Welcome to 栃木県立小山南高等学校 公式ホームページ |
~令和元年度に創立40周年を迎えました~ |
本日3月1日、本校第一体育館において、令和4年度第42回卒業式を挙行いたしました。
同窓会長、PTA会長のご列席を賜り、厳粛な雰囲気の中で、卒業生を送り出すことが出来ました。朝のひんやりとした空気にはじける生徒たちの笑い声が、今日ばかりは、ほのかな寂しさを含んでいました。
式中にいただいたお言葉の多くも、この3年間が数々の行事の中止と計画変更を余儀なくされた日々だったことに言及されていました。ただ、その分学びの場である学校にとって、あるいは人間関係の全般について、画面越しの視覚と聴覚だけではなく、五感の全部をつかって他者を思いやり、共感することがどれほど得難い体験であるかに気付くことの出来た3年間だったと、そのような式辞のメッセージが、卒業生たちのこの3年間に深い意義があったことを示していました。
同窓会長・PTA会長からいただいたご祝辞にも背中を押され、卒業生たちの背筋はしっかりと伸びていました。
春の日差しと集った思いが会場をあたためる中、在校生代表の生徒会長が送辞を述べました。卒業生からバトンを受け継ぐ生徒会長の送辞は、卒業生が自分たちを「何度も強く」してくれたことに感謝し、そして卒業生のこれからの毎日を思いやるあたたかいものでした。
それを受ける答辞は、3年間の出会いに感謝を伝えるもので、あたたかく、弦楽四重奏の演奏に乗って我々の心に響いてきた言葉に涙を堪えきれずにいる担任もいました。
本年度、本校を卒業する生徒たちの小山南高校での生活は、コロナ禍とともにはじまりました。かつてないほど制約の多い学校生活を送ってきた卒業生たちでした。卒業生が退場した後、校長及び学年主任からそのことに触れつつ想いを保護者に挨拶として述べました。
式典のあとは、各ホームルームで担任から改めて卒業証書が一人一人の生徒に手渡されました。
普通科の教室は、黒板アートとペーパーフラワーそして桜の花びらが、卒業生たちへのはなむけの言葉にぬくもりある色を添えていました。卒業生たちは、3年間をともに過ごした仲間たちとの最後の語らいの時間を過ごし、1年次コロナ禍の中で書いた卒業を迎えた自分に充てた手紙を読み返し、担任の言葉に静かに耳を傾け、本校を巣立っていきました。
生徒が帰ったあとの教室は、いつもの風景のはずなのに、どこか寂しさを伝える空間となっていました。
保護者の皆様におかれましては、3年間にわたって本校の教育活動に、ご理解・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。毎朝のお弁当作り、お仕事がある中の送迎、夢と焦りと希望と不安に立ち向かった進路活動を支えてくださったご家庭のご協力があって、本日の「ハレ」の日が迎えられました。時に寄り添い、叱り、励ましてきたお子様の姿は、入学時よりも一回りも二回りも頼もしく、大きくなったことでしょう。
改めて、本校教職員一同、ご卒業を心よりお祝い申し上げますとともに、卒業生の前途と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。
本日の午後、クリーンアップ大作戦を行いました。
いつも何となく通っている道やお世話になっている場所を中心に、全校生徒で行いました。
そして今回は、
①美化運動を「いきいき栃木っ子3あい運動」と重ね合わせて継続的に実施し、自主的活動を援助をする。
②地域での清掃や奉仕活動を通じて、生徒一人ひとりの触れ合いを図るとともに、連帯を深め、勤労奉仕や環境美化の精神を養う。
の2つを目標として実施しました。
また、移動の際や清掃中は、マスクを着用のうえ交通ルールを守って実施しました。
各自清掃場所に着いて、何気なく通っている道を改めてよく見ると、見落としているごみがたくさんあることに気づきました。
生徒1人1人が仕事を分担し、責任を持って活動していました。
また、清掃していると自然とコミュニケーションが増え、仲間と協力しながらごみを見つける姿が各清掃場所で見られました。
今回のクリーンアップ大作戦を通して、地域とのふれあいや仲間とのふれあいを改めて感じることができ、今後の生活の意識づけとなるような行事になったと思います。