日誌

栄養食物科日誌

校内実習1日目  ~頑張れ!調理師のたまご達!!~

校内実習1日目  ~頑張れ!調理師のたまご達!!~

 

 今日から本校では夏休みがスタートしました。例年であれば3年生が「校外実習」を実施している時期です。しかし、今年度は新型コロナウィルス感染症予防のため、校外実習を「校内実習」に切り替え、実施することにしました。

 今日はその1日目です。生徒達の今後の進路選択において意義あるものになるよう、様々なプログラムを組んでみました。

 

 まずは矢板市内の飲食店オーナーから、「調理師として伝えたいこと」と題して講話を頂きました。短時間ではありましたが、仏料理のソースのように濃縮した深みのあるシェフのお話に生徒達は聞き入っていました。生徒達の真剣な表情に、「今の自分を大切に」「未来を信じて」「何事にも馬鹿」になって欲しいと切に願います。

 

 

      

 

 

 次に栃木県内外で活躍中の「Naomi OGAKI」のオーナーシェフ大垣直巳さんによる調理実習を実施しました。

 シェフの料理に対する熱い想い。そして、1つ1つを真剣に教え学びとろうとするエネルギッシュな様子に生徒達は多くの刺激を受けたようです。また、普段中々触れることのできない食材に悪戦苦闘しながらも楽しそうに取り組んでいました。

 できあがった料理は先生のものとは少し違っていたようですが、一生懸命に作り上げた料理に大満足だったようです。先生のことばにもあったように何度も挑戦してくれることを期待しています。

 

      

 

      


 講師を引き受けてくださいました先生方。本当にありがとうございました。

課題研究 ~新商品開発に挑戦しよう!!~

課題研究 ~新商品開発に挑戦しよう!!~

 

 栄養食物科の3年生8人が課題研究で矢板高校の新商品開発に取り組んでいます。


                                            


先輩方の意志を引き続き、3年間学習してきた事を生かし、地域に貢献できる方法はないかと考えた結果・・・地域の特産である食材を用いて普及性、保存性に優れた製品として3種類の「お菓子」を考案しました。


                                             


栄養食物科の先輩である製菓店オーナーの協力を得て、商品化に向けて打合せを行いました。

新型コロナウイルス感染症予防のため、お店での打合せは避け、テレビ電話を用いて考案したレシピを説明し、様々なアドバイスを頂くことができました。


                                              


今後は先輩方との相談を重ね、商品化を目指していきます。

今後に期待してください。

卒業生講話

卒業生が遊びに来てくれました

 

 先日、一昨年卒業した卒業生が遊びに来てくれました絵文字:笑顔

ひとりは大田原市内のイタリアンレストランに勤めており、現在シェフを目指して頑張っています。彼は3年次に実施した校外実習がきっかけとなり、調理師になることを決め、現在のお店に就職することになりました。また、もうひとりは「やいた黒カレー」の

開発に携わった生徒で、現在は食品メーカーに勤めています。

 

         

 せっかくの貴重な機会のため、1年生の教室で現在の状況や今までの経験、高校時代にやっておいた方が良いこと等について話してもらいました。

    

 

 同じ環境にいた先輩の生の声に1年生達は大きな刺激を受けたようです。また、卒業生の堂々とした姿に、年代を超えて栄養食物科の縁を大切にしてくれたら良いな。と思う講話となりました。卒業生のお二人、本当にありがとうございました絵文字:笑顔



 

食物調理4級検定

食物調理4級検定

 

7月17日(金)に栄養食物科の1年性が、食物調理4級検定を受検しました。

4級検定の内容は「きゅうり切り」「計量」です。

 

「きゅうり切り」では30秒で50枚以上を目指し、この日のためにたくさん練習を重ねてきました。0.2cm以下の厚さで、揃えて切らなくてはいけないため、はじめは苦戦していましたが、学校や家での練習を重ねてこの日を迎えました絵文字:困った 冷汗

試験が始まる前から、どの子もとても緊張した面持ちだったため、指を切ったりしないか心配でしたが試験補助テスターに入ってくれた上級生の優しい雰囲気もあってか、試験本番では集中していました。


                                      


「計量」では、大さじや小さじ、計量カップを使って正確な計量を行います。いつもは何気なく行ってしまいがちな計量ですが、調理師には精密さが求められます絵文字:怒る

普段は元気一杯に授業を楽しんでいる生徒たちですが、試験では真剣な眼差しで臨んでいました。


                                      


生徒たちは検定の練習を通して、調理の基礎が身についたと思います絵文字:笑顔

調理実習風景

調理実習風景

 

 3年生の調理実習の様子を紹介します。

新型コロナウィルス感染症予防から始まった「体調管理チェック」の風景も見慣れたものとなり、生徒達も手洗い・マスクの着用・こまめな消毒・近距離での活動を控える等、高い意識の下、実習に励んでいます。

 

 今日は来週の実技テスト(出汁巻き玉子、大根のかつらむき)に向け、それぞれが自分で目標を定め、一生懸命に練習をしていました。5個の玉子にたっぷりの出汁を加えて巻く出汁巻き玉子を綺麗に巻くのは至難の業です。是非、納得がいくまで努力をしてください。

 

 また、今日から個人で調理したものに限定し味見をすることにしました。細心の注意を払い、安全に授業を実施していきたいと思います。