2019年10月の記事一覧

チーム学悠館・学校再開に向けて③ 状況把握と対応策の協議

 学悠館高校の1階部分は、台風19号によって床上に泥水がたまるなどの浸水被害に遭いました。また、エレベーターと食堂も、使用できない状況になってしまいました。


 1013()、出勤してきた教職員が状況の把握。そして、デッキブラシなどで汚泥を掃き出すなどの応急措置に取り組みました。


 1014()の午後には、改めて対応策を協議。「重要なお知らせ/台風19号の影響に伴う休講について(定時制・通信制)」をHPに掲載してお知らせしました。

  

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15()の朝からは、定時制・通信制の生徒の皆さんあてに電話連絡。HR担任が状況の把握に努めています。

 


 学校再開に向けた復旧作業は、教員室から始まりました。
“チーム学悠館”の教職員が力を合わせた結果、少しずつ元の姿に戻りつつあります。
 

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チーム学悠館・学校再開に向けて② 郵送通知、再発送(4年次)

 学悠館高校の定時制課程では、生徒の皆さんの出席・欠席や成績の状況、各種の通知・案内等を郵送にて保護者の皆様あてに年間8回お知らせしています。
 先週末、今年度になって4回目の「保護者様あて郵送通知」を発送しました。ところが、台風19号による影響によって、4年次生のおよそ70通が郵送中に汚損したとの報告を受けました。
4年次生の被災した郵送物は、関係書類を改めて作成するなどして、来週半ばまでにご家庭にお届けします。
 
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チーム学悠館・学校再開に向けて① 教育長による被害状況の視察

 1015()、午前1130分から栃木県教育委員会の教育長である荒川政利様、事務局の高校教育課長の中村千浩様ほか担当の方々が、台風19号による被害状況を把握するために学悠館高校をご視察になりました。

 初めに、飯田道彦校長先生が、エントランスホールで初期対応や被害状況を説明しました。汚泥が1階のフロアにまだ一部残っている中、教員室や食堂に足を運んでいただいて詳しく様子をご覧いただきました。

  

【エントランスホール】         【荒川教育長()・飯田校長】      【教員室】

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歴史研究部:〝全国高校生歴史フォーラム〟で佳作に入選

 1011()、奈良大学のホームページ上で〝第13回(2019年)全国高校生歴史フォーラム〟の審査結果が発表されました。学悠館高校歴史研究部の応募したレポートが、佳作に入選しました。
 この歴史フォーラムは、奈良大学と奈良県が主催して毎年開催されています。全国の高校生から研究レポートを募集し、優れた作品5点を優秀賞として選出。この作品を応募した高校の生徒を奈良大学に招き、フォーラムで発表できるというものです。

 学悠館高校歴史研究部の作品は、これに次ぐ佳作7点に選ばれました。フォーラムの開催当日には、研究内容をまとめたポスターが会場に掲示されることになっています。なお、今回は全国の高校から143作品の応募があったそうです。
 
【ポスター】      【過去の発表集】


 歴史研究部では、平成23年度以来、毎年このフォーラムに応募してきました。この間に優秀賞1回(平成24年度)、佳作1回(平成25年度)をいただいています。今回は、それ以来の受賞になります。
 研究のテーマは、「享保期幕府代官 池田喜八郎による忘れられた水利改良」です。内容は、現在の栃木市新井町に現在では忘れられた、水利改良・新田開発があったのではないかという、自分たちで考えた仮説を検証したものです。歴史研究部の先輩から引き継いで、7年間続けている皆川地区旧八ヶ村の『地誌編輯材料取調書』(明治18年作成)を読み解き、現地調査や地籍図などから蓋然性が高いことを明らかにしました。

  

【活動風景】              【『地誌』】     

 
  


【現地調査の様子】

  
   

【レポートの発送】

 部員の皆さんは、「4年間続けてきた努力がいい結果につながり、とてもうれしいです。」「ぜひこの成果を、後輩たちにも受け継いでいってほしいと思います。」などと受賞の喜びを語っていました。

 歴史研究部では新入部員を募集中。興味ある生徒の皆さんは、ぜひ月・木曜日の8時間目に地歴公民教室を訪れてみましょう。
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