から歓迎のパフォーマンスを行いました。その後、アジア学院生による歌とダンスの披露があり、最後は本校生と一丸となり大きな輪を作ってみんなで踊りました。

 放課後は一部のアジア学院生が残り、IEC部の生徒とも交流をしていきました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度 のざわ特別支援学校との交流会

 10月5日(木)13:30~、昨年度に引き続き、のざわ特別支援学校との交流会を開催しました。今年度は生徒会役員とJRC部員が参加し昨年度よりも多い人数で積極的に取り組むことが出来ました。実施内容としては、パラリンピックの種目でもある「ボッチャ」を一緒に行いました。生徒たちは以前から興味があったこともあり、実際にプレーをしながらとても楽しそうに交流をしていました。この経験を通じて、障害の有無や年齢などに関わらずに共に取り組むことが出来るスポーツがあることを実感できました。この経験を活かし、今後の本校でのIEA活動においても、工夫を凝らして相手を理解し、自分のことを伝えるという姿勢を大事にしていきます。