文字
背景
行間
真岡工業高校NEWS
生産機械科2年 機械仕上実習 7週目
本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の7週目についてご紹介いたします。
6・7週目の実習では旋盤で独楽(こま)を製作します。
持ち手の部分の「外径切削」や地面と接触する尖った部分「テーパー加工」を学習します。
「テーパー加工」は刃物をセットしている台をナナメにすることで、製作物を円錐状に削ります。
実習の最後には製作した独楽がどれだけ長く回せるか、誰の独楽が強いのか対戦をしました。
旋盤加工状況 テーパー加工
独楽の対戦 製作した独楽
次回は11月12日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。
生産機械科3年 材量計測実習 4週目
生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「材料計測実習」4週目の様子をご紹介します。
今回は金属材料の「伸び率」と「絞り率」について学習しました。下図の引張り試験機で引張り強さを測定した材料を使用しました。
引張り試験機
材料試験片
ノギスを用いて、試験前後の全長と破断面の直径を測定し、「伸び率」と「絞り率」を計算しました。
測定の様子
次回は11/9(火)に生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。
生産機械科1年 「電気実習」 5週目
本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気実習」5週目の様子をご紹介します。
「電気実習」の後半では一人一台ミニマイコンカーを製作していきます。5週目となる今回は残りの電子部品と電池ボックス、電線等を取り付けていきます。
最終的に出来上がるミニマイコンカー
まずは前回取り付けることの出来なかった残りの電子部品と電池ボックスに接続するための電線をハンダ付けしていきます。
基板に電線をハンダ付けする様子
電線のハンダ付けが終わったところで、電池ボックスを基板に取り付けていきます。電池ボックスが取付終わったら、電線と電池ボックスをハンダ付けして繋いでいきます。これで電池ボックスから基板に電気が送れるようになりました。
電池ボックスを取り付ける様子
次回はギヤボックスとタイヤを取り付け、ミニマイコンカーを完成させます。その後、プログラミングの学習を行っていきます。
次回投稿は11/8に生産機械科3年生の実習の様子をご紹介いたします。
キャリア形成支援事業【建設科】
令和3年度キャリア形成支援事業の実施【建設科2年】
10月21日(木)、本校を会場にキャリア形成支援事業を実施しました。
今年度も『専門工事業の理解』をテーマに、5業種の技術者の方々を招き、班ごとの体験活動をさせていただきました。
現2年生は、昨年度の現場見学会や今年度のインターンシップも中止となった中、貴重な現場での作業の様子を知る機会となり、専門工事の魅力と職人の方々の技術を身近に感じることができた充実した活動となりました。
【参加業者】
・株式会社大勝建設 :足場工事
・株式会社英和技研 :左官工事
・(一社)日本型枠工事業協会 栃木支部:型枠工事
・株式会社カネダ :鉄筋工事
・株式会社大場工業 :鉄筋工事
・株式会社石野内装 :内装工事
【生徒のコメント】
私たちはこの「キャリア形成支援事業」を通して、様々な種類の建設業の職種を経験させていただき、その魅力や大変なところなどを知ることができ、頑張れば、頑張るほど仕事のやりがいが感じられると実感することが出来ました。今回の体験を参考に、これからの進路選択に生かしていきたいと思います。
建設科2年 福田結菜
建設業安全教育
令和3年10月20日(水)に建設業労働災害防止協会栃木県支部より橋爪良行 様を講師に迎え、建設科2年生を対象に「建設業の安全衛生教育」をテーマに講話をいただきました。
新型コロナウイルス感染症の影響により昨年度の現場見学会や11月に予定されていたインターンシップも中止となってしまいましたが、現場での様々な事故事例とその要因等について、安全管理の面から分かり易く説明していただき、大変貴重な経験となりました。
生産機械科3年 材料計測実習 3週目
生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「材料計測実習」2週目の様子をご紹介します。
今回は硬さ試験について学習しました。いくつかの試験方法から以下の硬さ試験によって測定を行いました。
ブリネル硬さ試験:押し当てた鋼球の直径によって硬さを測定する方法
ロックウェル硬さ試験:押し当てた鋼球の深さによって硬さを測定する方法
ショア硬さ試験:ハンマーを一定の高さから落とし、跳ね上がった高さから硬さを測定する方法
鋼球を押し当てる様子
鋼球の直径を測定する様子
次回は生産機械科1年生の実習についてご紹介いたします。
建設科3年土木コース 資格試験受験
10月24日(日)に専修大学神田キャンパスにて、建設科3年土木コース17名が『2級土木施工管理技術検定試験』を受験してきました。
令和3年度創立記念式典が行われました
校長先生、同窓会長である石井豊様より挨拶をいただきました。
同時にカイゼン提案コンテスト表彰式も実施されました。
【表彰一覧】
※校内で実施できそうな案は、随時カイゼンしていく予定です。
生産機械科3年 材料計測実習 2週目
生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「材料計測実習」2週目の様子をご紹介します。
金属材料(S25C,SS400)の表面を金属用の顕微鏡で観察し、組織について考察します。まずは、紙やすりで金属の表面を滑らかにします。
表面の研磨
さらに表面を磨くために、下図のようなバフ研磨機を使用しました。
バフ研磨機による研磨
下図のように顕微鏡で観察し、一般的な組織との比較を行います。
顕微鏡による組織の観察
次回は10/19に生産機械科2年の実習についてご紹介いたします。
読書週間イベントの実施について
10/27(水)~11/9(火)は、「読書週間」です。
1947(昭和22)年に「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」と、出版社・取次会社・書店と公共図書館、さらには新聞・放送のマスコミ機関が加わり、その年の11/17から第1回「読書週間」が開催されました。その時の反響が素晴らしく、第2回以降は現在の10/27~11/9と期間を定め、全国へと拡がっていきました。それから70年以上が経った今、「読書週間」は日本中に定着し、世界の中でも日本は「本を読む国民」の国となりました。(参考:「公益社団法人読書推進運動協議会」HP)
さて、今年も読書週間のイベントを開催したいと思います。
題して「Do you know?真工図書館2021」です。
本を借りてクイズorミッションにチャレンジし、見事クリアしたら景品ゲット!
詳しい参加方法やルールについては、上の画像、または校内に掲示されているポスターをご覧ください。
みなさんの挑戦を待っています!!!
生産機械科1年 「電気実習」 4週目
本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気実習」4週目の様子をご紹介します。
「電気実習」の後半では一人一台ミニマイコンカーを製作していきます。4週目となる今回はミニマイコンカーの基盤に電子部品をハンダ付けしていきます。
最終的に出来上がるミニマイコンカー
まずは基盤の上に電子部品を置いていきます。今回はLEDやスイッチなどの部品を取り付けていきます。間違った部品をつけたり、場所を間違ってしまうと正常に動作しないため、ひとつひとつ確認を行いながら配置していきます。
設計図を見ながら配置する様子
部品を取り付け前
部品取り付け後
部品の配置が終わったら、ハンダ付けで基板に取り付けていきます。この際も不要な部分をハンダ付けしてしまうと、ショート(思わぬところに電気が流れること)してしまい、故障の原因となるので慎重に作業していきます。また、ハンダは非常に高温となるため、火傷をしないように行いました。
ハンダ付けする様子
次回も残りの部品を取り付けて、ミニマイコンカーの基板を製作していきます。実際にここで製作したミニマイコンカーを使用して制御マイコン実習などへ進んでいきます。
次回投稿は10/25に生産機械科3年生の実習の様子をご紹介いたします。
サッカー選手権大会栃木大会 2回戦
第100回全国高等学校サッカー選手権大会栃木大会
10月17日(日)《2回戦》 真工 vs 壬生 0-1
試合開始前に雨はあがりましたが、肌寒い天候の中での試合でした。
試合終了の笛が鳴るまで攻め続けましたが、残念ながらここで敗退となりました。
3年生はこれで引退です。
いつも一生懸命に練習に取り組み、後輩達の良き見本になっていた3年生のみなさん。
3年間ありがとうございました。
これからは新チームとなり、後期リーグ戦も始まります。
引き続き、応援よろしくお願いします。
生産機械科2年 機械仕上実習 5週目
本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の5週目についてご紹介いたします。
前回の実習では旋盤で「突っ切り」を行い、ネジの頭の下に「逃げ溝」をつくりました。
今回は旋盤でねじの山を削り出す「ねじ切り加工」を学習します。
ねじ切り加工では、「ねじ切りバイト」という専用の刃物を使い、ねじの山を削り出しますが、
適当に刃物をセットするとねじ山がナナメになってしまうため、
「センタゲージ」という「ものさし」で削るものに対してバイト(刃物)を直角にセットしてから削ります。
センターゲージでのバイト調整
左:ねじ切り後 右:ねじ切り前
さて、次回は10月22日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。
建設科1年 「建設現場見学会」
建設科では、実際の建設現場において建設技術を見学し、建設に関する興味・関心・職業観を高める機会として、栃木県建設業協会芳賀支部様のご協力の下、1年生を対象とした建設現場見学会を実施しています。令和3年度は、土木関係と建築関係の建設現場を4カ所見学する機会を頂きました。以下に見学の様子を紹介します。
生産機械科3年 材料計測実習 1週目
生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「材料計測実習」1週目の様子をご紹介します。
下図のようにノギスとマイクロメータを使用し、材料の直径や長さを計測します。
ノギスによる計測
マイクロメータによる計測
計測した値によって質量を計算し、実際の質量との比較を行います。形状によって微妙な誤差はありますが、概ね近い数値となりました。
体積(底面×長さ)×比重=質量
はかりによる質量の測定
次回は10/19に生産機械科2年の実習についてご紹介いたします。
生産機械科1年 「旋盤実習」 6週目
本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「旋盤実習」6週目の様子をご紹介します。
「旋盤実習」の後半では引っ張り試験を行うための4号試験片を製作していきます。6週目となる今回は段差をつけた材料を滑らかに仕上げていきます。
製作する4号試験片の図面
まずはいつも通り、材料を削るためにバイト(刃物)を取り付けていきます。6週目にもなると生徒の手つきも慣れ、スピードも上がっているのがわかります。今回は段差を滑らかにするために刃先が丸くなっている特殊なバイト(刃物)を取り付けました。
バイト(刃物)の高さを確認する様子
高さが確認できたところで材料を取り付け、段差を滑らかになるまで削っていきます。このとき材料と刃物に大きな摩擦が発生することを防ぐために、切削油(摩擦を少なくして削りやすくする油)を塗りながら削っていきます。
段差を滑らかに削る様子
段差を滑らかに仕上げた後、全体の太さを目標値(直径14mm)に仕上げていきます。ここで寸法公差(目標値に対し許される誤差の範囲)を意識しながら生徒は13.95mm~14.05mmの間に入るように慎重に削っていきます。
全体の寸法を調整する様子
最後に、出来上がりの寸法を確認して終了となります。今回作成したこの部品は今後の実習で使用することとなります。
次回投稿は10/18に生産機械科3年生の実習の様子をご紹介いたします。
第71回栃木県児童生徒発明工夫展覧会【金賞】【銀賞】を受賞
令和3(2021)年10月8日(金)~10月10日(日)栃木県産業技術センターにて第71回栃木県児童生徒発明工夫展覧会が開催されました。
本校より、機械科課題研究で作成したコロナ禍におけるトイレに関する作品2点を出品し、それぞれ【金賞】【銀賞】を受賞しました。
なお、金賞を受賞した作品は、栃木県発明協会より推薦され、全日本学生児童発明くふう展へ出品する予定です。
※押しボタン式洗浄バルブの上から差し込むだけで自動洗浄となる装置です。
※大便器洗浄用レバーに差し込むだけで、足踏み式に変換できます。
生産機械科1年 「旋盤実習」 5週目
本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「旋盤実習」5週目の様子をご紹介します。
「旋盤実習」の後半では引っ張り試験を行うための4号試験片を製作していきます。5週目となる今回は黒皮剥きをおこなった材料の中央を直径14.5mmになるまで削っていきます。この際、滑らかに仕上げるために1mmずつ段差をつけて削っていきます。
製作する4号試験片の図面
まずは削る箇所にケガキ(目印となる線を描く事)を行うために、青い塗料を使用して色をつけていきます。色がついたところでハイトゲージを使用しケガキをいれていきます。
青い塗料で色をつける様子
ハイトゲージでけがく様子
ケガキをつけたところまで削っていきます。目標値になるように何度も計測を行い、生徒が自分で切り込み量を設定して削っていきます。
目標値まで削る様子
次回投稿は10/11に生産機械科3年生の実習の様子をご紹介いたします。
生産機械科2年 機械仕上実習 4週目
本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の4週目についてご紹介いたします。
機械仕上実習の後半では、旋盤加工における重要な要素である「突っ切り」「ねじ切り加工」「テーパ加工」などについて学習します。
旋盤でねじの山を削り出す「ねじ切り加工」を行うとネジの頭部分までは削ることがきません。
そのためネジの頭の下に「逃げ溝」をつくることでネジを最後まで締めることができるようになります。
逃げ溝加工
今回はその「逃げ溝加工」の「突っ切り」と外径切削を行いました。
逃げ溝加工状況
次回、ねじ切り加工を行います。
さて、次回は10月8日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。
生産機械科3年 機械仕上げ実習 3週目
本日は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械仕上げ実習」3週目の様子をご紹介します。
「機械仕上げ実習」の3週目は旋盤やホブ盤で加工を行った歯車文鎮の表面を加工しました。
歯車文鎮
下図の工作機械は平面研削盤と呼ばれ、砥石で金なめ滑らか滑らかに加工するものです。
平面研削盤
始めて使用する工作機械であったため、不慣れな様子もありましたが、落ち着いて作業を行うことができました。
次回投稿は10/5に生産機械科2年生の実習の様子をご紹介いたします。
令和 6 年度の電気電子研究委員会に
おいて、今年度も真岡工業高校が事
務局となります。
よろしくお願いいたします。