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真岡工業高校NEWS
芳賀地区高校生ビブリオバトル
3月13日(土)に行われた芳賀地区高校生ビブリオバトルに参加しました。
例年は真岡市立図書館に集まって開催していたのですが、今年は初のZoomでの開催となりました。
慣れないZoomに初めは緊張している様子でしたが、バトルが始まる頃にはリラックスして練習の成果が発揮されました。
また、バトル終了後には全員で“心がほっこりする”オススメの本を持ち寄り、交流会を行いました。
同世代がオススメする本は気になるものばかりだったようです。
閉会式の様子です。
大変、有意義な時間が過ごせました。
芳賀地区のみなさん、ありがとうございました。
看板作り
ボランティア部長から真岡市青年健全育成連絡協議会長へ 参加者一同
本日、令和2年度卒業式(第56回)が挙行されました。
機械科 生産機械科 建設科 電子科
校長式辞 同窓会長祝辞 PTA会長祝辞
生徒会長送辞 卒業生代表答辞
本日3学年表彰式、卒業式予行が行われました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の流行により、感染症防止対策として、各種大会の延期・中止が相次いだ中でも、逆境をはねのけて成果を挙げました。
3月1日(月)に、3年生は晴れて卒業式を迎えます。巣立ちの春も間もなくです。
非接触型アルコールディスペンサ動作確認
非接触型アルコールディスペンサ始動!!
生産機械研究同好会で製作したアルコールディスペンサの動作確認を行いました。人の手が近付くとセンサにより感知し、モータが駆動することでアルコールが噴霧される仕組みです。
動作確認の様子
生産機械研究同好会の活動
非接触型アルコールディスペンサ製作
生産機械研究同好会では感染症予防対策の為、3Dプリンタとマイコン・センサを使用し非接触型アルコールディスペンサを設計・製作しました。
3D CADを使用し設計
完成したアルコールディスペンサ
カバーを外した様子
生産機械研究同好会は令和3年度に正式に生産機械研究部として活動開始します。今後の活動の様子も掲載していく予定です。今後の生産機械研究部の活動に期待が高まります。
3級技能検定(機械系学科)実技試験実施
9名が普通旋盤作業、3名がマシニングセンタ作業に挑戦しました。
技能検定の実技試験は所定の課題を制限時間内に行うこととなっています。
普通旋盤:標準時間:2時間(打切り2時間30分)
マシニングセンタ:課題1 30分 課題2 標準時間40分(打切り50分)
新型コロナウイルス感染症の感染防止のためマスクの着用や検温、消毒等を行い、実施しました。
受検者は練習の成果を精一杯に発揮していました。
生産機械科1年 「板金・溶接実習」 5週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日1/29(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接実習」5週目の様子をご紹介します。
「板金・溶接実習」の4週目では、ペン立てを作成するために4枚の板材料をガス溶接で繋げていき、ペン立ての囲いを作りました。5週目となる今回はペン立ての囲いに底板を取り付けていきます。
作成するペン立て
4週目までに作成した部品
まずは4週目で作った囲いを逆さまにして、底板を慎重にセットしていきます。準備ができたらガス溶接で底板の仮止めを行います。
底板を仮止めする様子
仮止めができたら、溶接棒を溶かしながら底板を溶接していきます。このとき熱を加えすぎると板が溶けて穴が開いてしまうので注意して作業しました。
自分のイニシャルの入ったペン立てなので生徒も集中して作業しています。
次回は溶接の仕上げと塗装を行ってペン立ての完成となります。
次回投稿は2/2(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科2年 MC実習 6週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習」の6週目についてご紹介いたします。
今回は前回までのプログラムを用いてNC制御による加工を行います。マシニングセンタの原点を確認し、プログラムを送信することにより、自動で切削を行います。
原点についての説明
パソコンからプログラムをマシニングセンタへ送信することにより、下図のように制御盤にプログラムが映し出されます。
MCの制御盤
下図は実際に加工している様子です。今回はエンドミルによって溝をつくる切削を行います。
切削の様子
下図が完成した製品の例です。自動制御で加工を行うことにより、ある程度自由な図形を、高精度に製作することができます。
製品の例
次回は1月29日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科課題研究発表会
本日令和3年1月25日(月)は生産機械科3年生による課題研究発表会を実施しました。
3年生が1年間かけて行った研究の成果を発表します。
課題研究発表会は毎年、広い教室で3年生が2年生に発表しますが、
今年度は新型感染症の対策として3年生が視聴覚室で発表し、
その発表を2年生は教室でリアルタイムにリモート聴衆するという形で行いました。
3年間で学んだ知識や技術を活かし、研究活動に取り組んでいました。
問題に対する解決力や発表するためのプレゼン能力等、この経験が将来活かさると思います。
《研究テーマ》
1 マイコン制御ロボット
2 資格取得
3 マウスシールドとロボットアームの製作
4 マイコンカー製作を通して
5 動力を必要としないロボット
6 料理ができる薪釜の製作
視聴覚室での発表状況 教室での聴衆状況
1 マイコン制御ロボット
マイコンで制御するUFOキャッチャーを製作しました。
全体の設計は3DCADで行い、アーム部分は3Dプリンタで製作しました。
アームの位置移動には長いボルトを自作して使っています。
キャッチして穴まで戻って来て物を落とすというUFOキャッチャーを再現していました。
マイコン制御ロボット班 製作したUFOキャッチャー
2 資格取得
資格としては危険物乙種と技能検定のシーケンス制御を勉強しました。
危険物乙種では4類以外にも2類、5類と挑戦しています。
シーケンス制御では実習で3級程度の内容を学習しているので2級に挑戦しました。
残念ながらシーケンス制御の技能検定は新型感染症の影響で試験が実施されませんでした。
資格取得班 シーケンス制御実習装置
3 マウスシールドとロボットアームの製作
新型感染症対策として3Dプリンタを活用してマウスシールドを製作しました。
近隣の中学校への贈呈もすることができました。
ロボットアームも3DCADで設計し、3Dプリンタで製作しています。
マイコンを使用して制御するまで行っています。
マウスシールドとロボットアームの製作班 製作したロボットアーム
4 マイコンカー製作を通して
Advanced Class、Basic Class、Camera Classのマシン製作に挑戦しています。
Advanced Classではシャーシを加工することで小回りが効くように改善しました。
Basic Classでは3Dプリンタを用いて樹脂製の軽量なシャシーを製作していました。
Camera Classではカメラ認識で走るマイコンカーですが多くの問題が発生し、
残念ながら走行することができませんでした。
マイコンカー製作を通して班 製作したシャシー設計図
5 動力を必要としないロボット
動力を必要としないロボットとは人間の動きを追従して動くスケルトニクスというロボットです。
去年度の課題研究で腕を製作した先輩がいたので、今回は脚部を製作しています。
最終的に軽量化するためアルミ材で製作していましたが強度に難がありました。
マイコンカー製作を通して班 製作した動力を必要としないロボット
6 料理ができる薪釜の製作
身近に楽しめる。また、生活に役立つもの。
災害時、ライフラインが止まっても煮炊きができる薪釜の製作をしています。
シャーリング、万能曲機、半自動溶接機、ボール盤、ディスクグラインダカッターなど
様々な工具を使用して製作しています。
芋をふかしたり、ピザを焼くことも成功していました。
料理ができる薪釜の製作班 製作した料理ができる薪釜
生産機械科1年 「板金・溶接実習」 4週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日1/22(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接実習」4週目の様子をご紹介します。
「板金・溶接実習」の前半では金属板に加工を行い、ペン立てを作成するための部品を作成しました。4週目からの後半は、作成した部品を溶接で繋げて組み上げていく作業を行います。
作成するペン立て
前半までに作成した部品
1年生で溶接を行うのは今回が初めてなので、先生の作業を観察して作業方法を学びます。まずはじめに2枚の板を直角に溶接する方法を練習しました。
作業内容を観察する様子
2枚の板を直角に溶接する様子
溶接後の板
次にペン立ての部品を治具にセットして仮止め溶接を行っていきます。仮止めができたら練習と同様に2枚の板を繋げていきます。今回、4枚の板を筒状に溶接していくので合計4辺溶接を行います。
部品を治具にセットした様子
仮止め溶接の様子
今回は底板を除く4枚の板を溶接しました。
4週目の成果
次回は底板を溶接していきます。
次回投稿は1/26(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
機械科課題研究発表会
機械科課題研究発表会
令和3年1月21日(木)、機械科の課題研究発表会が行われました。3年生が一年間をかけて行った研究の成果を発表しました。発表会に参加した2年生も真剣に3年生の発表を聞いていました。
発表会後には3年生による進路体験発表会が行われました。
《研究テーマ》
1 4ストロークエンジン1サイクルエンジン研究と製作
2 溶接によるものづくり
3 ゴム動力自動車の製作
4 電動SLの製作
5 オムニホイールを使ったロボットの製作
6 IOT2~ミニ四駆からIOTミニ四駆へ~
4 電動SL 5 ロボット製作 6 IOT
進路体験発表会1 進路体験発表会2
電子科 課題研究発表会
「令和2年度 課題研究発表会 電子科」
~ リモートによる課題研究発表会 ~
期 日 : 令和3年1月21日(木) 4h~6h
会 場 : 電子科棟 電気磁気実習室 (2年生 パソコン室 1年生 電子計測実習室)
今年度は、コロナ禍により密を避けることで2年生は、パソコン室、1年生は計測実習室とリモート聴衆とし、
1階の電気磁気実習室より3年生の発表をリモート映像でリアルタイムに発信する課題研究発表会を実施しました。
課題研究は、生徒が主体的に設定した課題について、専門的な知識と技能の深化、総合化を図る学習を通して、
問題解決の能力や創造的な学習態度を育てることがねらいで、3年間の集大成として課題研究の成果を発表する
機会である。今年度の課題研究テーマは、次の8テーマである。
1 GPSを利用した自律型ラジコンカーの製作 6 遠隔操作による窓の施錠確認装置の製作
2 Nゲージ制御の製作 7 スマートフォンから遠隔操作できるラジコンカーの製作
3 アメリカンフットボールロボットの製作 8 アプリ制作
4 ゲーム制作
5 通信配線工事とCNC加工機の製作
学校長あいさつ 3年生全体会 2年生リモート映像
1年生リモート映像 3年生ビデオカメラによるリモート 電子科入口情報発信システム
GPSを利用した自律型ラジコンカーの製作 Nゲージ制御の製作 アメリカンフットボールロボットの製作
ゲームの制作 通信配線工事とCNC加工機の製作 遠隔操作による窓の施錠確認装置の製作
スマートフォンから遠隔操作できる アプリの制作
ラジコンカーの製作
生産機械科2年 MC実習 5週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習」の5週目についてご紹介いたします。
今回は、MC(マシニングセンタ)における工具の上下について学習しました。下図の説明にあるように、回転する工具で切削を行う際には、工具の上下運動で溝の深さが決まります。適切な高さで切削を行わないと、故障や事故の原因になります。
工具の上下について
下図は、誤ったプログラムにより、加工途中で、工具が意図しない切削を行った時の製品です。工具の上下のプログラムを間違えると、このように傷になってしまい、最悪の場合は工具が折れたり、主軸(回転運動を与える部分)が歪んでしまいます。
自動制御で行う加工だからこそ、プログラムが非常に重要であり、作業の安全性や、製品の質に関わってきます。
失敗した製品の例
工具の違いについても学習しました。ドリル(穴をあける)やエンドミル(溝を削る)など、用途に応じて自動で工具を交換するのが、MC(マシニングセンタ)の強みでもあります。
各種の工具
次回は、1月22日(金)生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介します。
生産機械科2年 MC実習 4週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習:マシニングセンタ実習」4週目についてご紹介いたします。
マシニングセンタ実習では、前回までの3週で工具の切り替えや、加工のためのプログラムについて学習しました。
今回から3週に渡って、実際に加工するためのプログラムや機器操作について学習し、最終週にはアルミ板に自由な図形を切削します。
まずは、生徒それぞれが考えた図形を方眼紙にスケッチし、座標を取ります。
方眼紙によるスケッチ
次に、方眼紙から取った座標からプログラムを作成します。下図のようにPCソフト上で工具の種類や座標、工具の移動距離についてプログラムしました。
プログラム画面
最後に、マシニングセンタによる加工のシュミレーションを行いました。下図のように、PC上で工具の動きを確認し、工具の干渉などがないか確認しました。
シュミレーションの様子
次回は1月19日(火)に今回の続きとして生産機械科2年 MC実習 5週目についてご紹介いたします。
看板製作~真女高への看板設置活動~
真岡女子高校への看板設置作業を実施
令和3年1月7日、真岡女子高校にて看板の設置作業を行いました。
この取り組みは、真岡女子高校より話をいただいた「生徒の活躍をPRするための看板」を製作して欲しいとの要望を実現させたものです。完成までには少し時間を要してしまいましたが、建設科1年の女子生徒4名が製作に携わり、無事に引き渡すことが出来ました。様々な活動の報告等に活用していただけたらと思います。
また、生徒にとっては1年次より様々な工具や工作機械を扱う機会にもなり、拘りを持ったものづくりを行う上で、とても良い経験になりました。
以下の研究部の活動ページより、その製作の過程について紹介していますので、是非ご覧ください。
第3学期始業式・生徒会役員任命式が行われました。。
日下田校長より、栃木県も年末より新型コロナ感染症でも警戒レベル「特定警戒」となっているが、部活動などで感染症対策を取りつつ学校生活を継続すること、丑年にちなんで変化の時代に時間を無駄にせず着実な歩みを進めることなどの訓示がありました。
始業式に続いて、生徒会役員の任命式が行われ、電子科2年菅谷 至恩新生徒会長ら新生徒会がスタートしました。
ロボットアメリカンフットボール
「ロボットアメリカンフットボール栃木県大会準優勝」
~全国大会出場権 獲得~
期 日 : 令和2年12月19日(土) 8:30~12:30
会 場 : 栃木県立今市工業高等学校 (体育館)
競 技 : エントリー数 6校9チームが参加
工業部会主催によりロボットアメリカンフットボールの県予選大会が栃木県立今市工業高等学校を会場で開催され、
本校から電子研究部7名が出場しました。練習時に2号機ロボットの片方から火花を発し反対の車輪が動かなくなる
トラブルもありましたが、1戦目は、足工高と7-0のコールド勝ち。2戦目は、試合待機中に4号機ロボットのモータ
ドライバから受信機にかけての配線から火が出るトラブルが発生し、4台での戦いになりましたが、宇工高と7-0で
何とかコールド勝ちして、決勝リーグに進出しました。すぐの決勝リーグだったため、修理が間に合わず、1戦目は
4台での戦いとなり、清峰高と1-5で負けてしまいました。2戦目は、修理も終わり5台での戦いとなり、足工高と
7-2で勝利しました。 結果は準優勝でしたが、さまざまなトラブルにも対処し解決できたこともあり、技術力や
対応力もレベルアップし、部員全員が一丸となってがんばったと思います。今回も全国大会の出場権を得ましたが、
昨年度同様、全国大会の中止により出場できないのが残念です。
第2学期の終業式を迎えました。
なお、本日の表彰式・修業式は、感染防止のため応接室で行い、これを各HRでリモート視聴する形で行われましたが、電子科の先生方の準備が実を結んだ「本校のカイゼン」の良い実例となりました。
これから冬季休業となりますが、終業式の学習指導部・進路指導部・生徒指導部からの指導事項をふまえて、また1月8日に元気に第3学期を迎えてほしいと思います。
生産機械科2年 機械仕上実習 6週目
本日は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の6週目についてご紹介いたします。
機械仕上実習の最終週となる今週は前回、外形を加工した材料に旋盤で、ねじを切っていく作業となります。旋盤で設定する作業も多く、0.1mmずつ、ゆっくりと切削するため、通常の外形切削より時間が掛かりました。
ねじを切削する様子
下図が完成した豆ジャッキです。ねじを利用して上下することができます。
完成した豆ジャッキ①
完成した豆ジャッキ②
機械仕上実習では、端面切削・外形切削に加え、「テーパ加工」「穴あけ」「タップ加工」「リーマ仕上げ」「ねじ切り加工」などの機械的な加工の要素について学習しました。
旋盤加工の様子
さて、次回は1月12日(火)に生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。