各科の活動紹介

2016年12月の記事一覧

花丸 産業デザイン科「課題研究発表会」

 12月20日(火)産業デザイン科の課題研究発表会を実施しました。今年度は14件のテーマについて発表があり、傾向として地域連携を意識したテーマ設定が増えました。地域に根ざしたデザイン教育が展開されたといえます。
 起業家精神育成事業でご指導いただきました(株)耕工房の平岩様、高大連携プログラムでご指導いただきました足工大の刑部先生、職場実習でご指導いただきました(有)山口スクリーン巧芸社の山口様、ご協力ありがとうございました。



会議・研修 「出前授業」を実施しました!

 12月17日(土)愛宕台中学校の土曜授業において、電子機械科と産業デザイン科の「出前授業」を実施しました。本校生徒も補助員として30名ほど参加し、授業の手伝いをしてくれました。
 電子機械科ではLED基板製作の授業を行いました。産業デザイン科では以下4つのテーマについて授業を行いました。①シルクスクリーン印刷体験 ②初めての一眼レフカメラ ③アニメーションの世界 ④デザインと美術


 



お知らせ 「VIVID銘仙」展覧会の見学

 12月15日(木)足利市立美術館で開催しています展覧会「VIVID銘仙」を産業デザイン科1、3年生が見学しました。「足利銘仙(めいせん)」は大正から昭和初期に大流行した絣(かすり)着物で、斬新な模様と鮮やかな色彩が特徴です。3年生は授業で科目「染織デザイン」を学んでいますが、展示されていた貴重な品々はまさに生きた教材です。

鉛筆 鍛錬式及び工場見学に参加しました。

 足利市福富新町にある「金山神社」(足利鉄鋼団地一角)で毎年12月に「例大祭」(通称:ふいご祭り)が行われています。今年は12月8日(木)に開催され、宮司様からお祓いを受けて、本校の電子機械科2年生も参列させていただきました。
 古式に則る「鍛錬(たんれん)式」では、昔ながらの貴重な伝統技術を学習しました。「ふいご」の模型を使って原理を学び、大ハンマーで鍛造(たんぞう)の体験もさせていただきました。
 また、祭りの前には足利鉄鋼団地内にある菊地歯車(株)と(株)石井機械製作所を工場見学させていただきました。

 

 鉄を加工するには熱して高温にする必要がありますが、コークスの燃焼を助ける道具が「ふいご」です。
 写真の模型は「吹差ふいご」と呼ばれる鍛冶道具として知られる代表的なふいごです。気密性の高い箱構造で、箱底部に特殊な工夫を加えて、柄を押しても引いても常に風が送り続けられるようになっています。