小南通信

2020年11月の記事一覧

令和2年度栃木県高等学校ウエイトリフティング競技新人大会の結果

 
川村スナッチ88kg県高校新記録   塚田スナッチ95kg大会新記録

 令和2年11月21日(土)に本校トレーニング場において標記大会が開催され、本校ウエイトリフティング部員12名が出場しました。
 学校対抗(男子)では2位に大差をつけて優勝しました。
 61kg級川村颯太(2G2)はスナッチ88kg、トータル188kgの県高校新記録を樹立して優勝しました。クリーン&ジャークが1本に終わり悔しがっていましたが、全国高校選抜大会推薦基準記録に到達し、関東高校選抜大会出場も決めました。1月の関東高校選抜大会では優勝を目指します。
 +102kg級塚田直人(1S1)はスナッチ95kg、クリーン&ジャーク125kg、トータル220kgの大会新記録を樹立して優勝しました。9月の県選手権大会で痛めた手首が完治せず、最低限の記録でしたが、全国高校選抜大会推薦基準記録に到達し、関東高校選抜大会出場も決めました。これから本調子に戻していき、関東、全国ともに優勝を狙います。
 さらに67kg級五味田力斗(2S3)、73kg級石川暁啓(2S3)、81kg級岡本愛翔(2G2)、64kg級篠原未来(1S2)、71kg級小山風和(1S1)も優勝しました。
 1月に茨城県石岡市で開催される関東高校選抜大会には、川村、塚田、五味田、石川、岡本に加え、73kg級髙石航輝(2G2)、49kg級高野美咲(2S3)が出場します。
 詳細につきましては部活動のページをご覧ください。

祝 創立記念!

 本日、令和2年度創立記念式典及び創立記念講演会が行われました。

 密を避けるため、2・3年生は体育館、1年生は各ホームルームからリモートで出席しました。1年生の各教室には、体育館の様子が中継され、生徒たちは見慣れない機材に興奮しながらも、式典に臨むために襟元を正していました。
<生徒の様子>
 

 まず、音楽部が創立記念演奏を行いました。この日のために練習を重ねてきた「栄光のすべてに」という曲を披露し、会場は厳粛な雰囲気に包まれました。
 校歌演奏の後、学校長式辞がありました。式辞の中で校長は、「小山に根を張って過ごして欲しい。そして、その地域の産業や歴史を支えて欲しい」といった願いを生徒に述べていました。
 また、同窓会長からは、開校以来連綿と続く小山南高校の伝統や歴史は在校生の存在あってのことなので感謝をしているという挨拶がありました。
<創立記念演奏>
 
<学校長式辞>

<同窓会長挨拶>


 創立記念講演として、本校卒業生である、福島県立福島明成高等学校の鈴木宗徹様より「出逢い・自分の力を信じる力」という演題で講演をいただきました。
ご自身の経験をもとに、「人生には自分を変えてくれる人が必ず現れる」こと、「謙虚に 素直に 洞察力や観察力を高め、いつも明るく前向きに、生活することが大切」だということをお話しくださいました。
 鈴木先生が生徒との距離を縮めながらお話しくださったので、生徒たちはよく耳を傾けて熱心に聞いていました。
<創立記念講演>
 
<生徒謝辞>
 

「性」について学びました

 本日、1・2年生を対象に性教育講演会を実施しました。
 これは、高校生の妊娠・人工妊娠中絶・性感染症等、性に関する問題が増加傾向にあることから本校においても、生命尊重、人間尊重、男女平等の精神にもとづく、正しい異性観を持つことによって、自ら考え、判断し、意志決定能力を身につけ、望ましい行動をとれることをねらって実施されました。

 かわなご女性クリニックから講師の先生をお招きし、多くの画像資料を用いながら、わかりやすく「性」について教えていただきました。
 思春期の体の変化についてや、高校生の妊娠・中絶についての現状等を学びました。正しい知識を持つことで、正しく「性」に向き合い、高校生活を送って成長してほしいです。

<講演中の様子>        <生徒代表謝辞>
 

人権について考えました

 PTA第1学年部会を実施しながら、1年生の生徒たちに向けて人権教育講演会を実施しました。
 「人権問題を自らの課題として捉え、問題を解決しようとする意欲と態度を養う」ことを目的に、小山市教育委員会から講師をお招きして実施されました。

 まず初めに、すべての人に人権があり、人種や性別などの多様性を認め、その中で自分自身を大切にする意識をもつことも重要だというお話をしていただきました。
 しかし、近年の日本の若者は他国に比べて自己肯定感が低いというデータが出ており、短所に目がむきやすいという現状を踏まえ、生徒たちはリフレーミングについて学びました。嫌だと感じる部分も、見る角度を変えれば長所と捉えることも出来、これを自分にも他の人にも当てはめることが出来れば、よりよい人間関係を築くことができると感じました。
 続けて、人に自分の考えや思いを伝える方法について学びました。相手のことを気にして自分を抑えすぎてしまったり、逆に自分のことばかりを攻撃的に伝えてしまったりすることなく、アサーティブな言動によって自分にとっても相手にとっても気持ちのいい関係を築けるようにしていきましょう。

 生徒たちは講話を聞くだけでなく、友人との相談を交えながらワークシートを進め、人権についてを自分自身の問題として捉えながら学ぶことが出来ました。

<講演中の様子>