2016年9月の記事一覧

第3回寺子屋みらい「太陽にほえろ!太平山強歩大会」

 9月24日(土)に第3回寺子屋みらい「太陽にほえろ!太平山強歩大会」を実施しました。太平山の麓から晃石山、太平山神社、錦着山公園、巴波川のほとりを歩き、学校までの約15kmの道のりを歩く強歩大会です。当日は時折小雨降る中、多くの生徒が完歩しました。
 
    【いざ太平山へ!】
 生徒22名、保護者4名、教員10名の総勢36名がその健脚を競いました。7時30分栃木駅に集合し、バスを使って國學院大學栃木まで移動しました。バスを降りてからすぐのところで開講式を行い、校長先生のあいさつのあと、準備運動に取り組み準備万端!スタートの前に、六角堂に移動して、講師の先生から六角堂の歴史、太平山の歴史について学びました。
   
  【校長先生からの励ましと自分自身の身体の準備、いざ出発!】
 いよいよ出発です。まずは、最初のチェックポイントである謙信平をめざします。謙信平でトイレ休憩を済ませたあとは、山道に入っていきます。昨日の雨と、現在降っている小雨とでぬかるんだ道を一歩一歩進んでいきます。次のチェックポイントは、ぐみの木峠です。途中多くのハイカーと出会い、生徒たちも元気にあいさつを交わしていました。
   
    【六角堂をスタート】      【ぐみの木峠で小休止】
 ぐみの木峠から細く急な上り坂を一気に登り、晃石山(てるいしさん)山頂をめざします。晃石山は、太平山とは尾根続きとなっている標高419mの山です。途中「駒の爪」と呼ばれる駒形石が現れ、その脇を通ると、晃石山の山頂はもうすぐです。
   
   【急な坂道を懸命に登ります】【途中“駒の爪”が迎えてくれました】
 晃石山の山頂は、あいにくの小雨模様で、視界もあまりよくはありませんでした。しかし、ここまでたどり着いた達成感と爽快さは格別でした。その後は、ちょっと下ったところにある晃石山神社を参拝し、ぐみの木峠まで一気に戻ります。生徒たちは、転がるように下っていきました。
   
    【晃石山山頂にて爽快感を満喫!】   【晃石山神社にて】
 ぐみの木峠を出発し、太平山神社奥宮を参拝し、太平山神社まで下ってきました。この太平山神社では、1時間ほど昼食・休憩を取りました。持参したお弁当を広げる生徒、太平山の名物である卵焼きやお団子、焼き鳥をほおばる生徒など、それぞれがおなかを満たしていました。山道はここまでです。ここからは栃木カントリークラブの脇を抜け、錦着山公園、日限富士浅間神社、県庁堀などを通り、そして、巴波川のほとりを歩き、ゴールである学悠館高校をめざします。
   
    【日限富士浅間神社の鳥居】   【県庁堀、通過!】
         
     【巴波川の遊覧船乗船所を過ぎればもうすぐ学悠館】
 先頭グループがゴールである学悠館高校に到着したのは13時28分でした。約5時間にも及ぶ強歩でした。また、最終グループが到着したのは14時26分でした。今回の目的は、自分のペースで歩き、完歩することです。多くの生徒が、互いに励まし合いながら、歩くことで“完歩賞”を手にすることができました。歩いている最中は、足の痛み等で大変だったかもしれませんが、終わってみると、その充実感は格別のものだったと思います。今回参加できなかった人も、ぜひ、来年度は参加してみてください。大きな壁を乗り越えるヒントを得られるかもしれません。
   
    【学悠館高校に到着!】    【完歩賞を手に閉会式】
 最後に、生徒が書いた参加レポートの一部をご紹介いたします。
「山頂から見た栃木市がとても広かった。たくさんの人が生きている世界を感じた。学悠館に着いて、ようやく終わったという想いがこみ上げてきました。自分ではよくがんばったと思います。つらいことがあっても、なんだかんだがんばれるなと思いました。」
 長い記事になってしまいました。最後までおつきあいありがとうございました。

 P.S:太平山神社で食べたラーメンと焼き鳥も格別ですよね、江○先生!
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