定時制の出来事

夏休み中の部活動(その2)文化部

 先日の運動部に続き、文化部をご紹介します。
   
      【書道部】            【演劇部】
 本校には文化部として次の部活動があります。演劇部、美術部、マンガ研究部、JRC部、吹奏楽部、合唱部、軽音楽部、文芸部、パソコン部、自然科学部、手芸部、書道部、歴史研究部、探求部、商業部、写真部。
 秋にあるコンクールや出藍祭(本校の学校祭)に向けて夏休み中も活動している部がいくつかあります。その風景を撮影してきました。すべての部に顔を出すことはできませんでしたが、運動部に負けないくらい一生懸命練習に取り組んでいました。
 書道部では、下野書道展への出品のために一文字一文字と向き合っていました。演劇部では、秋のコンクールをめざして読み合わせをしていました。吹奏楽部では、出藍祭に向けて基本的なリズム、音を合わせていました。
  
       【吹奏楽部】
 本日、学校内を回っていると1メートルほどある「アオダイショウ」に遭遇しました。巴波川沿いに立地している本校ならではかもしれません。
  
 アオダイショウは、本土で最も大きくなるヘビで、過去には体長2メートルにも達したものが捕獲されたことがあるそうです。色は個体により多少変化しますが、おおむね黄緑色から青緑色をしています。腹面は白く背面に4本の縦縞があります。主な餌はネズミ類で、150センチメートルの個体なら4月から11月までの活動期間内に100頭以上食べることもあるそうです。ネズミの他にはカエルや大きな虫、鶏卵等も食べ、また、木登りを得意とし、小鳥を狙うこともあるそうです。性格はおとなしく、また、無毒のヘビです。
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本校のシンボルツリー

 本校のシンボルツリーは中庭の2本のカツラの木です。その2本のカツラの木が、さっぱりとしました。
  
   【2本のうちの1本がさっぱりと】
 カツラの木がシンボルツリーとなった経緯については、本校の創立10周年記念誌に現在の校長先生が旧職員として寄稿した文書の中に記されています。その文章をご紹介いたします。
『当初の植栽計画は、白花と紅花のトチノキでした。県木のトチノキなのですが、落葉の時期には中庭が埋め尽くされそうです。一方、カツラは大木となると主幹の根元から伸びた幹(ひこばえ)が寄り添って天をめざすような樹形となり、葉もハート型で、心豊かに共に伸びていく生徒たちの姿に重なります』とのことです。
   
   【1本はまだ青々と茂っています】 【2本ともすっきりとしました】
 カツラについて、少し調べてみました。
 栃木県にあるカツラとしては、加蘇山の千本かつらが有名です。鹿沼市にある加蘇山神社の奥の宮への参道に並んでいる、樹高約30m、推定樹齢1000年と700年の2本からなる県内最大のカツラの古木だそうです。昔から「縁結びの千本桂」と言われているそうです。
 また、カツラはカツラ科、カツラ属に属する木であり、原産国は日本だそうです。花期は5月で、 雌雄異株でそれぞれ春の芽吹き前に、赤い糸状の花を咲かせます。花弁や苞のない地味な花ですが、開花の時期には樹がうっすらと赤く染まります。そのカツラの花言葉は「不忠」「不変」だそうです。「不忠」はあまりいい意味がありませんが、「不変」は変わらないことの意味があります。学悠館高校は、いつまでも変わることなく、生徒たちの思いを受け止める学校です。そのことを表していると思います。
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夏休み中の部活動

 現在夏休み中ですが、部活動等で登校している生徒がたくさんいます。8月に実施される全国高等学校定時制通信制体育大会での上位進出を目指して、また、来年度の全国大会を目指して練習に励んでいます。
   
    【サッカー部】   【ソフトテニス部】     【剣道部】
   *他の部については、「続き」に。
   
   【バドミントン部】   【バレーボール部】    【柔道部】
   
  【女子バスケットボール部】  【卓球部】   【男子バスケットボール部】
 全国大会についてお知らせします。
 陸上競技部は8月12日(金)から14日(日)まで東京の駒沢陸上競技場で行われます。ソフトテニス部は8月8日(月)から9日(火)まで東京の有明テニスの森公園で行われます。柔道部は8月7日(日)に東京の講道館で行われます。剣道部は8月1日(月)に東京の日本武道館で行われます。男子バスケットボール部は8月1日(火)から4日(木)まで東京の東京体育館で行われます。サッカー部は8月5日(金)から9日(火)まで静岡県のIAIスタジアム日本平他で行われます。バドミントン部は8月18日(木)から20日(土)まで神奈川県の小田原アリーナで行われます。
 それぞれの部では、全国大会という場で日頃の成果を発揮できるよう練習、調整に励んでいます。ぜひ、悔いのない戦いを、そして、全国に「学悠館高校」の名前をとどろかせてきてほしいと思います。また、惜しくも全国大会には出場できなかった部も、来年こそはという意気込みで練習に励んでいます。流した汗は裏切らないと思います。これからも頑張れ!
 数日後には文化部の活動も紹介いたします。
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“体験学習”実施

 本校では夏季休業期間を利用して「体験学習」を実施しています。今年度は、希望の生徒を対象として、花卉栽培体験(とちぎ花センター)、間々田組紐体験(間々田ひも)、自然ふれあい体験(大平山)、機織体験(紬機織技術支援センター)、農業実習体験(松本ぶどう園)、福祉体験(いまいずみ児童館)、陶芸体験(うづま焼き)、乗馬体験(小山乗馬クラブ大沼)、歴史体験(栃木県立文書館)を実施しました。実施にあたり御協力いただきました施設、関係者の皆様には改めて感謝申し上げます。(実施の様子は続きにあります)
   
   【花卉栽培体験】    【間々田組紐】【大平山自然ふれあい体験】
  
   【機織体験】       【農業体験】
  
   【児童館での保育体験】   【うづま焼き体験】
  
     【乗馬体験】        【歴史体験】
 体験活動の意義については、様々なところで言われています。間接的な体験や擬似的な体験が増えている中で、人や生き物を含めいろいろな「もの」にふれあい、関わり合うことができる直接体験が重要であると言われています。直接体験は、学びの土台・出発点であるとともに、五感をとおして対象を知ることで思考を活性化させ、学ぶことの喜びや意欲を生み出すことにつながっていくと言われています。また、規範意識、自己肯定感の醸成にも役立つとされています。今年度体験した生徒たちは多くのことを学んだことと思います。ぜひ、学んだことを様々な場面で、形で発揮してください。楽しみにしています。
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夏休みは先生方の勉強の期間でもあります!

 7月25日(月)は、一日、先生方の勉強会(校内研修)でした。午前中は栃木市内の中学校の先生をお招きし「ユニバーサルデザインの視点からの授業づくり」と題して講話と演習を実施しました。午後は、本校の先生が講師となり「カウンセリングマインドと教師の自尊感情」と題して演習に取り組みました。さらに、トレーナーの先生をお招きし「避難所で役立つストレッチ講座」を実施しました。
  
 【ユニバーサルデザイン】 【カウンセリングマインド】
 
   【ストレッチ講座】
 「ユニバーサルデザインの視点からの授業づくり」では、講師の先生から学級全員のこどもたちが「わかる・できる」授業のつくり方として、ねらい・授業の流れの提示、教材の工夫、学習形態の工夫、発表の機会の工夫などについて教えていただきました。また、同僚性を高めるための大切さを実感するために、先生方がグループとなりKJ法を用いて「わかる」授業について、演習を行いました。ユニバーサルデザインの視点から授業づくりをすることで、障害のある生徒にとって「ないと困る」支援が見えてくるとともに、すべての生徒にとって「あると便利」な指導方法を考えることができるはずです。夏休み明けの授業から早速活用できそうです。
     
【校長先生もグループワークに参加!】【成果の発表まで行いました】
 「カウンセリングマインドと教師の自尊感情」では、本校相談部の先生が講師となり、好きな食べ物を言いながらの自己紹介、「自己を見直してみよう」と題した他者紹介、さらに、ポジティブ・リフレーミングとして自分自身の短所を他の人が長所に言い直して発表してくれるという演習などを行いました。演習をとおして、あたたかい感情が醸成され、先生方の自尊感情が高まった雰囲気を十分に感じ取ることができました。
  
  【本校の先生が講師です!】【和気あいあいと取り組みました】
 最後の「避難所で役立つストレッチ講座~腰痛・エコノミー症候群の予防とけがの防止に~」では、トレーナーの先生から、熊本地震でも話題となった避難所におけるエコノミー症候群と腰痛の予防の方策を教えていただきました。日常生活や部活動の前後でも生かせる体操・ストレッチングを教えていただき、健康・安全に対する意識を高めることができました。
       
【直接先生から指導していただきました】【まるでトレーナーになったようです!】
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いよいよ夏休み!

 7月21日(木)から8月21日(日)までの32日間が学悠館高校の夏休みです。本日、7月20日(水)が夏休み前最後の授業でした。
  
 【器楽の授業では三味線を】   【数学の授業では不等式を】
 学悠館高校は2学期制の学校です。1年間を前期(4月~9月)、後期(10月~3月)に分けているため、本日は他の多くの学校のように、学期の終わりではないので、終業式を実施することはありません。普通に授業を実施しています。それでも、夏休み前最後の授業ということで、少しの緊張感と開放感があるのかもしれません。今日を乗り切ればいよいよ明日から夏休みです。明日からの夏休みを「目標」を持って生活していってください。どんな小さな目標でもかまいません。この32日間でやりきることのできる目標を立て、実行すると充実した夏休みが過ごせると思います。
  
 【SHRの時間に担任の先生から様々な注意がありました】
  
 【LHRではⅡ部は校内清掃・1年次Ⅰ部はレクリエーションでした】
 “夏休み”について、少し調べてみました。日本では7月21日ぐらいから8月の後半ぐらいまでの1か月あまりを夏休みとしている学校が多いといわれています。以前に比べると、授業時間の確保から、夏休みが短くなったような気がします。
 海外に目を向けてみると、アメリカ合衆国の夏休みは、6月に始まり、新しい学年の始まりである9月までの2~3か月です。北欧の国スウェーデンでは、新しい学年の始まりが8月末であり、それまでの2~3か月が夏休みとなります。お隣の国である韓国は、多くの学校が2学期制で、夏休みは日本とほぼ同じ7月中旬から8月下旬までです。赤道直下の国インドネシアでは、新しい学年の始まりが9月であるため、その前の2~3か月が長期休暇となります。インドネシアでは、季節として夏が特定できないので、夏休みとは言わないかもしれませんね。
 世界中の多くの国で、小学生、中学生、高校生がこの時期“夏休み”を過ごしています。この時期に何をするか、何を考えるかがとても大切だと思います。世界中の高校生に負けないように!
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栃木県高等学校定時制通信制総合体育大会

 報告が大変遅くなってしまいましたが、6月18日(土)に行われた第55回栃木県高等学校定時制通信制総合体育大会の結果をお知らせいたします。本校定時制からは11競技に101名の選手が参加し、7競技56名の生徒が8月に行われる全国大会への切符を手にしました。
   
 【男子バスケットボール部】  【ソフトテニス部】      【バドミントン部】
   
   【サッカー部】       【剣道部】        【柔道部】
    *全国大会に出場する7つの部活動
   【陸上競技部】
 結果については、次のとおりです。
◆男子バスケットボール部:準決勝で大田原東高校を、決勝で鹿沼商工高校を破り、優勝を飾り、全国大会への出場権を手にしました。
◆ソフトテニス部:男子個人戦では6チームのペアが出場し、優勝、第3位、第4位を勝ち取り、3チーム6名が全国大会の男子団体戦と個人戦に出場します。女子個人戦は残念ながら予選リーグで敗退してしまいました。
◆バドミントン部:男子シングルスに2名、男子ダブルスに1組、女子シングルスに3名が出場しました。女子シングルスでは決勝まで勝ち上がり、惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝に輝きました。この選手が全国大会の女子団体戦と個人戦に出場します。
◆サッカー部:準決勝で宇都宮工業高校をPK戦の末に下し、決勝の宇都宮商業高校戦では、延長終了間際に1点を奪い、9年ぶりの優勝を飾りました。念願の全国大会出場です。
◆剣道部:男子個人戦に2名が出場しました。トーナメントを勝ち上がり、それぞれベスト4に進出しましたが、惜しくも準決勝で敗退してしまいました。両名とも第3位となり、全国大会の男子団体戦と個人戦に出場します。
◆柔道部:男子3名が出場しました。階級別で試合が行われ、男子65kg以下級で優勝、準優勝。男子75kg以下級で第3位、さらに男子無差別で準優勝となりました。全国大会へは3名が男子団体戦、2名が個人戦に出場します。
◆陸上競技部:男子は5名が出場し、100m第3位、200m準優勝、800m優勝、1500m優勝、走り幅跳び第3位、4×100mリレー優勝でした。女子は4名が出場し、100m優勝・第4位、走り幅跳び優勝、砲丸投げ優勝、4×100mリレー優勝でした。その結果、出場した全選手が全国大会に出場することになりました。
◆男子バレーボール部:様々なアクシデントを乗り越えたものの、決勝で鹿沼商工高校に敗れ、準優勝でした。
◆女子バレーボール部:1回戦は鹿沼商工高校にセットカウント2-0で勝利。決勝では、科学技術学園高宇都宮にセットカウント1-2で惜しくも敗れてしまい準優勝となりました。
◆女子バスケットボール部:昨年度と同じ顔合わせの決勝戦で、惜しくも敗れてしまい準優勝となりました。
◆卓球部:男子4名、女子5名で団体戦、個人戦に臨ました。男子団体戦は、1回戦で矢東高に勝利しましたが、準決勝でクラーク高に惜しくも敗れ第3位となりました。女子団体戦は、1回戦から白熱した戦いを演じ大田原東高に勝利しましたが、準決勝では科学技術学園高宇都宮に敗れてしまい第3位となりました。男子個人戦は1名がベスト8まで進出しました。女子個人戦は2名がベスト16まで進出しました。
  
  【男子バレーボール部】  【女子バレーボール部】
  
    【卓球部】  【女子バスケットボール部】
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栃木市出前講座part2~こどもの病気・夏編~

 7月12日(火)の7時限目の家庭科「こどもの発達と保育」の時間に、栃木市健康増進課の保健師の先生をお招きし、「こどもの病気・夏編」というお話をしていただきました。
    
   【一生懸命聞いていた生徒たち】
 家庭科の科目「こどもの発達と保育」という授業は、保育に関する知識と技術を学ぶ科目です。乳幼児の服の製作やおもちゃ作り、幼児食調理実習などの体験学習を通して乳幼児の生理的特徴や身体の発育について学びます。
 本日の保健師の先生には、こどもの症状を見るポイント、病気の時の対応、こどもの夏の病気、こどもの肌トラブルへの対応、熱中症予防、食中毒予防の6つのポイントなどについて教えていただきました。また、手洗いの重要性についても学びました。手を洗わなかったとき、さっと手を洗ったとき、しっかりと手を洗ったときの菌の繁殖状況について、実際の写真を見せていただきながら、説明してもらいました。さらに、熱中症予防のための経口補水液の作り方も教えていただきました。ぜひ、家に帰ってから、世界に一つだけの「経口補水液」を作ってみましょう。
    
 【手洗いによる菌の繁殖!驚きです】
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校内研修「アクティブ・ラーニングを学ぶ」

 7月11日(月)の8時限目に、教職員による校内研修を実施しました。栃木県総合教育センターの先生を講師としてお迎えし、今、高等学校で求められている「アクティブ・ラーニング」について学びました。
   
    【熱心に取り組みました!】
 研修の中では、「アクティブ・ラーニング」が求められている背景、「アクティブ・ラーニング」の視点を取り入れた授業等について、限られた時間の中で簡潔に、そしてわかりやすく説明をしていただきました。説明終了後には、多くの先生方から質問の手があがりました。手前味噌になるかもしれませんが、いつも感じている学悠館高校の先生方の意欲・熱意の一端を感じ取ることができました。
    
  【先生方の勉強会です】 【終了後に熱心に質問する先生も!】
 そもそも「アクティブ・ラーニング」とは、中央教育審議会への諮問や答申の中で示された言葉です。その中では、「どのように学ぶかという、学びの質や深まりを重視することが必要であり、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆるアクティブ・ラーニング)や、そのための指導の方法等を充実させていく必要があります」と表現されています。これからの高等学校での授業では大変重要な手法、考え方であるとされています。従来の教師主導型の講義形式の授業だけではなく、生徒が主体となり、能動的に学んでいく授業スタイルが求められているのです。
 学悠館高校の先生方は、本日の研修、そして、これからの自分自身の研究、学びをとおして、授業の充実に努めていってくれることだと思います。ぜひ、生徒の皆さんも先生方の熱意を感じ取り、自分自身の学力を高めていってください。
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『とち介』が学悠館高校にやってきた!

 7月7日(木)の16時過ぎに、栃木市のマスコットキャラクターである『とち介』が本校にやってきました。本年度のゆるキャラグランプリへの投票のお願いにやってきました。
  
  【専用の車に乗ってやってきました】
 『とち介』は栃木市のマスコットキャラクターであり、蔵の妖精です。2014年4月5日、栃木市と岩舟町が合併した記念に誕生したそうです。そして、栃木市の「ホッとあったか係長」に任命されており、栃木市の職員として、栃木市の魅力の発信をしたり、市民に皆さんや栃木市に遊びに来てくれた人に、「ホッとあたたかい」気持ちになってもらうために、がんばっています。
 本校でも大人気でした。生徒からも、先生からも人気絶大です。多くの生徒が一緒に写真を撮っていました。本校の皆さんも、『とち介』にあやかり、学悠館高校の魅力を発信したり、市民の皆さんにあたたかい気持ちになってもらえるような、地域に貢献できる人になってほしいと思います。
  
            【『とち介』とともに!】
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