栃高トピックス

2013年8月の記事一覧

ボストン研修 サイエンスミュージアム,現地学生とのディスカッション

カフェテリアでの交流も、もはや日常の風景と化してきました。
積極的な交流の成果もあってか、はじめは立ったまま食事中の外国人に
話しかけていた生徒たちも、席に着いてともに食事をとることができるようになっています。

朝食後、生徒たちが寮の階段のところに集まっていたので、近づいてみると、彼らが
授業で作り上げたsuperherosの絵が、壁に展示されていました。生徒たちは
嬉しそうに、superherosとの撮影を楽しんでいました。

午前中は通常通りレッスンを行い、昼食後はサイエンス・ミュージアムを見学しました。
科学の各分野にわたる展示や体験コーナーで、科学の面白さ、深さに触れる機会となり、
日本での日頃の学習について、別の角度から捉えなおすことができたようです。

サイエンスミュージアムから寮に戻ると、生徒たちは急ぎ足でカフェテリアに向かいました。
夜のアクティビティの開始までに、少しでも多くカフェテリアで交流の時間を過ごしたい
という前向きな姿勢が、より多くの生徒たちに見られるようになっています。
カフェテリアでの交流を終え、夜のアクティビティに参加しました。異文化コミュニケーション
のコンサルティングを専門とされている先生をお招きし、さらに嬉しいことには、栃高生と
同様にタフツ大学で研修を行っている別のグループから6名(台湾人、中国人)の研修生が
ゲストとしてディスカッションに参加してくださいました。

先生から与えられたテーマについて、生徒たちは必死に、自分の考えを英語で説明していました。ゲストの研修生を囲んで、「将来、日本の有力な競争相手となる国はどの国か」という問いに対する答えを理由とともに述べる、というやや高度な課題に対して、
懸命に対応する栃高生の姿は、本研修中の生徒の成長を物語るものでした。

ディスカッションの後は、英語で話す際に大切な考え方や、日米の考え方との相違点などに
ついてレクチャーをしていただき、言語と思考の関係や、言語と文化の関係について
生徒たちが考えるヒントをたくさん与えていただきました。

いよいよ研修も終盤に近づき、金曜日が最終授業となります。一人ひとりの生徒が、
この研修を通しての「自分の成果」を手に入れることができるよう、最後までベストを
尽くして欲しいと思います。