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食品科学科の日誌

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜管理実習】

 1年生の「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをしたダイコン・ハクサイの管理実習を行いました。

 今回の実習内容は『間引き・追肥・土寄せ・除草』の管理です。

 

 ダイコンは本葉の枚数や大きさなどを観察し、”間引く株”と”残す株”を決めて間引きを行いました。残す株にダメージが無いよう根元を押さえながら慎重・丁寧に作業を進め、その後、追肥、土寄せを行いました。

 ハクサイには葉の部分に肥料がかからないよう、根本部分を良く確認しながら追肥、土寄せを行いました。

    

 〈間引き前のダイコン〉  〈間引き後のダイコン〉  〈間引いている様子〉

  

   〈土寄せの様子〉

 

 除草作業も生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がとてもきれいになりました!

 間引き実習も春夏野菜の管理実習で行っていたため、生徒たちは周囲のクラスメイトと声をかけあいながら積極的に実習に取り組んでいました。

  

      〈管理後の圃場の様子〉

食品科学科・1年農業と環境【秋冬野菜作付け実習】

 2学期がスタートし、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』を行いました。
 品種は、ダイコンは《おでん大根味福》、ハクサイは《お黄にいり》です。
 

 2学期初めての圃場での実習は、6日にダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)を行いました。ダイコンの種子はとても小さいため、播種の場所以外に落とさないよう気を付けながら丁寧に作業を進めました。
 
        〈播種の様子〉

 13日はハクサイの定植を行いました。ハクサイは夏季休業中にペーパーポットに播種を行い、本葉が5枚ほどに生長した苗を定植しました。
 植付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないなどに注意をして、定植作業を進めて行きました。
  
               〈定植の様子〉
 
   〈定植完了!きれいな列です!〉

 ハクサイ定植実習の日には、1週間前に播種をしたダイコンが発芽していたので観察も行いました。生徒たちは無事に発芽したことに安心し、笑顔で観察をしていました。
 
    〈発芽したダイコンの様子〉

 播種・定植後は、かん水をしたり使用道具を片付けたりと生徒たちは、周囲と協力しながら実習に取り組んでいました。
 今後の圃場での実習は、追肥・土寄せ・間引き・除草などの管理を行う予定です。
 立派な作物が収穫出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきたいです!!

宮レモンケーキ商品化に向けて

 本日、食品製造分会宮レモン商品開発班で、開発中の「宮レモンケーキ」の風味や食感等の課題解決に向けて、地域の製菓店に赴き技術指導していただきました。解決に向けたアドバイスをいただき、これから改良を重ねていきたいです!また、流通経済科の研究班とともにパッケージシールも着々と作成が進んでいます!商品化に向けて頑張ります!

 

地域製菓店技術指導    パッケージシールの検討
                 (流通経済科)

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】TBC学院見学実施しました!

 9月7日(水)に2年生のキャリア形成支援事業として、TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校の見学・調理実習を行いました。
 調理実習は西洋料理「牛肉のハンバーグステーキ~マッシュルームソース~」と、製菓「ブランマンジェ・ココ」の2種類を調理しました。

 はじめに、講師の小口伸考先生と宮本知穂先生によるデモンストレーションを全員で見学し、使用する材料や調理工程などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。

  

 

   〈デモンストレーションの様子〉

 学生のみなさんにアシスタントとして各班に入っていただき、分からない工程や大切なポイントを優しく分かりやすく教えていただきながら調理を進めて行きました。

  

  

     〈 各班での調理実習の様子〉

 調理実習を行いながら小口先生からは、包丁の種類や扱い方、引き切りの技法についてのお話や、『料理の面白さを感じながら調理をして欲しい』、『シェフは盛り付けた時の出来上がりや味を常にイメージしながら調理をしている』などの貴重なお話もしていただきました。
 ハンバーグとブランマンジェ・ココの盛り付けが完成し、お楽しみの試食の際には”とっても美味しい!””お店の味がする!”との声を生徒たちはあげていました。

〈美味しそうに出来上がりました☆〉

 本校とは全く違う設備が整っている中で実習をすることが出来、生徒たちにはとても有意義な時間となりました。
 専門学校校長の小林先生、講師の小口先生、宮本先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。  

食品科学科・3年【キャリア形成支援事業】実施しました!

 7月12日(火)に3年生でキャリア形成支援事業を行いました。
 今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校の雨笠先生に講師をお願いし、パティシエ学科の学生さんにも教えていただきながら『ガトーショコラ製造』を行いました。

 雨笠先生から作業工程のポイントや注意点を細かく教えていただき、生徒たちは目の前でプロの技術を見られるということで、真剣な表情をしていました。
 各班で作業を行う際には、学生の方からも材料の取り扱い方や機械の使用方法、工程でのポイントを優しく教えていただきながら取り組んでいました。
   
    
                         〈実習の様子〉

 オーブンでの焼成の間には、生徒から雨笠先生に「高度な技術を身に付けるにはどうしたら良いか?」との質問があり、「まずは基本をしっかりと学んでください」とのお言葉をいただきました。和菓子・洋菓子の製造についても基本の大切さを織り交ぜながらお話をしていただきました。
    
          〈焼き上がったガトーショコラ〉

 生徒たちは授業実習では得られない様々なことを、見て・感じて・学ばせていただき、とても有意義な時間となりました。
 お忙しい中、雨笠先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・農業と環境【春夏野菜収穫実習】

 1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。

 ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから85日程経過し、無事に収穫期をむかえました!
 それぞれ追肥や除茎・土寄せ・除房・除草など様々な管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず、立派な野菜となりました!!

 ジャガイモ収穫では、各自の場所をスコップで掘り起こすと次々とジャガイモが出てきて、”何個出てくるの!?”、”大きいジャガイモ!!”などの声があげており、トウモロコシ収穫実習では、自分の身長ほどに生長した茎からトウモロコシをわくわくした顔でもぎ取り、全員、一生懸命に収穫作業に取り組んでいました。
   
               〈ジャガイモ収穫の様子〉 

   
              〈トウモロコシ収穫の様子〉

  
    〈収穫したジャガイモ・トウモロコシ〉

 生徒たちは自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を行ったりしてきた野菜の収穫時期をむかえられた事に喜びを感じながら、満面の笑みで収穫を行っていました。
 今後は、秋冬野菜作付けのための圃場整備など、2学期に向けて準備を進めていく予定です。

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】実施しました!

 6月29日(水)に2年生のキャリア形成支援事業を行いました。
 今回は宇都宮市保健所健康増進課の村上さん、宮下さんに講師をお願いし、『栄養と健康』についての講話や、野菜たっぷりな『ヘルシーメニュー』の調理実習を行っていただきました。

 講話では「健康作りの3要素について」や「栄養バランスの大切さ」、「朝食の大切さ」などを、資料や飲料水中の糖分量の多さを表現したペットボトルなどを使用して、分かりやすく説明していただきました。
    
                〈講話の様子〉

 調理実習では〈塩分ちょっぴり!野菜たっぷり!!〉をテーマにしたヘルシーメニューを作り、献立内容は「餃子風あんかけごはん」「きゅうりのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」でした。
 塩分を控えめにしても、ちょっとした工夫で美味しくなるポイントや、食べ過ぎ防止の工夫なども教えていただきながら調理を行いました。
   
          〈調理の様子〉            〈完成!〉

 その他にも、健康・栄養面での各世代の課題や宇都宮市が行っている取り組み、栄養成分表示を見る大切さ、また、行政栄養士の業務内容についてなど、授業だけでは得られない知識をお話いただき、とても有意義な時間となりました。
 村上先生、宮下先生、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・1年食品化学【タンパク質の定性実験】

 1年生「食品化学」の授業で【タンパク質の定性実験】を行いました。
 「食品化学」とは、食品の成分や栄養の基礎などを学ぶ科目です。

 1年生には初めての食品化学実験室での授業なので、緊張した様子の生徒も数人見受けられました。
 実験の目的や使用する薬品の取り扱い方法、注意事項などの説明を聞いて、実験を開始しました。
 実験内容や手順を同じ班の生徒同士で良く確認し、協力しながら各班とも実験に取り組んでいました。
   
〈実験の様子〉

 結果が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりしていました。
 
     〈観察の様子〉

食品科学科・2年総合実習【食品製造編】

 前回に続き、2年生の総合実習の授業風景です。
 今回の「食品製造」では『菓子パンの製造実習』を行い、《あんパン》と《クリームパン》の2種類を製造しました。
 あんパンは生地を仕込んで発酵させている間にあん玉を作り、発酵後の生地で包んでいきました。包む際にあんが出ないよう、丁寧に成形していきました。
  
         〈あんパン製造の様子〉

 クリームパンは発酵後の生地を麺棒でのばし、その上にクリームをのせ丁寧に成形し、スケッパーで切り込みを入れクリームパン特有の形にしていきました。
  
       〈クリームパン製造の様子〉

 天板に並べ発酵させた後オーブンで焼き上げ、その後冷却、販売製品にするための包装を行いました。
  
       〈焼き上がり・包装の様子〉

 オーブンで焼き上げている時のパンの甘い香りが製造室から他の教室にも届くようで、”何パンを製造しているの?”、”甘い良い香りがして美味しそう!”などと、他の学年の生徒や職員から声をかけられ,笑顔で”菓子パン製造をしました!!”と答えていました☆

食品科学科・2年総合実習【食品化学編】

 「総合実習」の授業は「食品化学」「食品製造」「微生物利用」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ内容を、実験や実習を通して体験的に学ぶ科目です。

 今回の「食品化学」は『中和滴定法』の実験を行いました。
 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
 今回は《食酢》と《牛乳》を試料としました。
 同じ班の生徒同士で手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸・乳酸が含まれているかを求めていきました。
   
    〈希釈の様子〉      〈滴定の様子〉      〈滴定値の確認〉

   
   〈滴定後の食酢〉     〈滴定後の牛乳〉

 中和滴定の原理や使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。

食品科学科・学科間連携!オリスクマーケット開催

 5月24日(火)10:00~ 約2年ぶりにオリスクマーケットにて農業経営科が生産したトマト、食品科学科が研究製造した「宮レモンパン」を流通経済科と連携して販売しました。「宮レモンパン」は今回がはじめての一般販売となりました。感染症対策を実施し、学習の成果を地域の方々と実際にふれあいながら、交流することができました!

  
          販売の様子

食品科学科・農業と環境【ジャガイモ除茎実習】

 1年生の「農業と環境」で、ジャガイモの管理実習として『除茎・追肥・土寄せ・除草』を行いました。
 ”除茎”とは、複数の茎から優良なもの(茎が太い、勢いよく生長しているなど)を残し、必要な茎数に調整する作業のことです。
 ジャガイモは、ひとつの種イモから複数の芽が出て、多いときには10本近く出ることもあるので、養分が分散せず生長するようにするために、除茎は大切な管理実習のひとつとなります。
 
 “除茎”を始める前に茎が何本あるか・・、太さはどうか・・などをよく観察し、残す株を決定したら一緒に抜けないようしっかりと根元を押さえながら丁寧に作業を行いました。その後、”追肥・土寄せ・除草”も行いました。
   
  
   [除茎前の様子]     [除茎後の様子]

 トウモロコシ圃場の除草も生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がとてもきれいになりました絵文字:良くできました OK
  

 植付けをしてから1ヶ月程経過し、元気よく順調に生長しています!
 収穫時期が待ち遠しいです!!

食品表示講習会実施!

 食品科学科3年食品製造分会12名が、栃木県健康福祉部生活衛生課主催の食品表示講習会に参加しました。食品表示制度や食品表示事項や食品表示方法など、電子黒板を使って分かりやすく教えて頂き、実際に商品開発を行っている「宮レモンパン」の原材料をもとに表示の演習をおこないました。実践的に学ぶことができました!今後の学習に役立てていきたいです!

    
    食品表示について         表示演習

食品科学科・宮レモンの実が成りはじめました!

 食品科学科食品製造分会11名が感染症対策実施のもと宮レモン農家を訪問し、試作品(宮レモンジャム)の提供や宮レモンパンの商品化に向けた意見交換会を実施しました!
 
 
   意見交換会の様子

 続いて、ハウスを見学させて頂くと・・・
 春先に花を付け、ミツバチによって受粉された宮レモンの実が成り始めていました。
 まだまだ3cm程度ですが、これからの成長が楽しみです。
 また、剪定した枝葉も爽やかで深い香りがしてとても癒やされます。

     
           宮レモンハウス見学         

食品科学科・1年農業と環境【トウモロコシ間引き実習】

 1年生の「農業と環境」で、トウモロコシの管理実習として『間引き・追肥』を行いました。
 “間引き”とは、複数発芽した株の中から良い株(生長が早い、茎が太いなど)を選び、それ以外の株を引き抜く作業です。
 今回は2粒播種をしたので、間引いて1株にします。
 どのような手順で行うのか、注意するポイントはどのようなことかなどの説明を受けてから、実習を開始しました!
   

 ”間引き”をする前に、株全体の大きさや茎の太さ、葉の色・形状などをよく観察し、残す株・間引く株を決定します。
 残す株も一緒に抜けないよう根元をしっかりと押さえながら丁寧に作業をし、その後、”追肥・除草”も行いました。
 間引いた株の根はどうなっているのか、どれくらいの長さなのか、葉齢はどうか・・などもよく観察しました。
   
 《間引く前の株》      《間引き後の株》      《間引いた株の状態》

 先月に植付け実習をしたジャガイモも、芽が出始めました!
 今後は、ジャガイモの管理実習も取り組んでいきます!!
  
   

食品科学科・食品製造【マーマレードジャム製造】

 前回の「イチゴジャム製造」に続き、今回も2・3年生で『マーマレードジャム製造実習』を行いました。
 前回行った『イチゴジャム製造』に比べ『マーマレードジャム製造』は、夏みかんの前処理工程がとても大変で手間がかかります。
 『前処理工程』として、原材料となる”夏みかん”を洗浄し、果皮と果肉に分け、果皮はワタの部分を丁寧にそぎ落とし細切りにしてから食塩水で茹で苦みを抜きをし、果肉からは果汁を搾り出していきました。
 果皮からそぎ落としたワタや果肉を包んでいる”じょうのう膜”は、ミキサーにかけクエン酸液を加えてから煮詰め、濾過をして”ペクチン液”を抽出しました。
    
  

 これらを一緒に煮詰めながらアクの除去をし、殺菌済のビンに充填、その後殺菌・冷却を行いました。
 製造工程の途中では、糖度を確認したりコップテストを行ったりして煮詰め具合のチェックも行いました。
   
    
 放冷後、異物混入の確認、ラベル貼りの工程を行い、校内販売のための製品としました。

食品科学科・食品製造【イチゴジャム製造実習】

 年度初めの「食品製造」は、毎年恒例のジャム製造実習から始まります!
 今回は、2・3年生で『イチゴ前処理・ジャム製造実習』を行いました。
 「食品製造」とは、食品の特性や加工の原理などについて、授業実習を通して学ぶ科目です。

 『イチゴ前処理』とはイチゴの”ヘタの除去・洗浄”です。
 大量のイチゴのヘタ取りをするのは大変ですが、ジャムとして製品にした際、異物混入品とならないようにするためとても大切な工程なので、慎重な作業が求められます。
 丁寧にヘタを取り除いた後、流水で良く洗い、冷凍焼け防止のため全体に砂糖をまぶし冷凍保存にしました。
   

 『ジャムの製造』では、前処理済のイチゴを”クエン酸”や”ペクチン”、”砂糖”などを加えながら煮詰めていき、内容量を確認しながら殺菌済のビンに充填し、殺菌・冷却を行いました。
   

 最後に異物混入の確認後、ラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
  
 
 今後も、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品とするまでの作業工程など、さまざまな事を授業実習を通して学んでいきます。
  

食品科学科・1年農業と環境【春夏野菜作付け実習】

 4月19日(火)に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植え付け・トウモロコシの播種(はしゅ)実習』を行いました(播種とは種をまくこと)。
 「農業と環境」とは、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。植え付けや播種をした作物が発芽しどのように生長していくのかを、授業実習を通して自ら感じ、学んでいきます。
 
 今回栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ》です。
  

 1年生は初めての圃場での実習なので、注意事項や各自の場所を確認してから実習開始です!
 生徒たちは実習が始まる時は緊張の表情でしたが、作業工程などをクラスメートと確認し合ったり、先生に質問したりしながら丁寧に植え付けや播種、覆土(ふくど、土をかぶせること)、灌水の作業を進めていくうちに笑顔の表情に変化し、周囲と協力しながら無事に実習が終了しました。
   

 今後の圃場での実習はスケッチや観察の他、追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習も行う予定です。
 立派な作物が収穫出来るよう、一生懸命取り組んでいきましょう!!

食品科学科・生徒が考案したお弁当が提供されました!

 第50回記念全国高等学校選抜バドミントン大会において、本校食品科学科の生徒が考案したお弁当が大会関係者のみなさまに提供されました!!
 各お弁当とも栄養のバランスはもちろんのこと、選手のために高タンパク低カロリーの食材を使用したり、試合に勝つ願掛けをテーマにしたり、宇都宮市の伝統である『黄ぶな』のイメージで考案したり…と生徒たちは趣向をこらしてたくさんのメニューを考案しました。
 ふたを開ける時のワクワク感や嬉しさ、食欲増進にもつながる彩りの良さも重要なポイントです!

 大会関係者の方々からは好評のお声をいただき、お弁当のアイデアが採用された生徒たちは大変喜んでいました。

    
 「生姜焼き弁当」      「とり弁当」           「ハンバーグとオムレツ弁当」

   
 「ヒレカツ弁当」      「無病息災黄ぶな弁当」     「選手の皆さんへ配布」

食品科学科・みそ仕込み実習

 食品科学科1・2年生が1月中旬~下旬にかけて『みそ仕込み』実習を行いました。

 洗米・蒸米した米に麹を種付けし、”床もみ”や”切り返し”をして麹を作り、さらに塩切りを行い【塩切り麹】としました。
   
  

 大豆はシワ・ヒビ・黒色化などの不良な豆を取り除き、洗浄・浸水した後柔らかくなるまで煮ていき【蒸煮大豆】としました。
   

 【蒸煮大豆】をつぶしたところに【塩切り麹】を入れよく混ぜ合わせ、にぎりこぶし大のみそ玉にし、発酵容器に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきます。
 その後、上部に塩を薄くまき、最後に重石などを乗せ、みその仕込みが完成です。
   
   

 麹作り実習では、麹菌の菌糸が米粒の表面から中に侵入している状態を良く観察し、仕込み実習では、蒸煮大豆を実際に手でつぶし混ぜ合わせる工程を行いながら生産する大変さを体感しました。そして、異物混入を防ぐため細心の注意を払いながら工程を進めました。
 今回の実習で仕込んだみそは、麹菌の酵素や酵母、乳酸菌などの働きによって発酵・熟成されていきます。みその色や香りが発酵中はどのように変化していくのか、製品となる時はどのような変化をしているのかなど、様々なところを良く観察して欲しいです。

 今後は食品製造や総合実習の授業で、『切り返し』や校内販売のための製品にする『樽詰め』『包装』などの実習を行う予定です。 

食品科学科・3年生課題研究発表会

 1月18日(火)5.6時限目に食品科学科3年生による『課題研究発表会』が行われました。
 「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。

 各班、何度も実験や試作をくり返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりと、最後まで一生懸命取り組んできました。
 授業時間のみだけでは無く、放課後や夏休みの長期休業中もそれぞれ活動をしてきました。
 発表会では各班で作成したスライドを利用し、クラス全員の前で発表を行いました。発表生徒たちは緊張した様子もありましたが、終了した時には堂々とした表情に変わっていました!
 3年生のみなさん、お疲れ様でした!!
 1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。

 【令和3年度の研究テーマ】
 「食品製造分会」
 ○米の消費拡大と地域活性化を目指して~宮レモンを活用した米粉パンの開発~
 ○規格外トマトと米粉
 ○赤いキウイと米粉の利用
 ○新たなレモンの産地宇都宮から「宮レモン」を活用した商品開発!
  ~地域活性化と地産地消食育プロジェクト~
 
 「食品化学分会」
 ○栃の実石けんの利便性を高めて
 ○完全グルテンフリー 米粉パン
 ○柑橘類の果皮の利用
 ○大豆粉の活用
 
 「微生物分会」
 ○米麹で作るハンドパック
 ○酵素とコンブチャの可能性
 ○果実の酵母を利用した化粧水の研究
 ○コウジ酸を使ったハンドクリーム 
 
   
   
   
     

食品科学科・【デコレーションケーキ実習】

 12月15日(水)、17日(金)に食品科学科1・2・3年生で『デコレーションケーキ実習』を行いました。
 スポンジケーキは食品製造実習で製造した物を使用しました。
 1年生は基本的なデコレーションを、2・3年生はそれぞれ工夫をして自由にデコレーションをしました。

 1年生は均等にスポンジをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗っていく「ナッペ」が初めてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命取り組み、きれいなケーキに仕上げました!
     
    丁寧にスポンジをカット! クリームをホイップしてナッペしていきます!
  
 きれいに仕上がりました☆

 2・3年生は好きな果物や飾りを持参し、さまざまなデコレーションに仕上げていきました。
 シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、大人なデザインまで各自、趣向を凝らしたケーキとなりました!
   
 2・3年生はナッペが手早い!!上部のアレンジもさすがです!!

   
   
 フルーツたっぷりや、切り株風、犬のデザイン・・・と、様々です☆☆

 実習終了後にはクラスメートと出来上がったケーキを見せ合いながら、こだわったポイントやイメージしたこと、工夫したところなどの話をしていました。
 全員、とてもステキなデコレーションケーキになり、笑顔で実習を終了しました!

食品科学科・のざわ特別支援学校との交流会

 12月10日(金)に食品科学科3年食品製造分会の生徒が、のざわ特別支援学校高等部のみなさんとオンラインを用いて交流会を行いました。

 食品製造分会の生徒は、地域の方や他学科と連携をして取り組んでいる『宮レモンパン』や『米粉パン』について、のざわ特別支援学校のみなさんは『SDGs』についての研究発表を、それぞれクイズ形式で行いました。
  

 各学校・学科が日頃から取り組んでいる研究について理解を深めることができ、とても有意義な交流会となりました。
 のざわ特別支援学校のみなさん、ありがとうございました。

食品科学科・2年総合実習【食品製造】

  2年生「総合実習・食品製造」で、『スポンジケーキ製造実習』を行いました。

 ”スポンジケーキ”は、卵の気泡性を利用し膨らませ焼き上げた、洋菓子の基礎となる菓子のひとつです。
 生地が出来上がってからオーブンに入るまで時間が経ってしまうと、気泡がつぶれてしまうために膨らまず口当たりが悪い生地になってしまうので、手早い作業が求められます。
 
 事前に準備をしたデコ型に、縦型ミキサーで作った生地を協力しながら手早く流し入れ、表面の生地をならし、軽く空気を抜く工程を行いオーブンで焼成しました。
 焼成後に放冷をして完成です。ひび割れや凹みも無く、ふっくらと膨らんだスポンジケーキが完成しました。
  
  
 今回の実習で製造したスポンジは、『デコレーションケーキ実習』に使用します。

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜収穫実習】

 1年生「農業と環境」の実習で、秋冬野菜として作付をした『ハクサイ・ダイコンの収穫実習』を行いました。

 9月中旬に定植・播種をし、その後、間引きや追肥・土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を行い、今月無事に収穫時期となりました!
   

 ハクサイは大きく立派に締まり良く結球し、ダイコンもしっかりと太く生長しました!!
 ハクサイの根元を切り、持ち上げようとした時の重量感に生徒たちは驚き”大きくて重い!!”との声を圃場であげながら、作物収穫の喜びを感じていました。
   
  

 食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々な事を感じ取ることが出来た実習になりました。

食品科学科・3年食品化学【食品添加物の検出実験】

 3年生「食品化学」の授業で『食品添加物の検出実験』を行い、今回は添加物の中でも”発色剤”についての実験を行いました。
 試料として”ロースハム”や”豚バラ肉”を使用し、発色剤の検出や効果を観察しました。
 検出実験では、ロースハムから抽出した液体と蒸留水にテスターを浸し、反応の違いを観察しました。
    
   
 
 また、豚バラ肉を発色剤を使って茹でたときと、使わずに茹でたときの肉の違いも観察し、発色剤の効果を体感しました。
 茹でた肉を並べてみたときの色の違いに生徒たちは大変驚いて、各班で様々な感想や意見を出し合っていました。
   
                                                   発色剤有  無

 肉加工製品のみで無く、いろいろな製品の食品表示を見るきっかけになった実験だったのではないかと思います。

食品科学科・3年食品製造【ソーセージ製造実習】


 3年生「食品製造」の授業で『ソーセージ製造実習』を行いました。
 豚挽肉にナツメグなどの香辛料や食塩・氷水を入れ、手早く混ぜていきます。
 強い粘り気が出るまで良く混ぜ合わせ、豚挽肉が白色に変化したら絞り袋へ移し、羊腸に充填していきます。
    

 羊腸に空気が入らないように、破れないようにと注意を払いながら、生徒同士で協力し息を合わせて作業を進めていきました。 
   

 全ての充填が終了したら5㎝程の間隔でひねり、見慣れているソーセージの形に仕上げました。
   
   
 その後20分程ボイルし、焼き上げて完成!
 自分で製造したソーセージを試食し、手作りの風味豊かな味に”美味しい!!””食感が良いね!!”などの感想があげられました。
 店舗に陳列されている商品の状態でしか見ることがないので、製品になるまでの製造工程や大変さなど、多くの事を学んだ実習になりました。

地域/学科間連携!

 今年度からはじめた「新たなレモンの産地宇都宮から「宮レモン」活用した商品開発!~地域活性化と地産地消食育プロジェクト!」が第5回「全国高校生農業アクション大賞」の認定グループとして選出され、認定証と記念品が事務局より届きました。
 11/2(火)宇都宮市内の宮レモン農家を流通経済科の研究班と共に訪れ、収穫及び商品開発を行っている「宮レモンパン」の試食会やパッケージの相談を行いました。
  
 11/12(金)白楊祭(校内公開)には、「宮レモンパン」試作品のプレ販売会を実施しました。パッケージには「宮レモンパン」のアイコンとなるような流通経済科が作成したシールが添付されています。また裏面表示にGIGAタブレットで作成したQRコードからアクセスできるアンケートを添付し、ここで得たご意見をもとに商品開発を進めていきたいと思います!
 

食品科学科・食品製造【リンゴジャム製造実習】


 「食品製造」の実習で【紅玉】を使用して『リンゴジャム製造』を行いました。
  

 まずは、リンゴの洗浄やカットなどの調整を行いました。
 芯の部分や皮を除去した後に5ミリ幅にカットしていきます。皮などの異物混入をしないように注意を払いながら、また、リンゴの褐変が進まないよう各班で協力して手早く作業を進めていました。
  

 調整後に“クエン酸”や“ペクチン”、“砂糖”などを添加し、アクを丁寧に除去しながら煮詰めていき、殺菌済ビンに手早く充填していきました。
   

 その後、殺菌・冷却を行いました。
  

 今後の実習でラベル貼りの工程を行い、校内販売にむけて製品にしていきます。

食品科学科・総合実習【食品化学】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「食品化学」では、『中和滴定法』の実験を行いました。
 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
 今回は”食酢”を試料としました。
  

 班ごとに手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸が含まれているかを求めていきました。
   


 今回の実験では、基本的な器具の操作方法や使用する薬品の取り扱い法などを学習しました。

食品科学科・総合実習【微生物利用】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「微生物利用」では、『納豆菌について』の実験を行いました。
 実験の目的や納豆菌について、培地調整方法の説明を聞いてから、班ごとに実験を開始します。
 はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注し”平板培地”を作成します。
   

 そして平板培地に《納豆菌》や、抗菌作用があると言われている《ワサビ・ショウガ・ニンニク》を”白金耳”と言う器具を使用して塗抹(培地に塗り広げること)しました。
    

 その後は一定の温度で培養し、2~3日後にどのように変化しているかの観察を行います。
 今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具の基本的操作などを学習しました。

食品科学科・農業と環境【ハクサイ管理実習】


 1年生の「農業と環境」の実習を行いました。
 今回の実習内容は『ハクサイの追肥・土寄せ・除草』です。
 まず、現在の葉数がどれくらいなのか、色はどうなのかなどの変化を観察しました。
 その後、追肥に使用する肥料はどのような成分なのか、追肥・土寄せで注意する事は何かなどを確認してから作業開始です。

 追肥をする場所を確認しながら肥料を撒き、立ち鎌で土寄せをしていきます。
 葉に肥料や土が乗らないよう、注意を払いながら丁寧に作業を進めて行きます。
 また、除草も行いとてもきれいな圃場になりました。
   

   
 
 定植をしてから約2週間が経過し、葉数も順調に増加しています。
 このまま順調に生長し、収穫時期には立派な作物が収穫出来るよう、今後も管理実習を定期的に行っていく予定です。
  

食品科学科・総合実習【食品製造】


 食品科学科2年生「総合実習」の授業は、「食品製造」「食品化学」「微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ内容を実験や実習を通して体験的に学ぶ科目です。
 今回の「食品製造」の実習では、『ブルーベリージャム製造』を行いました。

 ブルーベリーに”砂糖”・”クエン酸”・”ペクチン”などを添加し、丁寧にアク取り作業をしながら煮詰め具合を調整・確認し、その後、手早く殺菌済のビンに充填していきます。
   

 充填後ふたを締め、ビン周りの拭き取りや異物混入の有無を目視で確認後、殺菌・冷却を行います。
   

 今後の実習では、最終検品・ラベル貼りの実習を行い、校内販売に向けての製品にする予定です。

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜作付け実習】


 9月14日(火)に1年生が「農業と環境」の圃場でハクサイの定植と、ダイコンの播種(種まき)を行いました。
 品種はハクサイは《黄ごころ65》、ダイコンは《おでん大根 味福》です。
  
 
 ハクサイは夏季休業中に食品科学科職員が播種を行い、本葉が5枚ほどに生長した苗を定植しました。
 植え付けの深さや、ペーパーポットを外す際に根を切らない等を注意して、定植を行いました。
 ダイコンの種子は小さいため、各自の場所以外に落とさないよう確認をしながら丁寧に播種作業を行いました。
   
   
    
 2学期がスタートし最初の圃場での実習でしたが、周囲と協力しながら実習に取り組んでいました。

 今後の圃場での実習は、追肥や間引き・除草などを行う予定です。収穫時期に立派な作物が出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきましょ!!

食品科学科・農業と環境【トウモロコシ収穫実習】


 先週に続いて1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『トウモロコシの収穫実習』を行いました。
 トウモロコシは4月中旬に播種をし、間引きや追肥・除房・除草などの管理実習を定期的に行いながら栽培してきました。

 収穫時期のトウモロコシは、どの様に変化しているのか?どんな風になったら収穫適期なのか?などの観察を行ってから『収穫実習』を開始しました。

   
  
 2m以上に生長したイエローポップ

 収穫を行う際、生徒たちは「収穫出来て嬉しい!!楽しい!!」気持ちのようで、満面の笑みでトウモロコシ収穫に取り組んでいました。
 収穫後のゴールドラッシュは各自持ち帰り、イエローポップはハウス内で乾燥させてから、ポップコーン実習に使用する予定です。

   
 収穫後のゴールドラッシュ  収穫後のイエローポップ

食品科学科・農業と環境【ジャガイモ収穫実習】


 1年生の「農業と環境」で、春夏野菜として作付けをした『ジャガイモの収穫実習』を行いました。
 ジャガイモは4月中旬に作付けをし、追肥や除茎・土寄せ・除草などの管理実習を行い、無事に収穫時期をむかえました。

 各自の場所を掘り起こすと、土中から次々とジャガイモが出てきて、生徒たちは”ジャガイモがたくさん!!”、”大きなジャガイモだよ!!”などの声をあげながら、収穫を行っていました。
   
  

 生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を行ったりして収穫が出来た喜びを感じながら、笑顔で収穫を行っていました。

食品科学科・農業と環境【春夏野菜観察実習】


 1年生の「農業と環境」の実習を行いました。
 今回は、ジャガイモ・トウモロコシの『観察実習』を行いました。
 春夏野菜として、《植付け・播種(種まき)》をしてから1ヶ月半ほど経過し、現在の生育状況の確認として、草丈や葉齢などの計測、茎や葉の形・花色などの特徴の観察とスケッチを行いました。
   

 ジャガイモは可愛らしい紫色の花が咲きはじめました。
 トウモロコシは、草丈約60~70センチ、葉齢7.5~8ほどに生育しています。
   

   
               生徒たちのレポート

 ジャガイモもトウモロコシも、順調に元気に生育しています!!
 収穫時期に立派な作物が収穫出来るよう、今後も管理実習を定期的に行っていく予定です。

食品科学科・農業と環境【ジャガイモ除茎実習】


 1年生の「農業と環境」の実習で、春夏野菜として作付けをしたジャガイモの管理実習を行いました。
 今回の実習内容は『除茎(茎の数を必要数に調整する作業)・追肥・土寄せ・除草』を行いました。
 どの様な手順で行うのか、注意するポイントはどの様なことかなどの説明を受けてから、実習を開始しました。
  

 ”除茎”する際にはジャガイモの株元を良く観察し、残す株も一緒に抜けないよう根元をしっかりと押さえながら丁寧に作業をし、その後、”追肥・土寄せ”を行いました。
  
  
    除茎前の株        除茎後の株

 ”除草”も生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がきれいになりました!
 

 植付けをしてから1ヶ月ほど経過し、元気よく順調に生長しているので、収穫時期が待ち遠しいです!!

食品科学科・食品製造【イチゴジャム製造実習】


 3年生の「食品製造」の授業において、イチゴジャム製造実習を行いました。
 「食品製造」とは、食品の特性や加工の原理などについて実習を通して学ぶ科目です。
 
 前処理をし、冷凍保存しておいたイチゴを、”クエン酸”や”ペクチン”、”砂糖”などと一緒に煮詰めていき、殺菌済みビンに充填していきました。
   

 その後、殺菌・冷却を行いました。
 

 今後の実習ではラベル貼りの工程を行い、校内販売のための製品とする予定です。

食品科学科・農業と環境【春夏野菜作付け実習】


 4月20日(火)1年生が「農業と環境」の授業において、圃場(ほじょう)でジャガイモの植付けと、トウモロコシの播種(はしゅ)を行いました。 (※播種とは種まきのことです。)
 品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ》と《イエローポップ》です。
  

 1年生は初めて圃場での実習だったため、注意事項や各自の場所を確認してから実習開始です!
 生徒たちは丁寧に植付け・播種作業を行いました。
  

 「農業と環境」は、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。
 植付け・播種をした作物が発芽をし、どの様に生長していくかを授業実習を通して自ら感じて、学んでいきます。
 今後の圃場での実習は、追肥や土寄せ、間引き、除草などを行う予定です。

食品科学科・イチゴ処理実習


 2年生の「食品製造実習」の授業において、イチゴジャム製造に使用する「イチゴの前処理実習」を行いました。
 前処理は”ヘタの除去”です。
 ジャムとして製品にした際、ヘタが異物として混入しないようイチゴを流水で良く洗いました。生徒たちは、丁寧に作業を進めて行きます。
    

 前処理の仕上げは冷凍焼けを防ぐために、全体に砂糖をまぶします。
 

 今後は、「食品製造実習」などで今回前処理をしたイチゴをジャムとして製品にする実習を行う予定です。

食品科学科・麹作り、みそ仕込み実習


 食品科学科1・2年生で1月下旬~2月上旬にかけて、みその仕込み実習を行いました。

 洗米・蒸米をした米に麹を種付けし、”床もみ”や”切り返し”をして麹を作り、さらに塩切りを行い『塩切り麹』としました。
   
   

 大豆はシワ・ヒビ・黒色化などの不良な豆を取り除き洗浄、一晩浸水後、柔らかくなるまで煮ていき『蒸煮大豆』としました。
 『蒸煮大豆』をつぶしたところに『塩切り麹』を入れ、良く混ぜ合わせた物をにぎりこぶし大のみそ玉にし、発酵容器に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきます。
 その後、重石などを乗せて、みその仕込みが完成です。
   
   
 

 麹作り実習では、麹菌の菌糸が米粒の表面から中に侵入している状態をよく観察しながら工程を進め、仕込み実習では、実際に手で蒸煮大豆を手でつぶし混ぜ合わせて生産する大変さを体感し、雑菌繁殖を防ぐためのポイントに注意しながら工程を進めました。

 今回実習で仕込んだみそは、麹菌の酵素や酵母・乳酸菌などの働きによって発酵・熟成されていきます。仕込んだみその色や香りが発酵中どの様に変化をしていくか、製品となるときはどの様になっているかなどを良く観察してみて欲しいです。

 今後は、食品製造や総合実習の授業実習で、「切り返し」や校内販売のための製品にする「包装」などの工程を行う予定です。

食品科学科・3年生課題研究発表会


 1月19日(火)5.6時限目に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。
 『課題研究』とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。
 
 今年度は休校などもあり活動出来る時間が限られていましたが、その中でも様々な工夫をして、各班が最後まで取り組んできました。
 授業時間のみだけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中もそれぞれ活動をしてきました。

 発表会では各班で制作したスライドを利用し、クラス全員の前で発表を行いました。
 各班の発表生徒は、始めは緊張した様子もありましたが、発表終了時には堂々とした表情に変わっていました!
   
   

 3年生のみなさん、お疲れさまでした!!
 1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。

 【今年度の研究テーマ】
 「食品製造分会」
  ○規格外トマトの利用
  ○米粉100%パンのレシピ研究
  ○ノンアレルゲンレシピの作成
 「食品化学分会」
  ○エディブルフラワーの活用
  ○栃の実石鹸の活用
  ○スイカの種で出汁をひく
 「微生物分会」
  ○米から得た乳酸菌の利用
  ○食品中に含まれる乳酸菌の測定と比較
  ○食酢の静菌作用の利用

食品科学科 おにぎりコンテスト最終審査

とちぎのおにぎりスター誕生!(第3回おにぎりコンテスト)の最終審査会が、
12月12日(土)にホテル東日本宇都宮において行われました。

応募数813点の中から、1次審査、2次審査を通過した5点の最終審査でした。

食品科学科の2年生が「やしおポークの炊き込みおにぎり」で最終審査に望み、
優秀賞をいただきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、
使い慣れないホテルの厨房と道具を使い、学生自らが30人前の
おにぎりを作るという、調理技術も必要になるというコンテストになりました。

食品科学科「食品製造」授業風景(みそ実習)


 11月10日(火)、2・3年生の「食品製造」の授業実習で【みその樽詰め】【包装(ラベル貼り)】の実習を行いました。
 約7ヶ月の間、麹菌の酵素や酵母、乳酸菌の働きで発酵・熟成されていたみそが完成しました。
 大樽の中からみそを出し、機械で濾(こ)してから製品用の樽に詰めて行きます。
 内容量を計測しながら丁寧に作業を進めて行きます。
   

 その後、『汚れが付着していないか』『フタがきちんとされているか』などを慎重に確認し、ラベル貼りの包装工程を行い、校内販売のための製品として完成しました。
  

 生徒たちは、みその発酵・熟成した香りや変化した色味などをよく観察し、「発酵の良い香りがしている」「色が淡い赤色に変わっている」などとそれぞれの意見を話していました。
 食品がどの様な工程を通過して製品になるのかを、「食品製造」の授業実習を通して学習しました。

食品科学科・キャリア形成支援事業


 10月21日・28日の2回に分けて、食品科学科2年生はキャリア形成支援事業を行いました。
 宇都宮市保健所健康増進課の管理栄養士、枝さんと村上さんに講師をお願いして【食育について】・【栄養バランスの良い食事とは?】など”身近な食事や栄養”についての講習や、野菜がたっぷりとれるヘルシークッキング調理実習を行いました。

 枝先生、村上先生から『宇都宮市の食育推進計画』や『朝食の大切さ』『間食でのカロリー取り過ぎ注意』などのお話を、飲料水中の糖分量を表現したペットボトルを使用したり、様々な資料を使用したりと、食事の重要性を実感出来るよう分かりやすく説明して頂きました。
   
  
 

 調理実習では「餃子風あんかけご飯」「きゅうりのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」の4品を作りました。
 酢の酸味やゴマ油の風味を利用したり、食材を大きめに切るなどの工夫をしたりすることで、塩分を控えることができ、また、食感が楽しめ食べ過ぎ防止につながるなどのポイントも教えていただきながら調理を行いました。
   

 その他にも、行政栄養士の業務内容や各世代の食事に対しての課題・改善点、栄養成分表示を見る大切さなどの説明もして頂きました。
 授業だけではなかなか得られない知識や技術を得ることができ、とても有意義な時間となりました。
 枝先生、村上先生、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・農業と環境《ハクサイ収穫》


 10月27日(火)に1年生の「農業と環境」の授業実習で、秋冬野菜として作付したハクサイを収穫しました。
 9月中旬に植え付けをし、その後、追肥や土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を行い、無事に収穫期となりました。
   

 結球がしっかりと締まっていて、大きく立派なハクサイに生長しました!!
 そんなハクサイを収穫しながら生徒たちからは【大きくてビックリ!】【ずっしりしていて立派だね!】などと、圃場で声をあげながら収穫していました。

   
 
 今後は、「農業と環境」で栽培した秋冬野菜を使用して、調理実習を行う予定です。
 食品製造などに使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々なことを感じ取ることが出来た実習になったと思います。

食品科学科・3年生和菓子講座


 10月20日・23日の2回に分けて3年生を対象としたものづくりマイスターの川又和博先生による和菓子講座を行いました。
 まずは、川又先生のデモンストレーションを見ながら、生地の乾燥防止のために水飴を入れることや重曹などの膨張剤の配合割合、あんこの扱い方など、様々なポイントを教えていただき、工程や作業内容の説明を聞いてからいよいよまんじゅう作り開始です!
 今回は「白薬まんじゅう」「黒糖まんじゅう」「かすてらまんじゅう」の3種類のまんじゅうを作りました。
   

 熱の通りを均等にするため生地全体を同じ厚みにするのですが、”包餡”の工程が上手く出来ず生徒たちは悪戦苦闘しながらも、川又先生のプロの技術を間近で見ながら一生懸命作業を進めました。
   
  

 完成したまんじゅうを見て生徒たちからは『わぁ!!ふっくらしていて甘い香り!』との声があがりました。
 洋菓子を作る機会はありますが、和菓子を作る機会は少ないので生徒たちは興味津々に取り組んでいました。とても貴重な体験となりました。
 講師の川又和博先生、お忙しいところ大変ありがとうございまいた。

食品科学科・農業と環境《秋冬野菜作付》


 10月13日(火)に秋冬野菜として作付したハクサイとダイコンの管理実習を行いました。品種は、ハクサイは”お黄にいり”、ダイコンは”おでん大根味福”です。
 それぞれ9月中旬に定植・播種を行い、今回の実習内容は『間引き・追肥・土よせ・除草』の管理を行いました。

 ダイコンを間引く際には、残す株にダメージが無いよう慎重・丁寧に作業を進め、その後、追肥を行います。
 ハクサイには葉の部分に肥料がかからないよう、株元を確認しながら追肥を行います。
  

 除草は生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がとてもきれいになりました!
 結球が始まっているハクサイを観察しながら、【どれくらいの大きさに生長するのか楽しみだね♪】などと生徒同士で話している姿も見られました。
   

 順調に生長しているので、収穫が楽しみです!!

食品科学科・総合実習授業風景(微生物)


 前回に続き『総合実習』の授業風景です。
 今回の「微生物」の実習は、『手指の細菌検査』を行いました。
 培地の調整・高圧蒸気殺菌後に、クリーンベンチでシャーレに分注し”平板培地”を作成します。
   

 作成した平板培地に、【水洗いのみ・石けん洗いのみ・石けん洗い+アルコール消毒】をした指を軽く押し付けます。
  

 その後は一定の温度で培養し、2~3日後にどの様に変化しているのかの観察を行います。
 今回の実習では、培地の調整方法や分注の仕方など、基本操作を学習しました。

食品科学科・総合実習授業風景(食化)


 前回に引き続き、『総合実習』の授業風景です。
 今回の「食品化学」の実習は、『中和滴定法』に使用する様々な器具を用いて、基本的な器具の操作方法や薬品の取り扱い方などを学習しました。
   

 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
  

 今回は実験操作の練習を行いました。
 次回は”食酢”を試料として実験を行う予定です。

食品科学科・総合実習授業風景( 食製)


 食品科学科2年生『総合実習』の授業は、「食品製造」「食品化学」「微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ内容を、実験や実習を通して体験的に学ぶ科目です。

 今回の「食品製造」の実習は、ブルーベリージャム製造を行いました。
 ブルーベリーを砂糖・クエン酸・ペクチンなどと一緒に煮詰めていき、殺菌済みビンに充填(じゅうてん)していきます。
 製造工程の途中では、コップテストや糖度計を使って、煮詰め具合の確認も行います。
   
 
 その後、殺菌・冷却をします。
 今後の実習では、検品・ラベル貼りの実習を行う予定です。
  

食品科学科・食品製造授業風景


 学校が再開して2ヶ月程が経過し、実験実習の授業も少しずつ再開してきました。
 今回、3年生の『食品製造』では”スポンジケーキ”の製造実習を行いました。
 『食品製造』とは、食品の特性や加工の原理などを実習を通して学ぶ科目です。

 毎年クリスマス時期が近づくと、「縦型ミキサー」という食品製造機器を使用して製造するのですが、今回は「ホイッパー」を使って実習を行いました。
 ”スポンジケーキ”は卵白の性質である気泡性を利用して膨らませた、洋菓子の基礎となる菓子のひとつです。
 泡立てが不十分だったり、粉類を加えて混ぜすぎたりすると、膨らまずにボソボソの生地になってしまうため丁寧な作業が求められます。
   

 きめ細かい泡になるよう「ホイッパー」で卵白を泡立て、慎重・丁寧に工程を進めて行き、生地を型へ流し込み、オーブンで焼成していきます。
   

 焼成後に放冷をして完成です。ひび割れや凹みも無く、柔らかなスポンジケーキが完成しました。
 今回の実習では菓子の基礎となる製造を行い、丁寧に作業を進める重要さを学びました。

食品科学科・トウモロコシの雄穂が出てきました!


 4月15日に播種をしたトウモロコシ『ゴールドラッシュ』に雄穂が出てきました。
 播種をしてから”間引き”や”追肥”などの管理を行い、順調に生育しています。

 雄穂・雌穂が出る「出穂」の時期は害虫が内部に侵入しやすくなり、実を食害されてしまうことがあります。
 実の中に侵入されてしまうと、一生懸命栽培したトウモロコシが収穫できなくなってしまいます。
 そのようなことにならないよう、雄穂・雌穂に薬を散布し害虫予防を行いました。
  
    雄穂の様子      薬散布後の様子

 現在のトウモロコシの草丈は約80~90センチ、葉齢は9.5ほどになっています。
 生徒全員で立派なトウモロコシが収穫できるよう、このまま順調に生育してもらいたいです。
 
   

食品科学科・ジャガイモの花、咲いています♪


 農業と環境の圃場で栽培しているジャガイモの花が、先週から咲き始めました♪
 紫色をしたかわいらしい姿をしています。
  

 植え付けから約70日経過しました。
 これまで”除茎”や”追肥”、”土寄せ”などの管理を行い、グングンと生長しています!!
  

 6月1日から学校が再開しました。
 圃場で、花や葉の形状・茎の太さなどの生育状態を良く観察してみてくださいね。

食品科学科・発芽しました!!


 4月15日に植え付け・播種を行った、『ジャガイモ』と『トウモロコシ(ゴールドラッシュ・イエローポップ)』が発芽しました!
   

 まだ発芽したばかりで小さいですが、ここから『ジャガイモ』は”ほう芽”や”着らい”、『トウモロコシ』は”分げつ”や”出穂”をしながら生長していきます。

 学校が再開し登校したら、どのように生長しているかなど、良く観察してみてください!

食品科学・麹作り、味噌の仕込み


 4月14・15日に塩切り麹作りを行いました。
 床もみや切り返しをして麹を作り、さらに塩切りを行って『塩切り麹』としました。
   

 4月24日には、『塩切り麹』と『蒸煮大豆』を合わせて味噌を仕込みました。
 塩切り麹と蒸煮大豆の混ぜ合わせた物をにぎりこぶし大のみそ玉にし、発酵容器に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきます。
   
  
 

 その後、重石などをのせ仕込み完成です。
   

 麹菌の酵素や酵母・乳酸菌などの働きによって発酵・熟成され、みそが作られていきます。

 今後は食品製造や総合実習の授業実習で、『切り返し』や校内販売のための『包装』などの工程を行う予定です。
 みなさんが実習する際には、発酵中の状態の変化(香りはどうか、どんな色に変化してきたか・・など)を、自分自身の目で良く観察して、手で触れて、いろんなことを感じ取ってくださいね。

食品科学科・農業と環境


 4月15日(水)に『農業と環境』の圃場でジャガイモの植え付けと、トウモロコシの播種を行いました。

 品種は、ジャガイモは“キタアカリ”、トウモロコシは“ゴールドラッシュ”と“イエローポップ”です。
  

 授業実習で行う予定でしたが、休校中のため今回は職員で行いました。
 『農業と環境』は、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。
 今後の圃場での実習は、追肥や土寄せ、除草などを行う予定です。
   

 作付けをした作物の芽が出たら、生徒たちにも自分の目で見て、作物の生長を感じてもらいたいですね。
 

食品科学科・食品安全ゼミナール

 1月24日(金)3・4時限目に食品安全ゼミナール講習会が行われました。
 宇都宮市保健所薬剤師 中野渡さんにお話をしていただきました。

 食品科学科2年生が参加し、「食中毒」や「食品添加物」、「食品の安全を守るしくみ」等を冊子やスライドを使用しながら解説していただき、クイズ形式で分かりやすく学んでいきました。
 また、食品表示の見方や食物アレルギーについてのお話しもしていただき、身近な事柄だと改めて実感しました。

   

 『食の安全性』についてより詳しく学ぶことが出来ました。
 今後、食品の学習や実習にも活かしていきたいです。

食品科学科・デコレーションケーキ実習


 12月17日(火)、18日(水)に食品科学科1・2・3年でデコレーションケーキ実習を行いました。
 スポンジケーキは食品製造の実習で製造した物を使用しました。

 1年生は基本的なデコレーションをし、2・3年生はそれぞれ工夫をして自由にデコレーションをしました。
 1年生はスポンジケーキを均等にカットしたり、回転台を使いながらパレットナイフでクリームを塗っていく”ナッペ”が初めてだったりと悪戦苦闘しながらも一生懸命に取り組み、きれいなデコレーションケーキに仕上げました。
    
 1年生の実習風景 クリームを作り、丁寧にナッペをしています。
   
 デコレーション完成!!

 2・3年生は好きな果物や飾りなどを持参し、思い思いのデコレーションに仕上げていきました。
 シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、大人っぽいデザインまで様々なケーキとなりました。
     
 2・3年生の実習風景 回転台をうまく使いながらながらナッペも上手です!!

   
  
 いろいろなデザインのデコレーションケーキが完成しました!!
 
 実習終了後に出来上がったデコレーションケーキをクラスメイトと見せ合いながら、イメージしたことやこだわったポイント、工夫したポイントなどを話していました。
 デコレーションケーキ実習を通して、基本をしっかり学ぶこと、工程を丁寧に進めて行くことなどの知識・技術を身に付けました。

食品科学科・農業と環境授業風景(調理実習編)

 
 12月6日(金)に食品科学科1年生が「農業と環境」で栽培した作物を材料として調理実習を行いました。
 春夏野菜として作付けした《ジャガイモ》はポテトサラダに、秋冬野菜として作付した《ハクサイ・ダイコン》は鍋に調理をしました。

  

 作物を丁寧に調理し、美味しくいただけるまでの過程を自ら経験して学習しました。
 畑から食卓に並べられるまでの大変さやありがたさ、食材を無駄にしないための工夫など様々なことを考える重要な実習となりました。

食品科学科・毎日農業記録賞優秀賞受賞!

 「第47回 毎日農業記録賞」高校生の部で食品科学科3年黒澤 優雨さんが優秀賞・全国農業高校長協会賞をいただきました。

 黒澤さんは《食からの挑戦!地域再生へ》をテーマに、食から地域問題に取り組むことを目指し、伝統を受け継ぎながら、地産地消を生かし、さらに食と農が人と地域を結びつける社会にしていきたいと言う思いを表現しました。

 今回受賞した貴重な経験や、食品科学科で学んだ農業や食品の知識を今後も活かしながら地域に貢献できるような人材に成長していってください。

 

食品科学科・農業と環境授業風景

 11月1日(金)、11月5日(火)に食品科学科1年生が「農業と環境」の授業で秋冬野菜として作付した《白菜・大根》を収穫しました。
 「農業と環境」は農業の基礎を学ぶ科目です。

 9月上旬に植え付けと播種をして、その後、追肥や中耕、除草作業などの管理を行ってきました。
 生徒たちは自分で栽培した作物を収穫し、”大きな白菜だね!!”・”立派な大根が出来た!!”などと圃場で声を上げながら収穫していました。
  

 農業と環境の授業実習を通して、食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、ありがたさなど様々なことを感じながら学んでいます。

食品科学科・日本学生科学賞最優秀賞!

 「第63回 日本学生科学賞栃木県展覧会」高校生の部で食品科学科3年食品化学分会の5名が『最優秀賞・栃木県教育委員会教育長賞』をいただきました!!

 5名は《栃の実の有効利用》をテーマに研究しており、今回は「栃の実石鹸の可能性」を発表しました。
 産業廃棄物になってしまっている栃の実の有効活用について様々な研究をしており、石鹸の開発はその一部です。今までにあく抜き方法の研究、栃の実を使ったクッキーや七味などを開発し販売してきました。
 白楊祭でも『栃の実七味』を販売しますので、是非白楊祭に足を運んでください。
  

食品科学科・豊郷中央小学校と交流会

 10月25日(金)、食品科学科3年製造分会14名が宇都宮市立豊郷中央小学校5年生と交流会を行いました。
 はじめに体育館で「トマト」と「お米」についての発表とクイズをして、食に関しての知識をみんなで学びました。


 その後、家庭科室で食品製造分会で製造した「トマトジャム」を使用し、米粉蒸しパンの調理をしました。
 班員のみんなで協力して、生地にダマが出来ないように混ぜ合わせていきます。
 混ざった生地を、アルミカップの8分目くらいまでこぼれないように丁寧に流し入れていきます。


 それを約15分蒸し、ふわふわの蒸しパンが完成しました!!
 みんなで試食をし、”美味しいね♪”とみんな笑顔で声を上げていました。


 その他にも一緒に給食を食べたりゲームをしたりと、楽しい交流会になりました。
 豊郷中央小学校の生徒のみなさん、先生方ありがとうございました。

食品科学科・そば作り講習会

 10月23日(水)、品科学科2年生は「そば作り講習会」を行いました。
 栃木県めん類業生活衛生同業組合の方々8名にお越し頂き、指導をしてもらいました。
 講師の先生のデモンストレーションを見ながら工程や作業を説明して頂き、いよいよ実践です!


 初めてのそば作りなので、戸惑いながらも班員で協力して作業を進めて行きました!難しい作業の時や上手く出来ない時は、講師の先生方に丁寧に分かりやすく教えてもらいながら進めて行きます。


 そばの茹で上げは講師の先生方にお願いをし、プロの技術を間近で見せてもらいました。
 その後、準備して頂いた”鶏汁”で試食をしました。そばの細さはバラバラでしたが、「自分たちで作ったそば」と思うと、美味しさも倍増でした!!


 その他にも、そばの歴史や製粉工程、健康効果などのお話もして頂きました。

 日頃なにげなく口にしているそばが、この様な工程で作られていることを知れた貴重な実習でした。
 講師の先生方、お忙しいところ大変ありがとうございました。

食品科学科・今泉コミュニティーで交流会

 10月21日(月)、品科学科3年食品製造分会14名が今泉コミュニティーで今泉小学校の生徒2年生~5年生36名、保護者の方々と交流会を行いました。
 今回は”蒸しパン”を作りました。


 粉類をふるって生地を混ぜ合わせ、こぼさないよう丁寧に型に流し入れていきます。
 その後、フライパンを使って15分程蒸し上げて出来上がりです!


 本校で製造したイチゴジャムをトッピングして、みんなで試食をしました。
 参加した子供たちからは、”とても美味しい!!””上手に出来たね♪”などの声が上がり、終始楽しい交流会となりました。

食品科学科・事業所見学

 10月11日(金)に食品科学科1年生が群馬方面へ事業所見学に行きました。
 1カ所目は『こんにゃくパーク』です。
 こんにゃくの歴史や製造工程、雑学などのパネルを見ながら工場見学をし、その後、試食バイキングなどを楽しみました。


 2カ所目は『ガトーフェスタ ハラダ』です。
 製造工程などの映像と共に説明をしていただき、その後、工場見学を行いました。
 製造している商品もディスプレイしてあり、季節によって様々な商品が製造されていることを知りました。


 食品衛生管理など、製造に携わる心構えや取り組みも学習になりました。
 今後の実習に活かして行きたいです。

食品科学科・食品製造授業風景(PTA授業参観3年)

 9月24日(火)PTA授業参観では、食品科学科3年生は「食品製造」の授業において、鶏の解体の実習を行いました。
 黒板で、鶏のどの部分にどの部位があるのかを確認し、教員の説明を聞きながら解体の手順を確認して、実際に解体を行っていきます。


 ひとつひとつ工程を確認しながら作業を進め、解体していきます。その後、部位ごとに重さを計量し、形なども観察していきます。



 解体終了後の鶏肉は、モモ肉は照り焼きに、手羽元・手羽先・ムネ肉・ササミはカレーに調理をして美味しくいただきました。


 お店に陳列されている商品の状態でしか見ることがなかったので、部位ひとつひとつに解体する大変さを学んだ授業実習になりました。

食品科学科・のざわ特別支援学校との交流会

 9月20日(金)に食品科学科3年生食品製造分会の生徒が、のざわ特別支援学校のみなさんと交流会を行いました。


 一緒に“手作りアイスクリーム”の製造をし、おもいおもいに可愛らしく飾り付けをしました。


 試食の際、のざわ特別支援学校の生徒のみなさんも“美味しい!”と笑顔で喜んでくれて、楽しい交流会となりました。

食品科学科・2年キャリア形成支援事業

 9月18日(水)に食品科学科2年生はキャリア形成支援事業を行いました。
 今回は、宇都宮市保健所健康増進課の管理栄養士枝さん、村上さんに講師をお願いして食育についての説明やヘルシーメニューの調理実習を行いました。
 枝先生、村上先生から宇都宮市の食育の取り組みや食事の栄養バランス、飲料水中の糖分量についてなどを分かりやすく説明してもらいました。
 また、行政栄養士の業務内容も教えていただきました。


 調理実習では”塩分ちょっぴり!野菜たっぷり!”をテーマにしたヘルシーメニュー献立を作りました。


 塩分控えめでもちょっとしたひと工夫で美味しくなるポイントや、食事の大切さ、高校生活の食生活のポイントなど細かい説明もしていただきながら、美味しくいただきました。


 授業だけではなかなか得られない知識を学習出来る、とても貴重な体験になりました。
 枝先生、村上先生ありがとうございました。

食品科学科2年現場見学を行いました。

 7月17日(水)国際テクニカル調理製菓専門学校において、食品科学科2年現場見学を実施し、講師の小口伸孝先生に西洋料理のご指導をしていただきました。
メニューは「ビーフハンバーグステーキ~マッシュルームソース ポテトリヨネーズ添え~」
 小口先生のデモンストレーションを全員で見学しながら調理工程や包丁の使用ポイント、西洋料理とは等のお話を伺い、いざ調理開始です。
 

 学生のみなさんにアシスタントとして各班1人入っていただき、分からない工程や大切なポイントを教えていただきながら調理を進めていきます。
 
 
 
 ハンバーグが完成するタイミングで、製菓コースのケーキ2種類も出していただきお楽しみの試食です。生徒たちは、“美味しい!”“お店の味がする!”と、声を上げていました。


 調理実習終了後は、カフェの実習室でラテアートを実演していただいたり、製菓実習室を見学させていただきました。
 

 本校では行えない、貴重な実習を体験できた授業でした。
 専門学校校長の小林先生、講師の小口先生、学生のみなさん、ありがとうございました。

食品科学科・菓子パン製造実習

 食品科学科2年生で、菓子パン製造実習を行いました。
 今回の実習では、あんパンとクリームパンを製造しました。

 生地を仕込んで発酵をさせている間に、あんパンのあんこ玉を作っておき、発酵後の生地で包んでいきます。あんが出ないよう、丁寧に整形していきます。


 クリームパンは、発酵後の生地を麺棒でのばし、その上にクリームをのせ丁寧に整形していき、スケッパーで切り込みを入れ、クリームパン特有の形にしていきます。


天板に並べ、発酵させた後にオーブンで焼き上げていきます


その後冷却・包装を行いました。

食品科学科・キャリア形成支援事業

5月31日(金)に、食品科学科3年生でキャリア形成支援事業(校外の様々なプロフェッショナルを講師としてお招きし、専門知識・技術に磨きをかける授業)を、行いました。

今回は、宇都宮市の洋菓子店「スイーツタカヨシ」のパティシエ 遠藤太剛さんに講師をお願いして、クレープを作りました。
遠藤先生の説明を全員で真剣に聞いたあと、各自で取ったメモを見ながら実践していきます。


作業工程でのポイントや注意点を細かく教えてもらい、目の前でプロの技術を見て、感じて、学ばせていただきました。


生徒たちは「おいしい!」と声をあげながら試食をし、遠藤先生に質問をしていました。その他にもチョコレートについてや、生クリームの種類に詳しく教えていただきました。

貴重な体験になった実習でした。
遠藤先生ありがとうございました。

食品科学科・いちごジャム実習

食品科学科2年生「食品製造」の授業で、いちごジャム実習を行いました。

前処理をして冷凍しておいたイチゴを、クエン酸やペクチン、砂糖などと一緒に煮詰めていき、殺菌済みビンに充填していきます。



その後、殺菌・冷却をします。



今後の実習では、ラベル貼りの実習を行う予定です。

食品科学科 食品化学授業実験風景

食品科学科2年生「食品化学」の授業で、『有機酸の定量』実験を行いました。

「中和滴定法」を用いて行い、食品に含まれる有機酸の量がどのくらいなのかを調べる実験です。
今回は食酢を試料として、行いました。


使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。

伊藤園さんありがとうございます

 本校の食品科学科の生徒が参加しました、「うまいもん甲子園」のスポンサーである伊藤園さんから、全国大会準優勝のお祝いとして、全校生徒分の「お~い、お茶」をいただきました。ありがとうございます。

うまいもん甲子園 ダイナミックチャレンジ!


 8月2日開催、うまいもん甲子園エリア選抜大会【関東・甲信越】で見事優勝した、荒川晴香さん・岡田楓果さん・岡本遥香さんが、11月4日の決勝大会への出場権&ファミリーマートでの商品化権を獲得しました!

そして9月26日(月)、決勝進出校に対して行われるダイナミックチャレンジが、食品科学科にて実施されました。ダイナミックチャレンジでは、エリア選抜大会で審査員をされた料理人さんから調理研修を受けることが出来ます。
本校には、JALホテル料理長 中野匡己さんが来てくださいました。

  
  
絵文字:食事 給食彩り餃子バーガー絵文字:食事 給食

そして、ファミリーマートの方々と商品開発の方向性を打ち合わせ
 
ファミリーマート商品企画グループマネジャー 淺田友則さん

 
決勝大会、優勝目指して頑張るぞー!!!



8月2日、エリア選抜大会の様子絵文字:一人
プレゼンも元気で分かりやすく面白いと大好評でした!
  

食品科学科キャリア形成支援事業を行いました♪

6月2日(火)の5・6時限目に、キャリア形成支援事業(校外のさまざまなプロフェショナルを講師としてお招きし、専門知識・技術に磨きをかける授業)を行いました。

今回は、サンマルタンのパティシエ 遠藤友太さんに講師をお願いして、
「ムースショコラ・オ・フロマージュ」を、作りました。

遠藤先生の説明を全員で真剣に聞いた後、いよいよ実践です!

フランボワーズのソースを作り、スポンジに染み込ませて冷凍庫で休ませます。
その間に、ホワイトチョコの入ったフロマージュを作ります。
綺麗なガラスの器に、スポンジとフロマージュの層を作るように絞りだしたら、完成★

「とても美味しい!!」と、生徒たちは声をあげながら試食をし、分からないことや疑問点を
遠藤先生に聞いていました。

パティシエを目指す生徒もいるので、貴重な体験になった実習でした。
遠藤先生、ありがとうございました。

☆クリスマスケーキ☆

食品製造の授業で、この時期にぴったりの
クリスマスケーキを作りました。
それぞれ個性が出ていて、かわいい仕上がりになりました!
  

今泉小学校との交流活動

白楊高校の近所にある、今泉小学校の3,4,5,6年生と
12月10日に交流授業を行いました。
今回は、みんなでパンナコッタを作りました!
一生懸命作ったかいがあって、上手に出来ました!

豊郷中央小学校との交流活動

12月9日、豊郷中央小学校の5年生と交流授業を行いました。
白楊生が講師になって、お米の話をしました。
その後、チョコバナナ蒸しパンを作りました。
みんなで仲良く取り組んで、おいしく出来上がりました!