宇工Days

馬頭高校とのオンライン会議 (建築デザイン科)

 令和2年11月24日(火)、建築デザイン科課題研究班は、馬頭高校とのオンライン会議を実施しました。
 議題は、課題研究班が取り組んでいる「那珂川町地域協働研究」についてです。
 本校からは今までの「那珂川町地域協働研究」への取り組みについて、馬頭高校からは「那珂川学」への取り組みについて報告がなされ、今後の連携や協働研究について意見交換をしました。
 これからの馬頭高校との協働研究を楽しみにしています。
 
 

栃木県職業能力開発促進大会 参加(技能検定実技試験成績優秀者)

令和2年11月20日(金)13時30分から14時30分
 栃木県総合文化センター サブホール(宇都宮市本町1-8)において、「栃木県職業能力開発促進大会」が開催され、昨年度行われた技能検定実技試験で成績優秀者の表彰が行われました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各事業所団体から出席者1名の制限ということで、本校から代表して機械科3年B組 樋口時生君が参加いたしました。

 令和元年度 技能検定実技試験成績優秀者
  普通旋盤作業3級    機械科3年B組    樋口時生
  機械検査作業3級    機械科2年B組    高田綺斗
  シーケンス制御作業3級 電子機械科3年   久我玲士
  大工工事作業3級    建築デザイン科2年 金田未憂

 

【機械科】レーシングチーム活動講話&デモンストレーション走行

 毎年この時期には、生徒たちが楽しみにしている施設見学会が行われていました。しかし、今年の状況下では実施が難しく、体育祭や学校祭などとともに中止が検討されていました。そんな中で、見学会に代わる行事として今回行われたのが、レーシングチームによる活動報告講話とデモンストレーション走行です。
 多くの行事がなくなる中で、残念な思いを強いられている生徒たちを元気づけようと、協力を申し出てくださったのが『つちやエンジニアリング』の土屋武士さんです。その後多くの方のお力添えで今回の講話とデモ走行を実現することができました。
 講話では、レースアナウンサーのピエール北川さんに軽快なトークで盛り上げていただき、土屋さんからは交通安全に関することや生徒たちに向けた熱いメッセージをお話しいただきました。
 デモ走行では、大きな音で疾走するレーシングカーの速さと迫力に圧倒されました。また、走行後にはマシンを観察する機会を与えていただき、生徒たちは興味深く観察するなど、今回の行事を大いに楽しんでいるようでした。
 このイベントにご協力してくださった、レーシングチームの方々やレース関係者の方々、走行にご配慮いただいた一般ドライバーの方々や雀宮地域の方々、南図書館や宇都宮南警察署の関係者各位に深く感謝申し上げます。
   
      活動報告講演会            校内で走行準備と暖機運転

   
  土屋武士さんとピエール北川さん       デモンストレーション走行

   
ご協力いただいたレーシングドライバーの方々 見学やコックピット体験の様子

文部科学省事業 技術経営(MOT)の講演会実施

 11月18日(水)に日本工業大学大学院技術経営研究科の水澤直哉教授を講師に招き、2年生を対象に「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、技術経営(MOT)の講演会を実施しました。技術経営の定義や歴史と背景、今なぜ技術経営が重要なのか、技術経営教育の成果について等の講演をしていただきました。高校生にも理解しやすい例をあげながらの講演内容であったため、生徒達の理解も深まり、工業人であっても経営を学ぶ必要がある事を強く感じました。
 

機械科「キャリア形成支援事業」実施

 11月16日(月)に日産栃木自動車大学校の先生方を講師に招き、機械科3年A組の生徒を対象にキャリア形成支援事業を実施しました。ロビンエンジンの分解・組立・始動の実習とブレーキパッドの着脱の実習を行いました。また、最新の自動車についての講義や自動運転技術、スポーツカー等の試乗も含め多くのことを体験しました。自動車に関する新たな理解を深めることができました。17日(火)には機械科3年B組の生徒を対象に実施します。
 

建築デザイン科「若年者建設業担い手育成支援事業」実施

11月12日(木)、13日(金)に建築デザイン科2年生を対象に「若年者建設業担い手育成支援事業」を実施しました。
建築技術コースは、建築大工に関する技術講習を中心に受講し、プロの高い技術力を目の当たりにしながら、大工技術の向上に役立てました。
住環境デザインコースは、室内パースの作図と彩色に関する技術講習を受講し、専門家ならではの彩色技術などを学び、図面の表現力の向上に役立てました。
〇建築技術コース
 講師 株式会社 星居社 代表取締役 髙田 英明 様
  
〇住環境デザインコース
 講師 宇都宮メディア・アーツ専門学校 信太 千紘 様 ・ 岡田 由実子 様
 

令和2年度第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会出場

 本校バスケットボール部が、11月8日(日)栃木県体育館で行われた令和2年度第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会栃木県予選会において文星芸大附属高校に119-94で勝利し、12月23日(水)より東京都で行われる本大会に出場が決まりました。栃木県代表として上位進出を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします。
 

旧職員から本をいただきました

 先日、本校旧職員の茅島先生から多くの本をいただきました。現在その一部を図書館入り口のショーケースで紹介しています。読書の秋、茅島先生の「宇工生のためになれば」という思いが生徒の皆さんに伝われば幸いです。茅島先生ありがとうございました。

リスクマネジメント講演会開催

文部科学省指定 地域との協働による高等学校教育改革推進事業

-とちぎの「共創型実践技術者」の育成-
実施日:令和2年11月4日(水)6限目

演題:『農業・JAにおけるリスクマネジメント』
講師:藤澤 勝 先生 (本事業の運営指導員)
対象生徒:2学年320名
講演内容:「リスクマネジメント」を工業高校生にも分かり易く、身近な話題を多く取り入れて講演いただきました。高校生活の中にもリスクマネジメントの考えを取り入れる場面が多くあることがわかりました。本校生が将来のとちぎの実践技術者として、リスクを上手にマネジメントしていくことができるよう期待しています。

インターンシップ報告会開催

 例年10月に開催するインターンシップ(就業体験)がコロナ禍の影響で中止になったため、2学年の生徒を対象に、3年生が昨年度のインターンシップの報告会を実施しました。
 インターンシップの内容報告、感想、後輩へのアドバイスなど、工夫しながら発表してくれました。

実施日:令和2年11月4日(水)5限目
  機械システム系電気情報システム系報告 小島(機3A)、小林(電情3)
  建築デザイン科報告       平間、穂積(建築3)
  環境設備科報告        池田、岸、坂本(設備3)
  環境土木科報告        青柳(土木3)

建築デザイン科「キャリア形成支援事業」実施

10月23日(金)日建工科専門学校にて建築デザイン科3年生を対象にキャリア形成支援事業を実施しました。建築士取得のためのキャリア形成の方法や3DCADを用いた高度な建築設計技術の学習を通して、キャリアアップのための視点を養い、建築の理解を深めることができました。
 

 

にっこり 陸上競技部・設備研究部の壮行会実施

 10月22日(木)朝読の時間を利用し、放送にて壮行会を実施しました。陸上競技部は10月24日(土)から群馬県前橋市で行われる第24回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会に出場します。環境土木科2年細川 未空翔(ほそかわ みくと)さんは走り高跳びに、環境建設系1年B組渡邉 桜太(わたなべ そうた)さんは走り幅跳びにそれぞれ出場します。設備研究部は11月13日(金)から愛知県常滑市で行われる第58回技能五輪全国大会配管部門に、環境設備科3年石井 悠貴(いしい ゆうき)さんが出場します。
 それぞれ、日々の成果が発揮できるよう心から応援します。活躍を期待します。

       放送の様子です。

   校長先生からの激励を受けました。

企業技術者による建築施工体験実習

10月22日(木)に建築デザイン科2年生を対象とした建築施工体験実習を実施しました。
清水建設栃木営業所様を中心に、専門工事に従事する企業技術者の皆様の協力のもと、建築施工の体験指導を受けることで、将来の建設業の担い手となる基礎的な資質を培い、建設業に対する興味・関心と理解を深めることができました。
  

  

  

3年生進路激励会

 10月14日(水)6時間目、これから始まる就職・進学試験に先駆けて3年生へ激励会を行いました。校長先生からは、これまでの教員経験談を踏まえ「会場入りしたらトイレの鏡で自分の顔を見て、心を落ち着けるとよい」「コロナ禍で多くの困難や苦労を味わった経験は、これから先きっと大きな自信となる」「これまでお世話になった家族や先生方からの期待を背にして教訓『一人は一校を代表す』を胸に秘め、がんばってもらいたい」など多くのアドバイスやエールをいただきました。その他、進路指導部長や学年主任からも試験に向けた心構えや諸注意をいただきました。
 

「学科(コース)及び類型の選択」説明会の実施(報告)

 10月9日(金),1学年の生徒と保護者を対象に,来年度に向けた「学科(コース)及び類型の選択」説明会を開催しました。今年度は全体会を中止し,各系に分かれた分科会のみの実施でしたが,230名以上の保護者が来校されました。参加者には,感染防止対策にご協力をいただきました。各会場では,大変熱心に参加していただきました。
 
 
 

ヴァイオリンに挑戦!

 1年生機械システム系、電気情報システム系、環境建設システム系の音楽Ⅰの授業において、ヴァイオリンの授業を行っています。マスク、手指の消毒、タオル等を利用して感染症対策を行いながら、楽しくヴァイオリンに触れることができています。最初は弓を持つのにも一苦労でしたが、慣れた手つきで組み立て、いい音色を出すためにアドバイスし合いながら演奏しています。生徒たちにとっては一生に一度の体験になるかもしれません。
  
    

花鳥風月(10月)

 10月になり、校内の木々も秋めいてきました。昇降口付近のハナミヅキが紅葉し始め、赤い実がなっています。駐輪場付近のキンモクセイはオレンジ色の花がびっしりと咲き、芳しいあまい香りを漂わせています。明日から中間テスト、来週から3年生は就職試験が始まります。生徒たちの成果を期待しています。
 
 

心が和む音楽部演奏

 9月29日(火)の昼休み、インタラクティブコートにて、恒例の音楽部による演奏が行われました。曲目は「アニメ主題歌セレクション」。ソロパフォーマンスを交え、日頃の練習成果を存分に発揮した素晴らしい演奏に癒やされたひとときを過ごすことができました。
 
 
 

栃木県高等学校進学フェア2020の参加(報告)

 9月22日(火・祝)マロニエプラザにおいて,下野新聞社主催の栃木県高等学校進学フェア2020が開催されました。本校も参加し,大展示場にて様々な情報を発信しました。今回は例年と違い,事前予約に伴う入場制限がありましたが,関心を持って来場された方々は,それぞれが熱心に耳を傾けていました。
 
 

「科学技術と産業」講話「高校生ビジネスプラン・グランプリ」

 9月16日(水)5限目、大講義室と各系コンピュータ実習室に分かれて、日本政策金融公庫の 小川竜興様 を講師にお招きし講話をいただきました。講話では高校生だからこそ思いつく、社会に役立つ製品を生み出すためのアイデアの発想法と、アイデアをビジネスプランにまとめるまでの手法を丁寧に説明いただきました。
 

異素材を組み合わせたイノベーション作品の研究

 文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一貫として、建築デザイン科3年生の課題研究班が「異素材を組み合わせたイノベーション作品」として木材と陶器を使ったキャニスターを製作しています。9月8日(火)と15日(火)、「デザイナーと共創できるエンジニア」に関する講師として、すがたかたち 高橋靖史様 をお招きし、アイデアの発想方法、改良手順などについて助言いただきました。
 
 

環境美化活動ボランティアを実施

 令和2年度4回目の環境美化活動ボランティアを実施!
 9月11日(金)の放課後、雀宮駅周辺のゴミ拾いを行いました。今回は、環境委員会に所属している電気科の生徒6名が参加し、タバコの吸い殻やプラスチックのゴミを収集してくれました。今年度はあと4回実施を予定しています。
 
          

にっこり クラス皆勤表彰をおこないました

 9月14日(月)、16日(水)の朝SHR前に7月のクラス皆勤表彰を行いました。表彰されたクラスは機械1年C組、機械2年B組、環境設備科2年、環境土木科2年、機械3年A組、建築デザイン科3年、環境土木科3年です。表彰後は校長先生からのお話があり、真剣に耳を傾けていました。今後も体調管理に留意して、継続してほしいと思います。
  
  
 

科学技術研究部 移動式パーテーション製作

 科学技術研究部では、面談や打合せ等で使用している講師控室のパーテーションを製作しました。
 今までのパーテーションは突っ張り棒にビニールを貼った簡易的な物でしたが、科学技術研究部ではキャスター付きアルミフレームのアクリルパーテーションを製作。アクリル製で歪みもなく、透明度も高くて見やすく、移動式なので他の教室でも使用できます。
 

「科学技術と産業」講話「知的財産権」

 9月9日(水)5限目、大講義室と各系コンピュータ実習室に分かれて、日本弁理士会関東会の弁理士、高橋洋平様と若﨑義和様を講師にお招きし「知的財産権」について講話をいただきました。
 県内の企業が開発した運動靴や、栃木を代表するスカイベリー、益子焼、とちまるくんを例に、特許権、意匠権、商標権について、丁寧に説明いただきました。
 
    講師の若﨑様 高橋様          知的財産権について説明

 
  各系コンピュータ実習室へ配信        著作権について説明

「科学技術と産業」講話「デザインとものづくり」について

 1学年では、毎週水曜5限目に学校設定科目「科学技術と産業」を実施しています。
 9月2日(水)5限目に宇都宮市にある工房「すがたかたち」アートディレクターの高橋靖史様を講師にお招きし「デザインとものづくり」について講話をいただきました。
 講話では、芸術と科学、製品のドアハンドルを題材に、感性に基づくデザインや製品づくりの手法など丁寧に説明いただきました。ものづくりの「わくわく感」や人を中心に置いた「デザインとものづくり」の考え方を理解することができました。高橋様、大変ありがとうございました。
 また、今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、オンライン会議ソフトウェアZOOMで、大講義室(4クラス)と、4系のコンピュータ実習室(4クラス)を結び、授業を実施しました。
 
      製品の説明            すがたかたち 高橋様

 
      ドアハンドル           コンピュータ室で参加

にっこり 体育祭および宇工祭中止のお知らせ

 体育祭および宇工祭中止のお知らせ

 日頃より多くの皆様より、本校教育において多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて今年度も開催を予定しておりました体育祭および宇工祭ですが、新型コロナウィルス感染拡大予防の観点から、開催を中止することといたしました。
 参加をご検討いただいていた皆様には、大変申し訳ございません。何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。なお、保護者の皆様には、生徒を通じて通知しておりますので、ご確認ください。
保護者通知.pdf

にっこり 松本育夫氏来校

 9月2日(水)本校OBである松本育夫氏が来校され、サッカー部員へ今までの経験談を話してくださいました。チーム一丸となり目標に向かって突き進んでほしいことや、『やってよかったの人生にすることが大切』など、熱い想いを語ってくれました。これからのリーグ戦や選手権に向けて、心強い言葉になりました。ありがとうございました。

にっこり 未来のリーダ育成~SDGs講習会~

 8月31日(月)放課後、SDGsアクションカードゲーム「X」認定ファシリテータの唐澤真子様を招いて、生徒会役員20名が、SDGsについて講習を受けました。SDGsとは持続可能な開発目標のことで、国連加盟193カ国が2030年までに達成を目指す国際目標のことです。5人1組になり、SDGsアクションカードを使って課題に対し、自由かつ斬新な発想で解決方法を話し合いました。生徒は楽しみながら、グループで考えをまとめ、プレゼンテーションもするなど充実した時間となりました。未来のリーダとして、先行不透明な現代社会をけん引する人材となれるよう期待が膨らみます。

那珂川町表敬訪問(建築デザイン科課題研究班)

 令和2年8月3日(月)、建築デザイン科3年課題研究「異素材を組み合わせたイノベーション作品の提案」班の中山拓海さんと野澤和暉さんの2名は、菅野校長先生とともに那珂川町福島泰夫町長に課題研究の中間報告をしました。
 内容は研究に際し那珂川町から八溝杉材の提供があり、そのお礼と研究成果報告を行いました。
 研究は建築研究部との協働で行っており、那珂川町特産の小砂焼や八溝材に着目し研究を行っています。
 試作品で小砂焼と八溝杉を使ったティッシュボックスや小砂焼エコバッグの製作提案をしました。2学期からは、那珂川町の特産品が入るキャニスターの製作などに挑戦し、那珂川町の地域活性化のため研究を進めています。
  
  

宮のにぎわい山車復活プロジェクト

 令和2年7月27日(月)、市民研究グループ「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」(以下山車プロ)が菅野校長先生への表敬訪問を行いました。
 内容は令和2年度文化庁「地域文化財総合活用推進事業」で、建築研究部との協働研究による、宇都宮ゆかりの山車である日本武尊山車の調査、研究、復元を行うことです。
 今までも建築研究部では、山車プロの指導で火焔太鼓山車、桃太郎山車、西原花屋台、赤熊町印の調査、研究、復元を行ってきました。
 今回の事業は、令和4年3月31日までの完成を目指し協働研究を行うことになりました。
 研究過程は随時アップいたします。建築研究部の皆さん頑張って下さい。
 

オンライン職場説明会

 8月3日(月)から就職を希望している3年生の職場訪問が始まりました。あいにくコロナ禍のため、県外企業の一部でオンラインによる職場説明会を行うことになり、急遽校内にオンライン対応のブースを7カ所設置しました。背景に本校オリジナルロゴを掲示することで、本校生がひときわ輝いて見え、相手企業の質問にしっかりとした受け答えできている姿がとても頼もしく感じました。
  

第1学期 終業式

 7月31日(金)午前中4時間の授業を行い、午後は大掃除と終業式を行いました。
 終業式は、新型コロナウイルス感染症対策のため、やむを得ず放送で行う予定でしたが、終業式開始直前に梅雨明けを予感させるような強い日差しがインタラクティブコートに差し込むと、菅野校長先生は急遽ワイヤレスマイクを片手にインタラクティブコートへ移動。時より全校生に語りかけながら宇工愛に満ちた式辞がありました。突然のサプライズ式辞に対し、生徒は大きな声で挨拶や返事をして、自席から身を乗り出すようにして校長先生の話をよく聞いていました。今学期はコロナ禍のため一度も全校集会を開くことができませんでしたが、学期締めくくりの今日、全校生と教職員がインタラクティブコートで終業式を行うことで、やっと宇工としてのまとまりを感じあえることができました。
  
  

公開授業の実施報告

 7月30日(木),機械システム系1年B組のクラスでオンライン学習を取り入れた公開授業を実施しました。参加可能な生徒は,特別に各自のスマートフォンを使用し,複数の情報機器を用いた内容でした。授業担当者は導入の際,具体的なアプリの紹介や使用上の注意等を伝え,興味関心を持たせていました。参観した先生方も今後に向けて,非常に参考になりました。生徒たちも,全員が集中してプロジェクターに映った課題や演習問題を熱心に取り組みました。
   
   

令和2年度 学科(コース)及び類型の選択ガイダンスの実施(報告)

 7月29日(水),1年生対象の学科(コース)及び類型の選択ガイダンスを実施しました。感染症防止策として,放送による形式を各HRで行いました。また,一部のクラスにオンライン学習を試行しました。放送室の様子を該当クラスへ配信し,一方でクラスの様子も放送室で確認しました。今回の試行で様々な課題が判明し,今後につながる良い成果を得られました。生徒たちも,モニタに映った各先生の表情を見て熱心に聴いていました。
  

        

エールを送る音楽部応援演奏

 7月21日(火)の昼休み、インタラクティブコートにて、音楽部による応援演奏を行いました。野球部の応援パフォーマンスも加わり、全校生がリズムに合わせて大盛り上がり。残念ながら7月24日(金)に行われる県高校野球交流試合(VS宇白高)に駆けつけることはできませんが、今回の応援演奏は、野球部だけでなく多くの部活動で日々情熱を燃やしている生徒に対して心温まるエールとなりました。
    

    

          

にっこり 松本育夫先輩サッカー部激励

 6月25日(木)に本校の卒業生であり、メキシコ五輪銅メダリスト元サッカー日本代表の松本育夫氏が来校され、サッカー部を激励していただきました。部員を前にサッカーを通じて人として成長することの大切さなどを話していただき、部員達は真剣に話を聞いていました。気が引き締まり、チームの士気が高まりました。松本育夫先輩ありがとうございました。
 

機械科 課題研究「UK Craft」 Web会議について

 機械科の課題研究では毎年「企業との共同研究」に取り組んでいます。今回製作するのはJAF-F4レース車両の部品の一部です。本日、宇工高、東京都と千葉県の連携企業をインターネットで結び、部品開発について、実物を提示しながらWeb会議を行いました。試作品を映し出し、部品の細部まで協議することができました。研究班の生徒達は、「ものづくり」への高い意識と挑戦していく心を持ちながら企業の方と対等な立場で打合せや開発を進め、妥協のない製品づくりに取り組んでいます。

 

      Web会議             製品の説明


 

    部品の接続位置確認         手分けして次の部品を準備

計算技術技術検定の実施について(報告)

 6月19日(金)放課後,実習棟(建築デザイン系)にて,第82回計算技術検定試験を実施しました。臨時休業の影響で例年とは異なり,1級・2級の受検希望する3年生のみを対象に行いました。
 試験会場では,学校再開までに各自が自宅で取り組んできた成果を,それぞれが発揮している様子でした。

 
 

笑う じぶん未来学

 6月17日(水)のロングホームルームを利用し、一学年全クラスにおいて「じぶん未来学」をおこないました。今回は、「『じぶんを見つめる』というテーマについて考え、自己概念について知り、それを多面的に考える意義を理解する」ということがポイントでした。担任の先生から趣味について話がされると、笑顔になったり盛り上がる場面が見られました。自分の存在の意義や大切さを知る機会となりました。

 

ジュニアマイスター申請ガイダンス(報告)

 6月16日(火)大講義室にて、今年度の前期ジュニアマイスター申請に向けたガイダンスを実施しました。臨時休業の影響で、様々な資格試験が中止または延期され、資格取得に積極的な生徒にとっては、今までに無い厳しい状況です。それでも、参加した生徒たちは、真摯に手続きの方法を聞き取り、各自でメモをとっている様子がありました。
 
 

にっこり 音楽部による宇工元気演奏会

 6月15日(月)に昼休みを利用し、音楽部によるサプライズ演奏会がありました。天候が気になるところでしたが、とても暑く晴天でした。その空の下、インタラクティブコートにて、「ルパン三世のテーマ」と「全力少年」の二曲を披露しました。音楽部以外の生徒も参加し、演奏会を盛り上げてくれました。宇工生一丸となって、元気に前へ進んで行きます。

学校設定科目 1学年「科学技術と産業」について

 科学技術高校の特徴の1つとして学校設定科目「科学技術と産業」を、1学年が水曜日5限目に実施しています。各科で学ぶ特徴的な技術について、系の枠を越えてすべてのクラスで行います。この他、外部講師による知的財産権等に関する講義、大学の出前授業、昨年度から取り組んできた文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に関するシステム思考・デザイン思考について講義を計画しています。各科の授業テーマを次に示します。
 
  機械科 自動車に無我夢中!     機械科 自動車を温故知新

 
  電子機械科 メカトロニクス      電気科 発電について

 
  電子情報科 光通信のしくみ    建築デザイン科 環境と建築と生活

 
環境設備科 くらしと水道、給湯のシステム 環境土木科 東京スカイツリー建設工事

環境美化活動ボランティアを実施

 令和2年度初めての環境美化活動ボランティアを実施!
 6月10日(水)の放課後、環境委員会の活動として雀宮駅周辺のゴミ拾いを行いました。
 今回は、環境委員会に所属している機械科の生徒12名が参加し、タバコの吸い殻やプラスチックのゴミを収集してくれました。
 次は7月に実施を予定しています。
 
 

三展ミネコンサルタント様よりマスク寄贈

 三展ミネコンサルタント様(北関東支店:宇都宮市平出)より学校保健の振興に役立てて欲しいとマスク2000枚を寄贈していただきました。
寄贈にあたり、本校より感謝状を贈呈いたしました。有効に活用させていただきます。

   

通常登校再開

 6月1日(月)から通常登校が再開しました。新型コロナウイルス感染症対策を万全にして学習環境を整え、教職員が昇降口で健康観察を実施し全校生徒を迎えました。生徒たちは久しぶりにクラスメートとの再会を喜び合うとともに、授業や部活動に意欲的に取り組んでいます。
 
 

進路指導部より来校される皆様へ

 進路指導部では、来校される企業・学校関係の皆様へのコロナウイルス感染症対策として、マスクの着用、手指の消毒をお願いしております。また、面談するテーブルにはパーテンションを設置いたしました。
 今年度の3年生は200名以上の生徒が就職を希望しています。求人等のご相談お待ちしております。
 

「貝合わせ」を作りました

 去年から細々と作っておりましたが、GW中新たに、きぶな・めじろ・錦鯉・彼岸花の4対を作ってみました。
 貝合わせとは、平安時代の貴族の遊びのひとつです。まず、180対あるいは360対の蛤の貝殻を左右両片に分けます。そして、一方の貝殻を全て伏せて並べ、これにもう一方の貝殻を1枚ずつ出し対になるひとつの貝殻を見つけるという、現代の神経衰弱に似た遊び方をします。
 学校再開後、ぜひ生徒の皆さんと遊べたらと楽しみにしております!
  

分散登校に伴う1年生の各授業について(報告)

 5月25日(月),1年生が4クラスずつ午前と午後に分散登校し,それぞれが専門の授業と学年集会に参加しました。各授業では,専門の授業に臨む心構えや関連した教材の配付を中心に実施しました。今後の専門授業に向けて,各自が目を輝かせて静聴していました。また,学年集会では学習指導や生徒指導に関する説明を受けました。
  
        
   

IoT実習の教材研究 その③

 M5Stackで読み取った温度センサのデータをBluetoothで転送,Wi-Fi経由でインターネット上のサーバにデータをアップロードして、スマートフォンでグラフを確認することができるようになっています。また、IoTABシールドでは3G回線を利用して温度,明るさのデータをアップロードしています。
  

       M5Stack           グラフ化          IoTABシールド

分散登校(1学年)の様子2

 5月20日(水)、分散登校を2つの班に分け実施しました。
 1学年は4クラス毎に登校し、第1体育館で適応指導として教頭講話と進路指導部長講話、さらに会場を移して系ごとの集会や実習服の販売を行いました。
 なお、今回参加できなかった生徒に対しては個別対応いたします。
 ・午前の班 機械系3クラス、建築デザイン系1クラス
 ・午後の班 電情系2クラス、環境建設系2クラス


 

      全体集会              教頭講話

 

    進路指導部長講話            実習服販売

分散登校(1学年)の様子

 5月15日(金)、外気温約26℃。爽やかな空気感、正面ロータリーの桜も新緑になり、昨日までの3学年、2学年に続き1学年の分散登校が実施されました。
 1学年は2クラス毎に登校し、4回に分けて大講義室で2クラス同時の集会を行いました。その後、体育着等を第1体育館で受け取り帰宅しました。
 大講義室での集会では、1学年の先生から休校中の健康状態の確認、課題回収、今後の予定・注意点など説明がありました。参加した生徒は、それぞれ熱心に聞いている様子でした。
 これからの3年間でグローカルエンジニアを目指し、お互いに認め合い、高め合えればいいですね。仲間や先生方の声を聞き、将来への期待が高まった機会になったこと期待しています。
 なお、今回参加できなかった生徒に対しては個別対応いたします。

分散登校(1学年)
  
  

宇工高新緑一覧
  

分散登校(2学年)の様子

 5月14日(木)午後13:30、外気温約27℃、無風。暑さを感じる中、昨日の3学年に続いて2学年の分散登校が実施されました。2学年の午後の班の様子をお伝えします。
 令和2年度は同じ科を選択した新クラスになりました(建築デザイン科を除く)。
 担任の先生方の説明を真剣に聞く生徒の姿が印象的でした。短時間でしたが貴重な時間を共有し、静かな闘志が感じられました。学校が再開すれば、さらに専門性を高めた座学や実習が始まります。

分散登校(2学年)
  
  
 

分散登校(3学年)開始 午後の様子

 5月13日(水)午後13:30、外気温約28℃の中、始まった分散登校。3学年の午後の班の様子をお伝えします。
 午後も昇降口で登校した3年生と元気な挨拶を交わすことができました。久しぶりに交わした挨拶に職員も励まされています。
 教室には「密に注意」のポスターが掲示されています。今後においても密にならない配慮を徹底していきます。
 次に、登校時の赤外線温度測定機器(サーモギア)の活用および放送による進路講話の様子を掲載しました。
 明日5/14(木)は2学年、明後日5/15(金)は1学年が分散登校する予定です。

分散登校(3学年)午後の班
   
  
  

放送による進路講話(就職・クレペリン検査と進学について)
  

分散登校(3学年)開始 午前中の様子

 5月13日(水)学校再開に向けた準備期間として、分散登校を3学年から開始しました。登校は2班に分け午前、午後で実施しています。
 教室の換気など3密にならない配慮を徹底し、休校中の健康状態、課題等の確認、および進路についての指導を行っています。
 また、環境土木科の赤外線温度測定機器(サーモギア)を昇降口前に配置し、登校時の体温測定に目視で確認するなど、感染拡大防止に向けた取り組みに努めています。


分散登校(3学年)午前の班 様子
  
  
 

赤外線温度測定機器(サーモギア)
 

手作りフェイスシールド

 5月12日(火)フェイスシールドを製作してみました。
今後、数を増やして実習等の授業や保健安全に関する業務等に活用する予定です。
 

次亜塩素酸水の生成

 5月12日(火)本校において食塩水を電気分解して次亜塩素酸水を生成してみました。コロナウイルス感染対策に安全に使える除菌剤として活用を検討中です。写真は食塩水を約10分程度電気分解した時の様子です。生成したものが弱酸性であれば、手指などへのダメージ、悪影響がないことがわかっています。今後も実験を続け、安全に使用できるかを確認していきます。
 
【参考資料】
厚生労働省:次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8k.pdf


 

生徒への配布物発送作業

 5月7,8日の両日、年度当初に配布すべきだった教材等の梱包作業を全職員で行い、本日発送しました。5月9日以降に生徒のもとへ届きますので、家庭学習に役立ててください。
 
 

6月7日(日)、及び 7月23日(木)の危険物取扱者試験について

 生徒の皆さん
 保護者各位
                記

1.6月7日(日)危険物取扱者試験について
 足利市・栃木市・那須塩原市・真岡市の4試験会場の実施分は試験の延期となりました。宇都宮市・小山市の2試験会場は、実施延期の連絡は現在のところありません。最新の情報を「一般財団法人 消防試験センター」のホームページで確認してください。
 延期となった試験は7月23日(木)試験に振替になります。手続きは自動で行われます。追加の試験手数料や手続きはありません。

2.7月23日(木)の危険物取扱者試験(宇都宮工業高校が試験会場)について
(1)実施の有無について
 現在、実施予定です。変更の場合は、学校ホームページやメール配信でお知らせします。
(2)願書の受付について
 宇都宮工業高校に郵送する形を基本でお願いします。受付締切は学校必着5月29(金)です。持参する場合は、保護者の方による送迎の形を基本として登校をお願いします。自転車を使って登校する場合は、交通状況などをよく確認して登校してください。。
 願書の提出の前に以下の3項目の確認をお願いします。
 1)必要事項が全て記入されている。
 2)振替払込受付証明書(オレンジ色の枠取りの物)が貼付されている。
 3)免状の両面コピーが貼付されている。※既に免状を取得している生徒の皆さんのみ
 4月中に免状の交付申請で手元に免状が無く、免状のコピーが作れない生徒の皆さんは相談に乗ります。学校まで連絡をお願いします。
             願書の記入例はこちら:7月23日用願書記入例(A4).pdf
 願書の郵送先
 〒321―0198
 栃木県宇都宮市雀宮町52番地
 宇都宮工業高校 危険物取扱者試験担当

(3)願書の配布場所について
 願書は、栃木県内の消防局・各消防本部及び消防署・分署で配布しています。下記の書店でも配布しています。願書の入手が難しい生徒の皆さんは、相談に乗りますので、学校まで連絡をしてください。
 〇宇都宮市
 『落合書店 宝木店・東武ブックセンター・イトーヨーカドー店・トナリエ店(旧ララスクエア店)』『喜久屋書店 宇都宮店』
 〇小山市
 『進駸堂書店 イトーヨーカドー店』『宮脇書店 小山店』


3.今後の危険物取扱者試験の実施予定日について
 危険物取扱者試験は、下記の日程でも実施される予定です。第2回、第3回の試験は県内の各試験会場で実施される試験です。
 〇第2回試験 令和2年11月8日(日)
 〇第3回試験 令和3年2月7日(日)
 本校の在校生対象で、宇都宮工業高校が会場になる試験の実施予定については、下記の通りです。
 〇令和2年12月19日(土)
                                      以上

「ハートライトアップ」医療従事者の方々へ感謝・宇工生へエール

 本校では、管理棟2階食堂のガラス窓にブルーとピンクの「ハートライトアップ」プロジェクトを5月末まで行うことになりました。セロハンで制作し、夕方からLED電球で照らしています。

 ブルーハートは、医療従事者へ感謝の意を。ピンクハートは多くの方に癒やしや元気を。2つのハートとともに掲げた「がんばろう 宇工!」のメッセージは、授業再開が延長となり自宅待機の生徒達へ、宇工からのエールを込めて作成しました。このプロジェクトの内容について、5月4日の下野新聞に掲載されました。

 
                        


環境建設システム系1年生の「実習紹介の解説②」

 皆さん、環境建設システム系1年生の「実習紹介」の内容は調べましたか?今回は、工具について解説をします。
「①モンキレンチ」とは、ボルトやナットを回すための工具で、口幅を調節することができます。
「②ペンチ」とは、針金や銅線などの細い金属線を曲げたり、切断したり等、板金加工などに用います。
「③ウォーターポンププライヤ」とは、つかむ・つかんで回す・切断をする、この3つの働きをする工具です。
「④パイプレンチ」とは写真2のように、工業技術基礎の実習で行う鋼管のパイプと継手を組み立てる際に、パイプや継手を回すために使用する工具です。
「⑤スケール」とは、目盛が刻まれた長さをはかるための定規です。
「⑥弓のこ」とは、手の力で金属などの固いものを切る道具で、引くときに切れる木工用のこぎりとは異なり、この金属用のこぎりは押すときに切ることができます。
 この他にも、工業技術基礎の教科書には、様々な工具が載っていますので、参考にしてください。
 
       写真1              写真2

環境建設システム系1年生「実習紹介の解説①」

 皆さん、環境建設システム系1年生の「実習紹介」の内容は調べましたか?今回は、その内容について解説します。
 まずは、電子レベルについて解説をします。電子レベルは、地表面上の高低差を知るために行う水準測量に使用する器械のことです。専用のバーコード式の標尺を自動的に読み取り、地盤高と距離を求めることができます。
 下の写真1は、実際に電子レベルの点検をしている様子です。写真2・3は円形気泡管の気泡を中央にもってくる作業を行っています。これにより器械を水平にしています。写真4は、実際に測量を行っている様子です。
 
       写真1            写真2

 
     写真3            写真4

花鳥風月(5月)

 昇降口へ向かう手前の「ハナミヅキ」に薄紅色の花が咲き始めました。ハナミズキは桜と同様に葉が出る前に花を付けるので、他の木々の若葉が生えそろう中でひときわ目立ちます。今日から5月、より日差しが強まり、気温が上昇してきます。依然としてステイホームが続きますが、自宅から望める木々の新緑から初夏のエネルギーを得てほしいと思います。
 

医療に携わる方々への感謝の気持ち

 新型コロナウイルス感染症患者への診療を行う医療従事者等への感謝の意を表するために、本校でも正門近くの食堂のガラス窓に「ハートライトアップ」を行うことにしました。まだ準備段階ですが今後、仕事の合間を使い、ブルーとレッドのハートの飾り付けを行う予定です。
   

校長からのメッセージ2

 4月26日(日)、全国高等学校体育連盟(全国高体連)から新型コロナウイルスの感染拡大等の状況により、今年度の全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止が決定しました。
 これにより、栃木県高体連はインターハイ県予選を含む6月末までの全ての大会も中止となりました。インターハイの中止は皆さんの夢を奪うものではなく安全・安心や命を守るための決断だと思います。
 宇工生の皆さん、特に3年生にとっては高校部活動の集大成となるはずだった大会でした。皆さんの胸にはさまざまな思いがあることでしょう。ただ、これまでの努力は決して無駄にはなりません。どうか前を向いて進んでくれることを願います。
 引き続き、自分の命を守る、家族を守る、社会を守る対策を取ってくれるようお願いします。

                               校長  菅野 光広

  


 

IoT実習の教材研究 その②

 M5Stackにセンサを接続して、自宅の温度,湿度,気圧をインターネット上のサーバにデータを転送しています。そのデータを、学校のパソコンでグラフとして可視化できるようになりました。今後は、校内で実験・実習ができる環境を整えていきます。
 

メインエントランスに飾られた「ガラスアート」

 本校の来賓玄関の壁面には作家の藤原郁三氏による蛍硝子の作品が飾られています。
 藤原氏は、日本で著名な陶壁作家で、陶及び異素材を組み合わせたレリーフやモニュメント等を製作しており、これまで栃木県庁や栃木県博物館等の建築空間にも用いられています。来校の際は螺鈿のように美しいガラスアートをぜひご覧ください。
 

新型コロナウイルス除け「黄ぶな」展示

 新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を願って、事務室入口に「黄ぶな」を描いた張り子を展示しました。この張り子は、本校職員のご家族に作成していただきました。
「黄ぶな」は宇都宮市の郷土玩具でよく知られています。「黄ぶな」には『昔疫病が流行った時に、黄色い鮒(ふな)が市中心部の田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した』という伝説があります。
 新型コロナウイルスの沈静化と皆さんの健康、学校の再開を願っています。
 

新型コロナウイルス感染防止対策「コツコツ消毒&非接触体温計導入」

 3つの密を避けるため、定期的なドアや窓の開放は欠かせません。その時に手が触れる場所を毎日コツコツ消毒しています。高いところも低いところも分担しながら消毒しています。
 消毒と併せて、非接触の体温計も導入できました。職員も毎朝検温しながら健康管理に努めています。
  

【機械科・電子機械科】第二種電気工事士(上期)試験中止について

 令和2年5月31日(日)に実施予定でした第二種電気工事士(上期)筆記試験は、中止となりました。そのため、(下期)へ振り替え受験となります。詳細については、電気技術者試験センターのホームページで確認してください。

 

・令和2年度第二種電気工事士(下期)筆記試験 10月4日(日)

建築デザイン系1年生 「家の骨組って?」

 建築デザイン系1年生のみなさん、「柱」や「土台」や「梁(はり)」などの言葉を聞いたことはありますか?これらの言葉は、家の骨組に使われている部材の名前になり、それぞれに大切な役割があります。家の骨組は、人間に例えると「骨」に相当します。骨が無いと私たちは歩くこともできなくて・・・だから、とっても重要ですよね!
 下の木造住宅の骨組の模型写真を見てください。家の骨組のひとつに「筋かい」という斜めに使う部材があります。この筋かいの役割ってどんな役割があると思いますか?
 みなさん、「建築構造」の教科書を開いて、筋かいの役割を考えてみてください!
  

「今年度、着任した若手の先生」(機械科)

 今年度、新たに機械科の職員が加わりました。益子先生、滝澤先生です。
 新型コロナウイルス感染症対策に伴い、現在休校中ですが、学校再開に向けて、
ベテラン職員の指導の元、若手職員が技術向上に励んでいます。
 職員一同、一日でも早くコロナウイルスが終息し、学校が再開する日を望んでいます。

【1年生の実習内容:溶接】
 
     【 練習風景 】              【 製作課題 】

【2年生の実習内容 :フライス盤作業】
 
     【 練習風景 】             【 製作課題 】

IoT実習の教材研究

 本校は、令和元(2019)年度より3年間、文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」を受けています。そのなかのテーマの一つに『M2Mに関する知識及び技術の向上』があり、今年度から全ての学科でIoTに関する実習を展開します。
 『M5Stack』を利用した実習を検討するために、実際にセンサを接続し、スケッチ(プログラム)を打ち込んで動かしています。湿温度センサや気圧センサから取り込んだデータを表示させたり、そのデータをアナログのメータのように表示したりできます。さらに、それらのデータをWi-Fi経由でパソコンやスマートフォンで確認することができます。また、サーモグラフィカメラを接続すると温度を色で見ることができます。
 実習での導入を目指して教材研究をすすめ、研修会を開催して先生方のスキルアップを図っていきます。生徒のみなさんは、どのような実習になるか楽しみにしていてください。
 
 

今日は98回目の創立記念日

  今日は宇工98回目の創立記念日です。本来なら本日創立記念式典を行う予定でしたが、臨時休業中のため実施できませんでしたので、本校の歴史を振り返り、本校の誕生日を祝いたいと思います。

 本校は大正12年に創立し、土木科、建築科、木工科の3科で始まりました。三角形をモチーフとした校章の角は当時の3科を象徴していると伝えられています。その後幾多の学科改編が行われ、平成23年度には新しいタイプの工業高校「科学技術高校」として新たに開校し、同年9月から現在の雀宮校舎へ移転し、現在に至ります。

 創立記念日に際し、校庭に面して悠々と宇工生の活動を見守る初代校長 安 美賀(やす みよし)先生の胸像について紹介します。

 教訓「一人は一校を代表す」を残された安 美賀先生の胸像は、昭和18年の創立20周年に当時の京町校舎の正門に創建されました。その後、校舎の増改築等により、東門に移し京町校舎のシンボルとして愛されてきましたが、雀宮校舎への移転を機に同窓会の多大なるご支援により現在の位置に移設されました。

 これまで輩出した三万余名を超える卒業生は、安先生の教訓を胸に秘め県内外の産業界で活躍しております。これまでの多くの諸先輩が築かれた歴史と伝統に深く敬意と感謝の意を表したいと思います。
 
       開校当時              昭和初期当時

 
       京町校舎               雀宮校舎


    安 美賀先生の胸像

機械システム系1年生 実習紹介

 機械システム系1年生のみなさんは、『工業技術基礎』実習で、さまざまな専門の知識や技能を学びます。その中の一つに、計測実習があります。
 日常生活で距離や長さを表す時には、km(キロメートル)、m(メートル)、mm(ミリメートル)などを使います。しかし、ものづくりではさらに細かい0.01mmや0.001mm(千分の一ミリメートル)の精度が必要な場合があります。
 写真では様々な測定器がありますが、どのような名称で、どのように使うのか分かりますか。もしも興味があったら、教科書『工業技術基礎』を開いて、測定器の使い方を探してみてください。
 
クイズ:“1μm”(1マイクロメートルと読みます)は、何mmかな?

宇工自慢「癒やしの空間」

 今日はいい天気です。陽気に誘われ管理棟(一番校庭側の建物)3階に足を運んでみました。そこには吹き抜けの廊下があり、天井から太陽の日差しがたくさん降り注ぎ、カラフルの壁をさらに引き立てています。
 ところで、このカラフルの色のことを知っていますか?本校は4系7学科11コースに分かれて学習しています。この赤、黄、青、緑色は各系を象徴する色で、それぞれの実習棟の最初の出入口の色と同じです。皆さんの襟章にもそれぞれの系の色が使われています。
 この空間に立ち止まり、開放的なガラス張りのサンルーフを臨むと、本校で多くの知識や技術を身につけ、将来グローカルリーダーとして大空へ羽ばたいていこうとする生徒の皆さんの姿が思い浮かびます。
 晴れの日、ぜひ足を運び吹き抜けの廊下や空間で癒やされてみてください。
 
 

新型コロナウイルス感染防止対策ポスター完成

 現在本校では新型コロナウイルス感染防止対策のため、3密の環境にならないように十分配慮し、職員室等をこまめに換気し、ドアの取手等の消毒に心がけています。
 このたび保健指導部では、新型コロナウイルス感染防止対策として啓発ポスターを作成しました。ポスターのデザインは電子機械科の木村(志)先生が担当しました。教室や廊下等にこのポスターを掲示し、感染防止に努めていきたいと思います。
 

新型コロナウイルス感染防止対策「教職員によるマスクづくり」

 4月14日(火)、現職教育の一環で本校被服室にて「教職員によるマスクづくり」を体験しました。マスク不足が依然として続いており、教職員の健康を維持するため、家庭科の佐藤(裕)先生と山田先生を講師としてマスクづくりに挑戦しました。男性の先生方は普段ミシンやアイロンをかける機会が少なく、皆興味津々で取り組んでいました。金属や木材等の加工技術になれている工業科の先生方ですが、柔らかいガーゼ生地を相手に悪戦苦闘。早速完成したマスクを着用し、お互いに出来映えを比べていました。
 今回身につけたスキルが職場や家庭等に広がり、感染防止やマスク不足の一助になることを期待しています。家庭科の先生方大変お世話になりました。
 
 

いつもきれいに「ピッカピカの床」

 毎朝、公仕さんたちは広い昇降口等をきれいに清掃しています。いつも生徒のことを第一に考え学習環境の整備にあたられている公仕さんの献身的な姿には、通勤するたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。特に、生徒だけでは清掃が難しい床磨きは公仕の皆さんが計画的に機械で汚れを落としワックスをかけてくれています。今日は生徒がいないので保健室を重点的に清掃していました。作業の段取りがよく、あっという間にピッカピカの床に仕上がりました。
 学校が再開したら、朝日に輝く廊下に気づきことでしょう。生徒の皆さんが臨時休業中、頑張っている縁の下の力持ちの教職員がいることを忘れないでください。
     

校長先生からのメッセージ

 臨時休校が続いていますが、今この時を大切に過ごしてください。将来、あの時は勉強も部活動もできなかったな、ということで終わらせないようにしてください。
 自宅で過ごす時間を有効活用し、自ら成長する努力をしてください。また、SNS上には多くのアスリートがトレーニングの動画をアップしています。楽しみながら身体を動かしてみてください。学校が再開し皆さんが元気に登校する日を心待ちにしています。
 

宇工 花鳥風月(4月)

 学校が再開したかと思ったら、また臨時休業。生徒の皆さんもさぞかしがっかりしていることと思います。そんな皆さんに宇工の4月の自然をご紹介します。生徒がいない校内にひっそりと咲く花々が、どうか皆さんの心の癒やしになりますように。

フォト1:開校当時ここには大きなケヤキの木がありましたが、残念ながら根付かず枯れてしまいました。その後、生徒の課題研究の一環でチューリップが植えられ毎年この時期にきれいに咲き誇っています。

  


フォト2:正門のしだれざくら、北門のソメイヨシノはすでに葉桜になりつつある中で、環境建設システム系実習棟北側に遅咲きの八重桜が今見頃です。数十年後宇工桜として名所になるかも?
  

入学式

 4月7日(火)に、令和2年度 入学式が挙行されました。
 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 新型コロナウイルス感染症対策を行い、時間を短縮した中で厳粛かつ素晴らしい入学式になりました。
 菅野校長から「『教訓 一人は一校を代表す』を胸に秘め、自覚と誇りを持って充実した学校生活を送るように」と式辞がありました。
 式場内を換気したため、少し肌寒い入学式となりましたが、生徒、保護者のみなさまのご理解、ご協力に感謝申し上げます。
 また、たくさんの御祝電、御祝詞を承りまして感謝申し上げます。
 

ジュニアマイスター顕彰認定者

全国工業高等学校長協会主催ジュニアマイスター顕彰制度
 取得した資格試験や検定、各種競技・コンクールなどでの優秀な成績を換算し、合計点数が45点以上を「ジュニアマイスターゴールド」30点以上45点未満を「ジュニアマイスターシルバー」20点以上30点未満を「ジュニアマイスターブロンズ」と認定されます。
 最近ではジュニアマイスター顕彰特別推薦枠を設けている大学もあり、この制度が浸透してきました。

今年度認定者数
 ゴールド  18名   (機械系 15名  電気情報系 3名 )
 シルバー  14名   (機械系  9名  電気情報系 5名 )
 ブロンズ   5名   (機械系  5名 )

 上記47名の生徒がジュニアマイスターに認定されました。おめでとうございます。

 主な資格試験
   危険物取扱者免状 乙種
   情報技術検定
   計算技術検定
   技能検定 
   電気工事士
   工事担任者(DD種)
   2級ボイラー技士免状 他

工業関係高等学校生徒研究発表大会最優秀賞

令和元年度第30回工業関係高等学校生徒研究発表大会

日 時:令和2年1月17日(金)
会 場:宇都宮工業高等学校大講義室
出場校:栃木県工業関係高等学校11校
本校出場生徒:電気科3年生6名
       青木万紘  大塚颯斗 大西拓夢
       五月女大輔 須藤海斗 中里虎太郎
研究テーマ:圧電素子を用いた発電 ~無線を利用した施錠確認装置~
       加えられた圧力を電気に変換する圧電素子で発電して、
      電気科実習棟の施錠確認装置を製作しました。
大会結果:最優秀賞(1校)
     北関東大会に出場(2月3日(月)、会場:足利大学)


一つのパネルに50個の圧電素子をはんだ付けして、4つのパネル(素子計200個)
を製作しました。一つの圧電素子では約3ミリボルト程度の発電量ですが、
たくさん接続することで施錠確認装置が動作する電力を発電できました。
試行錯誤しましたが、優勝できて良かったです。

技能検定実技試験成績優秀者表彰&とちぎものづくり選手権表彰式

 11月26日(火)に宇都宮市文化会館で開催された栃木県職業能力開発促進大会において、技能検定実技試験成績優秀者表彰式が行われました。
機械加工    旋盤作業     3級  機械科  3年B組 笹沼  旦さん
同       同        3級  機械科  3年B組 田中  怜さん
同       フライス盤作業  3級  機械科  3年B組 内山 健斗さん 
機械検査    機械検査作業   3級  電子機械科2年   内藤 龍真さん
電気機器組立て シーケンス制御作業3級  電子機械科3年   薩見 賢人さん
建築大工    大工工事作業   3級  建築デザイン科3年 神山 颯斗さん
配管      建築配管作業   3級  環境設備科3年   坂本 翔仁さん


以上の7名が実技試験成績優秀者として表彰されました。


 また、同促進大会において令和元年度とちぎものづくり選手権入賞者3名の表彰式も行われました。
 配管   高校生の部 金賞 建築デザイン科3年 野口 琉成さん
 建築大工 高校生の部 金賞 環境設備科  3年 駒場 風翔さん
 旋盤   高校生の部 金賞 機械科    2年 石川 滉平さん