日誌

農業科日誌

若者とまちづくりシンポジウム2019×宇都宮大学

3月2日(土)に、農業科2年グリーンライフ選択生(代表生徒6名)が「若者とまちづくりシンポジウム2019」に参加しました。

宇都宮大学地域デザイン科学部の講義棟1階を会場に、昨年度から取り組んでいる「樽づくり・味噌づくり」について発表しました。

樽や味噌の職人の方々から伝統的な技をご指導いただき、このことが地域の活性化や人と人との結びつきを強くすることなどを報告しました。





聴講者(参加者)には、宇都宮中央女子高校、宇都宮南高校、真岡女子高校などの生徒さんがおり、発表後、会場後方で「各自が住む地域の課題」について、グループワークを行いました。

普通科の生徒さんと話すことで「この物事に、このような角度から話をしていくんだ」と勉強になりました。

純米吟醸酒 完成発表会【農業科】

栃農高産山田錦を100%使用した純米吟醸酒の完成発表会」
が本校で行われました。

飯沼銘醸株式会社代表取締役社長 飯沼徹典様をお招きし、
栃木農業高校と飯沼銘醸株式会社の産学連携事業として、
本校で栽培した山田錦のみでつくった純米吟醸酒がお披露目され、
多くのメディアの方が取材にきました。

本校生徒の未来や地域の未来、さらには
この日本酒を飲んだすべての人の未来が輝くように、
という願いをこめ、オリジナルラベルも作成しました。

地元産の酒米で地元産の日本酒をつくる、という活動に関わることができ、
今後の生徒の研究活動の励みになりました。
今年もより品質のよい酒米を栽培し、酒米に関する研究を行いたいと考えております。


春夏用野菜の播種【農業科】

農業科の1年生が、春夏用野菜の播種を行いました。

土詰め作業から行い、キャベツ、レタス、ブロッコリー、ネギ、ナス、カボチャ、ミニトマト、パプリカを播きました。
昨年の夏休みに行ったときは深く播いてしまったり、一カ所に何粒も播いてしまったりしてしまったので今回はより注意しながら行いました。





みなさん昨年の反省を生かして播くことができました。
うまく発芽するといいですね♫

地元の酒蔵との交流【農業科】

栃木市西方にある飯沼銘醸株式会社様の見学に、2年生8名で行って参りました。

栃農高では、岩舟農場で栽培した山田錦という酒米を飯沼銘醸に出荷していますが、
今年はなんと!栃農産山田錦のみでお酒を作っていただけることになりました。

そこで今回、これから「作物」を学ぶ2年生が見学に行くことで、
地元の農産物の利用や、地域との交流の重要性を学んでもらう機会としました。

生徒たちは、日本酒づくりの工程の多さや、毎日仕込みをする大変さを学び、
地域の酒蔵と農業高校がつながるヒントをつかんだようでした。
今後、課題研究などの研究活動に生かしていきたいと思います。

栃農産山田錦のみでつくったお酒は、近々、限定で販売する予定です。
ご期待ください。


IoTの取り組み【農業科】

農業科の野菜部ではIoTの取り組みとして、株式会社ぶらんこ 様の
「いちごfarmo」を導入しています。

「いちごfarmo」とはハウス内の気温、湿度、飽差、土壌水分、地中温、
クラウン生長点温度、日射量、CO2 を計測できるハウスモニタリングシステムです。
そしてそのデータをスマートフォンなどで見ることができます。

野菜部では朝と放課後に温室の管理を行っており、今までは勘や経験で
管理を行っていましたが、この計測器を導入してことにより
データを見ながら管理を行うことができるようになりました。

数値にすることで勘や経験が無くても管理を行うことができ、
また、自宅や外でも常にハウス内の状況を把握することができるので、
本校のいちごの栽培管理では無くてはならない物になっております。

↓いちごfarmo


↓タブレットを使用して管理している様子

下都賀農業実績発表会に出席【農業科】

栃木県下都賀庁舎にて、下都賀地区農業青年実績発表会が実施されました。農業科2年生2名が出席し、意見発表をさせていただきました。

彼は、1年次から取り組んでいる早朝のイチゴの収穫や2年次のインターンシップで1億円プレーヤーであるトマト農家で研修したことなど、日頃の学校生活をとおして考えていることと卒業後の進路について発表しました。


彼女は、そば打ち全国大会や段位認定大会で経験を積み、自信が成長したことや今後の活動について発表しました。

満天☆青空レストランで放送されました!【農業科】

本校では、平成24年度から「宮ねぎ」の優良系統の増殖・栽培普及・販売促進などに取り組んでいます。

宮ねぎ部会を中心に、全農とちぎ・JAしもつけ・宇都宮大学・栃木市・栃木県下都賀農業振興事務所のご協力のもと活動してきました。

さて、今年度で活動7年目になりますが、宮ねぎが『満天☆青空レストラン』(日本テレビ)で取り上げられました!



「江戸時代から代々引き継がれてきた」「他のねぎと比較にならない香りと味を持つ」「旨さと形に驚愕!」などをキーワードに放送されました。



番組内容の一部に、本校の活動が放送されましたので、ご紹介します!



生産者の方々は悩んでいました・・・。


「生産者数の増加(回復)・確保」や「宮ねぎの遺伝的形質の保存」などを目的に、協力させていただいたのが私たち栃農生です!










皆さんと一緒に私たちの手で宮ねぎを残していきます!!


この他、宮ねぎの美味しさを多くの方々に知っていただこうと、昨年度(平成29年度)から、地元の小学生に啓発活動(栽培管理・収穫・試食会)を行っています。

これからも、文化や伝統の継承、地域活性化などに栃農生は取り組みます!
宮川大輔さん。励ましの言葉、ありがとうございました。

イチゴの収穫【農業科】

今年の初物イチゴを収穫しました!!

朝7:30から収穫作業が始まり、パック詰めをしました。

露地野菜が終わり、これから野菜部ではイチゴとトマトを中心に収穫・管理作業を行ってきます。
皆さんで良い物を作っていけるように頑張っていきましょう!

生物活用の授業にて…②【農業科】

昨年度、地域の技術とその伝承を目的とした樽づくりと味噌の仕込みを行いました。
約1年後の本日、生物活用の授業でその味噌のお披露目&活用(栃農産の野菜を使用した豚汁の調理)を
前回お世話になったとちぎ市民活動推進センターの大波様をはじめとする樽づくり、味噌の仕込み等で
お世話になった講師の方々と一緒に授業を行いました。
 
約1年後の味噌は…表面には少しカビが発生していたものの、その部分をきれいに取り除くと…
豆の粒が所々残り『これぞ手造り!!!』というお味噌が完成していました。
  
その味噌を使って豚汁を調理後、昨年度の樽づくり、味噌の仕込みについて映像を見ながら振り返り学習を行いました。
  
その後は、手づくり味噌の味をみんなで楽しみました♪
 
今回の振返り授業が、生徒たちにとって地域の技術や伝承について再び考え、どのように伝えて活用していくのか、
考える良い機会になってほしいです。