定時制の出来事

学校設定科目「アウトドアスポーツ」:晃石山の登山実習

 1026()、保健体育科の学校設定科目「アウトドアスポーツ」を受講している生徒の皆さん14名、引率教員2名が登山実習に出かけました。    

実習場所は、太平山と尾根続きになっている標高419mの「晃石山」(てるいしさん)。この山は、太平山系では最も高い山です。今回は、整備された初級者向け登山コースを巡りました。

事前学習として、周到な計画の立案や持参品の確認を行いました。また、不測の事態が発生した際の対応策も入念に講じてあります。

    


<コース>

午前9時 出発

栃木駅―(JR両毛線)― 大平下駅―桜峠―晃石山―グミの木峠―太平山神社―
謙信平
―六角堂―永野川―栃木西中―学悠館高校 

午後3時30分 帰着

<持ち物>                                    

ザック、防寒着、地図、コンパス、水筒(ペットボトル)、弁当(おにぎり)

着替え、タオル、筆記用具、メモ帳、非常食、時計、健康保険証、帽子

<共同装備>

コッヘル、ストーブ、カメラ、救急用品、ロールペーパー

    

    

    

    

 

<注意すること>
 ①遅い人のペースに合わせて歩く。
 ②健康状態を維持して体調不良の場合はとりやめる。
 ③持ち物をチェックして忘れ物をしないようにする。
 ④悪天候も予想されるので、雨具は必ず準備する。
 ⑤熊や蜂、あぶ、など有害生物への対策も考えておく。

    

 

    

 

    

    

 

 

<実習における学習課題>
 ①地図の読み方、コンパスの使い方

・地図から距離や標高差を読み取り、時間や疲労度を予測してコース計画を立てる。
 ・常に現在地点を地図上で確認する。
 ②装備
 ・必要な持参品を自分でリストアップし、資料に示した基本的個人装備の漏れがないか確認する。
 ・荷物は、軽い方が良い。しかし、持って行った方が良いもの(役に立つもの)は多少荷物になっても楽しさが増える。
 ③歩き方
 ・登る時・下る時の留意点について、経験を踏まえて説明できるようにする。
 ④登山と食事
 ・登山に持参する食料(エネルギー源)はどんなものが良いか。
 ・行動食(歩きながら食べる栄養物)も工夫してみる。おいしくて便利な菓子類など
 ⑤記録とまとめ
 ・計画と実際との違いを確認する。
 ・想定通りにならなかった理由は、どんなことか。

 ・次回にやってみたいことなどを記録しておく。 

    

    

                                                

参加した28Iクラスの生徒Yさんは、次のように感想を語っていました。

「本格的な登山は、初めての経験でした。緩やかな道を想像していましたが、思ったよりも急斜面がありました。途中、中高年の登山者と何人もすれ違いました。『こんにちは!』と皆さんと挨拶をかわしました。」

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ようこそ図書室へ!⑭ 芸術の秋 〈図書館特別講座〉開催

 1024() 1605分から〈図書館特別講座〉〝『芸術の秋 音楽との上手なつき合い方教えます』 -お茶の効用と楽しみ方のミニ講座を添えて-〟が開催されました。参加したのは、定時制の生徒の皆さんと教職員など、およそ35名。名曲の数々を聴きながら紅茶を味わい、とてもすてきで優雅なひとときとなりました。


    


 ショパン「プレデュード15番『雨だれ』」、モーツァルト「『ピアノ協奏曲21番』2楽章」など、6曲を鑑賞しました。音楽と本の紹介は、学悠館高校芸術科(音楽)のJ先生。穏やかな話しぶりと、わかりやすい解説に参加した皆さんは、楽しい時間を過ごしていました。

    

 

 

お茶に関するミニ講座も開かれました。担当したのは学校栄養士のK先生。緑茶・烏龍茶・紅茶の由来、お茶の8つの効果など、とてもためになる話題を提供いただきました。

    
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♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第29弾

    「ペン習字」  一生役立つ美文字をマスター!!

(芸術科  書道 <学校設定科目>・選択科目)

 

「ペン習字」は、授業が1週間に2時間ある〝2単位〟の講座です。29年度は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ部にあわせて7講座が開設されて106名の生徒の皆さんが受講しています。

履修条件が特にないので、1年次生から受講することができます。

    

 

学習のねらいは、硬筆の特性を活かした書写の基本的技能を学ぶことです。

学習内容は、次のとおりです。それぞれ楷書・行書に分けて学習します。

①基本点画(ひらがな・カタカナ・漢字)

②部首部分の名称

③筆順

④日常文書とその書式(葉書・手紙の書き方・年賀状作成)

    

 

 

評価は、課題の達成度、提出物の提出状況、授業態度、出席状況を総合して算出します。

 

次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第30弾」では、理科の学校設定科目「自然科学入門」を紹介します。

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平成30年度版『履修のてびき』製本完了! いよいよ履修指導の季節

 平成30年度版『履修のてびき』の製本が無事に終わり、生徒の皆さんに間もなく配付されます。また、平成30年度の「科目配置一覧表」が、ほぼ確定する段階にまできました。一覧表の中には、約870時間分の授業の1つひとつがバランス良く配置されています。

いよいよ〝履修指導〟の季節を迎えました。

    
【『履修のてびき』表紙】      【科目配置一覧表】

 

在校生の皆さんは、11月初めから実施される各種の指導や生徒自身の研究によって、〝自分だけの時間割〟を作成することになります。

 

 「次年度履修計画」の主な日程は、次のとおりです。

 11 1()~ 履修計画作成(LHR・総合的な学習の時間に5回実施)

 11 2()  進路ガイダンス2(進路を意識した履修計画を作成してみよう) 

 116()~ 授業見学週間(実際に授業を見学できます。期間中、13日間計画)

 11 6()~ 大学進学希望者への履修ガイダンス(進路部担当教員から詳しい説明、3回実施)

 そして、1222()までに、「履修希望」等の書類をHR担任の教員に提出することになります。

    
【『履修のてびき』内容と構成】             【履修計画作成①「各教科からのガイダンス」(平成28年度記録画像)

 

進路をじっくり考えたり、説明などをよく聞いたり、積極的に参加したり、相談したり……、この一連のプロセスを経て、生徒の皆さんの〝自分だけの時間割〟は完成します。

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皆さんの協力に感謝! 〝献血〟が実施されました。

 1024()、午前10時から〝献血〟が実施され、定時制の生徒の皆さん、教職員が協力しました。

初めに、エントランスホールで受付。『献血いただく前に』を熟読してから、『献血申込書』に必要事項を記入しました。健康状態を確認するための問診票は、タッチパネルに触れて入力しました。

    


 記入した問診票に基づいた問診、血圧測定などを行い、その後に200400mLの献血を実施しました。採血にかかる時間は、1015分程度でした。

      

 

 

献血した2年次の女子生徒は、「今年の3月に16歳になりました。両親から勧められて、初めて献血することにしました。」と話していました。また、地歴科の教員は、献血歴40年のベテラン。「折に触れて献血するようにしています。縁あって献血できることがうれしいです。」と語っていました。

    

 

 献血カードには、さまざまなデータが記載されています。次回の献血可能日も印字されていました。協力していただいた皆さん、ありがとうございました。

        
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<観察記録> サルスベリは、本当に100日間も咲き続けるのか?

 7月初旬、JR両毛線の高架下から校舎側を見上げると、可憐な花が目に留まりました。サルスベリの開花です。この「サルスベリ」は、漢字で書くと「百日紅」。本当に、文字通り100日間も咲き続けるのか?観察してみました。

    
【第1日】
7月9日()15:35[左]、15:41[右]



 

 

【第16日】7月24()10:15  連日、33℃ほどの気温。快晴が続きました。


    
【第23日】
7月31()12:15[左]、12:16[右]


    

【第24日】8月1日()12:14[左]、12:15[右]  ちょうど満開。花の数がいちばん多い頃でした。



【第38日】
8月15() 15:25  この日の栃木市の最高気温は、およそ26℃。お盆の中日でしたが、炎天の夏のイメージではありませんでした。



【第73日】
9月19() 12:53

    
【第76日】9月22() 14:41[左]、14:42[右]  夏休み明けの授業再開から1か月。まだまだ花を愛()でることができました。


    
【第79日】
9月25() 8:46[左]  花数がだいぶ少なくなってきました。


【第82日】9月28() 11:00


 

【第85日】10月1日() 13:52


    
【第95日】
1011() 13:55  南側の葉が色づいています。サルスベリと同じ敷地南側
の一画では、コスモスの花が風に揺れています。


    
【第100日】
1016() 10:17[左]、10:20[右]
  とうとう100日目を迎えました。この日の最高気温は、15℃。本格的な秋へ。しかし、まだまだ咲き続けています。

 

    
【第104日】
1020() 12:46[左]、12:48[右]
   咲いている花は、ごくわずかになりました。


    
【第107日】
1023() 11:50[左]、11:53[右]


昼前、まだ強風が吹いていました。サルスベリの枝は、しなって必死に風に耐えている様子。台風一過。青空が広がって、その下では大きな雲のかたまりが流れています。
 一昨日からの風雨のせいか、サルスベリの花は最終盤。あと1、2日といったところでしょうか。

 

 

敷地南側には、17本のサルスベリが植栽されています。観察の結果、決して一輪が100日間にわたって咲き続けるわけでも、1本に咲く花が100日間にわたって咲き続けるわけでもありませんでした。

陽当たりや土壌の関係で、早く咲く花もいつまでも咲き続ける花もあります。17本のサルスベリを全体としてとらえると、開花の期間はゆうに100日を越えていました。

また来年の夏、いつもの年と変わらぬサルスベリの花々と出会えますように(^^)/~~~

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<速報>〝生活体験発表会〟Ⅲ部生徒が最優秀賞!全国大会へ

 1021()に栃木県教育会館で開催された「第34回栃木県高等学校定時制通信制文化発表会」の〝生活体験発表部門〟で、学悠館高校定時制Ⅲ部に在籍する男子生徒が最優秀賞に輝きました。

受賞したのは、Ⅲ部27MクラスのK君。演題は、「HOME― 私のふるさと― 」でした。


 今回の受賞の結果、K君は、
「第65回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会 -定通高校生の青春メッセージ- 」に栃木県代表として出場する運びとなりました。全国大会は、11月に六本木ヒルズ・ハリウッドプラザで開かれます。

 

今回の発表会の模様と、最優秀賞を受賞したK君へのインタビューは、後日詳しくお伝えします。

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♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第28弾

「体育1」  運動の基本的な動き方を学び、運動能力を高めます。

「体育2」  各スポーツの技能を高め、スポーツの特性に応じた楽しさを味わいます。  

「選択体育」 自分の好みで、種目・単位数・学習集団を自由に選べます。

        (保健体育科・必履修科目<7単位以上>) 

 

「体育1」・「体育2」は、授業がそれぞれ1週間に2時間ある〝2単位〟の講座です。「選択体育」 は、〝1単位〟または〝2単位〟の講座。平成29年度におけるこれらの体育の必履修科目は、Ⅰ部(午前)・Ⅱ部(午後)・Ⅲ部(夜間)にあわせて38講座が開設され、のべ682名の生徒の皆さんが受講しています。    


 各講座では、次の種目を単元ごとに学習します。また、体育理論も学習します。

「体育1」  体つくり運動・長距離走・球技・器械運動(男子)
       剣道(男子)・ダンス(女子)
「体育2」  体つくり運動・長距離走・球技・器械運動(女子)


「選択体育」 A・B ゴール型スポーツ中心 
       C・D ネット型スポーツ中心

           
       E   ゴルフ型スポーツ、バドミントン中心

 
       F   トレーニング、卓球中心

     

  

    

    

    

    

 関心・意欲・態度、運動の技能、知識・理解、思考・判断を学習の取組状況から総合的に評価します。

 

 次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第29弾」では、芸術科(書道)の学校設定科目の「ペン習字」を紹介します。
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〝出藍祭〟への道 :4年次Ⅰ部(展示グループ)

 1020()4時限目、4年次Ⅰ部(26ABクラス)の展示グループのおよそ15名は、物理教室1で「アロマキャンドル作り」のデモンストレーション。理科の実験器具や調理の器具を操りながら、生徒の皆さんはキャンドル制作に夢中になっていました。
    


 今回の制作プロセスを検証しながら、当日は、すてきなアロマキャンドルを用意するそうです。テーマは、「Happy Candle」。アロマキャンドルの販売もするそうです。〝出藍祭〟当日は、人数限定ですがアロマキャンドル作りの体験もできるとのことでした。

    


    


         

 

 

 

本番まで、生徒登校日は14日。試行錯誤を繰り返しながら、完成度の高い「アロマキャンドル」ができそうな予感。今日の様子を見ているだけで、さっそく心が癒やされそうな香りに包まれました。とても期待が持てそうです。

 

がんばれ、26ABクラス! 卒業年次生!!

 

〝出藍祭〟は、招待状をお持ちの方のみ来場することができます。
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〝出藍祭〟への道 :4年次Ⅱ部(展示グループ)

 1020()4時限目、4年次Ⅱ部(26GHクラス)の展示グループのおよそ20名は、理科教室の並ぶ3階の廊下に集合。モザイクアートの制作に取り組みました。タイトルは、「地味にスゴイモザイクアート」です。〝出藍祭〟当日は、エントランスホールに展示されるそうです。


    


 1枚ずつ順番・色彩を考えながら何枚ものA4用紙を並べて、出来上がりのイメージを確認しました。原画は、当日のお楽しみということでした。どんな素晴らしい作品ができるのか、今からワクワクします。
    

 

昨年は、マジックルーム(傾きのある小部屋)作りに全力で臨んだものの、その時は、なんとなく質素なイメージでした。今年度の合言葉は、「今年は地味とは言わせない!」とのことでした。そして、展示部門で最優秀賞を狙うそうです。生徒の皆さんは、闘志満々です。

本番まで、生徒登校日は14日。粘り強く計画的に作品を完成できそうな予感がします。

がんばれ、26GHクラス 卒業年次生

 

 ※モザイクアートの原画は、で加工処理しています。

 

〝出藍祭〟は、招待状をお持ちの方のみ来場することができます。
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