2016年12月の記事一覧

第2回のクリーン学悠館運動を実施しました

 12月6日(火)、後期試験前日に本年度第2回のクリーン学悠館運動を実施しました。テスト前ということもありますが、年末の大掃除にもつながる清掃活動です。
    
【多くの生徒がボランティアとして参加してくれました】
 当日は、8時限目の時間に清掃を行いました。今年1年の汚れを落とすとともに、7日からの後期中間テストを気持ちよく受けられるよう、机の落書き消し、クリーナーの清掃等を含めて一生懸命清掃してくれました。参加してくれた生徒諸君、ありがとうございました。
  
  【夕日の中、筑波山を背に】  【校長先生もモップを持って!】
 さて、日本では年末に大掃除をすることが恒例になっています。これは、1年分の汚れをきれいにすることで、年神様を迎える準備をし、新年を新たな心持ちで始められるようにする意味があります。せっかく年神様が来てくれるのに、家の中がゴチャゴチャしていたらご利益はあまりないかもしれませんね。中間テストが終わったら、自分の家や部屋もしっかりと大掃除をしましょう。ちなみに、年神(としがみ)様とは、毎年お正月に各家庭にやってくる来方神のことで、現在でも各家庭で行われている門松や鏡餅などのお正月飾りは、元々は年神様をお迎えするためのものだったそうです。
 また、年末に行われる大掃除は江戸時代から始まり、その当時は「すす払い」と呼ばれていました。昔はいろりで薪を燃やしていたので、すすがたまり、それをお正月前に掃除していたそうです。そのすす払いは12月13日に行われており、この12月13日はお正月の準備を始める「こと始め」の日と呼ばれていたそうです。今でも神社やお寺では12月13日に大掃除が行われることが多いそうです。13日夜のニュースをチェックしてみましょう。
 他の国々では、年末に大掃除をするのでしょうか?少し調べてみました。アメリカでは、クリスマス前に少し気合いを入れて掃除する家庭もあるということですが、どちらかというと暖かくなった春に家族総出で行うことが一般的だそうです。これは、ヨーロッパも同じで、「スプリング・クリーニング」と呼ばれるそうです。また、中国では旧暦のお正月である「春節」に大掃除をするそうです。
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