栃高トピックス

行事や部活動の結果などの最新情報です

栃高 ウォーターボーイズ(WB)練習風景①

今年度水泳部では、栃高祭において、栃高史上初の「栃高ウォーターボーイズ」を上演します。
関東大会明けの7月下旬から練習を開始しました。まだまだ、お見せできるレベルではありませんが、
これからも一生懸命練習して、栃高祭でのメインイベントになれるように頑張ります。

詳しくは水泳部のページへどうぞ。

ボストン研修 8月2日および3日の報告

8月2日、3日の報告をまとめて行います。

8月2日(卒業セレモニー、M.I.T.見学、メジャーリーグ観戦、文化交流)

ボストン研修もいよいよ終盤にさしかかってきましたが、全員元気に過ごしています。
朝食を済ませた後、最後の授業を11時まで受講し、修了セレモニーの会場へと徒歩で
移動しました。
修了セレモニーでは、一人ひとりの名前が、授業での様子とともに英語で読み上げられ、
皆の拍手に包まれながら修了証が手渡されました。先生方と照れくさそうにハグをする
様子は、微笑ましいものでした。
昼食後は、バスでM.I.T.(マサチューセッツ工科大学)へと移動し、M.I.T.の大学院生の
森さんに、キャンパスを案内してもらいながら、M.I.T.在籍者ならではの裏話や、ハイレベルな
研究についてのお話を聞かせていただき、単なるキャンパスツアーとは一味違った
貴重な時間となりました。
M.I.T.で森さんとお別れし、寮にて食事を済ませた後は、メジャーリーグ観戦と、寮での
文化交流に分かれて行動しました。メジャーリーグ観戦では、球場の素敵な雰囲気を
味わい、メジャーリーガーの桁違いのパワーとスピードに度肝を抜かれました。
一方、寮での文化交流においては、英語を用いた簡単なゲームから始まりましたが、
手品を披露する者、けん玉のパフォーマンスをする者、毛筆で外国の方の名前を漢字で
書いてプレゼントする者などが次々と現れ、栃高生それぞれの特技が、文化交流を
よりスムーズなものにしたようです。
帰国に向けて徐々にパッキングを進めながら生活するように指示され、生徒たちも
研修の終わりが近づいていることを感じています。残りの日程も、悔いを残さないよう
大切に過ごしていきたいものです。
















8月3日(終日班別自由行動)

実質的な活動としては最後となる、班別自由行動の日がやってきました。
渡航前から検討を重ね、シミュレーションを繰り返してきた行程表に基づき
各グループが出発しました。
地下鉄の移動における「乗車前、乗車後、降車後」の確実な点呼を各グループが
忠実に実行し、全グループが無事に帰寮することができました。現地の事情により、
行程表のスケジュールに変更を迫られたグループもあったようですが、臨機応変に
対応し、異国での小旅行というチャレンジを全員が力を合わせて乗り越えることが
できました。
夕食後は、全員で最終ミーティングを行いました。このミーティングは、これまでの
ボストンでの栃高生たちの様々な思いが昇華した、かけがえのない時間になった
ように思われます。詳しい内容については帰国した栃高生が行う予定になっている、
栃高祭開会式での成果発表会および栃高祭でのグループごとのプレゼンテーション
に譲りたいと思います。是非栃高祭公開日には学校にいらして、生徒達のプレゼン
テーションをお聞きになってください。

現地からの更新は今回が最終になります。
明日早朝にボストンを発ち日本へ帰国します。

ボストン研修 サイエンスミュージアム,現地学生とのディスカッション

カフェテリアでの交流も、もはや日常の風景と化してきました。
積極的な交流の成果もあってか、はじめは立ったまま食事中の外国人に
話しかけていた生徒たちも、席に着いてともに食事をとることができるようになっています。

朝食後、生徒たちが寮の階段のところに集まっていたので、近づいてみると、彼らが
授業で作り上げたsuperherosの絵が、壁に展示されていました。生徒たちは
嬉しそうに、superherosとの撮影を楽しんでいました。

午前中は通常通りレッスンを行い、昼食後はサイエンス・ミュージアムを見学しました。
科学の各分野にわたる展示や体験コーナーで、科学の面白さ、深さに触れる機会となり、
日本での日頃の学習について、別の角度から捉えなおすことができたようです。

サイエンスミュージアムから寮に戻ると、生徒たちは急ぎ足でカフェテリアに向かいました。
夜のアクティビティの開始までに、少しでも多くカフェテリアで交流の時間を過ごしたい
という前向きな姿勢が、より多くの生徒たちに見られるようになっています。
カフェテリアでの交流を終え、夜のアクティビティに参加しました。異文化コミュニケーション
のコンサルティングを専門とされている先生をお招きし、さらに嬉しいことには、栃高生と
同様にタフツ大学で研修を行っている別のグループから6名(台湾人、中国人)の研修生が
ゲストとしてディスカッションに参加してくださいました。

先生から与えられたテーマについて、生徒たちは必死に、自分の考えを英語で説明していました。ゲストの研修生を囲んで、「将来、日本の有力な競争相手となる国はどの国か」という問いに対する答えを理由とともに述べる、というやや高度な課題に対して、
懸命に対応する栃高生の姿は、本研修中の生徒の成長を物語るものでした。

ディスカッションの後は、英語で話す際に大切な考え方や、日米の考え方との相違点などに
ついてレクチャーをしていただき、言語と思考の関係や、言語と文化の関係について
生徒たちが考えるヒントをたくさん与えていただきました。

いよいよ研修も終盤に近づき、金曜日が最終授業となります。一人ひとりの生徒が、
この研修を通しての「自分の成果」を手に入れることができるよう、最後までベストを
尽くして欲しいと思います。