栃高トピックス

2017年7月の記事一覧

ボストン研修報告④

アメリカ語学研修 報告書 4日目(7/26

 

今日はボストンに来てから初めての真っ青な空と真っ白な雲が浮かぶ快晴でした。日差しは朝から時間がたつにつれて強くなりましたが気温は20℃前後ととても過ごしやすい天気となりました。

2日目になる午前中の英語クラスでは、昨日のレッスンから改めて自分達の英語レベルを実感する生徒も多く、言いたいことが思うように英語で言えないもどかしさを感じている生徒がほとんどでした。しかしグループワークやディスカッションが主になるこちらのレッスンでは発言する機会を与えてくれているせいか、発言すること(コミュニケーション)に徐々に慣れ楽しくなってきた生徒もいました。ただし生徒達は現状の英語力ではまったく世界で通用しないことを肌で感じることができ、またこれから英語力をより一層レベルアップしなければいけないという危機感を感じたことは確かです。

午後は全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。今回ボストン美術館へは初めて地下鉄の乗り継ぎとグリーンライン(地下鉄)を利用して向かいます。土曜日の班別自主行動に向けてもこの経験と知識が必要となります。ボストン美術館に到着すると限られた時間のなかで生徒達は興味または魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分独自の感性を磨いてもらいました。

Tuftsに急いで戻り夕食をとった後はイブニングアクティビティーで他の留学生と一緒にチャールズ川沿いの公園で開催されているクラッシク野外コンサートを観に行きました。この夏の期間だけ毎週水曜日の晩に開催されているこのコンサートは無料で、会場には平日にもかかわらず大勢の人が訪れ夜の一時をクラッシックミュージックとともに満喫していました。会場の雰囲気と音楽が生徒たちをとてもリラックスさせてくれたのか、帰りの生徒たちの表情には行きの疲労溢れる表情とは全く比較できないほどの元気と笑顔が戻ってきてくれました。

Tuftsにもどるとここまでのアメリカ語学研修の振り返りとして生徒主導でミーティングを開きました。残り半分のこの研修をより充実させるためには何が必要なのか、そしてここまでそれぞれが直面している課題をどう乗り越えていけば良いのかを生徒たちはとことん話合いました。

このミーティングを通して生徒からは最後3つの言葉が出ました。「積極性」、「達成感」、そして「自信」。これらが生徒たちがこの研修を通して習得したいものです。明日から後半戦になります。

これで本日の報告を終了いたします。


    
  英語レッスンの様子       ボストン美術館にて     野外コンサート会場にて

コンサート会場近くのチャールズ川