日誌

柔道部の活動

1学期の活動を振り返って【柔道部】

 コロナ禍ではありながらも、栃農柔道部の1学期における活動が終わろうとしています。今年度は、様々な制約はありながらも、各種大会が開催され、日ごろの活動成果を発揮することができました。これもひとえに、関係各位による御尽力のたまものと、心から感謝申し上げます。

 さて、先日、栃農柔道部の中心メンバーとして活躍してきた3年生と、1・2年生の代交代を行いました。3年生からそれぞれ思いのこもったメッセージをいただき、1・2年生は今後の栃農柔道部活性化に向けて決意を新たにしました。

 3年生の活動実績等はこれまでもホームページでお知らせしてきましたが、柔道のみならず、校内外においても活躍する姿が見られました。一旦、進路活動が中心となるため柔道からは離れますが、アマチュアスポーツには引退もなく、生涯スポーツということから、またぜひ道場に足を運んでくれることと思います。

 これまでの3年生の活動に敬意を表するとともに、これからの進路活動が順風満帆に進むことを祈りたいと思います。おつかれさまでした。そして、頑張ってください。

 最後に、1・2年生主体の新生・栃農柔道部に対しましても、御指導御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  

三重国体女子選手選考会【柔道部】

 7月10日(土)、栃木県武道館において、国民体育大会柔道競技会栃木県女子選手選考会が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 今年度の国体柔道競技会は、女子種別がストレート出場、つまりブロック大会がなく、県代表がそのままチームを結成し、国体(本大会)に出場となります。ただし、栃木県は選手選考会形式のため、「優勝=代表」とはなりません。

 さて、栃農柔道部は1名が出場しましたが、残念ながら初戦にて敗退となりました。この選手選考会は、県内トップレベルの選手ばかりで、出場者のほとんどが強豪私学高校で占められ、県立高校からの出場は数名でした。アウェイ感が非常に強い選手選考会でした。

 また、当日は、成年でエントリーしていた朝比奈 沙羅 選手(ビッグツリー)が来場しており、一緒に写真撮影をしていただきました。朝比奈選手は、先日ハンガリーで開催された世界柔道選手権大会に日本代表で出場し、見事、世界チャンピオンになられました。朝比奈選手の今後の活躍をお祈りするとともに、このような機会を大変ありがとうございました。

 
最後になりましたが、今選考会においても、栃農柔道部への激励を多くいただきました。関係の皆さまをはじめ、栃農柔道部を応援していただいているすべての方々へこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

ようこそ先輩【柔道部】

 栃農柔道部は、1学期期末試験を終え、先週より活動を再開しました。6月までの週休日は、合同練習会や大会が数多くあったため、学校道場での練習はあまり多くはありませんでしたが、7月3日(土)は久しぶりの学校道場での練習でした。

 その練習に、昨年度(令和2年度)の農業科卒業生で、柔道部に所属していた、髙橋 龍 先輩が来てくださり、後輩達に稽古をつけてくださいました。現在は、栃木県農業大学校で勉学に励むとともに、本校岩舟農場の代行員(週休日の農場管理を担当)として活躍されています。

 まだまだ衰えを知らない髙橋先輩に、栃農柔道部員は圧倒されっぱなしでしたが、本当に良い練習が出来ました。大変ありがとうございました。これからも、機会がある際はぜひともお待ちしております。

 

インターハイ県予選団体戦【柔道部】

 6月22日(火)、栃木県武道館において、全国高等学校総合体育大会柔道競技栃木県予選会の団体戦が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 男子は単独出場でエントリーしたものの、ケガなどによるチーム事情もあり、2人の参加となったため、オープンでの参加となりました。全国レベルの國學院大學栃木高等学校と同じリーグとなり、0-5にて完敗しました。少しでも自力をつけ、新チームになった際は、胸をお借りに伺いたいと考えています。

 女子は県立茂木高等学校と合同チームを結成し、県立黒磯南高等学校と対戦、1-1の代表戦にて勝利しましたが、合同チームはオープン参加となるため、勝ち上がることはできませんでした。とはいえ、茂木高選手の頑張りと、本校選手の本戦・代表戦の圧勝は見事でした。

 最後になりましたが、個人戦に引き続き開催に向け御尽力いただいき、安全・安心な開催に御配慮いただいた栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

県定通総体柔道競技に協力【柔道部】

 6月19日(土)、県立宇都宮高等学校において、栃木県高等学校定時制通信制総合体育大会柔道競技が開催され、栃農柔道部は運営側で参加しました。

 この大会は、インターハイに対して、「もう一つのインターハイ」とも呼ばれ、各競技で全国大会が開催されています。参加者は少なかったものの、柔道を志す同じ高校生として、ひたむきに試合に取り組む姿はもちろんのこと、日ごろ各種大会の運営をしていただいている方々の大変さなどを学ぶことができました。

 また、大会会場である宇高校長(県高体連柔道専門部長)の 軽部 幸治 先生や、同校通信制教頭であり、平成21年度から令和元年度まで栃農に勤務されていた 山田 英明 先生から激励の言葉をいただきました。大変ありがとうございました。

 6月22日(火)にはインターハイ県予選が開催されます。大会運営に携わる多くの方々に感謝の気持ちを持ちながら、頑張りたいと思います。

 

先輩ありがとうございました【柔道部】

 6月5日(土)、県立宇都宮高等学校において、恒例の合同練習会が行われました。春の大会に一区切りがつき、久しぶりの合同練習会となりました。

 この合同練習会には、栃農柔道部の先輩である、小森 紀行 先輩(平9農土科)が来てくださり、部員へ稽古をつけてくださいました。実は、主催校(会場校)の監督である、市川 敦敏 先生も栃農柔道部の元顧問(平4~平11)であり、市川先生と小森先輩は師弟関係にあたります。

 当日は、直接胸を貸していただいたほか、技術指導や学校生活等に向けた激励をいただきました。このような形で先輩との繋がりができたことは大変嬉しく、今後の励みとなりました。今後もどうぞ宜しくお願いいたします。

 最後になりましたが、いつも会場等の準備をしていただいている県立宇都宮高等学校の皆さんに心から感謝申し上げるとともに、参加された各校の皆さんに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

栃農柔道部でしかできないこと【柔道部】

 現在、本校では3年生の卒業アルバム写真撮影が行われています。部活動も対象で、当然ながら栃農柔道部でも写真撮影が行われました。

 本校に限らず、「柔道部は柔道場で」というのが基本路線ではありますが、今年度は「栃農柔道部らしさ」をというテーマのもと、栃農高だからこそ撮影できるスポットに変更しようということとなりました。

 現在、3年生は2名おりますが、2人とも食品科学科のため、食品科学科関連施設へ・・・というのが当初の案でしたが、「せっかくだから農場にしよう」という案に変更し農場へ・・・となりましたが、「やっぱり牛舎にしよう」という案になり牛舎へ・・・となりましたが家畜伝染病管理区域のため断念し、「だったらヤギと撮ろう」となりましたが、結果的に写るのは難しく、アングル的に下のような写真となりました。とはいえ、高校にこのような撮影スポットがあるのは、大変贅沢だと思います。来年度は林道へ・・・。


 翌日、剣道部の写真撮影が行われ、同じ道場で稽古している仲間として、ともに記念撮影を行いました。


 終了後、道場に戻り、高校生活における大会に一区切りがつき、いよいよ本格的な進路活動等に入ることとなった剣道部の3年生に、後輩に向けて一言をもらいました。これまでの部活動に対する想いや、これからの活動に向けたアドバイス等が語られました。これを受け、両部の2年生代表からも一言をもらいました。3年生がいたからこそ頑張れたこと、これからもそれらを受け継いで頑張りたいこと等が語られました。大変心打たれる内容でした。

 

 部活動は競技力向上のみならず、異年齢との交流の中で、生徒同士や顧問と生徒等の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、その教育的意義が非常に高い活動です。また、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養、互いに協力し合って友情を深めるといった好ましい人間関係の形成に資するものでもあります。今後も、栃農柔道部は競技力向上のみならず、安全に配慮しながら、教育的意義のある活動となるよう取り組んでいきたいと思います。御指導と御鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

インターハイ予選個人3位・5位入賞!【柔道部】

 5月30日(日)、栃木県武道館において、全国高等学校総合体育大会柔道競技栃木県予選会の個人戦が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 今年度の全国高校総体(インターハイ)は無観客での開催が決定しましたが、2年連続の中止が現段階において回避されたことを受け、栃農の部員はもちろんのこと、他校の部員も目標にして活動をしてきました。 

 さて、栃農柔道部は、男子個人戦においては第5位入賞、女子個人戦においては第3位入賞という成果を収めました。

 今回は選手のそれぞれが個々の目標を立て、前回の大会後から少ない時間ではありましたが、その目標の達成に向けて取り組んできました。目標を達成することができた選手、悔しい思いをした選手と結果は様々でしたが、今後は6月22日(火)の団体戦に向けて努力したいと思います。 

 また、試合後には、他校の選手と健闘をたたえ合う姿や記念写真を撮影する姿も見られました。栃農柔道部の目標の一つである柔道を通した交流については、高校生時代のみならず、卒業後はもちろん、大人になってからも続けていってほしいと思います。

 最後になりましたが、今大会はインターハイが開催されることが第一条件でした。現段階において開催決定に向け御尽力いただいた全国高等学校体育連盟及び同柔道専門部、そして県予選会の安全・安心な開催に御配慮いただいた栃木県高等学校体育連盟柔道専門部の先生方をはじめ、関係する先生方にはこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
 

県ジュニア第5位入賞!【柔道部】

 5月15日(土)、栃木県武道館において、栃木県ジュニア柔道体重別選手権大会(関東ジュニア柔道体重別選手権大会栃木県予選会)が開催され、栃農柔道部も出場しました。

 この大会は、15歳から20歳のジュニアを対象とした大会(U-20)で、出場選手も非常に高いレベルであり、栃農柔道部は日ごろの腕試しを兼ねて出場しました。栃農柔道部は、男子においてはすべての選手が初戦敗退であったものの、女子においては第5位入賞という成果を収めました。

 この大会は先にも述べたとおり、出場選手のレベルが非常に高いため、県内の強豪私学高校が多くを占めています。そのような中で戦うこと自体が大きなプレッシャーであり、試合前の控室やウォーミングアップのプレッシャーはそれ以上となります。さらには、荷物の管理も含めた身の回りのこともすべて自分たちで行わなければなりません。

 そのような中でしたが、誰から指示を受けたわけでもなく、生徒自身の行動によって、日ごろ合同練習を行っている県立宇都宮高等学校の選手とともに、ウォーミングアップや荷物の管理、試合の応援などをしている様子が見られました。競技力向上だけに主眼をおくのではなく、他校との交流を通して心の成長も図ることを主眼とした練習会の成果が少しずつ現れてきたように思います。先日の県総体の成果もそうですが、この練習会の中から、今大会においても強豪私学選手に勝利し、第4位(関東大会補欠)に入賞した選手も誕生しました。試合成績のみならず、それらすべての行動は大変微笑ましい光景でした。

 最後になりましたが、今大会の開催自体が非常に困難を極めたにもかかわらず、栃木県柔道連盟安全委員会・強化委員会・競技委員会の先生方を中心に運営が行われました。また、出場選手の負傷の際は栃木県柔道整復師会の先生方による的確な処置をしていただきました。この場を借りて関係者の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

合同練習会を通して得るもの【柔道部】

 栃農柔道部では、競技力向上のみならず、柔道を通した生徒交流を深めるため、他校との合同練習等を積極的に実施しています。当然のことながら、新型コロナウイルス感染症対策についてガイドライン等を厳守し、それに基づいた活動を実施しています。

 5月8日(土)には、県立宇都宮高等学校において、県立高校を中心に県内各校が集まり合同練習会が開催されました。十分な新型コロナウイルス感染症対策のもと、親睦交流を兼ねたトレーニングで心身をほぐし、実践的な稽古を行いました。

 なお、この日以外にも、今年に入り定期的に同校に出向いています。そこに集う学校それぞれに、様々な事情がありますが、同じ志をもって定期的に活動を続けています。柔道で鍛えた技と体はこれから先も十分に役立つことでしょうし、なによりも柔道で培った心と友情はいつまでたっても無くなることはないでしょう。

 最後になりましたが、会場等の準備をしていただいている県立宇都宮高等学校の皆さんに心から感謝申し上げるとともに、参加された各校の皆さんに心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。