栃高トピックス

2014年7月の記事一覧

ボストン研修報告2

28日(火)午前中、最初の関門といえるプレイスメントテストを受験しました。途中でスピーキングテストのために教室の後方に呼び出される研修生の表情には緊張感がありありと浮かんでいました。テスト後、キャンパスツアーでタフツ大学の広大なキャンパス内を回りました。授業開始時は激しい雨と雷でしたが、キャンパスツアーの頃には晴れ渡りました。

午後は、MITまで地下鉄で移動し、経済学部博士課程3年の成田さんにお会いしました。初めに生徒たちがどんな学問分野に関心を持っているのかを逆質問され、その要望をもとにいくつかの研究フロアを案内してもらいました。ガラス張りの窓から中の様子を見ることができました。実は「総合大学」であるMITの様々な研究分野の一端を垣間見ることができ、進路選択に関する質問を投げかけた生徒もいました。

この日のイブニング・アクティビティは各国研修生との交流を目的に、スポーツとショッピングの選択制でした。その後、ミーティングを行い、生徒たちの運営で、遠井さんの助言を受けて、現時点での課題を確認しました。


29日(水)は7クラスに分かれてESL資格を持つ教師による授業の初日でした。聞き取りやクラスメイトとのコミュニケーションに苦労しながらも、前向きに取り組んでいました。
午後はタフツ大学教室でボストン在住20年の松川原康市氏より「これからの社会が要求するもの」というタイトルで貴重なお話を伺いました。「異質に触れることの重要性」「複数の情報源を意識し、本質に迫る」姿勢などをエネルギッシュに話され、一同の心に響きました。
夕食のカフェテリアでは、意欲的に話し相手を求める生徒たちの姿に頼もしく思えました。
 
   

ボストン研修始まりました


昨日27日、校長先生、秋元先生、会田先生と保護者の皆様に見送られて学校を出発した研修団は、成田空港から空路ボストンへと旅立ちました。27名の生徒たちは、機内泊の疲れも見せず、日本出発から24時間以上という長い時間を経て、ようやく研修地であるタフツ大学に到着したところです。渡航の安全を優先した迅速な行動を心掛けた研修生は、軽い疲労感はあるものの、今のところいたって元気な様子で、明日からスタートする現地研修への期待の大きさがひしひしと感じられます。

写真は、①出発式で研修生代表として挨拶を行っている大島君、②乗継地のアトランタ空港でISA添乗員の遠井さんの指示を受けている様子、③Embassyスタッフによるタフツ大学到着後の入寮オリエンテーションの様子です。
  

     ①                                  ②                             ③