農業土木科日誌

農業土木科日誌

農業と環境[農業土木科]


 今回の「農業と環境」では、全員でハクサイとダイコンの収穫を行いました。
寒さが厳しくなる時期になってきて、収穫できる野菜が少なくなってきていましたが、今まで管理をしてきたおかげで収穫することができました。農業土木科1年生は、今回体調不良等により全員で収穫をすることができませんでしたが、久しぶりの圃場での実習に生徒たちは圃場の様子を見ながら行うことができました。
    

総合実習[農業土木科]

 今回、2年生の「総合実習」ではニワトリの解体実習を行いました。
この実習は、毎年1年生の「農業と環境」で行っていますが、昨年発生した鳥インフルエンザの影響によって行うことができませんでした。そのため、今回2年生の「総合実習」で実施することになりました。
 この実習によって、農業土木科の生徒たちに学んでほしいことは何でしょうか。それは「命の大切さ」です。私たち農業土木科は、設計や施工、測量などの専門科目を学んでいます。これらは、水路や橋、道路、堤防など人々の社会生活基盤に欠かせない構造物をつくる産業の担い手として、知っておかなければならないことだからです。もし仮に、利用している人のことを考えずに設計や施工を行ったとしたら・・・。後々、このことが人を傷つけることへ繋がってしまいます。
 実習では、ニワトリを締めることに抵抗を感じる生徒が多くいました。また、解体の実習を通して、生き物に対する尊敬や感謝等、多くのことを学ぶことができたのではないでしょうか。
      

出前授業【農業土木科】

 今回、栃木市立東陽中学校において出前授業を行いました。
農業土木科1年生6名が、「生活の中の構造力学について知ろう」という題で行いました。また、構造力学に触れてもらうべくレオナルドダヴィンチが考案した「レオナルド橋」の制作体験も行いました。レオナルド橋は、くぎやねじを使わずに互いに支えあうことで自立できる橋です。今回の出前授業では、割り箸を使い二人一組でレオナルド橋を作りました。中学生の皆さんは、一生懸命割りばしを組み合わせて誰よりも長く橋を作れるか挑戦していました。最後に、全員で大きなレオナルド橋を組み立てました。
 今回の出前授業を通して、構造力学をはじめ設計について興味を持ってもらえればと思います。

      

農業と環境(実習)[農業土木科]


 今回の農業と環境の実習では、先月に引き続き収穫作業を行いました。
前日、植物の生長について学ぶため抽台現象について圃場に残しておいた野菜を基に
観察を行いました。今回の実習は、前日に学んだことも踏まえ収穫適期の大切さを考えながら行いました。タアサイやホウレンソウ、春菊やダイコンなど様々な野菜を収穫することができました。今月は、学校行事や期末試験があるため実習を行える時間が今回だけとなりました。来月は、今よりも寒さがさらに厳しくなっていると思いますが、これまで農業と環境で学んだことを次の実習で生かしながら一生懸命取り組んでいきましょう。

      

総合実習[農業土木科]


 2年生の総合実習では、「測量」の実習を行いました。2年生にとって今回の測量の実習は、インターンシップが終わって久々の実習になりました。この時期からは寒さが厳しくなりますが、生徒たちにはインターンシップでの経験と実習や座学での学習を通して知識や経験を深めてもらえればと思います。