小南通信

◆小山南高校の毎日

第1回オリエンテーション

 次年度に向けた動きがスタートしました。

 本日、この春から小山南高校の生徒になる入学予定者対象の第1回オリエンテーションが開かれました。

 

  学習指導部からは、単位の履修・修得についての規定や、年度当初のテストのことをお話ししました。学習については義務教育と異なる点が多くあり戸惑いもあったはずです。しかしながら、話を聞く入学予定者の皆さんの表情は引き締まっていて、前向きに取り組もうという意思が見えました。

 進路指導部からは、令和4年度の進路の概況を紹介し、次年度一年生から早速進路に向けての取り組みをスタートすることをお話しました。本校の進路活動は3年かけて積み上げていきます。

 また、生活指導部からは、まずは自分や自分の命を大切にしてほしいというメッセージを中心に、スマホの扱いなど校則についてもお話しました。1日の長い時間を過ごす学校での生活が安全であり、互いに良い関係を築いていけるようにとの思いが伝わっていれば幸いです。

 

 全体のオリエンテーションのあとは、主にスポーツ科を対象とした部活動オリエンテーションでした。

 

 それぞれの部活動にわかれ、練習日や練習場所、部活動の方針について、保護者の方々と一緒にお話することが出来ました。中には在校生が説明に加わる部活動もありました。

 スポーツ科を擁する本校にとって部活動は、特に大事な学校生活の一場面となります。今日はその最初の一歩を踏み出すことが出来ました。

  

 

 半日がかりのオリエンテーションでしたが、入学予定者は最後まで熱心な表情で説明を受けてくれました。最後は教科書を購入し、入学予定の生徒さんたちは重たい教科書を抱えながらも笑顔を浮かべる姿が見られ、次年度への期待が膨らんだ一日となりました。

令和4年度修業式

 会場となった第1体育館側の満開の桜に見守られて、本日、令和4年度修業式が挙行されました。

 

 修業式に先立ち、賞状伝達式と壮行会が開かれました。

 賞状伝達では部活動の大会成績・検定資格取得・皆勤賞をはじめとする表彰がありました。

 

 

 壮行会は、金沢で開催される全国大会に出場するウェイトリフティング部を激励するものです。

 校長先生からは、一流の選手がよりよい方法を考え「意識」して行う練習を、「意識」で行えるようになるまで積み上げる圧倒的な練習量を積んでいることを引きながら、「量」が「質」に代わるような時間の積み重ねが、学習についてもスポーツについても重要であると指摘がありました。生徒を代表して、生徒会長からも激励の言葉がありました。

激励の言葉 壮行の言葉

 

 修業式の校長講話は、学期ごとに行う業式とは異なり、単位を取得し学業をめたことに対する式典であるということから始まりました。

 WBCが開催されていたことに関連し、大谷翔平選手のWBC対アメリカ戦に臨んだ際の言葉や、同選手が高校生の頃に書いた「目標達成シート(マンダラチャート)」の事例を引きながら、人間性を高めていくことの重要性が強調されました。そして、「一人一人が小山南高校のリーダー、キャプテンのつもりで」行動せよという力強い激励で締めくくられました。

 

 

 最後に学習指導部長と生活指導部長から、春休みに臨むうえでの講話がありました。

 学習指導部長からは、この1年の講話を振り返りながら、桜が長い冬の寒さと累積400度の暖かさを経て、花を咲かせることから、高校生も時にはつらさに耐えてこそ、その先に明るい未来が待っているとのメッセージがありました。

 生活指導部長からは、悩みや不安を抱えたときには各所相談窓口を利用し心の健康に気を付けることや、交通ルールを守り、なによりも事故にあったときのことをよく考えて行動せよと、自分を大切にすることを力強くお話いただきました。

 

 

 新年度のスタートまで秒読みになりました。生徒一人ひとりが新しい一歩を踏み出す春になることを、満開の桜が応援しているような式典となりました。

令和4年度 第42回卒業式

 本日3月1日、本校第一体育館において、令和4年度第42回卒業式を挙行いたしました。

 同窓会長、PTA会長のご列席を賜り、厳粛な雰囲気の中で、卒業生を送り出すことが出来ました。朝のひんやりとした空気にはじける生徒たちの笑い声が、今日ばかりは、ほのかな寂しさを含んでいました。

卒業担任が先導し入場 弦楽四重奏の生演奏

スポーツ科総代への卒業証書授与 普通科総代への卒業証書授与

 式中にいただいたお言葉の多くも、この3年間が数々の行事の中止と計画変更を余儀なくされた日々だったことに言及されていました。ただ、その分学びの場である学校にとって、あるいは人間関係の全般について、画面越しの視覚と聴覚だけではなく、五感の全部をつかって他者を思いやり、共感することがどれほど得難い体験であるかに気付くことの出来た3年間だったと、そのような式辞のメッセージが、卒業生たちのこの3年間に深い意義があったことを示していました。

校長式辞

 同窓会長・PTA会長からいただいたご祝辞にも背中を押され、卒業生たちの背筋はしっかりと伸びていました。

同窓会長祝辞 PTA会長祝辞

 春の日差しと集った思いが会場をあたためる中、在校生代表の生徒会長が送辞を述べました。卒業生からバトンを受け継ぐ生徒会長の送辞は、卒業生が自分たちを「何度も強く」してくれたこと感謝し、そして卒業生のこれからの毎日を思いやるあたたかいものでした。

 それを受ける答辞は、3年間の出会いに感謝を伝えるもので、あたたかく、弦楽四重奏の演奏に乗って我々の心に響いてきた言葉に涙を堪えきれずにいる担任もいました。

答辞は弦楽四重奏とピアノの伴奏とともに

卒業生を見送る担任 誇らしい表情で退場する卒業生

 本年度、本校を卒業する生徒たちの小山南高校での生活は、コロナ禍とともにはじまりました。かつてないほど制約の多い学校生活を送ってきた卒業生たちでした。卒業生が退場した後、校長及び学年主任からそのことに触れつつ想いを保護者に挨拶として述べました。

校長挨拶 最後の学年主任挨拶

 式典のあとは、各ホームルームで担任から改めて卒業証書が一人一人の生徒に手渡されました。

 普通科の教室は、黒板アートとペーパーフラワーそして桜の花びらが、卒業生たちへのはなむけの言葉にぬくもりある色を添えていました。卒業生たちは、3年間をともに過ごした仲間たちとの最後の語らいの時間を過ごし、1年次コロナ禍の中で書いた卒業を迎えた自分に充てた手紙を読み返し、担任の言葉に静かに耳を傾け、本校を巣立っていきました。

 生徒が帰ったあとの教室は、いつもの風景のはずなのに、どこか寂しさを伝える空間となっていました。

担任からの餞の言葉 HRでの卒業証書授与

自分からの手紙を読み返して… 最後のHR

全クラスに添えられた学年主任筆の「祝卒業」

 保護者の皆様におかれましては、3年間にわたって本校の教育活動に、ご理解・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます毎朝のお弁当作り、お仕事がある中の送迎、夢と焦りと希望と不安に立ち向かった進路活動を支えてくださったご家庭のご協力があって、本日の「ハレ」の日が迎えられました。時に寄り添い、叱り、励ましてきたお子様の姿は、入学時よりも一回りも二回りも頼もしく、大きくなったことでしょう

  改めて、本校教職員一同、ご卒業を心よりお祝い申し上げますとともに、卒業生の前途と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。

第2回学校評議員会が行われました。

 令和5年2月15日(水)本校応接室にて、第2回学校評議員会が行われました。

 学校側より、学校評価と進路指導、生徒指導、ボランティア活動、スポーツ科の今年度の様子について説明させていただきました。本校での取り組みについて、評議員の皆様から有意義なご意見をいただくことができました。今後の学校運営に生かしていきたいと考えております。

雪原を乗りこなせ!スノーボード実習4日目!

 ついにスノーボード実習最終日を迎えました。

 生徒たちは、緊張のバッジテストを控えていつもよりドキドキした表情でウエアに身を包み、ゲレンデへ足を向けました。今までの集大成を見せられるのか、不安と高揚が入り混じった表情でした。

 結果的にはほとんどの生徒がバッジテストに合格し、級をいただくことができました!実習4日間全て天気に恵まれ、ほとんどの生徒が級をいただけたことは大変喜ばしいことです。

 帰りのバスでは全員ぐっすり寝ておりました...お疲れ様!

  

振り返り中… 謝辞

 疲れがだんだんと溜まっていく中、毎日毎日、毎時間毎時間スノーボードと向き合ったこの経験は、これからの生活に役立ててくれることと思います。また今後の学校生活も頑張ってほしいと思います!

ラストスパート!スノーボード実習3日目!

 スノーボード実習3日目を迎えました。

 生徒たちは、疲労が溜まる中でも、すっきりとした空・光を反射する雪と同じくらい輝く爽やかな笑顔で参加していました。

 どの班も明日のバッジテストに向け、最終段階に入っていました。一つ一つの技について試行錯誤を繰り返し、そしてまた基礎に戻って確認して…と考えながら挑戦していました。また、疲れている様子を見せつつも、いざ実践となると顔色を変え、集中してスノーボードと向き合っていました。

今日もがんばるぞ! 

  

 明日はいよいよ最終日!この実習で成長した自分をバッジテストで発揮できるよう、頑張ってほしいと思います!

食事の時間も思い出です

七転び八起きしたスノーボード実習2日目!

 本日、スノーボード実習2日目を迎えました。1月の那須の気温の低さに加え、慣れない動きで少し疲労が溜まってきた中、2日目は1日目とは異なって技術指導がメインの日となりました。

 思っているよりも自由に体が動かず、一つひとつの技術習得に苦戦している子が多く見受けられましたが、午前中できなかったことを午後には克服している生徒も多くおり、疲れつつも全力で楽しんでいました。また、実習中の様子を見ていると、一つひとつの技に成功していくたびに班の仲間と喜びを共有したり、インストラクターさんの教えについて仲間同士で確認したりと楽しみつつ積極的に上手になろうという姿勢を見ることができました。

 このまま怪我なく最終日にあるバッジテストに向け、仲間と共に励んでほしいと思います!

 

 体を温めて

 

冬晴れのスノーボード実習1日目!

 すっきりと晴れた中、スポーツ科2学年のスノーボード実習が本日より始まります!

 スノーボード実習は、先日のスポーツ科1学年のスキー実習と同様に、技術の習得及び参加者の親睦を深め、雪山の変化に対応する判断力を身に付けることを目的とし、3泊4日で感染症対策に徹底しながらマウントジーンズ那須にて行われます。

 初日の集合は、凍てつく空気にも負けずに誰も遅れることなく、また体調不良者等も出ずに、無事予定より早く出発することができました。

たのしみ~ 体温ヨシ!

 

 スキー場に着いてまずは、ブーツの履き方を教わりました。安全に怪我なく実習を行えるよう生徒たちは真剣にインストラクターの方の話を聞いていました。

なるほど 

 そして、いざゲレンデへ!

 生徒たちは皆、高揚した気持ちが隠せないようで胸が弾むような表情をしていました。思ったよりも難しかったようで、実習初日はそれぞれの課題が見つかった日となりました。また、2日目も上達できるように頑張ろうと友人同士で話している姿を垣間見ることができました。

よろしくお願いします!

 

 

 2日目からも怪我なく、体調不良等もないように実習に励んでほしいと思います!

おなかすいた~! 

関東高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会で3名が入賞!

知久 スナッチ100kg 第2位

 令和5年1月14日(土)15日(日)の両日、群馬県前橋市において標記大会が開催され、本校ウエイトリフティング部員3名が出場しました。

 64kg級石原維乙理(2S3)はトータル106kgで3位に入賞しました。自己ベストまでは届きませんでしたが、関東大会でメダルを獲得したのは立派でした。大会前から少し調子を落としていましたので、しっかりと練習に取り組んで本来の調子を取り戻し、6月の関東大会ではさらに上位を目指します。

 81kg級知久夢吏(2S2)はトータル215kgで4位に入賞しました。スナッチは自己新記録の100kgで2位でしたが、クリーン&ジャークで逆転を許してメダルを逃しました。全国高校選抜大会の推薦基準記録の213kgを超えたことは収穫でしたが、秋から取り組んできた成果が全て出せたわけではないので悔しく感じていると思います。階級を上げたばかりですので、これからさらに筋肉を増やして競技力向上に努めていきます。

 102kg級見目ラズワン(2S2)はトータル100kgで5位に入賞しました。けがを抱えての出場となり、本来の実力を全く発揮できませんでした。しっかりとけがを治し、関東大会や全国大会で活躍できるように精進していきます。

 詳細につきましては部活動のページをご覧ください。 

 

一周り大きくなった3日間(スキー実習3日目)

 行く前はワクワクと緊張でいっぱいだったスキー実習もとうとう最終日を迎えました。

 連日の実習ということもあり疲労した顔の生徒もちらほら見えましたが、大けが・体調を崩す生徒もなく、無事に3日目を迎えることができました。

 スポーツ科1年生の普段の行いが良いためか、3日間とも天候に恵まれ滑ることができました。最終日の本日は、今までの講習の確認「バッジテスト」が行われました。十分な練習をしてきたため自信満々で自分の番を待っていたり、自分の力を出し切れるか不安な様子などが生徒たちから見受けられました。いざ始まったバッジテストでは、生徒全員がこの2日で培った力を存分に発揮できました。合格発表は来週に届く予定なので期待しておきましょう!

 その後、閉講式が開かれ、親身に指導してくださり生徒たちの成長にご尽力いただいたインストラクターの方々に謝意を表しました。その後、楽しく成長させてくれたマウントジーンズ那須を出発しました。バスに乗るなり生徒たちはぐっすり眠ってしまいました。

 予定通り、参加者全員無事に小山南に戻ってきました!バスを降車するや「楽しかった笑う」「上手に滑れました!」「絶対合格できました」と報告しに来てくれた雪焼け顔の生徒たちをみると、心なしか一回りも二回りも大きく、そしてたくましく成長したなと思う顔つきになっていました。2ツ星

 この実習で実感した、自分の成長、切磋琢磨できる友人の大切さ、変化に対応する判断力を今後の学校生活で活かし、かっこいい2年生になれるようさらに成長していってください。

最終日もいい天気! テストの前にちょっと復習 テスト中 閉講式