小南通信

2021年3月の記事一覧

全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会の結果

 
塚田C&J155kg     川村C&J106kg
 
大会ポスター         金沢駅にて

 令和3年3月26日(金)~28日(日)に石川県金沢市において標記大会が開催され、本校ウエイトリフティング部員2名が出場しました。
 +102kg級塚田直人(1S1)はスナッチ120kg、クリーン&ジャーク155kg(県高校新記録)、トータル275kg(県高校新記録)を挙げて第2位に入賞しました。予選ランキングが2位ということで優勝を狙って準備してきましたが、沖縄県の選手に一歩及びませんでした。夏のインターハイでは優勝できるようにこれまで以上に頑張ってくれることを期待します。
 61kg級川村颯太(2G2)はスナッチ82kg、クリーン&ジャーク106kg、トータル188kgを挙げて第6位に入賞しました。インターハイのシード権を得られる5位入賞を狙っていましたが、初めての全国大会ということで緊張からか、力を出し切れずに6位に留まりました。今回の経験を生かし、夏のインターハイではさらなる上位進出を目指します。
 以上の結果により、前顧問の先生から引き継いだ、全国大会連続入賞を今年度も達成できました。私が赴任してからは10年連続です。
 今大会はコロナ禍の中での全国大会ということで、特別ルールや各種制限が多々あり、選手はやりにくい状況であったと思います。しかし、選手たちは大会が開催されることに感謝の気持ちを持ち、精一杯競技に取り組んでいました。スポーツは素晴らしいものであることを再認識できました。
 詳細につきましては部活動のページをご覧ください。

新入生オリエンテーションの1回目が行われました。

 本日、1回目の新入生オリエンテーションを実施しました。
 
 まず、各部長からの話がありました。進路指導部からは、本校の進路状況やそれを踏まえての話があり、学習指導部からは、授業を大切にしてほしいという話と併せて、科目の履修や単位の修得といった、進級や卒業に関わる話がありました。最後に生徒指導部から、高校生として、自己の責任を自覚し、礼儀やマナー常識を身に付けよりよい高校生活にしてほしいという話がありました。
 続いて、事務からの話や、次回オリエンテーションについての話があった後、入学後に使う教科書を購入して全体でのオリエンテーションを終えました。
<オリエンテーションの様子>
   
 その後、部活動入部希望者向けに、部活動ごとに分かれて各顧問からの話がありました。
<部活動についての話>
 
 まだまだ緊張した面持ちの新入生が、早く学校に慣れて、小山南高校のなかまとして一緒に楽しく学校生活が送れるのを楽しみにしています。

修業式が行われました

 本日令和2年度修業式が行われました。今回もコロナウイルス感染防止のため、放送での実施となりました。
 校長式辞では、振り返りの大切さについての話がありました。まず、「PDCA」について触れ、Plan(計画)やDo(実行)は一生懸命やるが、Check(評価)・Action(改善)が抜けてしまうという人が多いので、しっかりとこの1年間を振り返り、来年度に向けてステップアップしてほしいと伝えました。そして、自分に対しても、他人に対しても、さまざまなことに本気で向き合ってほしいという話がありました。
 続いて、学習指導部長と生徒指導部長から、春休み中の過ごし方や今年度の振り返り、そして、来年度に向けての話がありました。

 新型コロナウイルスの影響で「普通」ではなく始まった本年度も、無事に終えることができます。校庭の桜も徐々につぼみを膨らませて、花を開いてきました。長く続いた冬を堪え忍んで、今年度得た養分をもとに新年度すてきな「花」を開かせることを期待しています。
 保護者の皆様、地域の皆様、関係の皆様、本年度も大変お世話になりました。皆様のおかげで本校の教育活動を恙なく終えられました。来年度も引き続き、本校の教育活動にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

SHAKE OUT!

 本日14:50から、とちぎシェイクアウト訓練を実施しました。
 この訓練の目的は、「地震発生時に身の安全を守るために、どのような行動をとるべきかあらかじめ知り、実際に行動することが重要であるため、県下一斉でとちぎシェイクアウト訓練を実施し、身の安全を守る行動の確認を行う。」です。
 東日本大震災から10年が経ち、栃木県でも震度の大きな地震が珍しくなくなってきました。万が一に備えて、訓練用音声を流し、音声に合わせた行動を実践しました。授業の途中で放送が入ると、生徒たちは授業担当の先生の「地震だよ!」という声を聞くやいなや、すっと机の下にもぐり込み、頭を守る体勢をとっていました。
 いざというときに迅速かつ冷静に動けると良いですね。

<訓練の様子>
  

卒業式が挙行されました

 本日、第40回卒業式が挙行されました。
 気温や天気が安定しない時期で当日の天候も心配されましたが、見事な日本晴れで春の陽射しが注ぐなかでの卒業式となり、卒業生を送る良い日となりました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場内には卒業生及び保護者、本校職員のみが集い、国歌や校歌を斉唱せずに静かに聞き、厳粛な中で卒業生の門出を祝いました。

<卒業生入場>
  
 
<卒業生呼名>
○スポーツ科
  
○普通科
 
<総代への卒業証書授与>
○スポーツ科           ○普通科
 

 校長式辞は、千利休の「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という教えを挙げ、基礎をしっかりと磨いてこそ個性が輝くので、何事も基礎を大切にしてほしいということを話しました。また、アンリ・フレデリック・アミュエルの「信頼は鏡の中のガラスのようなものである。ひびが入ったらもとの一つにはならない。」という言葉を挙げ、派手でなくてよい、常に信頼される人物になってほしいということを話し、卒業生を祝福するとともに、激励しました。
 在校生代表送辞では、卒業生との思い出を振り返り、別れを惜しみながらも、感謝とお祝いの言葉を贈りました。
 卒業生代表答辞では、新型コロナウイルスによる感染症の影響や、大学共通テストの導入による影響を大きく受けた自分たちの学年を「当たり年」と振り返り、そんな激動の学校生活を支えてくれた保護者の方々、教員、後輩たちへ感謝の言葉を伝えました。そして、これから自分たちで切り拓いていく未来に向けての強い決意を述べました。

<校長式辞>

<在校生送辞>         <卒業生答辞>
 
<卒業生退場>
 
<3学年主任謝辞>



 式後、各クラスにわかれて、名実ともに最後のホームルームを行いました。
 卒業証書を担任から受け取ったのちに、担任や副担任からの餞の言葉に耳を傾け、スポーツ科、普通科計5クラスの色が出るホームルームとなりました。

<最後のホームルーム>
○スポーツ科1組         ○スポーツ科2組         ○スポーツ科3組
  
○普通科1組           ○普通科2組
 

 保護者の皆様は、ご令息、ご令嬢の高校生活を一番近くで見守り、ときには叱咤し、ときには寄り添い、さらには本校の教育活動にもご理解をいただき、ありがとうございます。こうして卒業式を迎えられたのは、保護者の皆様のご支援の賜物であると思います。本校職員一同、重ねて厚く御礼申し上げます。