日誌

農業科日誌

小学生との交流活動(3回目・収穫)【農業科】

本日の5・6時限目の総合実習で千塚小学校を訪問し、5月から栽培していた宮ねぎの収穫をおこないました。

収穫作業は高校生の指導の下、小学生全員が積極的に取り組みました。

収穫した宮ねぎは、今週10日(金)に「お好み焼きの具材」として活用し、試食する予定です。

包丁や火を使う授業になるため、小学生がケガや火傷をしないように注意して作業します。

○高校生が宮ねぎの特徴について説明しています


○スコップで掘って引き抜きしやすくしてから収穫しました

イチゴの生長[農業科]

イチゴ温室に苗の定植(9月22日金曜日)しました。定植する前に本校職員が、いちご研究所を訪問し、栽培に関するご指導をいただきました。

○課題研究野菜班の生徒による定植


毎朝、苗の観察をしており、ここ数日で本葉が増えてきたことから、しっかりと根付いてきたと思われます。

ハダニや病気を防除などの栽培管理をおこない、よい品質を目指して生徒一同頑張っていきます。

宮ねぎ種の固定について[農業科]

宮ねぎの容姿は、軟白部が太くて短く、葉が野球のグラブのように広がり、全体がずんぐりむっくりしているのが特徴です。

しかし、露地で栽培すると他の品種のネギと交配して雑種となることで、これらの特徴が失われていきます。

江戸時代から伝わる、この伝統野菜の品質を守るべく、今日は「種の固定」作業を行いました。

まずは、宮ねぎの特徴をもった個体を剣スコップを使用して抜き取ります。


その後、虫が入らないようにした網室に宮ねぎを定植します。11月下旬に、異なる特徴を持っている宮ねぎを抜き取る作業があります。


また、昨年度に定植し「種の固定」を目的とした宮ねぎから採取した種子を播種しました。




このほか、11月に小学生との宮ねぎを使用した料理も予定しています。現在、調整中です。

学校祭(秋の販売)に向けて…[農業科]

2学期が始まり2週間が経とうとしています。農業科では、11月の学校祭での野菜販売に向けてダイコンやハクサイ、ブロッコリーの栽培が本格的に動き出しました。

夏休みでも生徒は活動しており、1年生は8月1日(火)と14日(月)に登校し、ブロッコリーとハクサイのたねまきを行いました。また、2年生が25日(金)にブロッコリー苗を定植しました。

そのほか3年生が畝立てするなど、1・2年生が実習を行えるように準備などを行っています。

○ハクサイ苗【休み時間中でも潅水(かんすい)をする生徒がいます】


○ダイコンのたねまき後【放課後の作業でも自主的に参加した生徒たち】

花丸 岩舟農場公開(梨狩り)のご案内[農業科]

毎年好評をいただいております、栃木農業高校の岩舟農場公開2017のお知らせです。

 日   時   9月2日(土)   9:30~ ※小雨決行
   (2日が荒天時 9月3日(日) 9:30~ ※小雨決行)

 場   所   栃木農業高校岩舟農場
         栃木市岩舟町曲ヶ島2069(下記地図参照)

 内   容   梨(豊水)の収穫・販売
         ブドウの販売※
         新米(コシヒカリ)の予約販売※
            ※ 生育状況により変更となる場合があります。

 販 売 方 法   梨(豊水)は、収穫したものを量り売りいたします。
 
<注意事項>
 ○岩舟農場近辺は、道路が細くなっている部分が多くありますので、
   通行の際はご注意ください。 
 ○岩舟農場内は係の者が誘導いたしますので、指示に従ってください。
 ○立ち入りを禁止している区域には立ち入らないようご注意ください。
  ※特に果樹園内は生育状況によっても影響しますのでご協力ください。

    農場公開(梨狩り)保護者宛文書2017.pdf
通知は保護者宛になっておりますが、生徒・保護者に限定した公開ではありません。
無くなり次第終了となってしまいますが、たくさんの方のご来場をお待ちしております。

小学生との交流活動(宮ねぎ2回目)

5月19日(金)に宮ねぎ苗の定植を行い、それから2か月ぶりの交流活動です。

本日は、土寄せと追肥を行いました。

ネギに土を寄せすぎてしまうと、暑さに負けてしまうため、地表面から1cm程度の高さで土寄せを行いました。

また、畝間に追肥を行い、今後の成長促進に期待します。

次回の交流活動の予定は9月です。



宮ねぎ苗の定植【農業科】

本日、農業科の2年生(40名)が、宮ねぎ苗の定植を行いました。

宮ねぎとは、栃木市宮町(宮地区)で江戸時代から栽培されている由緒あるねぎです。

4時限目に、宮ねぎ部会や振興事務所、JA、栃木市役所の方々が来校し、定植する苗の選抜や定植方法についてご指導いただきました。

今後は、追肥や除草などの栽培管理を行い、11月の収穫に向けて取り組んでいきます。


苗の根を傷めないように引き抜き、大きさを確認


JAの方も一緒に定植作業

農業科1年先進農家見学[農業科]

3~5時限目を利用して、本校OBである農家を見学させていただきました。

1軒目は、高田さんが経営するトマト農園です。4月中旬に苗を定植して8月下旬まで収穫することや早朝4時から作業を行っているなどご説明をいただきました。

2軒目は、日向野さんが経営するカトレア栽培です。栽培管理で気をつけていることや施設の特徴、出荷場所についてご説明をいただきました。

生徒は積極的に質問し、意欲的を持って取り組む姿が見られました。また、OBから励ましの言葉をいただいたことで、学校生活に新たな目標を立てた生徒もいました。


会議・研修 教育実習中です♪

先週の12日(月)から23日(金)までの2週間、平成26年度農業科を卒業し、北海道の酪農学園へ進学した舘野亜実先生が教育実習に来ています♪

そして今日は、教育実習中のメインイベント「研究授業」でした。

1年1組の「畜産」で実施し、板書だけでなくタブレット端末とプロジェクターを活用し、生徒の興味関心を刺激する授業が展開されました。

授業の最後には復習プリントを実施し、生徒達もその時間に勉強したことを思い出しながら真剣に取り組んでいました。

舘野先生は「地元栃木に戻って教員になるのが目標」と話していました。

教育実習も残りわずかとなりましたが充実した時間にしてください!
そして酪農学園を卒業した後はぜひ地元栃木県で栃農の同窓生として教鞭を執ってください!応援しています♪

最後になりますが、本日お忙しい中にも関わらず、酪農学園より安宅 仁人(あたく きみひと)先生にお越し頂きました誠にありがとうございました。

トマトパーク見学

県内の農業高校で野菜を担当している教員が集まり、株式会社誠和のトマトパークを見学しました(本校から農業教員3名が参加)。

施設の特徴やCO2施用などオランダの栽培技術について知識を深めることができました。

見学で得たことを、本校の施設栽培の改善や導入を行い、よりよい農産物の生産に努めていきます。


2枚目の写真は、トマトの収穫等で使用するリフトです。4~5mの高さにもなります。