小南通信

2016年10月の記事一覧

岩手国体ウエイトリフティング競技会結果

第71回国民体育大会ウエイトリフティング競技会(岩手国体)で山根大地(3S2)が大会新で優勝。舘野哲治は5位入賞。2人で天皇杯得点19点を獲得。

 

10月1日(土)~5日(水)に岩手県奥州市の江刺中央体育館を会場に開催された第71回国民体育大会ウエイトリフティング競技会(岩手国体)に本校ウエイトリフティング部員2名が出場した。

少年男子69kg山根大地(3S2)はスナッチ競技で124kgの大会新記録で優勝、C&J競技で143kgの2位、トータルは267kgで優勝であった。スナッチ競技では2本目で124kgを成功させたあと、3本目は129kgの日本高校新記録に挑戦したが惜しくも失敗した。日本高校新記録への挑戦は1月の関東記録挑戦会と3月の全日本ジュニア選手権大会の2回チャンスがある。是非達成してほしい。C&J競技は肩甲骨周辺のけがとそれに伴う練習不足が影響し、143kg1回のみの成功で2位に終わった。しっかりとけがを治して、C&Jでも高校新記録が狙えるように精進してほしい。

また、10月1日(土)に北上市陸上競技場で行われた総合開会式では山根が栃木県選手団の旗手を務めた。選手団の先頭を堂々と行進する姿はとても頼もしく見えた。

85kg級舘野哲治(3G2)はスナッチ競技で105kgの9位、C&J競技で143kgの5位、トータル248kgで6位であった。山根とは逆にスナッチよりもC&Jが得意ということで、C&J競技での上位入賞を狙っていた。しかし、練習でなかなか調子が上がらず、堅実な試合運びで着実に得点を獲る選択をした。135kg、138kg、143kgとすべて成功させての5位入賞となった。得点を獲りしっかりと栃木県に貢献したが、150kgを挙げて優勝争いする力がある選手なので、練習で不調を脱せなかったのが残念であった。

栃木県のウエイトリフティングチームの少年男子は他校生が7点を獲得し、合計26点で団体順位は8位であった。

これで山根、舘野の両選手は高校での競技生活は一区切りとなる。2人とも大学へ進学し競技を継続することを希望している。本校卒業までしっかりと練習をして、スムースに大学での競技生活へ移行してもらいたい。そして、大学でもトップ選手となって活躍することを期待している。


舘野C&J143
 
山根S124大会新