栃高トピックス

2020年5月の記事一覧

NEW 新型コロナウイルス感染症への対応について(5月8日、11日一部訂正)

保護者の皆様、生徒諸君へ


 本日5月8日(金)18時30分過ぎ、本県の対策本部会議の結果を受けて、福田知事から、本県の緊急事態措置の状況、県民利用施設の対応、そして、学校の対応について、記者会見が行われました。

 このなかで、県立学校の対応として、来週5月11日(月)から段階的な「分散登校」を開始すること、「臨時休業中の学校運営に関する県立学校の指針」の策定、「テレビスクールとちぎ」第二弾の放送決定等について、発表がありました。

 本校では、家庭学習の充実や学習支援の工夫など、ICTを活用した様々な取組みに加え、「臨時休業中の学校運営に関する県立学校の指針」に基づき、臨時休業中の「分散登校による面談や学習支援」等を行うことで、取組みをさらに充実させ、段階的に学校再開の準備を進めていくこととします。

 昨日一斉メールにてお知らせしたとおり、感染防止対策に万全を期したうえで、まず、5月11日(月)から、第1段階の「分散登校」として、各学年生徒の個別の面談を実施します。主な内容は、生活や学習状況の把握、進路指導となります。学年の特性に合わせて実施します。
 さらに、図書館を開館し、また、個別の質問等への対応も、可能な範囲で行います。
 
 次に、5月18日(月)からは第2段階、さらに5月25日(月)からは第3段階の「分散登校」として、休業期間中の家庭学習を補完し、学校での授業と円滑に接続する各教科の学習指導等を行います。第2、第3の各段階で、頻度を増やしたり、内容を工夫、充実したりして実施します。

 なお「分散登校」とは、個別の登校やクラスを2つのグループに分けた上で、限られた時間、日に登校することです。
 登校に当たっては、保護者の皆様の理解と協力を得ながら、極力公共交通機関を利用しない、時差を設けた登校とします。やむを得ず公共交通機関を利用する場合には、マスクの着用はもとより、交通機関利用後の手洗い等をお願いします。

 様々な理由から、やむを得ず登校できなかった生徒に対しては、状況や内容に応じて個別の対応を行う予定です。なお、県の方針により、第2段階以降の分散登校日は「授業日」となりました。授業日の欠席は、やむを得ない事情の場合は出席停止扱い等になります。
 また、教育長から「隣接県からの通学する生徒諸君の登校を認めたい」との発言がありました。「栃高生」らしく、互いに人権を尊重した言動に期待します。

 学校は本来、友人とともに学び、人とのふれあいの素晴らしさを実感して日々成長していく場所です。残念ながら現状では、こうした学校教育を受ける機会が長期にわたって失われています。一方で、学校の安全を確保し、保護者の皆様が安心してご子息を預けられるようにすることも大切だと考えています。教育を受ける機会の確保と生徒の安全の確保という2つを、可能な限り両立させながら、学校運営の舵取りを行っていく覚悟です。

 上記の対応は、今後の状況の変化によって変更する可能性があります。

 また、詳細及び今後の対応については、本日投函した郵送物、電話連絡や一斉メール、来週からの個人面談の機会やこのHP等にてお知らせしますので、最新の情報を随時確認してください。不明な点や不安な点がありましたら、クラス担任等に相談、確認してください。


 次の時代を担う栃高生が、「今、何をすべきか」を考え、「栃高生としての自覚」ある行動をとることを、引き続き期待します。

 これからも、保護者の皆様と生徒・職員が危機感を共有し、それぞれの立場で、今できることを、協力しあい、実践していくことで、かけがえのない高校生活を送ることや、教育活動の充実にもつながると考えています。引き続き皆様のご理解・ご協力をお願いします。

「臨時休業中の学校運営に関する県立学校の指針」(栃木県教育委員会)
      http://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/documents/sisinn.pdf

! 新型コロナウイルス感染症への対応について(5月5日現在)

保護者の皆様、生徒諸君へ


 大型連休中も、毎日の検温や健康チェックなど、日常の体調管理に加え、感染症予防・拡大防止対策はしっかりできていますか。また、勉学に加え、適度な運動や読書など、規則正しい生活を送っているでしょうか。

 

 既にお知らせしたとおり、4月30日の栃木県知事記者会見において、県立学校の臨時休業期間については、5月31日(日)まで、期間を延長することとなりました。


 
本日5月5日18時過ぎ、本県の対策本部会議の結果を受けて、福田知事より、新型コロナウイルス感染症対策に係る本県の基本的対応方針の改正、国の緊急事態宣言に伴う本県の緊急事態措置、そして、県立学校の対応について発表がありました。 

 国では、5月4日に、緊急事態宣言が5月31日まで延長されましたが、本県では、県民の感染予防、拡大防止への協力や医療関係者の尽力等によって、感染者の拡大防止や感染者の退院が進み、4月27日以来、新たな感染者がゼロの状態が9日間続いています。これを受けて、本県では、緊急事態措置の見直しが行われました。

 
この結果、県立学校の対応については、5月31日(日)までの臨時休業期間中は、引き続き感染防止対策を徹底することを前提に、5月11日(月)から、段階的に学校再開に向けての準備を進めることとなりました。

 本校としては、県及び教育委員会からの正式な連絡を待って、今週中に指導体制を整え、分散登校を行う日を設定し、段階的に学習活動を開始します。


 現時点での基本的な考え方は以下のとおりとなります。

(1)登校日について
 
まず、個別の面談を実施し、生活や学習状況の把握、進路指導を行います。3年生のみならず、各学年の特性に合わせて実施します。

(2)分散登校について
 複数のグループに分けた上で、限られた時間、日に登校します。登校に当たっては、保護者の皆様の協力を得ながら、極力公共交通機関を利用しない、時差を設けた登校とします。

(3)登校日における学習等について
 今後、分散登校の実施状況を見ながら、段階的に学習活動を開始します。

 

上記の対応は、今後の状況の変化によって変更する可能性があります。

また、詳細及び今後の対応については、電話連絡や一斉メール、このHP等にてお知らせしますので、最新の情報を随時確認してください。

不明な点や不安な点がありましたら、クラス担任等に相談、確認してください。


 休業期間が長期化しようとも、日本全体が一丸となって取り組むことで、必ず学校は再開します。その日が一日も早く訪れるよう、次の時代を担う栃高生が、「今、何をすべきか」を考え、「栃高生としての自覚」ある行動をとることを、引き続き期待します。


 これからも、保護者の皆様と生徒・職員が危機感を共有し、それぞれの立場で、今できることを、協力しあい、実践していくことで、かけがえのない高校生活を送ることや、教育活動の充実にもつながると考えています。引き続き皆様のご理解・ご協力をお願いします。