各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

足利市立第二中学校での出前授業

 11月18日、足利市立第二中学校にて出前授業を実施し、講師として産業デザイン科3年生6名、1年生1名が参加しました。授業内容は、「未来を描くデザインスケッチ」をテーマに、デザインスケッチやアルコールマーカーの使い方を学びます。足工生が描いた図案に、マーカーで明暗をつける演習を行いました。

 この出前授業は、デザインの楽しさを中学生に伝えるため、
3年生の梶野さん、蛭川さんが課題研究の授業で企画し、図案や見本の制作をしています。 中学生からは、「初めて使う道具に戸惑いましたが、丁寧にわかりやすく教えてもらえて楽しかったです。」「絵を描くのは苦手でしたが、ハードルが下がりました。またマーカーを使ってみたいです。」と感想を頂きました。高校生と中学生、恩師である中学校の先生方と交流しながら楽しく授業することができました。


 

 

東京造形大学との連携授業

 11月11日木曜日 産業デザイン科2年生を対象に東京造形大学において、連携授業を実施しました。昼食後、施設・授業の様子を案内していただきました。見学後、中林鉄太郎教授のご指導の下「断面から考えるプロダクトデザイン」というテーマで模擬授業が行われました。今回は「スマートフォンスタンド」のデザインを考え、実際に簡易モデルを制作するワークショップ形式でした。9つの班に分かれ、それぞれの班に大学生が一人ずつ入り、アイデア出しをしました。アイデアスケッチをもとに、スチレンボードを切ったり組み立てたりして、試作品を制作しました。最後には中林教授より講評をいただき、工業製品のデザインについて深く学ぶことができました。
 専攻領域の案内や模擬授業を通して、今後の実習への取り組みや進路選択を考える参考になったと思います。東京造形大学の先生方をはじめ学生の皆様、大変お世話になりました。
 

 

足利市立北中学校で巡回展

 11月11日から11月26日まで、足利市立北中学校で産業デザイン科生徒作品展を開催しています。本校の生徒4名(北中の卒業生)と職員2名が協力して作品の搬入作業をしました。北中学校の先生方と美術部員にもご協力いただき、無事に展示することができました。北中の皆さんは熱心に作品を見て、「アイデアがすごい」「絵が上手で高校生とは思えない」と良い反応をしてくれていました。北中のみなさん、ありがとうございました。


 

 

交通事故防止に関するポスター表彰

11月9日(火)栃木県総合文化センターサブホールで開催された「第13回栃木県交通・生活安全安心県民大会」にて、産業デザイン科の生徒4名が交通事故防止に関するポスターの表彰を受けました。今回表彰式に参加した生徒を含めて足工生13名が入選しており、受賞者の81.3%が足工生です。

最優秀賞 産業デザイン科3年 齋藤乃愛さん
優秀賞  産業デザイン科3年 金子奈央さん、金子瑞希さん
     産業デザイン科1年 松島莉亜さん



 

 

産業デザイン科2年キャリア形成支援事業

 10月25日(月)に産業デザイン科2年を対象にキャリア形成支援事業を実施しました。講師に市内でアルミの加工製品を製造する丸信金属工業(株)専務取締役の坂本智美さんをお招きし「プロダクトデザイン」について講話と演習を行って頂きました。講話では、プロダクトデザインの考え方について、会社の紹介や「5W1H」(いつ・何を・どこで・どんなシーンで使うのか?)についてワークシートを使いながらわかりやすく説明して頂きました。演習では「花器をデザインする」をテーマに6グループに分かれ、アイデア出しから画用紙を用いて形を具体化し、商品名・コンセプトを作成するという流れで行いました。授業の最後には、デザインした作品について、生徒が1人ずつ作品を示しながら発表し、それに対して坂本さんから良い点をたくさん褒めて頂き、生徒はプロダクトデザインの楽しさや奥深さを感じることができました。

 

 

花丸 足工生がデザインした「あしバスアッシー」が走り出します!

 産業デザイン科の課題研究班がデザインした、足利市営バス「あしバスアッシー」が本日から走り出しました!!

 課題研究のテーマ「古い型紙のデータ化と活用方法の研究」では、足利銘仙の製造に使われていた古い型紙の図案をデータ化し、新しい活用方法を考えることに取り組んできました。劣化してしまう型紙は廃棄されることが多く、足利の財産である足利銘仙の図案を残したいという思いから活動を始めました。その活動として、「あしバスアッシー」の車体ラッピングに取り組みました。足利銘仙の図案を取り入れ、花柄が特徴的な優しい印象に仕上がりました。
 10月23日より「足利中央特別支援学校との協働による商品開発」の研究班がデザインしたバスも運行しております。

 ぜひ、街中でご覧になってください!

 
 「テトテデザインラボ」          「銘仙柄デザイン」

晴れ 産業デザイン科1年 外部講師による出前授業「スケッチ学習」

 1015日(金)、足利市鑁阿寺境内において、産業デザイン科1年生を対象とした外部講師による出前授業「スケッチ学習」を実施しました。この授業では、ビジュアルデザインの基本的な表現方法でもある透明水彩の技法を学びました。

 

 講師の先生は、文星芸術大学デザイン専攻佐々木 悟郎 先生で、本学科の「スケッチ学習」では、毎年お世話になっています。授業は、佐々木先生の透明水彩の基本的な描き方実演から始まり、その後、生徒たちは思い思いの場所でスケッチを行い、透明水彩画を描きます。途中、佐々木先生のアドバイスを頂くこともできました。最後に、佐々木先生から作品の講評を頂き、それぞれの作品の表現の優れているところの説明を受けました。

 

 佐々木先生の楽しくてわかりやすい説明、大学スタッフ・学生の皆様のサポートで、出前授業は終了しました。心配されていた天気も晴れとなり、暑くもなく寒くもなく絶好のスケッチ日和でした。

 

 

 

産業デザイン科2年外部講師によるキャリア授業

 10月18日(月)産業デザイン科2年生を対象に外部講師によるキャリア授業を実施しました。講師にグラフィックデザイン全般における企画・制作において東京でご活躍されている、(有)シンクロ代表・小倉亮一さんをお招きしました。
 前半の講話では、「デザイナーの仕事」について小倉さんが今まで携わってきた仕事について、デザインが完成して世に出ていくまでの過程をスクリーンに作品を示しながら丁寧に説明して頂き、生徒は興味深く話を聞いていました。
 後半の演習では、演習テーマ「足利市制施行100周年「市の木、花、鳥」デザインに取り組み、生徒は、自分の考えたアイデアスケッチを小倉さんに見せてアドバイスを頂き、より良い作品に仕上げました。授業の最後には、完成したオリジナル作品について講評を頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

産業デザイン科3年陶芸実習

産業デザイン科3年生の陶芸実習ではICTを活用し学びを深めています。陶芸の理解と関心を高めるために、教員の説明に加えてネットの動画視聴をとりいれました。このことにより生徒は、登り窯の仕組みに感心したり、炎と釉薬が生み出す色彩の美しさに感動したりと織部焼きの魅力を感じられた様子です。動画で関心を高めた後、手びねりで小鉢を製作しました。タブレットPCとWi-Fiの利活用をすすめて授業の魅力を高めていきたいです。



産業デザイン科の生徒がオンラインでプレゼン

「いちご一会国体の記念品トチノキコースターの作成」をテーマに課題研究で取り組む生徒4名は、その研究成果について、国体・障害者スポーツ大会局へオンラインでプレゼンテーションしました。

生徒4名はコースター表面の図案を担当。
栃木県らしさの表現とレーザ加工にかかる時間短縮をめざし、5月より100を超える案を検討してきました。その研究成果からひとり2案ずつ、作品のねらいや工夫について発表しました。県の国体・障害者スポーツ大会局の橋本局長、柏瀬次長から「みなさんから素晴らしいアイデアをいただきました。作品に込めた思いが伝わりました。」と評価いただきました。今後は細かな修正を加え再提案し、最終的にひとり1案に絞り込む予定です。