2018年1月の記事一覧

厳しい冷え込みが続いています!

 1月30()、栃木市内の最低気温は-2℃ほど。厳しい冷え込みが続いています。

 今朝は、昨夜の雪により路面が凍結。JR両毛線、東武日光・宇都宮線の高架側にある南門も、車輪部分が凍り付いていました。

正門付近も、広範囲にわたって薄く凍っていました。Ⅰ部に在籍する生徒の皆さんが登校し始める前には、〝凍結防止剤〟が撒布されました。しかし、なかなか容易に溶けません。

学校敷地内の一部には、1月22()の積雪もまだ残っています。

生徒の皆さん、来校される皆さん、足もとを確認しながら気をつけて校舎内に入るようにしましょう。

      【南門】                  【正門付近】                    【凍結防止剤の撒布】
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「子ども・小学生のための防災講座」 栃木ケーブルテレビで紹介

 1月27()、学悠館高校で開催された「子ども・小学生のための防災講座」の模様が、〝栃木ケーブルテレビ・CC9〟で紹介されました。
 番組名は、
「とちぎHOTステーション」です。放映は、1月30()31()の午後4時からは生放送。その後、繰り返して放映されています。土曜日・日曜日には、総集編としてまとめて再放送されるそうです。
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「子ども・小学生のための防災講座」③ 避難所体験とその運営

 1月27()、学悠館高校でJRC部が主催する「子ども・小学生のための防災講座」が行われました。

1240分、「地震発生」のアナウンス。地震を想定した訓練のスタートです。会議室の皆さんは、さっそく長机の下に身を隠しました。そして、すみやかに避難を開始しました。

    


 避難先は、体育館1階のトレーニングルーム。8グループに班分けして、段ボール・仕切り・運動用マットなどを使い、
避難スペースを設置しました。

    

    

 

<経過>
①避難スペースの設置  
②食料・援助物資の分配  
③支援の必要な人の入場  
④夜になる
   

 

<課題> ~避難所に登場する人々や予期せぬ出来事など~
①障がいのある人(目の不自由な人・耳の不自由な人・足にけがをした人)
②腹が痛くなる人
③地震の揺れや被害、慣れない避難所生活を怖がる子ども
④音楽を流してうるさい人  
⑤帰宅困難者  
⑥日本語のできない外国人  
⑦乳児を抱いた夫婦

    

 

 各グループでは、子どもの皆さんが知恵を出し合って、次から次へと襲いかかる課題を解決していきました。


“乳児を抱いた夫婦”の妻役を演じた28AクラスのWさんは、「加わったグループでは、赤ん坊(人形)に『寒いから毛布を掛けてあげよう。温かくしてあげよう。』とリーダーシップを発揮する子どもがいました。本気になって一緒に考えて、行動してもらいました。」


 “地震の揺れや被害、慣れない避難所生活を怖がる子ども”
の役を熱演したのは、27CのIさん。涙を流さんばかりの、迫真の演技。これを見た子どもは、思わず『こっちにおいで』『だいじょうぶだよ』と声をかけていました。子どもの皆さんも、真剣そのものでした。」


27CクラスのUさんは、「最初の2・3の課題を克服するうちに、小学生は前もって次に訪れる困難を予測できるようになっていました。とても感心しました。」と語っていました。

  

 

今回の体験プログラムの運営は、JRC部の部員とボランティアスタッフ。A~Hの各グループの担当者や全体の進行を努めたり、臨場感あふれる演技で支援の必要な人に扮したり、子どもの皆さんにわかりやすい言葉を用いて情報を伝えたり、……。

子どもの皆さんほか参加された方々、JRC部の部員とボランティアスタッフの生徒の皆さん、それぞれの立場や役割を考えて全力で取り組んでいました。


~〝「子ども・小学生のための防災講座」④ スタンプラリー・振り返り〟につづく。~
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「子ども・小学生のための防災講座」② 炊き出し体験・開会式

 1月27()、学悠館高校でJRC部が主催する「子ども・小学生のための防災講座」が行われました。

参加したのは、小学生などの子どもの皆さんと同伴された方々。日本赤十字社栃木支部の皆さん、他校のJRC部員の皆さんなど、およそ80名。学悠館高校からはJRC部・自然科学部・パソコン部・探究部の皆さんと教員など、40名あまりが運営に携わりました。

当日は、取材のために新聞社・地域FM局・ケーブルテレビ局の方々にもお越しいただきました。
    


 受付を済ませた方々は、食堂へ。JRC部員の女子生徒2名が、
炊飯袋ハイゼックスについて説明。さっそく調理が始まりました。

手をよく洗ってアルコール消毒をした後、係の生徒から手袋・ハイゼックスを受け取りました。

80g・水90mlに適量の具材を加えます。最後に、輪ゴムでしっかりと結び、大鍋に投入しました。日本赤十字社栃木支部の皆さんには、非常時に実際に使用する大鍋を持ち込んでくださり、ご協力いただきました。

    

 

<具材>

じゃこ・乾燥桜エビ・塩昆布・乾燥ネギ・ホタテ水煮(缶詰)・サンマの蒲焼き(缶詰)・焼き鳥(缶詰)・コーン(缶詰)・あずき(缶詰) etc.
<スープ>

鶏ガラスープ・キムチ鍋の素・コーンスープ・トマトジュース・コンソメ・カレー粉・緑茶 etc.

    

    

 

 子どもの皆さんと一緒に調理したJRC部員のUさん(27Cクラス)は、「水の分量の加減が難しかったです。少し薄味になりましたが、参加されたみなさんと一緒においしくいただきました。」と、午後の昼食の時間に感想を述べていました。

 

12時過ぎには、会議室に移動。「開会式」の中で、JRC部の部長であるNさん(27Cクラス)からは、子どものみなさんに「みんなで協力しながら楽しく防災について、学んでいきたいと思います。何か困ったことがあったら、まわりにいる青いベストを着たやさしいお兄さん・お姉さんに気軽に声をかけてください。」との挨拶がありました。

    

 

1240分、「地震発生」のアナウンス。地震を想定した訓練のスタートです。

 

 ~〝「子ども・小学生のための防災講座」③ 避難所体験とその運営〟につづく。~
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「子ども・小学生のための防災講座」① 「朝日新聞」に掲載!

 1月28()付け『朝日新聞』栃木版(P.31)に、1月27()に学悠館高校で開催された「子ども・小学生のための防災講座」(JRC部主催)の記事が掲載されました。

どうぞご覧ください。

    
【避難所体験の説明】             【日本赤十字社栃木支部職員による炊き出し】


 本HPでは、
「子ども・小学生のための防災講座」に関して、この記事を含めて4回のシリーズとして連載する予定です。
 記録画像を多数UPします。また、関係者へのインタビュー記事も。充実した内容でお届けします。

    

【避難所の設営】               【自然科学部・パソコン部・探究部の参加型ブース】

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