各科の活動紹介

2022年5月の記事一覧

足利中央特別支援学校との協働による商品開発

 産業デザイン科の課題研究のテーマの1つ「足利中央特別支援学校との協働による商品開発」を紹介します。
 この課題は足中特生と足工生でイラストを描くワークショップを行い、出来上がったイラストをCGで合成し、企業の方のアドバイスを受けながら、デザイン製品を製作するものです。そして、「テトテデザインラボ」というブランド名で展示・販売を行います。


 2022
年度はSDGs「持続可能な開発目標」をテーマに製品を製作することにしました。


 SDGs
とは、20159月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)


 初日のワークショップではSDGsについてのアニメーションや解説動画を見たり、ウェブで検索したり調べ学習を行いました。そして各班で製作するテーマを決め、何を描けばメッセージが伝わるか話し合い、発表を行いました。

 元気いっぱいな生徒さんが多く、楽しく和やかな雰囲気で終えることができました。次回のワークショップでは実際にイラストを描いていきます。どんなデザインが生まれるか、楽しみです。

 

 

産業デザイン科 課題研究スタート!

5月10日 本日より産業デザイン科3年生の課題研究が始まりました。課題研究は、10テーマに分かれており、1年次2年次で学習したデザインの力を課題解決に向けて研究する探求的な授業です。

 

テーマの1つとして「染織と捺染による製品づくり~チャレンジショップでの販売を目指して~」を紹介します。

このテーマでは、足利市が“織物のまち”であることから地域に根ざした繊維製品の開発に取り組んでいます。2年次に学習したシルクスクリーン捺染と3年次に学習する染織デザインの知識を生かし、企画・デザイン・制作・販売までの工程を学んでいきます。制作した商品は11月に予定されているチャレンジショップにて販売します。

本日は1週目として、過去のチャレンジショップでの売り上げや顧客情報を分析し、商品企画を行いました。5名のメンバーがアイデアを出し合い、今年度の商品のテーマを決定していきます。今後は染色実験や試作品制作を行い、より魅力的な商品づくりを目指します。
 
  昨年のチャレンジショップの様子     グループワーク・商品企画