学校通信

平成21年度第1学期終了しました

   まず、久しぶりの更新になってしまいましたことお詫びいたします。
  平成21年度の第1学期は、7月22日に終業式を迎えました。
その直前の、17日、18日に北高祭を実施しました。教室棟の耐震補強工事のために例年のような9月実施が難しくなったことへの対応です。その関係で、短い準備期間になってしまいました。それにもかかわらず、生徒諸君は、自分たちの企画する祭に、持てる力を存分に発揮し、躍動感溢れる素晴らしい北高祭となりました。今年のテーマのとおり、笑顔の輪がつながっていました。生徒の持つパワーの偉大さに改めて感心しました。
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   終業式の午後、1年生の1組から4組、2年生の1組から4組の計8クラスの教室を、管理棟の特別教室に移動しました。耐震補強工事で教室棟東側1、2階が使えなくなるための措置です。生徒諸君には不便をおかけすることになり、申し訳ありませんが、ご協力をお願いいたします。
   夏季休業中は、例年通り、学習合宿や課外、個人面談などが予定されております。部活動でも集中した練習や合宿などが予定されています。長期休業は、自分のペースで学習ができる絶好の機会でもあります。終業式の式辞の中で、私は、「一つ上を目指す自分」を意識して生活して欲しいと、生徒諸君にお願いしました。有意義な生活を送り、7月とはひと味違った自分自身として、8月31日の始業式に元気に登校されることを期待しています。

6月前半のご報告

梅雨に入りました。来週、22日から始まる週には期末試験が予定されています。準備を始める時期です。さて、6月前半の学校の様子についてお知らせいたしますが、その前に、ひとつ、ご連絡があります。

1 すでに保護者の皆様には、6月9日付けで「生徒の登校について(お知らせとお願い)を配布し、学校からいくつかお願いをしたところではありますが、特に傘差し運転の防止について重ねてお願いいたします。
 高校生の交通マナーについては、様々な方面から指摘されているところですが、本校生も例外ではありません。そのような中、本校では、交通マナーの改善を図る一環として、雨天時の傘差し運転の撲滅に学校をあげて取り組んでおります。雨天時の傘差し運転は、視界が悪く、道路が滑りやすい中での片手運転であり、不安定で危険を伴います。道路交通法などにおいても禁止されております。雨天時にはカッパを着用して、時間に余裕をもって登校されますよう、ご家庭におかれましてもご指導をお願いいたします。雨天時には、本校職員が校門付近で交通指導をしております。
 なお、配布した文書は、このホームページ上でもご覧になれます。

2 校内球技大会を実施しました
 10日(水)、生徒達は、ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球に溌剌とプレーしていました。行事に一生懸命取り組む姿は実に美しいと思います。学校中が爽やかな「いい音」に包まれていました。最後には、全クラス参加の百足競争があり、大きな盛り上がりの中、終了いたしました。
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3 芸術鑑賞会
 11日(木)午後、宇都宮市文化会館において実施しました。今年は、日本の古典芸能として「狂言」を取りあげました。狂言は、能とともに、室町時代に完成した、現存する世界最古の「演劇」といわれ、日本が世界に誇るべき素晴らしい伝統文化です。お笑いの原点と言われていますが、若干、現代の高校生とは笑いのツボが異なったようではあります。しかし、「質の高い笑い」を経験できたことは幸せでした。私は、開会の挨拶で、鑑賞する態度は宇都宮北高の学校文化であるので、こちらも質の高い文化であることを期待します、とお話ししました。

4 英語科公開授業
 15日(月)、16日(火)の両日実施しました。本校が平成15年度から3年間、SELHi の指定を受けたときに開始したもので、指定終了後も継続しています。ALTも含めて本校の英語科の教員全員が様々な授業を公開し、授業研究会も行いました。この催しの目的は、情報や考えなどを理解したり伝えたりする言語活動を統合的に英語で行う授業を通して、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する英語指導法の研究と向上を目指ことなどです。2日間で、県内の小中高等学校の先生や大学の先生、県教委の先生約100名が来校しました。相互啓発が図れたこと思います。

5月後半の報告

 新型インフルエンザは、一時ほど報道されなくなりましたが、まだ安心できません。何より予防が大切です。5月12日付けで配付しました文書のとおり、今後も、こまめな手洗いやうがいの実践など、通常のインフルエンザ予防策の励行をお願いします。

 さて、5月後半の本校の動きについてお知らせします。
5月12日 PTA総会
 当日は、授業参観、総会を含めて、472名の保護者の方が受付を通過したとのことです。昨年よりも多くの参加を得られましたことに御礼申し上げます。参加されなかった保護者の皆様には、お子様を通して資料を配付いたしました。
 
5月16日 野球部 春季関東高等学校野球大会出場
 山梨県第1位の富士学苑高校と対戦しました。先制点を奪ったものの、残念ながら駒を先に進めることは叶いませんでした。しかし、選手はとてもいい経験をしたと思いますし、応援団も立派でした。今後、益々の活躍が期待されます。
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5月20日は創立記念日。記念式典のほかに、いくつかの行事がもたれました。
1 短期派遣留学生報告会
  3月に実施したアメリカ短期留学の報告会です。ブッカーTワシントン高校と、ローレンスセントラ   ル高校のグループに分かれて、オールイングリッシュで行ったり、映像や寸劇など、それぞれが趣向を凝らした発表に、生徒達は聞き入っていました。短期間ではありましたが、参加した生徒は、多くのものを得て、ひとまわりもふたまわりも成長して、帰ってきたようです。
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2 吹奏楽部壮行会
  3年生3人が、6月13日、14日に千葉県文化会館で開催される「東関東選抜吹奏楽大会」に出場します。この大会には、各県を代表する実力ある高校生が参加してバンドを結成し、2日間に渡る研修の成果をフィナーレで披露します。栃木県からは10名が派遣されますが、そのうちの3名が本校生から選ばれました。担当する楽器は、ユーフォニアム、クラリネット、トロンボーンです。技量の向上と素晴らしい演奏を期待しています。
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3 記念講演会
  講師は、外務省欧州局政策課勤務の栗山淳さんで、「外交官の仕事」と題してご講演をいただきました。フランスやベルギー、セネガル大使館など、海外勤務の経験を通して得られた興味深いお話しがありました。最後に、生徒からの質問に丁寧に答えて頂きました。特に、「日本人は中学生の頃からずっと英語の勉強をしているのに、なぜ英語を話せない人が多いのですか?」という質問に対して、「日本人は、話す機会が少なく、自分の持っている能力の引き出し方があまりうまくはない。学校での文法の勉強や受験勉強は必ず役に立ちますので、今の勉強を続けていけば、話す機会を与えられたときには必ずできるようになります。今の勉強を大切にしてください。」と答えてくれたことが、妙に印象に残っています。
 
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部活動、頑張ってます

○バドミントン部男子(県大会第3位、関東大会出場)
 栃木県高等学校総合体育大会において、男子団体の部で第3位となり、6月5日から群馬県前橋市で開催される関東高校選手権大会への出場権を得ました。県大会では、必ずしも楽な試合展開ばかりではなかったようですが、苦しいときに頑張れたことが、結果に繋がったのだと思います。3位決定戦は気迫満点で、とても清々しかったです。関東大会へは4年連続9回目の出場です。
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○野球部(県大会準優勝、関東大会出場)
 春季栃木県高等学校野球大会において、準優勝いたしました。準優勝は本校野球部の歴史上2度目で、今大会はノーシードから決勝まで勝ち上がりました。地区予選、本大会の1回戦、2回戦などでは、苦戦したようですが、そこを乗り越えた成果が、準決勝、決勝の溌剌とした戦いぶりに確実に表れていたようです。5月16日から群馬県で開催される関東大会に出場します。 
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○吹奏楽部
 5月4日、宇都宮市文化会館大ホールで第23回定期演奏会を開催しました。第1部から第3部まで、それぞれ趣向を凝らしたステージが展開され、会場を埋め尽くした1900名以上の観客の方々も、洗練された北高サウンドの魅力と華やかな演出に、時のたつのも忘れて酔いしれていたようです。これからは、夏のコンクールに向けての練習が本番になります。
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※高校総体は、試合日程がこれからの種目もあります。大会で1勝することの難しさと、1勝の貴重さを一番知っているのは選手一人一人だと思います。普段の力を十分に発揮して、悔いのない試合になって欲しいと心から願っています。

4月前半のご報告

 宇都宮北高の平成21年度が動き出しました。入学式についてはすでにお知らせしましたので、それ以外の動きについて、簡単に紹介します。

1 「春の交通安全県民総ぐるみ運動」
 オープニングセレモニーが3日、オリオンスクエアで開かれ、知事や市長、県警本部長のあいさつのあと、本校生徒会役員、古賀君と高久さんが交通安全宣言を朗読しました。この式典の模様は、とちぎテレビや新聞でも報道されました。

2 始業式
 8日、前日に入学した新1年生を迎えて、厳粛な雰囲気の中、始業式が行われました。全校生徒に対して、「あいさつには不思議な力がある」「一生懸命さはいい音になる」「足もとを固めよ」「相手の気持ちに配慮せよ」の4点についてお話ししました。

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          正門近くの桜の下でのクラス写真撮影風景
 
3 留学生の受入
  今学期は、5人の長期留学生が本校で学びます。台湾の李さん、フランスのメリッサさん、中国からの礼さんの女性3人は、昨年度の2学期からで、皆さん3年生のクラスに所属し、7月まで一緒に勉強します。この4月、1年間の予定で、新たにハンガリーからセシルさん、パナマからアレックス君をお迎えしました。こちらの2人は、2年生のクラスに所属します。これからもよろしくお願いします。

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     風に揺れる国旗(左からハンガリー、中華人民共和国、パナマ)

第30期生 280名を迎えました。

   本日(4月7日)、第30回入学式を挙行しました。入試は今年も狭き門でしたが、そこを突破した精鋭達の凛々しい姿に、今後の宇北高を担う生徒としての頼もしさを感じました。

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   式辞で、私は、新入生に対して、「自分で考えることの大切さ」についてお話ししました。
今日から、高校生としての新しい生活が始まりますが、夢と希望の実現に向けて好スタートがきれることを心から願っています。

   晴天に恵まれましたので、式終了後、校内の桜の下で記念写真を撮る、入学式ならではの微笑ましい光景が目立ちました。

卒業生を迎えて

 3月19日(木)午後、先輩の話を聞く会を開催しました。
 
 1年生は、職業講話と題して、本校第1回、第2回、第3回卒業の3名の社会人をパネラーに迎えました。参加者は、「常に将来の職業人である自分を思い描くこと!」と書かれたプリントを手に、先輩社会人の語る、なぜ今の職業があるのか、どうすれば希望が叶えられるのか、求職活動とはどんなものか、など体験に基づいた話に、真剣に耳を傾けていました。
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 2年生は、文系と理系に別れて、数年前に受験を経験した、現在の大学生を迎えて、高校時代の勉強法などを中心にお話を伺いました。教科担任や進路の先生を上手に活用すべし、成績が悪かったときにこそ自分自身の勉強法を振り返って改善せよなど、こちらも、まだまだ生々しい貴重な体験を、体験者自身の口から直接聞くことができました。
 在校生にとっては有意義な時間であったと思います。
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卒業式、米国パートナーシップ校への短期留学派遣

弥生三月となりましたが、なぜか天候は不安定です。暖かい日がやってくることを期待しつつ、今月になってからの本校の様子をお知らせします。
○卒業式
    3月2日(月)、多数のご来賓や保護者の皆様のご臨席のもと、第27回卒業式を実施しました。今年は、293名が巣立っていきました。厳しい時代ですが、本校卒業生として、自信と誇りを持って、国際社会に生きていって欲しいと願っています。
○米国パートナーシップ校交流プログラム短期留学実施中(このページの下にも記事があります)
    本校では、国際理解教育を推進するために、生徒を短期の留学生として海外に派遣しています。米国短期留学派遣と豪州短期留学スタディーツアーとして、毎年交互に実施するものです。今年は米国派遣の年です。オクラホマ州タルサ市、ブッカー T.ワシントン高校に10名、インディアナ州インディアナポリス市、ローレンス セントラル高校に10名の2班に分かれ、計20名を派遣しました。3月3日(火)に日本を出発し、3月18日(水)までの16日間の日程で、現地でホームステイをしながら、それぞれの高校に通学します。多感で柔軟な思考力をもつ高校生が、日本を離れて異文化を直接体験することは、とても有意義なことです。また、日本の良さ、文化を相手に伝える絶好の機会でもあります。出発したときよりも一回りも二回りも大きくなって帰国することを期待しています。

JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストについて

 年が明けてから、このページの更新が滞っており、大変申し訳ありませんでしたが、今日から再開いたします。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

 明るいニュースがあります。
 JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストにおいて、本校生3人の応募作品が入賞し、このほど、JICAの職員が来校し、賞状の伝達がありました。
 今年のコンテストは、「地球と生きる〜地球に暮らす一員としてできること、考えること〜」というテーマで、例えば、友達や家族と話したこと、学校で習ったこと、本や新聞、テレビを通じて感じたこと、自分自身の体験・発見や最近知ったことなどから自由に題材を探して書く、というものでした。高校生の部では、全国から23,517作品という多数の応募の中から107作品が入賞し、その中の3名が本校生ということです。3名の生徒さんには誠におめでとうございます。日頃からの地道な取り組みが評価されたものと理解しております。受賞の内容は次のとおりです。
 独立行政法人国際協力機構地球ひろば所長賞  2年女子 「外国で知った新たな日本」
 佳作                                      1年女子  「心を癒す笑顔」
 社団法人青年海外協力協会会長賞            2年女子  「私の夢はみんなの夢」

 また、本校は、このエッセイコンテストに長年にわたり積極的に取り組み、青少年の開発途上国理解と国際協力に対する意識の昂揚にに大きく貢献したということで、国際協力機構の緒方貞子理事長から、特別学校賞を授与されるという名誉に輝きました。特別学校賞として全国で18校が表彰されましたが、本校は昨年に引き続き、2年連続の受賞です。

第2学期終了しました

25日、平成20年度第2学期終業式を実施しました。宇都宮北高はこの1年間、順調に生徒の活動が進行していると思われます。これも保護者や関係する皆様の御支援、本校に学ぶ生徒たちの努力の賜であると感謝いたします。来る平成21年もこれまで以上の躍進を目指したいと思います。
式に先立ち、4人の留学生の紹介を行いました。
1人は、この9月から1年間予定で本校に留学している中国からの女性です。
始業式や北高祭開会式の日には来日していなかったため、今回が全校生への正式な紹介となりました。すでに、本校で充実した生活を送っており、何事にも積極的に取り組んでいます。
3人は、12月15日から1月22日までの予定で、本校に短期で留学をしているニュージーランドからの女性です。彼女たちは、宇都宮市の姉妹都市であるマヌカウ市から派遣された活発な高校生です。日本語を学んできており、本校の生活にもだいぶ慣れてきたようです。短期間ではありますが、交流を深め、よい友達をたくさん作ることを願っています。
第3学期の始業式は1月8日です。有意義な冬休みを過ごしてください。

短期留学生の受入


東アジア青少年大交流計画プログラム参加生徒の受入れ

   政府の「21世紀東アジア青少年大交流計画」で来日したアジアの青少年のうち、4名の高校生と1名の引率者が、12月9日から15日まで、短期留学生として本校に滞在しています。高校生は、フィリピン、ニュージーランド、オーストラリア、インドの4か国から、引率はインドネシアの高校の英語の先生です。
  この計画は、アジア地域内での青少年交流を通じて相互理解の促進を図るため、主に東アジア首脳会議参加国の青少年を日本に招へいするなどの事業です。
留学生たちは、期間中、主に本校で通常の授業を受けますが、11日は、豊郷中央小学校での交流会に、現在本校に在籍する長期留学生の4名とともに参加しました。
豊郷中央小学校との交流会は、数年前から実施されている恒例の行事です。今年は、短期留学生が4年生と、長期留学生が3年生と一緒に活動をしました。最初の時間は、学年ごとに、体育館と音楽室に別れて、留学生の紹介や母国語でのあいさつのあと、小学生が歓迎の歌を披露したりしました。次の時間は、各クラスに別れて、折り紙や日本の遊びをしましたが、インドの民族衣装の紹介、インドネシアの武道のパフォーマンスなどが会に花を添えました。その後は、留学生と小学生が給食を一緒に食べ、昼休みの時間をともに過ごし、交流会を終了しました。短時間の交流でしたが、参加した留学生は、小学生の元気な姿に圧倒されたようです。とても楽しく有意義であったと好評でした。
なお、本校正面の国旗掲揚塔には、これまで、長期留学生とALTの国の国旗(コスタリカ、フランス、中国、台湾及びカナダ)が掲げられていましたが、短期留学生が滞在する期間中は、短期留学生の母国の国旗が掲げられます。
 
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2学期の国際理解教育活動の紹介(1)

  今年もいよいよ師走になりました。これから益々慌ただしくなりますが、前回予告しましたとおり、本校の第2学期における国際理解教育等について、何回かに分けて、ゆっくりと振り返ってみます。

1 ALT紹介
  すでに、新任のALTが着任したことはお知らせいたしましたが、本人の自己紹介を掲載いたしま     す。今後ともよろしくお願いします。 
<本人自身によるprofile>
    I am Hendrick Garret Dekker. I am from Vancouver City in British Columbia, Canada. I am twenty eight years old.I have a Bachelor of Arts degree in English as well as a minor in linguistics and teaching English as a Second Language Certification. I enjoy teaching and learning about different cultures. I have much fun every day, surrounded by the teachers and students at Kita High.

2 English Focus Camp  
  恒例のキャンプが今年も9/13〜15の2泊3日の日程で、なす高原自然の家で実施されまし  た。このプログラムは、活動中は勿論のこと、日常生活においても使える言語は英語のみという、かなりハードなものです。今年の参加者は、生徒20名(留学生4名を含む)、本校教員6名(ALTを含む)、指導陣として迎えたテンプル大学教員3名の計29名でした。
 このキャンプは、生徒主体のアクティビティ中心の授業を通して、生徒の創造性と積極性を養うことや、英語コミュニケーション能力を高めることを目的に実施され、今年で6回目となります。期間中は、ペア・ワークやグループ・ワークによる言語活動が中心になりますが、室内でのレクリエーション、夜間にはインターナショナル・クイズコンテストなどもあり、最終日には "Sales Pitch" をテーマとしたプレゼンテーションを一人ひとりが行います。3日間という短期間ではありましたが、最終日には全員が、内容のある意見発表をしっかりと行うことができました。

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2学期中間報告

   秋も深まり、紅葉前線も街まで降りてきたようです。本校の木々も美しく色づいており、特に中庭の銀杏は今が最高です。 2学期も後半になり、久しぶりの更新となりましたが、9月以降の学校の様子を、第一弾として、講演会などに絞ってお知らせします。
   その前に1つ、新生徒会が発足しました。9月末の役員選挙の結果を受けて、10月14日に認証式が行われ、2年生を中心とする新役員が出揃いました。今期は第30期生徒会役員であり、節目の時でもあります。第29期の役員さん方には、大変ご苦労さまでした。新生徒会には、先輩方の成果に立脚したうえで、活発な活動により宇北高に新風を吹き込むことを期待いたします。
   2学期には、全校生を対象とする講演会が2回開催されています。1つは、10月16日に宇都宮東警察署から講師をお迎えして実施した薬物乱用防止講話です。麻薬や覚醒剤の問題についてのお話しがありました。2つ目は、10月27日に財団法人インターネット協会からの講師による人権教育講演会です。インターネットや携帯電話の落とし穴などについて、人権と関連させてのお話でした。いずれの講話も、今の時代においては残念ながら身近な話題となってしまったことについて、必要な情報、対処法などを、具体的にわかりやすくお話いただき、生徒は熱心に聞き入っていました。事件や事故防止の観点からも、自分自身でよく考え、正しく判断し、行動することを願っています。この他にも、学年ごとには進路講演会などが開催されました。
   職員も研修を行いました。10月9日に「学校のメンタルヘルス」と題して、西ヶ丘病院のお医者さんを講師として、対人関係やストレス予防などを中心に、最近の学校現場で遭遇する課題について、知識を深化させるとともに適切な対応などについても研修しました。今後の指導に役立てることができそうです。
   次回は、2学期の国際理解教育、英語教育などについてお知らせします。
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平成20年度後半も国際色豊かです。

 二学期が始まり、3週間目が終わろうとしています。この間、北高祭や秋季球技大会が開催され、生徒たちは、青春の力を思いっきり発揮し、いよいよ、それぞれにとっての○○の秋が到来したようです。
 本校は、国際理解教育を特色としていますが、平成20年度の後半の、ALTや留学生が9月8日から全員揃いました。
 ALTは、前任者のハワイからの男性が7月末で他校に異動し、8月から後任が赴任しました。カナダ出身の男性で、何事にも積極的、すでに北高に馴染んでいます。
 留学生も4人揃いました。
    コスタリカからの女性(4月から本校に在学しています)
        フランスからの女性(8月末から)
    台湾からの女性(8月末から)
    中国からの女性(9月上旬から)
いずれも2年生に在学しており、12月には本校生と一緒に修学旅行にも参加します。
 正面玄関前のポールには、カナダ、コスタリカ、フランス、台湾、中国そして日本の6カ国の国旗がはためいています。これらの国旗は、毎朝、生徒のIEA(International Education Activities)委員が交代で掲げており、国際色豊かに一日がスタートします。

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    校舎2階から見た6カ国の国旗
(左から順に、日本、コスタリカ、カナダ、中国、フランス、台湾) 

二学期が始まりました

夏も終わりを告げようとしていますが、このところ天候が不順で雨も多いようです。本校も第二学期が始まりました。夏季休業以降の学校の様子についてご報告いたします。

1 保護者懇談(7/22〜  )
 1学期の生活状況や学習状況の情報交換、夏季休業中の重要性の共通理解などが中心でした  が、1、2年生では類型選択と進路希望の確認、3年生では大学入試制度や受験校決定に向けての心構えなどについて、担任と保護者、生徒が懇談しました。

2 課外(前期7/22〜7/31、後期8/19〜8/25)
  前期は3年生、後期は全学年です。北高生は実質、8月18日までが夏休みというところでした。

3 1、2年生学習合宿(7/28〜7/30)
 1、2年生の希望者に対して学習合宿を実施しました。会場は、1年生は鬼怒川温泉のホテル、2年生は大田原の公共施設です。自学中心に1日10時間以上の学習。生活態度や学習態度も良好で、充実した合宿でした。今後、さらなる飛躍が期待されます。

4 一日体験学習(8/20)
  中学生を対象に一日体験学習を実施しました。中学生1,110名、保護者276名、中学校の先生31名の合計1,417名の参加を得ました。当日は、東体育館と西体育館の2カ所に別れて、学校概要の説明、ビデオによる学校紹介、生徒会役員による北高生活の案内、留学生の体験発表などがあり、その後、部活動見学を含めた校内見学を行いました。参加者のアンケートでは、北高の特色が理解できた、国際交流は魅力的だと思った、英語教育の内容がよく分かったなど、進路選択に当たって参考になったとの意見が多く寄せられました。

5  第二学期始業式(8/27)
    第二学期が始まりました。長丁場ですが、昔から、勉強やスポーツや読書など「○○の秋」といわれるように、様々な活動に適した時期です。9月には、北高生にとっての最大のイベント第28回北高祭(一般公開は9/5)が控えています。その準備も少しずつ始まっています。どうぞご期待下さい。

とちぎ元気フォーラムin帝京大学


 7月5日(土)「とちぎ元気フォーラムin帝京大学」と題したフォーラムが帝京大学理工学部で開催され、本校生5名が参加しました。このフォーラムは、福田富一知事が県政の諸課題について県民と直接対話をするもので、大学生を対象にしたものは、これまでも何回か開催されていましたが、今後、参加者を高校生にまで広げることを検討するため、今回初めて、試験的に高校生にも参加が要請され、それに応えるべく、県立高校として、本校生が参加したわけです。
 当日は、福田知事から、施策について、根拠を示した明確な説明があり、その後、参加者との意見交換になりました。大学生からの質問が多い中、本校生も、「県立高校への空調設備について、快適な学習ができるということでは導入をしてほしいのですが、地球規模の環境問題もあるので、その点については、どのようにお考えですか」「最近、大型店舗がふえて、地域の小売店の勢いが無くなってきていますが、是非、地域の活性化が図られるようにしていただけませんか」の2つの意見が出されました。
 参加した生徒は、知事の説明を通して、物事はいろいろな観点や立場から確かなデータに基づいて考えなければならないということを、十分に理解したのではないかと思います。また、知事さんや教育長さんと直接対話をすることができて、行政を身近に感じるようにもなったはずです。とても有意義な半日でした。

5月20日(火)は創立記念日でした


5月20日(火)は創立記念日でした。式典後に、講演会を実施しました。

  演題  「国際協力としての難民支援:日本の創意工夫を求めて」
  講師  国連難民高等弁務官事務所駐日事務所副代表 岸守一(きしもりはじめ)氏

 これまでの難民支援の実際について映像を交えつつ、「思いやり、忍耐、勤勉」という日本人の美徳を活かしながら確実な成果を追求するという具体的な話に、多くの生徒たちが感銘を受けていました。氏は会場から多数の質問を引き出すのがうまく、さらに講演終了後の控え室である校長室にまで何名かの生徒が来て直接話をするなど、盛会のうちに終了しました。