各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

製品デザインに関する模擬授業

10月12日(木)産業デザイン科2年生は、東京造形大学の見学と模擬授業「一芸ロボのデザイン」を体験しました。模擬授業では、新製品の発想過程を「選ぶ」「創る」「伝える」に分割して話し合い、アイデアを深めました。どの生徒も話し合いに積極的に参加し、たくさんのアイデアを発想することができました。

 

 

産業デザイン科 藍染について学びました

9月29日(金)産業デザイン科1年生の工業技術基礎の授業で、伝統工芸士の風間幸造さんを講師に招き、「足利の藍染」について学びました。講話で「藍」について学んだ後、実習として、藍の生葉を使った摺り染めと本藍の絞り染め技法を用いてハンカチを染めました。どの生徒も絞り方を工夫し、素敵な柄に染め上げることができました。

 

   

産業デザイン科生徒が計画したラッピングバス走り出す!!

産業デザイン科生徒6名で取り組んできました「あしバスアッシーの車体ラッピングデザイン」が完成しました。9月19日(火)早川市長とラッピングバスの出来を確かめ、取材を受けました。完成したラッピングバスは2種類あります。

 

一つ目のテーマ「あ!みつけた!」は、「アッシーくん」というキャラクターを考案することで、「あしバスアッシー」の認知度とイメージ向上をねらったものです。アッシーくんが市内を巡り新しい魅力を発見する内容で構成されています。

 

 二つ目のテーマ「moment」は、足利市が市制100周年記念事業として制定した市の花、木、鳥である、フジ、イチョウ、カルガモを、様々な表現技法を用いて描いたものです。市のシンボルを魅力的に表現することにチャレンジしました。

 

以下、ラッピングバスに関するリンクです。

足利シティプロモーション

下野新聞「SOON」ニュース

 朝日新聞DIGITAL

 

 

 

産業デザイン科 あしバスアッシーのラッピングデザイン案を早川市長にプレゼン!

産業デザイン科3年生の課題研究テーマのひとつである、「あしバスアッシーの車体ラッピングデザイン」の完成に向け、

生徒6名が足利市役所にて早川市長にプレゼンを行いました。

デザインへ込めた思いを伝えるため、話す内容を工夫し、何度も練習してから臨みました。

プレゼン後には、早川市長からお褒めの言葉をいただくことができ、大変貴重な経験となりました。

 

 

 

 

今後は、市役所のみなさまの投票をもとに決定したデザイン案の、最終調整をしていく予定です。

完成に向けてラストスパート、頑張ります

こちらのページでも掲載されています。https://www.ashikaga-citypromotion.jp/news/297#gsc.tab=0

知的財産権特別授業

7月13日(木)産業デザイン科2年生を対象に、日本弁理士会関東会栃木委員会より山田由美子様、岩崎孝治様を講師にお招きして「知的財産特別授業」を実施しました。この特別授業は、起業家精神育成の一環として、平成28年度より毎年行っています。

 山口弁理士からは、「商品開発と知的財産」と題し、知的財産権の概要説明として、商品開発がテーマになっている弁理士が主人公のドラマから、デザインに関わる権利である商標、著作権などについてお話頂きました。また、本校で保管されている意匠登録第1号の「雲井織」の紹介もあり、生徒たちにとってわかりやすく、より身近に学ぶことができる場になりました。

岩崎弁理士からは、知財調査の実習として「J-PlatPat」の活用と特許申請についてお話頂きました。意匠や商標の検索方法について教えて頂き、身近な商品やキーワードを入力して特許申請された商品を探しました。デザインをするときに知っておくべき権利や、制作で気をつけなければならないことを実践的に学ぶことができ、知的財産権についての理解がより一層深めることができました。

 

  

  

ファッションデザイン画講座

 7月10日(水)産業デザイン科3年生33名を対象に、未来を創る高校生地域連携・協働推進事業の一環として「ファッションデザイン画講座」を実施しました。足利デザイン・ビューティー専門学校ファッションデザイン科の奥山奈美先生をお招きし、繊維製品の新商品開発に向けた発想方法と、ファッションデザイン画の基礎についてご指導いただきました。

 ファッションデザイン画とアイテム画、キャラクターイラストとの違いについて学び、実技演習では、人体に合わせた衣服の構造に着目しながらファッションデザイン画を描きました。人に伝えるためにはどのようにデザインするか、デザイナーの役割について理解を深め、実践的に学ぶことができました。

  

  

令和5年度 工場見学(産業デザイン科)

 6月7日(水)、産業デザイン科の1~3年生が企業・大学見学を実施しました。各学年の見学の様子をご紹介します。

《1年生》 株式会社大麦工房ロア、株式会社マナック

 株式会社大麦工房ロアでは、会社概要の説明や工場内の見学、商品の直売所の見学をさせていただきました。また、産業デザイン科の卒業生からのデザインに関する講話もあり、生徒たちにとって大変貴重な経験になりました。

 株式会社マナックでは、普段身につけるハンカチやスカーフ、カーテンなど様々な製品が大きな機械で生産されいる姿を拝見し、生徒たちは圧倒されていました。特に手捺染の工房や調色では、今後産業デザイン科の授業の中で学ぶ内容でもあるので、生徒たちは真剣に説明を聞いていました。

 

株式会社大麦工房ロア (左)会社説明の映像を視聴する様子  (右)卒業生による講話

 

株式会社マナック (左)手捺染の工房を見学する様子  (右)捺染で使用する版の説明

 

《2年生》 株式会社ダイサン氏家工場、文星芸術大学

 株式会社ダイサン氏家工場では、まずは会社の取り組みについてのご説明と実際の作業現場を見学しました。様々な機械のご説明をしていただき、印刷物の製造過程を学ぶことができました。

 文星芸術大学では、カメラ、工芸、マンガ、デッサンの4つの分野に分かれて体験授業に参加しました。どの授業も専門的で興味深い体験となり、生徒の将来の進路について考える良いきっかけとなりました。

 
株式会社ダイサン氏家工場 印刷物の製造・加工についての説明

   

文星芸術大学 体験授業 (左)色土でお皿を作ってみよう  (右)デッサンが上手くなる方法

 

《3年生》 凸版印刷株式会社 群馬センター工場、桐生大学・桐生短期大学部

 凸版印刷株式会社群馬センター工場では、会社の取り組みや製品の説明を聞いた後、実際に工場内に入り、ものづくりの現場を間近で体感することができました。生徒にとって大変貴重な経験となりました。

 桐生大学・桐生短期大学部では、アート・デザイン学科のカリキュラム等の説明、教室の見学を行った後、「ドローイング」の模擬授業に参加しました。専門的で新鮮な内容に積極的に取り組み、多くの学びを得ることができました。

 

凸版印刷株式会社 群馬センター工場 見学の様子

  

桐生大学・桐生短期大学部 (左)カリキュラム説明 (右)模擬授業「ドローイング」

産業デザイン科1年 工業技術基礎がスタートしました!

 産業デザイン科1年生の「工業技術基礎」が、スタートしました!

工業技術基礎では、デザインをしていく上での基本となる技術や知識を身につけていきます。1学期はデッサンと平面構成を1班20人ずつでローテーションしていきます。今回は「デッサン」の授業をご紹介します。

「デッサン」では鉛筆の削り方の指導から始まり、グレースケールのグラデーションや立方体、円柱といった基本的な幾何形体を描きます。

初めてデッサンを描く生徒が多いですが、悩みながらも一生懸命実習に取り組んでいました。

レタリング技能検定にむけて勉強中!

 産業デザイン科では、1年生全員と2年生の希望者が、6月に行われるレタリング技能検定を受検します。

 放課後の産業デザイン科棟製図室では、2年生が2,3級の知識問題、実技問題に取り組んでいます

 描く手順やペース配分に気を付け、苦手なところを克服して合格を目指しましょう!

 

   

産業デザイン科 課題研究スタート!

 5月9日より、産業デザイン科3年生の課題研究が始まりました。課題研究は、7テーマに分かれており、1年次2年次で学習したデザインの力を課題解決に向けて研究する探求的な授業です。その中から今回は2つのテーマを紹介します。

 

●「あしバスアッシーの車体ラッピングデザイン」

 この課題では、あしバスアッシーをより魅力的にすることを目指し、課題研究を進めています。

 1週目の授業では、足利市役所職員の皆様にお越しいただき、足利市の公共交通・生活路線バス「あしバスアッシー」について説明をしていただきました。6名のメンバーからは積極的に質問があり、デザイン制作に向けて良いスタートとなりました。

  

 

●「足利中央特別支援学校との協働による商品開発」

 この課題は足中特生と足工生でイラストを描くワークショップを行い、出来上がったイラストをCGで合成し、企業の方のアドバイスを受けながら、デザイン製品を製作するものです。そして、「テトテデザインラボ」というブランド名で展示・販売を行います。

 今年のテーマは、「季節を楽しむ遊園地」で。ワークショップ初日では、足利中央特別支援学校の生徒さんとテーマに沿ったアイデア案を話し合いながら交流をしました。

 

 支援学校の生徒さんは元気いっぱいで、本校の生徒とすぐに打ち解け、楽しい交流になりました。次回のワークショップでは実際にイラストを描いていきます。どんなデザインが生まれるか、完成が楽しみです。