2019年5月の記事一覧

シリーズ〝学悠館高校〟の見える風景(第5回)

 栃木駅北口に出ると、右手にある山本有三の碑が目に留まります。石碑にはブロンズ製の肖像が配置されるとともに、『路傍の石』の有名な一節が刻まれています。この奥に見える茶色の建物が学悠館高校です。4階建ての校舎は、今では栃木の街並みにすっかり馴染んでいます。

 学悠館高校の開校当時は、駅北口からは校舎の下部までとてもよく見えました。学校と駅の途中は、主に駐車場などに利用される空き地でした。
 やがてこの場所には、集合住宅ができました。また、国土交通省関東地方整備局が建設する栃木合同庁舎の工事も始まり、東京オリンピックの催される前にはビルが建っていることでしょう。さらに、別の建物の建設プランも取りざたされているそうです。

 駅前の風景は、歳月とともに変わっていきます。しかし、学悠館高校存在と意義は、決して変わることはないことでしょう。

  

【5月1日() 10:35撮影】

 

〔シリーズ〝学悠館高校〟の見える風景〕
第1回 JR栃木駅のプラットホーム〔2018/07/05 13:51UP〕

第2回 太平山神社境内の展望台  〔2018/09/27 17:48UP〕
第3回 錦着山公園の頂上     〔2018/10/23 18:50UP〕

第4回 栃木市内にある老舗ホテル 〔2019/01/15 10:29UP〕

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