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2019年11月の記事一覧
第15回出藍祭⑫ 教室内の準備風景
生徒のみなさんは、各部(午前・午後・夜間)の集合時間にあわせて登校しました。会場となる教室の清掃を終えた後、必要のない机と椅子を運び出しました。また、展示用のパネルの搬入も行いました。
あるクラスでは、生徒のみなさんが協力してペットボトルをきれいに洗っていました。その後、飲み口まで水を一杯に蓄えてキャップをしめ、これを何本も教室まで運んでいました。一方、別のクラスでは、レイアウトどおりに机を並べ、展示の準備を始めていました。たくさんの風船を膨らませている教室もありました。
生徒のみなさんは、ふだんより一段と元気に活動しているようでした。
所属している部(午前・午後・夜間)の活動時間は、HRの活動に専念することになっています。この活動の前後の時間帯を使って、委員会や実行委員の役割を担ったり、部活動やその他のパフォーマンスの練習に励んだりします。
第15回出藍祭⑪ 会場の設営(アリーナ、ギャラリー)
文化部や授業の作品を展示する〝ギャラリー〟は、Ⅰ部の2年次生の皆さんが担当しました。まずは、会場となった会議室に30枚ほどのパネルを運び込みました。安全に留意しながら、1枚ずつこれを組み立てていきました。
〝ギャラリー〟には、美術部・芸術科(美術)・芸術科(書道)・国語科の「ことばの世界」などの活動で制作された作品が展示されます。また、この会場では、定時制進路部が企画する「体験学習」「インターンシップ・ジョブシャドウイング」「寺子屋みらい」などの活動報告も行われます。あわせて、文芸部の皆さんによる文芸コーナーも設置されるそうです。
パネルなどのセッティングが完了したので、あとは作品の搬入を待つばかりです。
合唱の伴奏で使われるピアノの調律も行われていました。ここでは、生活体験発表、合唱、ライブ、演劇、パフォーマンスなど、とても楽しいステージが繰り広げられることになります。
第15回出藍祭⑩ 演劇部、心を込めて演じたい!
今回も、第1日・第2日の2度アリーナでオリジナル作品を上演する予定です。タイトルは、『エール ~生きづらさを抱える人たちへ~ 』。この脚本は、演劇部員と顧問が共同で制作したものです。
部員は、12人。4年間にわたって部活動を続けてきた部員の皆さんが、大多数を占めています。キャストも、照明・音響・メイク・衣装の各担当も、舞台を成功に導くために、全力で役割を果たそうとしています。部員のひとりは、「心を込めて演じて、みなさんに元気を与えたい!」と話していました。
この作品は、10月24日(木)に小山市文化センターで開催された「栃木県南ブロック高校演劇研究大会」でも発表されたものです。この大会では、ご覧いただいた方々から高い評価を得ることができました。〝出藍祭〟でも、大きな感動を与えることでしょう。
第2日 11月17日(日) 11時から 50分Version 上演 〔限定公開日〕
力を合わせて、みんなで作りあげていく〝出藍祭〟
第15回の〝出藍祭〟テーマ らんせい
「令和最初の出藍祭!~時代の夜明けに輝け藍星~」
〝出藍祭〟は、限定公開です。入場のためには、「招待状」が必要になります。
『進路通信』(11月)が発行されました!
11月1日(金)に“進路ガイダンスⅡ”が開催されました。この直後に、ガイダンスと日ごろの進路指導について、生徒の皆さんを対象としたアンケートが実施されました。こちらの集計結果が公開されています。今回のガイダンスに参加したことで、「進路について考える良いきっかけとなった」と回答している生徒の割合がとても高くなっていました。ぜひもう一度ガイダンスを振り返って、今後の履修登録や進路選択の参考にしてみましょう。
(『進路通信 11月』より一部抜粋)
11月21(木)・22日(金)には、四年制大学や医療看護系の学校への進学を考えている生徒向けに“履修説明会”が予定されています。こちらの記事も、しっかりと確認しましょう。
12月14日(土)、学悠館高校調理室を会場に開催される「寺子屋みらい⑤ クリスマスケーキを作ってみよう」の案内も、よく読んで積極的に参加を考えてみましょう。
「センター試験まで残り2か月」は、進学を達成するためにぜひとも確認しておきたい内容。また、「入試改革、英語民間試験の活用 延期へ」の記事も必読です。
(『進路通信 11月』より一部抜粋)
保護者の皆さまもご覧になり、お子様とともに進路についてお考えくだされば幸いです。
〝赤い羽根共同募金〟 定時制・通信制で21,257円の浄財
このたび校内の募金期間が終了。集計の結果、総額21,257円(定時制15,388円、通信制5,869円)の募金が集まりました。この募金は、本日11月13日(水)、「栃木県共同募金会栃木市支会」に全額が送金されました。
生徒の皆さんの協力で、たくさんの浄財が集まりました。ありがとうございました。
今年度になって5回目の「保護者様あて郵送通知」
今年度になって5回目の「保護者様あて郵送通知」は、今週末から来週初めまでにお届けします。
封筒のサイズは、長形3号。郵送物に同封されているのは、次の通知ほか。年次や部(午前・午後・夜間)、該当者によって送付物の内容が一部異なります。
●出席状況のお知らせ
●欠席、出席等の状況について(通知)
●月別出欠状況一覧(10月)
●寺子屋みらいかわら版
保護者の皆様には、お送りしました通知等を確認され、ご家庭でのご指導にお役立てくださるようお願い申し上げます。
第15回出藍祭⑨ 〝出藍祭〟の由来
「出藍祭」(しゅつらんさい)は、定時制生徒・通信制生徒・公開講座生・PTA(定時制)・悠友会(通信制)・同窓会・学悠館高校にゆかりのある団体などが力をあわせてつくりあげる学校祭。例年11月中旬に学悠館高校における最大級のイベントとして実施されます。
第1回は、平成17年11月19日(土)・20日(日)に開催。以後、毎年行われ、令和元(2019)年度で15回目を迎えます。
【エントランスホール】 【アリーナ(体育館2階)】
「出藍」は、中国古代の思想家である荀子(じゅんし)の言葉。
「学をもって已(や)むべからず。青は之(これ)を藍(あい)より取りて、藍より青く、氷は水之を作りて、水よりも寒(つめ)たし。」に由来しています。「藍より青し」という格言は、青色の染料は藍から取るが、もとの葉の青色よりずっと濃い青色であるという意味から、弟子が勉学に励み、先生よりも高い業績をあげることの喩(たと)えとして、現代においても広く使われています。
これをもとに、学悠館高校の校訓が決められました。そして、この校訓を冠した学校祭が「出藍祭」です。
~「出藍祭」ポスター~
【第15回】 【第14回】 【第13回】
〈図書館特別講座〉「芸術の秋『ノルウェイの森』……」開催
テキストとして取り上げられたのは、村上春樹の5作目の長編小説『ノルウェイの森』です。この小説は、国内累計発行部数が1000万部を突破している大ベストセラー。映画化もされ、とても馴染みの深い作品です。
会場には紅茶とクッキー、チョコレートが用意され、これを味わいながら会は進められていきました。
今回は、『ノルウェイの森』の一節の朗読を聞きながら、この小説で取り上げられた4曲を鑑賞しました。
1 『ディア・ハート』 ヘンリー・マンシーニ
2 『ワルツ・フォー・デビー』 ビル エバンス
3 『ミッシェル』 ザ・ビートルズ
4 『ノルウェイの森』 ザ・ビートルズ
〈図書館特別講座〉は、定時制・通信制の図書部の教員陣による企画と運営です。この心のこもった素晴らしい講座は、読書の秋にふさわしい記憶に残るものとなりました。
〔参加者の感想より(一部抜粋)〕
●物語に出てくる音楽を聴きながら、『ノルウェイの森』を読むだけでこんなにもこの世界に浸ることができるんだなと感動した。音楽だけでなくて食べ物や、大人になったらお酒を飲みながら、読んでみたい。
●立体感のある読書になりました。ありがとうございました。
●このような朗読会は初めてだったが、新鮮でおもしろかった。音楽が雰囲気作りになっていて、すてきだと思った。
今回の講座には、生徒・教職員21名が参加し、盛況のうちに終えることができました。
すっかり色づく学悠館の樹木。
県道153号線沿いの“学悠館通り”に面した敷地西側では、ハナミズキが“紅葉”の季節を迎えています。深い赤茶色に変色すると、強い風が吹くたびに1枚ずつ落葉していく感じがします。
11月7日(木)、夕方の“学悠館通り”では、下校する生徒やウォーキングする地元の方などが往来していました。散歩している方と、あいさつを交わす学悠館生がいます。犬を連れていた方と、学悠館生との何げない交流も始まっています。
【学悠館通り】 【名前は、「ポチ」】
北門(正門)や南門付近の植え込みでは、サルスベリが黄色や茶色に染まっています。雲は、季節を映しています。
【北門(正門)付近】 【南門付近】 【敷地南から栃木駅方面を望む】
中庭のシンボルツリー、カツラの木も徐々に色づき始めました。ハート型の葉が金色(こんじき)に輝くと、まもなく散っていきます。
【中庭】
今日、11月8日(金)は、二十四節気の一つである〝立冬〟。まもなく本格的な寒さを感じる季節がやって来ます。
※初めの6枚は、11月7日(木)午後4時10分ごろ撮影しました。最後のカツラの木の画像は、11月8日(金)午前11時ごろの撮影です。
〝第15回出藍祭〟のポスターを掲載しました!
原画は、通信制課程のSさん(28Uクラス)の作品です。一方、今回のテーマは、定時制課程のFさん(28Gクラス)の考案によるものです。
定時制課程と通信制課程の生徒の皆さんが、力を合わせて学校祭〝出藍祭〟を創り上げていくことになります。