各科の活動紹介

2014年5月の記事一覧

職場実習

 本校では工業の専門科目「課題研究」で希望者を対象に職場実習を実施しています。 希望する生徒は4月から6月にかけて(6時間×10日ほど)企業の技術者から直接指導を受けることができます。
 産業デザイン科では、ビジュアルデザインの研究として「大型看板の制作」をテーマに、株式会社足利モール(コムファースト)制作室の皆様にお世話になっています。写真は「足利市行政サービスセンター」の店内看板を制作しているところです。視認性や配色、文字のレイアウトなど様々な技術を学んでいます。完成した看板は店内に掲示される予定です。


デッサンの学習

 産業デザイン科1年生が工業基礎で学んでいる「デッサン」について紹介します。
 この実習ではモチーフ(対象物)をよく観察し、その結果を的確に描き表す技術を学びます。鉛筆の使い方や透視技法、光と陰影のとらえ方等、初めてデッサンを学ぶ生徒でも理解しやすいようにポイントを示しながら、段階的に指導しています。

産業デザイン科全学年で群馬県立館林美術館を見学

 中間試験の最終日、試験終了後に館林美術館で開催されている企画展「陽光の大地」を見学しました。
 当日は企画展テーマとは裏腹に、梅雨入りを思わせる雨の中、美術館に向かいました。定期試験の最終日ということで勉強疲れも心配されましたが、全員が熱心に作品を鑑賞していました。
また、見学に先立ち講義室で学芸員の方から事前に作品解説をしていただきました。

 美術館の皆様にはお忙しいなか協力していただきありがとうございました。御礼申し上げます。


続きから生徒の見学感想文をご覧ください。


   
まず、学芸員の先生による説明を頂きました



熱心にメモを取りながら見学しました


館林美術館を見学して     2年 藤井

 昨年見学したときとは違った感じの作品が多くありました。色々な画材が使われていて、その画材によって色の明るさや濃さ見え方が変わってくることが分かりました。色々な作品を見て面白い作品がたくさんありました。

 パンフレットに載っていたものを実際に見ると思っていた以上に大きかったり、良く見ると細かいところまで描かれていたりして実物を見られる美術館ならではだと思いました。

 自分の身長よりも大きな作品もあり、その全体を使って描くのはすごく時間もかかるし大変なんだろうなと思いました。時間をかけて描かれていることが伝わってきました。

 普段なかなか美術館に行くことがないのでこうして実際にたくさんの作品を見ることができ、色々な描き方などを知ることが出来ました。今回学んだことをこれから生かしていけたらと思います。来年どんな作品が見られるのか楽しみです。


足利市学生チャレンジショップテレビ放映について

 4月に行われた足利市学生チャレンジショップが、わたらせケーブルテレビにて下記の日程で放映されます。
 商品案内や接客など、慣れない仕事に苦戦しながらも一生懸命頑張っている生徒達を取材して頂きました。学校や家庭など、普段の生活とは違った側面を発見できるかもしれません。チャレンジショップに行けなかった…という方も、当日来てくださった方も、ぜひご覧下さい。

放映日  :   5月14日(水) ~ 20日(火)

放映時間 :  6:30  ~  7:00
         13:00 ~ 13:30
         17:30 ~ 18:00
         23:00 ~ 23:30

放映先   : わたらせケーブルテレビ(11チャンネル)

放映番組 : 足利商工会議所ニュース

課題研究での取り組み

 本校の特色のひとつとして専門科目「課題研究」における足利工業大学との連携(高大連携プログラム)があります。
 高大連携プログラムを希望する生徒は、4月から6月にかけて(6時間×10日ほど)大学の研究室に通い、担当教授から直接指導を受けることができます。
 産業デザイン科では、建築デザインに興味を持っている女子生徒1名が希望し、室教授をはじめとする建築・社会基盤学系の先生方にお世話になっています。
写真は建物の断熱材と気密性能が室温に及ぼす影響について実験している様子です。