日誌

柔道部の活動

いちご一会とちぎ大会リハーサル大会【柔道部】

 今年度、本県において、「夢を感動へ。感動を未来へ。」のスローガンのもと、「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催されます。
 
 本県においては、競技力向上(選手強化)はもちろんのこと、大会運営をはじめ、多くの準備が大詰めを迎えています。本校の所在地である栃木市においても各種競技が開催されることから、ボランティア活動やおもてなし活動など、様々な準備が行われています。
 
 そのようななか、5月22日(日)、栃木市総合運動公園において、とちぎ大会のフライングディスク競技会リハーサル大会が行われ、栃農柔道部もボランティアとして参加しました。
 
 普段関わる機会がほとんどない障害者スポーツ、フライングディスク競技、大会運営でしたが、それぞれの分担に基づいて業務にあたりました。最初はわからないことだらけでうまくいかなかった部分も多くありましたが、競技役員の方々のアドバイスや経験を積んでいくにつれて、徐々に業務を円滑に進めていくことができました。
 
 また、競技にひたむきに、そして真剣に、そして楽しみながら取り組んでいる選手の皆さんを見て、スポーツとは何か、そしてスポーツの持っている力を改めて学ぶことができました。
 
 最後になりましたが、大会開催に御尽力いただき、さらにこのような機会を与えてくださった関係者の方々にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。秋の本大会では、選手団の皆さまはもとより、関係者の方々の御来県をお待ちするとともに、本校においてもボランティア活動やおもてなし活動を行う予定ですので、ぜひとも御期待ください。

  

県ジュニア 兼 関東(全日本)予選【柔道部】

 5月16日(日)、ユウケイ武道館において、栃木県ジュニア柔道体重別選手権大会 兼 関東ジュニア柔道体重別選手権大会(全日本ジュニア柔道体重別選手権大会関東地区予選会)栃木県予選会が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 今大会は、ジュニア世代(15~20歳)における世界への登竜門であり、最終的には世界大会までつながります。それゆえ、出場選手のレベルは相対的に高く、ハイレベルな試合が展開されました。

 栃農柔道部は、3年生部員が測量士補の資格試験受験のため出場できず、さらには中間試験直前であったことから、2年生部員1名のみの参加となりましたが、緒戦敗退となりました。(注:測量士補と
は、測量業者に従事して測量を行うために必要となる国家資格であり、今回の試験会場は東京大学駒場キャンパスで行われました。本校では各種資格試験の積極的な受験をおこなっています。資格試験ではありましたが、東大に行くことはなかなかないので、貴重な経験になったことでしょう。)

 最後になりましたが、大会開催に御尽力いただいた栃木県柔道連盟の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

県総体 兼 関東予選【柔道部】

 5月1日(日)、ユウケイ武道館において、栃木県高等学校体育大会柔道競技会 兼 関東高等学校柔道大会栃木県予選会が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 今大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点により、関東大会が団体戦のみの開催となったため、栃木県予選会も団体戦のみの開催となりました。とはいえ、関東大会が記念大会であるため、栃木県の関東出場枠が男女ともに1枠ずつ増えたことにより、熾烈な争いが繰り広げられました。

 本校は男子のみに単独エントリーしましたが、善戦及ばず緒戦敗退となりました。個々の実力不足はもちろんのこと、コロナ禍による練習不足等が大きく影響した結果となりました。そのような中で、高校入学後に柔道を始めた生徒が初めて試合に参加できたこと、1・2年生が実力を発揮し勝利したことは、今後につながる大きな結果にもなりました。

 なお、大会前には、安西 俊輔 先輩(R1食化卒)が、在学している新潟食料大学の限定日本酒を携え、激励に来てくださいました。(注:後輩には稽古で胸を貸していただき、日本酒は顧問がおいしくいただきました。)
オール胎内産の日本酒製造 新潟食料大と今代司酒造: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 また、中島 礼華 先輩(R3食科卒)も激励に来てくださいました。中島先輩も新潟食料大学に今春進学されました。安西先輩、中島先輩、大変ありがとうございました。また来てくださることを楽しみにお待ちしております。

 最後になりましたが、コロナ禍における大会にもかかわらず、制限付きではありましたが、久しぶりの有観客開催、そして、徹底した感染症対策のもと、安全・安心な開催に御配慮いただいた栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

卒部式~卒業おめでとう~【柔道部】

 卒業式前日、夏の厳しい暑さ、そして冬の厳しい寒さの中で、心を鍛え、技を研究し、体をつくり、夢を語り合い、時に笑いそして涙し、共に汗を流した柔道場において、柔道部3年生の卒部式を行いました。

 コロナ禍のため、送別練習(試合)も、盛大なパーティーも行うことはできませんでしたが、在校生が心を込めて書いたメッセージやプレゼントの贈呈、在校生・卒業生・顧問による挨拶が行われ、最後に記念撮影をして終了しました。

 今年度は女子2名が卒部となります。歩む道は違えども、柔道で鍛えた心技体、そして柔道部で培った経験を生かし、社会に貢献できる人間として活躍されることを祈ります。

 心を込めて「卒業おめでとう」。ぜひ今後は卒業生として柔道部を応援いただき、そして成長した姿で柔道場へお越しください。柔道衣を準備して先輩方のお越しを心からお待ちしております。

全国高校選手権県大会【柔道部】

 1月15日(土)~16日(日)、ユウケイ武道館において、全国高等学校柔道選手権大会栃木県大会が開催され、栃農柔道部の1・2年生男子が出場しました。

 初日に行われた個人戦においては、5階級のトーナメント戦が行われ、4名が出場したものの、すべて緒戦敗退となりました。強豪選手と対戦しその格の違いを感じた選手、チャンスをものにできなかった選手といましたが、日ごろの取り組みを今一度見直す大きなきっかけとなりました。
 
 2日目は団体戦が行われましたが、緒戦にて県立烏山高等学校と対戦、1年生の健闘が光りましたが、2-3にて惜敗しました。団体戦は一人ひとりの個人力はもとより、チーム力が大切ですが、試合に対する執念や、チームとして戦うことの意味を考える大きなきっかけとなりました。

 また、大会においては、いつも合同練習を行っている学校の生徒の健闘が光っていました。少人数ながらも日ごろの取り組み方によっていくらでも成長できること、高校生の可能性は無限大であることを改めて感じたとともに、大きな刺激を受けました。

 今年度の大会はこれで終了となりますが、次の大会までの取り組み方が来年度に大きく影響します。柔道の取り組み方はもとより、学習を含めた学校生活、そして日ごろの生活についても今一度見直し、少しでも成長できるよう頑張りたいと思います。 

 最後になりましたが、コロナ禍における大会にもかかわらず、徹底した感染症対策のもと、安全・安心な開催に御配慮いただいた栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

栃木県女子柔道選手権大会【柔道部】

 1月9日(日)、ユウケイ武道館において、栃木県女子柔道選手権大会が開催され、栃農柔道部の3年生が出場しました。

 この大会は、栃木県最高峰の大会で、関東大会、全日本大会(皇后盃)に続く、シニアの大会であり、参加者のレベルも非常に高く、体重も無差別の大会です。

 本校の生徒は最軽量級ながらも健闘しましたが、第8位となり、関東大会参加権を得ることは出来ませんでした。これをもって高校生活のすべての大会は終了となりましたが、最後にこの大会に出場できたことは大変名誉なことであり、よく健闘したと思います。 

 また、大会においては、小学生・中学生時代に同じ町道場で鍛錬した先輩も来ており、記念撮影をさせていただきました。柔道を通して培った友情は、どこに行っても途切れることはないでしょう。

 
最後になりましたが、大会運営に御尽力いただいた栃木県柔道連盟の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

ようこそ先輩【柔道部】

 令和4(2022)年がスタートしました。旧年中は栃農柔道部に対して、温かな御指導と御鞭撻をいただき、大変ありがとうございました。本年も引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、栃農柔道部は、1月4日(火)より今年の稽古を始めました。この稽古始めには、一昨年度(令和元年度)の食品化学科卒業生である、安西 俊輔 先輩と、
昨年度(令和2年度)の農業科卒業生である、安西 彩香 先輩が来てくださいました。

 安西 俊輔 先輩は、現在大学2年生で今年成人式を迎えられます。そんな成人式前にもかかわらず、柔道衣を着て後輩に稽古をつけてくださいました。久しぶりの稽古であったとのことでしたが、変らぬ柔道スタイルに後輩は良い刺激を受けました。大変ありがとうございました。これからも、機会がある際はぜひともお待ちしております。

 

県新人大会第5位入賞!【柔道部】

 11月5日(金)~6日(土)、ユウケイ武道館において、栃木県高等学校新人柔道大会が開催され、栃農柔道部の1・2年生が出場しました。

 新チームは男子のみがエントリーとなりましたが、個人戦と、念願の5人制単独団体出場を果たすことが出来ました。

 初日に行われた団体戦においては、緒戦にて県立宇都宮工業高等学校と対戦、1年生の健闘が光りましたが、2-3にて惜敗しました。栃農柔道部の実力はまだまだですが、少しでも上位に食い込んでいけるよう頑張りたいと思います。

 2日目には個人戦が行われ、無段者の部ではありますが、1名が5位に入賞しました。高校から柔道を始めた生徒ではありますが、まずは初めての大会参加が出来たことに嬉しく思います。

 また、大会においては、いつも合同練習を行っている学校の生徒を互いに応援する姿が見られました。学校の状況も違う生徒同士ではありますが、柔道を通して築いた友情は、通常の学校生活だけでは得ることの出来ない、競技実績をも凌駕する、かけがえのない財産になると思います。


 今大会は久しぶりの大会であるとともに、新チームとして初めての大会でした。多くの課題が見つかりましたが、次の大会に向けた目標をも得ることが出来ました。今後はこの目標に向けて頑張っていきたいと思います。

 最後になりましたが、一時は開催が危ぶまれながらも、久しぶりの有観客試合に向け御尽力いただいき、安全・安心な開催に御配慮いただいた栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
 
※最後の写真はいつも合同練習をしている、宇高・真高・栃農高との写真です。
各校了承済み、各校ホームページにも掲載される予定です。

柔道部草創期をたどって【柔道部】

 10月25日(月)下野新聞の特集記事「栃木県スポーツの星霜 いちご一会とちぎ国体への軌跡① 柔道」が掲載されました。

 栃木県では、来年、国体・障スポが開催されることが決定しており、県内各地で気運が醸成されているところです。本校においても、清掃時にイメージソング「いちご一会」が放送されているほか、ボランティア参加に向け各種準備を進めているところです。

 さて、掲載された記事の中に、次のような内容がありました(一部、原文に追記)。

「栃木県下大会は1921年11月27日に宇都宮中講堂で開催された武道奨励会が始まりと伝えられている。参加校は栃木師範(現・宇大)、宇都宮中(現・宇高)、下野中(現・作新高)、栃木中(現・栃高)、真岡中(現・真高)、大田原中(現・大高)、県商(現・宇商高)、栃農高の8校だった。」

 なんと、栃木県で初めて開催された県大会に、本校が出場していたのです。それもそのはず、本校は1907年創立しており、その年には校友会なる組織が創設され、運動部が設置されました。おそらく、柔道も行われていたと思われます。

 本校柔道部は、コロナ禍にありながらも、活動を止めることなく活動しています。これからも、歴史と伝統を絶やすことのないよう、活動を進めていきたいと思います。

※掲載された記事は、著作権の関係上、ホームページには掲載しておりません。

1学期の活動を振り返って【柔道部】

 コロナ禍ではありながらも、栃農柔道部の1学期における活動が終わろうとしています。今年度は、様々な制約はありながらも、各種大会が開催され、日ごろの活動成果を発揮することができました。これもひとえに、関係各位による御尽力のたまものと、心から感謝申し上げます。

 さて、先日、栃農柔道部の中心メンバーとして活躍してきた3年生と、1・2年生の代交代を行いました。3年生からそれぞれ思いのこもったメッセージをいただき、1・2年生は今後の栃農柔道部活性化に向けて決意を新たにしました。

 3年生の活動実績等はこれまでもホームページでお知らせしてきましたが、柔道のみならず、校内外においても活躍する姿が見られました。一旦、進路活動が中心となるため柔道からは離れますが、アマチュアスポーツには引退もなく、生涯スポーツということから、またぜひ道場に足を運んでくれることと思います。

 これまでの3年生の活動に敬意を表するとともに、これからの進路活動が順風満帆に進むことを祈りたいと思います。おつかれさまでした。そして、頑張ってください。

 最後に、1・2年生主体の新生・栃農柔道部に対しましても、御指導御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。