各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

産業デザイン科の課題研究を紹介!3回目

産業デザイン科の課題研究の紹介3回目です!5名の生徒が挑戦しているテーマを紹介します。

 

「足利中央特別支援学校との協働による製品開発」

この課題研究では、足利中央特別支援学校と企業と協働し製品開発を行っています。生み出される製品には「テトテデザインラボ」とブランド名を付けています。今年度は、足利中央特別支援学校の創立40周年にあたるので、記念となる新たな製品を生み出そうと一生懸命取り組んでいます。

 

今回は消しゴムハンコで花のイラストを作りました。交流を通して生徒間の心の距離が近くなり、楽しそうに作業していました。今後は、イラストをデータ化し、マグカップやハンカチの柄を作成するようです。どのような製品が考案されるのか楽しみです。

 

 

産業デザイン科1年 工業技術基礎スタート!

産業デザイン科1年生の工業技術基礎では、デザインの基本を実習を通して身につけています。1学期はデッサンと平面構成を20人ずつでローテーションします。

 

◎デッサン実習では、鉛筆の削り方の指導から始まり、グレースケールのグラデーションや立方体、円柱といった基本的な幾何形体を描きます。初めてデッサンを描く生徒が多いなか、一生懸命取り組む姿が見られました。

  

 

◎平面構成実習では、「円」と「多角形」といった基本的な形を使って平面構成にチャレンジしています。他者へイメージをわかりやすく伝えるにはどうしたら良いのかを考え、ポスターカラーで表現します。道具の使い方や色の作り方なども合わせて学んでいきます。

 

産業デザイン科の課題研究を紹介!1回目

課題研究は、課題解決に向けて生徒が主体的に探求する授業です。産業デザイン科では、地域の協力を得て、社会と結びついた学習テーマを設定し、実践的で楽しく学べるように工夫しています。今年度の9テーマをこれから数回に分けてご紹介します。

 

「あしバスアッシーの活性化に向けたデザイン」

足利市生活路線バス「あしバスアッシー」の活性化に向けた研究です。足利市市民生活課から課題をいただきました。昨年はバスラッピングを行いました。さて、今年度は何をデザインするのでしょうか!写真左

 

 「ふるさと納税の訴求力向上に向けたデザイン」

足利市のふるさと納税の訴求力向上に向けた研究です。足利市地域創生課から課題をいただきました。昨年はいちごフローズンアイスのパッケージデザインをしました。これから魅力アップの方策をみんなで考えます!写真右

 
 

「足工フェアのDM・ポスター」

毎年10月に行われる足工生徒作品発表会「足工フェア」に向けたビジュアルコミュニケーションデザインの研究です。まずは何をどう伝えればよいのか考えるために、機械科と電気システム科の実習室を見学し、使用する道具や授業内容について調査を行いました。集めた情報を整理し、どう伝えるか思考を巡らせ、製作を進めていきます!

 

色彩検定協会奨励賞受賞!

産業デザイン科2年生が受検しました2023文部科学省後援色彩検定において、「色彩検定協会奨励賞」を受賞しました。この賞は、成績が特に優秀な団体に贈られる賞です。日頃から主体的に学習に取り組んでいた生徒の努力が実りました。

産業デザイン科1・2年生「発想力、発信力の高め方」外部講師による授業

3月4日(月)産業デザイン科1年生、2年生を対象に外部講師による授業「発想力・発信力の高め方」を行いました。講師は、阿佐ヶ谷美術専門学校に勤務しながら彫刻作家としてもご活躍されている元木孝美先生です。

 

授業の前半は「発想」の着眼点について、ご自身の体験も交え、お話いただきました。後半は「発信」の大切さと惹きつけるポートフォリオの作り方についてお話いただき、具体例として専門学校生のポートフォリオを確認しました。生徒は、ワクワクした表情でポートフォリオを手に取り、理解を深めていました。

 

 

 

 

 

産業デザイン科2年生「てまえどり」POP完成しました!

産業デザイン科2年生が作製した「てまえどりPOP」を足利市内のセブンイレブン各店舗で掲示していただきました。完成した38作品は、2か間ほど店内に掲示される予定です。

 

このPOPは、市のごみ問題、コンビニエンスストアの食品ロス問題の解決に協力するもので、7月にスタート、外部講師の講話で理解を深めた後、アイデアスケッチ、画像処理、デジタルデータの作成など、デザイン技術を学びながら進めてきました。

関連リンク>足利市のサイトに画像があります

 

令和5年度第20回北関東3県工業関係高等学校生徒研究発表大会優良賞

 令和6年2月5日に開催された「令和5年度第20回北関東三県工業高校生徒研究発表大会」に産業デザイン科3年生が出場し、優良賞を受賞いたしました。この1年間の研究成果を分かりやすく伝える素晴らしい発表をしてくれました。

令和5年度第34回工業関係高等学校生徒研究発表大会で優秀賞を受賞

令和6年1月18日に開催された「令和5年度第34回工業関係高等学校生徒研究発表大会」において、産業デザイン科3年の研究発表「テトテ デザイン ラボの挑戦~デザインを学ぶ私たちにできること~」が優秀賞を受賞。2月5日に足利大学で開催される「北関東三県生徒研究発表大会」への出場が決定しました。

 

研究内容は、令和6年度に創立40周年を迎える足利中央特別支援学校へ、記念となるスポーツウェアを提案するものです。7名の生徒は、記念にふさわしい製品となるように柄を工夫。足中特校の校章とスクールカラーの緑色を基調に、足中特校の生徒が描いたイラストを重ねるなどし、2種類を提案しました。

 

令和5年度 産業デザイン科 課題研究発表会

12月19日(火)に、産業デザイン科3年生の課題研究発表会を実施しました。発表テーマ8件のどれもが地域課題の解決に向けたデザインで、発想、試作、評価、改善を図ってきたものです。パワーポイントでの提示も工夫され、わかりやすく、堂々とした発表態度でした。最後には来賓の方々から講評をいただき、お褒めの言葉やアドバイスに真剣に耳を傾けていました。発表を聴いていた2年生は、来年の自分を想像して今から楽しみにしている様子でした。

 

<発表テーマ>

①足利市内を流れる柳原用水の水質調査

②丸信金属工業株式会社での職場実習

③足工フェアのポスター、看板、DMの製作

④あしバスアッシー ラッピングデザイン(写真左上)

⑤庭園整備で廃棄される枝葉を活用した染色と捺染による商品開発

⑥ふるさと納税返礼品のパッケージデザイン(写真右上)

⑦合同会社ゆうゆうファームのデザイン支援

⑧テトテ デザイン ラボの挑戦~デザインを学ぶ私たちにできること~(写真左下)