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真岡工業高校NEWS
生産機械科1年「板金・溶接作業実習」
生産機械科工業技術基礎紹介
本日6/12(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
今回は、前回の「電気作業実習」に続いて「板金・溶接作業実習」の中から「板金作業」を紹介します。板金作業とは、金属の板を切ったり、曲げたり、削ったりして加工していく作業を言います。生産機械科1年生では板金作業と溶接作業により、生徒のイニシャルが入ったペン立てを製作します。
イニシャル入りペン立て
初めは図面通りに材料を切り出し、ヤスリがけまでを行います。切り出しはあくまでも荒加工で、図面寸法に近づけるための作業です。このままでは角張ってしまうほか、バリ(加工後の突起)も残り危険なのでヤスリを使用して図面寸法まで削っていきます。
図面 材料の切り出し後
正面の板には生徒のイニシャルを入れるために、ボール盤で穴を開け、タガネを使用して余分なところを落とした後、ヤスリがけを行いました。
イニシャル製作(加工途中) タガネでの作業風景
ヤスリがけの作業風景 イニシャル製作(完成)
生徒達は良いものを作ろうと真剣な顔つきで作業していました。作業を通して「ものづくり」に対する姿勢を育むことができるのも工業高校ならではだと思います。
今回は生産機械科1年生の「板金・溶接作業実習」について紹介しました。次回は6/15(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。
生産機械科学校緑化計画
平成30(2018)年に栃木トヨペット様よりアジサイの苗を頂きました。
殺風景だった実習棟の前に生産機械科の当時3年生が植樹をし、
今年見事に大輪の花を咲かせましたので報告します。
以下に当時の記事を紹介します。
アジサイ10株植栽 (2018/5/21)投稿文
この度、栃木トヨペット株式会社様が主催する第43回ふれあいグリーンキャンペーンにてアジサイの苗木を頂きました。機械工場の前に、10株の苗木を植栽することができ、緑豊かな校内での教育活動が期待されます。
2年後の現在のアジサイの様子です。
苗木自体はまだまだ小さいですが、これから立派に成長し、生徒と共に将来たくさんの花を
咲かしてくれることを願っています。
コロナ対策!!
建設科の建設研究部の生徒が、コロナ対策として余った木材を活用して飛沫防止のパーテーションを製作しました。
グループで実習を行う時の飛沫防止や、図書館の貸し出し用窓口、職員の打合せの時などに様々な場面で活用できます。
パーテーション製作に関しての質問は学校までお問い合わせください。
実習の様子 図書館での貸し出し
図書室の設置例 科職員打合せの様子
生産機械科2年「機械仕上実習」
生産機械科実習紹介
本日6/9(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
今日は前回の「MC実習」に続いて「機械仕上実習」を紹介します。
機械仕上実習では機械系のものづくりの中でも重要な「切削加工」を行います。
旋盤とは、上図のように材料を回転させて刃物(バイト)で外周を削りとる加工です。先週から3週に渡り、旋盤を使用して技能検定3級 旋盤作業の課題を製作しています。
下図右側の材料を旋盤で切削加工し、左側の作品に仕上げます。
今回は「テーパ加工」と呼ばれる、角度を付けて斜めに削り出す工程を行いました。下図左の赤丸の部分について右図のような計算によって角度を求め、斜めに削ります。
課題の図面 テーパ角度の計算
この「テーパ加工」を用いてドリルのシャンクと呼ばれる柄の部分などが作られています。テーパ加工を行うことでドリルを確実にまっすぐに取り付けることができます。
機械加工に用いる工具や道具もまた、機械加工によって製作されています。
ドリル(全形) ドリルシャンク(柄)部
このように、工業製品に用いられている機械的な技術を生産機械科で学ぶことができます。
今回は生産機械科2年生の「機械仕上実習」について紹介しました。次回は6/12(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「CAD実習」
本日6/8(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「CAD実習」を紹介します。
CADとは、コンピュータを使用し様々な図面を作製することで、図面の管理や作業の省力化、効率を高めることができ生産性を向上することができるため多くの企業で採用されている設計製図の道具です。
CAD実習
生産機械科では、生徒一人1台のパソコンを使用しコンピュータ上で品物の図面を描く実習を行っています。
使用するソフトはAuto CAD、SOLIDWORKSです。2次元の図面から3次元の図面まで描くことができ、基本的な形状から応用的な製品にいたるまで描くことのできる力をこの実習で身に付けます。
Auto CADで作製した図面
Auto CADでは、画面上にX,Y座標を設けその値を入力して図面を作製していきます。
Solid Worksにて作製した図面
SOLIDWORKSでは、立体に描いた図形をもとに図面を作製していき、多くの部品を一つに集めてお互いの干渉具合や色合いなども確認しながら作業を進めることができます。両者ともに、先日2年生の実習で紹介したMC(マシニングセンタ)などの数値制御機器にデータを送ることで製品の加工ができる優れた設計製図の道具です。
缶 フタ
組合わせた缶とフタ
今回は生産機械科3年生の「CAD実習」について紹介しました。次回は明日6/9(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
工業技術基礎実習
工業技術基礎実習が本日(6/5)より始まる
  本日より実習のオリエンテーションも終わり、本格的に工業技術基礎の実習が始まりました。初めての実習とあって初々しい手つきで、感染対策用の手袋をしてハンダ付けの練習をしました。
            
     
               
                                   初めてのハンダ付に戸惑いながらも真剣に取り組む生徒たち
生産機械科1年「電気作業実習」
生産機械科工業技術基礎紹介
今日は、生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。1年生は「旋盤加工実習」「板金・溶接作業実習」「制御・マイコン実習」「電気作業実習」の4テーマに分かれて実施します。
旋盤加工実習 板金・溶接作業実習
(※写真は工具取付作業のみのため半袖で実施)
制御・マイコン実習 電気作業実習
本日は「電気作業実習」について紹介します。
電気作業実習では、ミニマイコンカーを作る過程で電子機器部品の基礎について学び、はんだ付けの技術や歯車の基礎、ボール盤の操作などを習得します。
ミニマイコンカー
「マイコン」とはマイクロコンピュータのことで、身の回りの家電製品には必ずと言えるほど使用されている電子機器部品です。生徒たちはミニマイコンカー製作キットを実際に組み立てながら電子機器部品の知識と取り扱いについて学んでいきます。完成したミニマイコンカーは実際に動かして動作を確認した後、制御マイコン実習時に実際に各自が製作したミニマイコンカーを制御する内容に挑みます。
ミニマイコンカー製作キット 組立の様子
はんだごて 試走の様子
今回は生産機械科1年生の「電気作業実習」について紹介しました。なお、次回は6/8(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。
生産機械科実習服
平成30(2018)年度より実習服を変更し、今年度1年生から3年生まで全て同じ色の実習服になりました。
上記写真の左が上着着用時、右がポロシャツ着用時になります。その日の気温や行う実習の内容に合わせて選択しながら実習に取り組んでいます。
生産機械科3年 「課題研究」
本日は生産機械科3年生 課題研究の授業においてグループ分けを行いました。
課題研究では3年生が5名~7名程度の班に分かれて、1年間を通してそれぞれのテーマについて研究し、報告書作成・発表会を行います。
今年度の生産機械科において研究するテーマは以下の通りです。(表右:昨年度の研究テーマ)
| 今年度のテーマ | 昨年度のテーマ | 
| 動力を必要としないロボットの製作 | 動力を必要としないロボットの製作 | 
| ロボットアームの製作・制御 | 防災リアカーの製作 | 
| マイコン制御ロボットの製作・制御 | マイコンカーの製作・制御 | 
| マイコンカーの製作・制御 | アルミニウム缶の有効活用 | 
| 溶接組立・ゴム動力自動車の製作 | フラワースタンドの製作 | 
| 企業研究・資格取得 | アイデアロボットの製作・制御 | 
例年より遅いスタートとなり、各種大会の中止も決まっていますが、短い時間でも工夫して研究を行い、成果をあげていきます。
なお、次回は6/4(木)に生産機械科の実習服について紹介します。
生産機械科2年「MC実習」
今日は、生産機械科の2年生で実習が行われました。2年生は「機械仕上実習」「溶接実習」「制御実習」「MC実習」の4テーマに分かれて実施します。
機械仕上実習 溶接実習
制御実習 MC実習
本日は「MC実習」について紹介します。
「MC」とは「マシニングセンタ」(写真右)のことで、回転する工具(ドリルやエンドミル)で穴を開けたり、溝を掘ったりすることができる工作機械です。加工したい図形からX-YーZ座標を取り、パソコン上でシュミレーションを行います。(写真左)
さらに、パソコン上のソフトで作成したデータをMCに送信することで複雑な形状の加工も容易に行うことができます。また、「使用するドリルなどの工具が自動で交換できる!」というメリットもあります。
シュミレーション画面 マシニングセンタ
最終的には生徒の自由な発想で作品を製作します。曲線や細かい図形など、加工するのが難しいものもありますが、頑張って作った作品はどれも素敵です。
MCで製作した作品1 MCで製作した作品2
今回は生産機械科2年生の「MC実習」について紹介しました。なお、次回は6/5(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
生産機械科3年「機械仕上実習」
本日6/1(月)より生産機械科の実習について紹介していきます。
今日は、生産機械科の3年生で実習が行われました。3年生は「機械仕上実習」「CAD実習」「自動制御実習」「材料計測実習」の4テーマに分かれて実施します。
機械仕上実習
CAD実習
自動制御実習
材料計測実習
本日は「機械仕上実習」について紹介します。
生産機械科では、旋盤加工、ホブ盤加工、平面研削盤を使用し各自で歯車の文鎮を製作します。
歯車文鎮
旋盤加工では、金属を機械に固定し、回転させながら刃物を近づけ切削(削る)していく加工です。(写真上)文鎮の正面にある穴もこの旋盤で加工しました。(写真下)
今回は生産機械科3年生の「機械仕上実習」について紹介しました。その他のテーマについても毎週掲載したいと考えています。なお、次回は明日6/2(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
それぞれの学年ともに週1回の授業になりますので、その都度HPに掲載し紹介していきますので宜しくお願いします。
機械科・生産機械科 実習室の感染症対策について
機械科・生産機械科 マシニングセンタ実習室における感染症対策を実施!
新型コロナウイルス感染症対策としてマシニングセンタ実習室に座席ごとの間仕切りを製作しました。
機械工場において使わなくなった材料を切断・溶接・塗装し、それぞれの座席に設置しました。
このように、消毒や換気などの対策の他にも工業高校ならではの対策・工夫を行っています!
1学年工業技術基礎ガイダンス実施しました
1学年初めての授業となる工業技術基礎ガイダンスを実施しました。作業服の正しい着用方法や、事故防止に関する心得、ノギスの扱い方など、これからの実習に必要な知識を各先生よりご指導いただきました。
初めて触るノギスに苦戦しながらも、真剣に取り組むことができました。
新入生適応指導
新入生適応指導実施
 5月25日(月)、26日(火)の2日間に渡り、新入生適応指導を体育館にて分散登校で実施しました。各クラス20名が1日ずつ登校し、3密を避け、全員マスク着用の状態での実施となりましたが、これまで行えなかった校長先生を始め、各指導部長および各科長の先生より、工業高校生としての心得など様々なお話をいただくことができました。
 未だ、心配なことも多くありますが、新入生にとっては新しい環境での生活の一歩が踏み出せました。 
 
   席の間隔を広く確保し、各先生方よりお話をいただきました。各々、真剣に耳を傾けてメモを取っています。
本日、離任式・始業式、対面式を実施しました。
なお、感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、栃木県では明日から2週間休校となるため、式終了後のSHRで、新型コロナウイルス感染防止の取組の説明が行われ、また2週間の休業期間中の各教科・科目の自宅学習課題も配布されました。この逆境を乗り越える各自の取組みに期待したいと思います。
校庭での離任式・始業式・対面式
離 任 式
令和2年度入学式を挙行しました。
 本日、校庭の桜が咲き誇るなか、本校体育館において令和2年度入学式を挙行いたしました。
 機械科・生産機械科・建設科・電子科各40名の新入生が入学を許可され、高校生活の第一歩を踏み出しました。
 また、入学式後、PTA入会式も実施されました。

 
    
 
   校長式辞             来 賓 祝 辞 
					第55回卒業式が挙行されました。
本日、第55回卒業式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症防止対策のため、送辞担当以外の在校生が参列できなくなる状況ではありましたが、159名の卒業生にとって、思い出に残る式典となりました。
「卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。
今後の活躍を祈念いたします。」
機 械 科 生産機械科
建 設 科 電 子 科
校長式辞 同窓会長祝辞 PTA会長祝辞
在校生送辞 卒業生答辞
本日表彰式・同窓会入会式が行われました
卒業式予行に引き続き、石井豊同窓会長をお迎えして、同窓会入会式が行われました。
表 彰 式 同窓会入会式
令和元年度 予餞会
 2月4日(火)に本校、体育館にて予餞会が盛大に行われました。今年度は①「eスポーツ大会2020」、②「アームレスリング大会2020」、③「音楽部による演奏」、④「3年生思い出スライドショー」の4つの企画を実施し、その内の2つの企画①「eスポーツ大会2020」と②「アームレスリング大会2020」の結果でクラス順位を競い合いました。詳細は以下の通りです。
①「eスポーツ大会2020」
 Nintedo Switchを使い、3人1チームのクラス対抗戦で行われました。対戦ソフトは1~3回戦・敗者復活戦で「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」、準決勝で「ぷよぷよテトリス」、決勝で「マリオカート8デラックス」で競い合いました。また、準決勝から3年担任スペシャルチームも参戦しました。結果は以下の通りです。
          第1位・・・機械科3年  (クラス得点:50点)
          第2位・・・生産機械科1年(クラス得点:30点)
          第3位・・・建設科1年  (クラス得点:20点)
          第4位・・・3年担任スペシャルチーム
②「アームレスリング大会2020」
 3人1チームのクラス対抗戦で行われ、各クラスの力自慢生徒たちが会場を大いに盛り上げてくれました。また、第1位のチームはエキストラゲームとして本校教員チームとも対戦しました。結果は以下の通りです。
          第1位・・・建設科3年  (クラス得点:50点)
          第2位・・・生産機械科3年(クラス得点:30点)
          第3位・・・建設科1年  (クラス得点:20点)
          第4位・・・機械科1年  (クラス得点:10点)
 以上の結果からクラス総合得点50点の機械科3年と建設科3年がダブル総合優勝という結果となりました。また、最後は音楽部よる演奏や3年生思い出スライドショーでとても和やかな雰囲気で予餞会を締めくくることができました。在校生一同、3年生の皆さんの今後の活躍を応援しています。
eスポーツ大会2020の様子① eスポーツ大会2020の様子② アームレスリング大会2020の様子①
アームレスリング大会2020の様子② 音楽部による演奏 表彰式
電子科 課題研究発表会
電子科 課題研究発表会
1月23日(木)電子科の課題研究発表会を行いました。電子科3年生が、一年を通して取り組んだ課題研究の成果を電子科1、2年生に対して発表しました。
課題研究のテーマは以下の通りです。
| 1.Nゲージ制御とジオラマの製作 | 2.Arduinoを使用した電子ドラムの製作 | 
| 3.ドローン | 4.ロボットアメリカンフットボール栃木県大会への挑戦 | 
| 5.わたあめ機 | 6.ソーラー街路灯の製作 |