各科の活動紹介

2020年8月の記事一覧

花丸 STS事業 マイコン講習会(第5回)開催

8月29日、STS事業マイコン講習会(最終回)がおこなわれました。
最終回の内容は、市販のゲームコントローラをArduinoに接続し、DCモータやサーボモータの制御でした。ゲームコントローラを介しての積極的な制御でもあり、受講された先生方の学習にも熱が入っていました。
 閉会式では、修了書を手渡し、先生方からコメントをいただきました。
 『勉強した内容を課題研究などを通して、生徒に還元したい!!』など、この研修の成果を生かしてくれるコメントを多数いただきました。来年も講習会を実施しますので、県内の先生方、参加してくださいね!

  

名草ふるさと交流館での藍染め研修

夏休みの産業デザイン科の校外活動について紹介します。産業デザイン研究部の12年生と課題研究に取り組む3年生の計16名で名草のふるさと交流館を訪ねました。藍染め工房『藍絽座』の風間幸造様のご指導のもと藍染め体験学習を行いました。藍染めは奈良時代から約千年以上受け継がれており、法隆寺や正倉院にも布類が保存されています。独特の色合いに発色し、美しい紺色に染まる特徴のほか、天然の殺菌作用があることも魅力のひとつです。藍草に薬用成分が含まれていることを生かし、藍で染めたマスクの需要が高まっているそうです。

 

今回の体験学習では綿素材のハンカチを染色しました。藍染めは空気に触れて酸化することで紺色に発色するので、布を輪ゴムや紐で絞った部分は酸素に触れず、白く抜けます。さまざまな絞り方を丁寧に教えて頂き、完成形を想像しながら作業しました。藍染液に浸けた後は名草川で洗い流しました。生徒は浮かび上がった模様に歓声を上げながら、互いの作品を見せ合いました。

 

 

体験の終了後、課題研究『染色』の班の3名は商品開発の活動で制作した作品を見ていただきました。商品開発に対する思いやアドバイスを聞き、今まで制作した商品を再検討して完成度を高めていきます




産業デザイン科3年生の様子③

夏休みの産業デザイン科3年生第3回目です。課題研究で地域資源を活用した繊維製品の開発についてご紹介します。

8月24日(月)
耕工房テキスタイル代表 平岩順子様へ、繊維製品の試作品プレゼンテーションを行いました。染色、インクジェット捺染、シルクスクリーン捺染それぞれの特徴を活かした商品について説明し、ご講評いただきました。
「商品の形が違っても、配色で関連性や統一感を持たせる。図案のレイアウトは1㎜違うと印象が変わるので、微調整して比較しながら検討してみるとよい。」など、改善点をアドバイス頂きました。


 

 



8月25日(火)
平岩様のアドバイスをもとに話し合い、試作品の改良を行いました。
染め直しやレイアウトの調整をして商品の製造に移ります。


 

 



8月26日(水)
繊維技術支援センターにて、インクジェット捺染研修とポーチの試作品印刷を行いました。インクジェット捺染と手捺染の特色や違いをお話いただきました。テキスタイルインクジェットプリンタでの試作品印刷は、グラフィックソフトで制作したデータをレイアウトして出力しました。生地は、製品で使うものと同じポリエステルの帆布です。とても綺麗に図案が印刷できました。


 

 
 

花丸 『足利ライトアッププロジェクト』報告③

 8月24日(月)、足利商工会議所の商業観光課の方々および商店街の方々が、私たちのプロジェクトの為に、お時間をくださいましたので、コンセプト等からご説明いたしました。話し合いが進むにあたり、様々な問題点が浮き彫りになり、解決策などのアドバイスをいただきました。とくに、防犯対策について、再考する必要がありました。

 このプロジェクトを進めるにあたり、学校外の方々に様々な視点でアドバイス等をいただき、多くのことを学ばさせていただいております。今後も、学校内ではできない”学び”にご協力をお願いいたします。

  

花丸 『足利ライトアッププロジェクト』報告②

 8月19日(水)、足利フラワーパーク様にお邪魔して、イルミネーションについて勉強させていただきました。
 『LED(作品)を見てくださった方々に、思いが伝わるようにすること』が1番大切で、その為には作品の名前がとても重要であると教わりました。また、漏電対策、光源の調整や見せ方など多くのアドバイスを頂きました。
 私たちの作品を見てくださる方々に、安心・安全であり、思いが伝わるように頑張りたいと思います。
  

産業デザイン科3年生の様子②

夏休みの産業デザイン科3年生第2回目です。課題研究で地域資源を活用した繊維製品の開発についてご紹介します。このテーマに取り組む8名は、19日にココ・ファーム・ワイナリーの農園で奉仕活動を行いました。製品部長の若田部彰様にご指導頂き、ぶどうの痛んだ部分を剪定しました。『田島川右岸』というワインに使われる『ビニョール』という品種だそうです。収穫前の準備ということで、緊張しながらひとつひとつ丁寧に作業しました。

 

開発した商品をワイナリーで販売して頂けるよう、試作品のプレゼンテーションも行いました。ワイナリーのぶどうで染めたトートバッグ、シルクスクリーン捺染のランチョンマット、繊維技術支援センターのデザイン資料を活用したポーチについて各班で説明しました。今後は、商品化に向けて試作を繰り返して完成度を高めていきます。


  


 

 

 

産業デザイン科3年生の様子

夏休みの産業デザイン科3年生を紹介します。午前8時すぎには多くの生徒が登校し、課題研究の学習や進学・就職に向けた準備と、それぞれの目標に向けて頑張っています。

写真は製図室とパソコン室の様子です。今年度は産業デザイン科3階の製図室にエアコンが設置されました。昨年までの製図室は、熱中症の危険が高まるこの時期の使用を避けていました。しかし、今年の夏は、安全に学習できる環境が整備されました。ぜひ活用してください。





花丸 STS事業 マイコン講習会(第4回)開催

8月10日(月)、STS事業マイコン講習会が開催されました。
祝日にもかかわらず、県内の多くの先生方にお集まりいただき、モータ制御について勉強していただきました。この技術を、各学校の生徒達とともに活用してくれることを期待しております。次回の開催は8月29日を予定しています。



「足利ライトアッププロジェクト」報告

 足利ライトアッププロジェクトとして、イルミネーションも考えているため、7月30日、オグラ金属株式会社様にて、LEDに関する基礎知識、活用方法や安全対策などを勉強させていただきました。また、プロジェクトのコンセプトやスケジュール等のマネジメントに至るまで、様々なアドバイスも頂きました。お忙しい中、ありがとうございました。

  

産業デザイン科の課題研究9回目

『産業デザイン科の課題研究4回目』でも紹介しました、足利の「しごと」情報を若者に効果的に伝える『足利市「市民力」創出協働事業』に取り組んでいる研究班の近況報告をいたします。

この研究班では、高校生の視点から地域企業の魅力を再発見し、高校生ならではの発想を活かしたPRパンフレットの制作を行っています。これまでに企業や街中の商店を取材し、PRパンフレットの構成案も出来上がってきました。

9回目の課題研究では、足利市役所の方にお越しいただき、より良いパンフレット作りのために意見を出し合いました。生徒間や教員・生徒間だけではなく、一般の方々との話し合いを持つという経験は、コニュニケーション能力の向上にも良い機会になったと思います。PRパンフレットの原稿完成にはもう少し時間が掛かりそうですが、生徒たちは張り切って課題研究に取り組んでいます。