2020年1月の記事一覧

「定時制通信制高等学校生徒募集」のポスター 掲示

 このたび〝「令和2(2020)年度定時制通信制高等学校生徒募集」のポスター〟(作成・栃木県教育委員会)が、玄関のガラス面、エントランスホールのボードなどに掲示されました。いずれも来校される皆さまの目に触れる機会の多い場所です。

 ポスターには、定時制課程・通信制課程の県立高校の学校名・科名・所在地・願書提出期間・入学者選抜日・合格者発表日などが掲載されています。また、入試情報とともに、授業や学校行事の様子も8枚の写真で紹介されています。

 

 学悠館高校に関係する2枚の画像が掲載されています。1枚は、〝定時制・通信制共同企画の図書館特別講座〟11月8日()に図書館で開催された〈図書館特別講座〉「芸術の秋『ノルウェイの森』のもう一つの味わい方 -音楽と文学をつなぐ-」で撮影されたものです。もう1枚は、10月9日()から神戸・大阪に出かけた通信制の修学旅行で撮られた記念写真です。〝みんなで協力して楽しむ修学旅行〟として掲載されています。
 
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国際理解講演会 ~今日からできる国際協力~

 1月29()、LHRの時間に国際理解を深めるための講演会が開催されました。Ⅰ部(午前)・Ⅱ部(午後)は4時限目にアリーナで、Ⅲ部(夜間)は9時限目に会議室でそれぞれ行われました。
 この講演会は、毎年この時期に「国際交流を果たす個人や国家の役割を正しく認識するとともに、国際理解を通して異文化を知り、自国の良さに気づく」ことをねらいとして実施されています。

 講師には、大竹恵実様をお迎えしました。先生は、JICA青年海外協力隊の一員として、ラオス国ビエンチャン市の病院で母子保健向上のために助産師として活動。今日の講演会では、この時の経験をふまえて、学悠館高校の生徒のためにお話いただきました。演題は、『今日からできる国際協力』でした。
 


 ラオスの病院で助産師として働くと、そこは劣悪な環境でした。まずはこの改善を図りたいと考えたそうです。日本の医療などの知見をラオスの皆さんに伝えたいと思っても、最初はあまりうまくいかなかったとのこと。やがて協力的な態度へと変化を遂げ、一緒に取り組んでもらえたそうです。自分がしてほしいことを誰かにしてもらうのではなく、相手のことをまず知ってから協力して取り組む姿勢が大切だと語っていました。
 「皆さん、今日の話を家族や友だちにぜひ話してください。誰かと話すことが、国際理解の始まりです。」と、大竹先生は締めくくっていました。


  


【4時限目・アリーナ】            

  
【9時限目・会議室】


〔生徒の感想〕

3年次(Ⅲ部)・女子生徒

 登校する時やアルバイトに行く時に公共交通機関を利用する。気がついていないだけで、自分の周りに障がい者・妊婦の方々がたくさんいる。席を譲ってあげられるように心がけたい。

2年次(Ⅰ部)・女子生徒

 『母子健康手帳』は、カルテ代わりになったり、イラストの説明が記されていたりした。とても大切な手帳だと再認識した。

2年次(Ⅰ部)・男子生徒

 今の自分が海外の難民の方々を助けるために、出かけていくことは難しい。しかし、募金したり、支援物資を送ったりすることならすぐにでもできる。

2年次(Ⅲ部)・男子生徒

 みんなに任せっきりではなく、まず自分が動いて他人を幸せにできるような人間になりたいと感じた。

1年次(Ⅰ部)・女子生徒

 誰かと協力することで最後までなし遂げることができる。これからは、今まで以上に友だちと力を合わせていたい。
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JRC部:防災講座 ~炊き出しと避難所体験~

 1月25()、午後1時から体育館1階のトレーニングルームで、JRC部の皆さんによる〝防災講座~炊き出しと避難所体験~〟が開催されました。今回は、部員と参加を希望した生徒あわせて9名が主体となって取り組みました。


 JRC部は、これまでに各種事業や近隣自治会の皆様からの要請などに基づいて、防災講座避難所運営の訓練を行ってきました。自治会の方々には、何度もこの講座に参加いただくとともに、ずいぶん協力もたまわりました。


 今年度になって、部員の半数は1年次生が占め、初めてこの講座に臨む生徒もいました。自分たちの手で、避難所となっている学悠館高校を再認識したいとの思いから今回の企画が実現しました。
  

 卒業年次生は、まもなく
学悠館高校を巣立っていきます。今回の防災講座は、上級生が、実践的な体験を通して運営の手順を1年次生に伝える絶好の機会ともなりました。
  

炊き出し
 カレー味・ガーリック味・中華味・トマトケチャップ味など、さまざまな味付けを試みました。工夫しだいで簡便に炊飯できることを体験しました。米の炊き具合は、やや硬め。しかし、次回への課題が見つかったと語る部員もいました。
  

 
  

 
    


避難所体験
 避難所では、さまざまな緊急事態が訪れます。臨機応変の対応を心がけて、困難を乗り越えなければなりません。
 ■ケース1 夜中に騒ぎ出す人への対応はどのようにしたらよいのか? 
 ■ケース2 食糧は、バナナ数本とみかん数個しかない。数の少ない物資をどのように分けるのか?
  

 
  

 

 このほかにもたくさんのケースを想定して、避難所体験を実施しました。
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業者による校内の清掃作業が完了しました。

 1226()から始まった業者の皆さんによる一連の清掃作業が、このたび無事に完了しました。冬季休業期間とその後の休日を使い、6日間にわたって校舎の各階と窓ガラス(内外)、体育館の清掃が行われました。


 1月25()には、1階にある教員室と印刷室、事務室などの床面の洗浄とワックスの塗布が施されました。床面はバフィングマシンで磨かれ、光沢のあるフロアに仕上がりました。
  

 

【教員室】                                   【印刷室】

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バレーボール部(男子・女子):卒業年次生と送別試合

 1月25()の午前、アリーナで卒業年次生を迎えてバレーボール部の送別試合が行われました。この日、集まったのは男子・女子部員とコーチ陣など20人。ふだんから男女が協力して練習に取り組んで来ました。かけがえのない日々を過ごしたアリーナで、部員全員がそろってゲームを存分に楽しみました。

 今春、バレーボール部員で学悠館高校を巣立っていくのは、男子6人・女子4人です。それぞれ専門学校に進学したり、県内企業に就職したりと、4月からは別々の道を歩んでいくことになります。
 


 男子は、3年連続で全国大会に出場しています。ひらつかアリーナ(神奈川県平塚市)での試合、全国大会への道中や宿泊先での出来事など、今でもありありと目に浮かんできます。
 一方、女子は、県大会でわずかに力が及ばず、全国大会への切符を手にすることはできませんでした。しかし、チームワークは抜群。仲間との出会いは、大切な一生の思い出です。

    

 

 送別試合の後は、栃木市内のレストランでランチをともにしました。いつまでもいつまでも話題は尽きません。
  

  

 

 「部活」をとおして培った仲間どうしの絆(きずな)は、きっと永遠に結ばれていくことでしょう。
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