2018年3月の記事一覧

H29 理科の実験・観察の紹介シリーズ(第4回)

 平成29年度の理科の授業で行われた楽しい実験・観察の数々をシリーズでHP上にアップします。

今回は、〝化学基礎〟から「炎色反応」(えんしょくはんのう)の実験を紹介します。

 

アルコールに食塩「NaCl」を混ぜて燃やすと、炎が黄色。

アルコールに炭酸水素ナトリウム(重曹)「NaHCO」を混ぜて燃やすと、炎の色はどうなるでしょうか?実験すると……。

  


【小さな脱脂綿を蒸発皿に入れる】          【脱脂綿を入れ、金属を含む溶液を並べる】

  
【溶液の入っている金属イオンの確認】        【金属を含んだ水溶液の滴下】


  

 

【脱脂綿にアルコールを滴下】            【着火します

     

【暗くすると……】 

 

ナトリウムが入っていると、黄色になります。「味の素」=グルタミン酸ナトリウム「CNNa」を燃やしたら……。やっぱり黄色です。ナトリウムが入っていると、同じ色になります。

塩化リチウム「LiCl」を燃やすと……。真っ赤な色の炎になります 。原子の種類によって、炎の色は違ってきます。これを「炎色反応」といいます。

実は、夜空を彩る「花火」も、この炎色反応を利用しているのです。

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