各科の活動紹介

2020年10月の記事一覧

ポートフォリオ講習会

10月28日(水)産業デザイン科1、2年生を対象に、ポートフォリオ講習会を実施しました。阿佐ヶ谷美術専門学校の元木孝美先生を講師にお招きして、進学や就職に向けたポートフォリオ(作品集)の作り方について学びます。デザイナーの仕事や大学と専門学校の違い、元木先生の作品についてご紹介頂きました。阿佐ヶ谷美術専門学校生のポートフォリオを例に、ページ構成やレイアウトなどの制作過程や、就職活動への活用方法をお話頂きました。「世の中にアンテナを張り、良いものを見つける」ことが大切だというアドバイスを聞き、ポートフォリオ作りへの意欲が高まりました。

 
 
 

機械科1年 工業技術基礎

機械科1年2組は毎週水曜日1~3時間目に工業技術基礎を実施しています。

工業技術基礎のテーマの中で、『鋳造実習』があり、今年度初めて「鋳込み」の作業を行いました。

1学期中に、生徒ひとりひとりが製作した表札の木型を用いて砂型を作り、その型に750℃ほどに溶かしたアルミニウムを流し込みました。高温に熱した金属の取扱いなど、危険な作業も伴うので、安全に充分配慮して作業を行いました。

生徒達は、高温になりドロドロに溶けたアルミニウムを見て少し怖さを感じつつも、自分で作製した木型と同じように出来た表札を手にして、喜びを感じていました。
   

産業デザイン科生徒作品展―中学校巡回展―

産業デザイン科では、地域連携活動の一環として生徒作品の中学校巡回展を実施しています。今年度、三回目となる巡回展は、足利市立山辺中学校での開催(1026日(月)から119日(月)まで)となります。

作品展示作業では、山辺中学校美術部の生徒と協力しながら作業を進めました。美術部の生徒たちは、本校生徒とコミュニケーションを取りながら展示ボードにバランス良く、ぴたりと作品を収めてくれました。最後に山辺中学校卒業の本校生徒から中学生へ産業デザイン科の魅力や感謝の気持ちを伝え作業を終えました。


 

   

産業デザイン科1年 外部講師による出前授業「スケッチ学習」

1016日(金)、足利市鑁阿寺境内において、産業デザイン科1年生を対象とした外部講師による出前授業「スケッチ学習」を実施しました。この授業では、ビジュアルデザインの基本的な表現方法でもある透明水彩の技法を学びました。

 

講師の先生は、文星芸術大学デザイン専攻 佐々木 悟郎 先生で、本学科の「スケッチ学習」では、毎年お世話になっています。授業は、佐々木先生の透明水彩の基本的な描き方実演から始まり、その後、生徒たちは思い思いの場所でスケッチを行い、透明水彩画を描きます。途中、佐々木先生のアドバイスを頂くこともできました。最後に、佐々木先生から作品の講評を頂き、それぞれの作品の表現の優れているところの説明を受けました。

 

佐々木先生の楽しくてわかりやすい説明、大学スタッフ・学生の皆様のサポートで、出前授業は終了しました。心配されていた天気も晴れとなり、暑くもなく寒くもなく絶好のスケッチ日和でした。

 
 

とちぎものづくり選手権に向けて

機械科では、10月24日(土)に県央産業技術専門校で行われる、とちぎものづくり選手権に向けて練習をしています。
今年は、旋盤(基礎クラス)部門で2年生、溶接部門で1年生が出場します。
例年に比べて練習時間が非常に短いですが、本番に向けて日々上達をしています。
当日は、一般の方の入場・観覧は出来ませんが、ぜひ応援していただければと思います。
 
 

機械科3年生 進路に向けた決起会

1016()から3年生の就職試験が始まります。それにともなって、1015日の6時限目に機械科3年生2クラスの79名と、産業デザイン科の就職希望者6名が決起会を行いました。

決起会では、機械科長から試験に向けての心構えなどの話をしていただきました。また、それぞれのクラスの代表生徒が試験に向けての意気込みを話していました。

最後には、機械科教員からエールの言葉と生徒全員で円陣を行いました。

生徒達は、就職試験に向けて緊張感を高めつつも、先生方やクラスメイトの言葉は励みになったと思います。
   

産業デザイン科3年の実習

3年生の実習を紹介します。今週から新しいテーマに取り組んでいます。①陶芸班では小鉢や平皿を製作しました。②染色班では型染めの準備を行いました。③足利市の魅力発信班では、撮影と画像処理をしました。④エッチングの仕組みを学習し下絵を描きました。⑤編集デザイン班ではイラストレーターやフォトショップを使用しデザイン作業を行いました。

 
                                  陶芸               

 
     染色(切り絵での型作り)               足利市の魅力発信

 
                       エッチング(銅版画)                   編集デザイン

第24回 産業デザイン科生徒作品展開催中

 10月8日()~13()まで、コムファースト1階コム広場にて、「産業デザイン科生徒作品展」を開催しています。課題研究の全作品と1~3年生の日頃の学習成果について展示しています。今回の展示では、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年実施している一日体験学習が実施できなかったことを踏まえ、機械科と電気システム科の学習内容も多くの方々に理解して頂けるよう、各科の展示スペースを設けています。
 10日(土)には、足利市長の和泉 聡 様にも熱心にご覧いただきました。
 産業デザイン科では、地域の方々のご協力をいただきながら実践的なデザイン実践教育に取り組んでいます。生徒にとっては地域社会のなかで専門性と人間性を高める良い経験になっています。皆様のご協力に感謝いたします。その成果をぜひご覧ください。


開催期間 10月 8日(木)~ 10月 13日(火)16時まで
開催時間 コムファースト営業時間中は自由に見学できます。
会  場 コムファースト1階コム広場
 
 

花丸 足利大学授業宅配便実施

 10月2日(金)、電子機械科2年生を対象に、足利大学授業宅配便を実施していただきました。
 授業テーマは「ロボットを用いた構造物の検査-ロボットを動かしてみよう-」でした。建築・土木分野でのロボットの活用事例や今後の展望の話をスライドや動画を交えて、わかりやすく丁寧に指導していただきました。特に、建築現場等で活躍が期待される”四足歩行ロボット”について、大変興味がわきました。さらに、ドローンやメカナム・オムニホイールのロボット操縦も体験させていただき、驚きと興奮の2時間でした。
 高校では触れることないロボット分野の学習をすることで、ロボットの必要性を幅広い視野でとらえることができたと思います。