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定時制の出来事
就職試験対策の〝面接練習会〟が開催されました!
志望動機・長所と短所・特技や資格・趣味など、一般的な質問を中心に今回は練習しました。
面接練習の方法は、ローテーション形式。一定の時間を経過すると、次の面接官役の教員の前に進みます。面接練習は、およそ1時間にわたって続きました。
~ 参加した生徒の皆さんの感想 ~
●Iさん(27Gクラス) 就職希望先:自動車販売会社(事務職)
「まだまだ練習の途中。部活動に関する質問には、十分には答えられませんでした。どっと疲れました。もう一度ノートにしっかりメモして、次回の〝面接練習会〟に参加します。」
●Aさん(27Bクラス) 就職希望先:食品製造会社(製造職)
「第三者の視点で、さまざまな指摘をいただきまました。足りない部分を確実に補って、本番に臨みます。」
第2回〝面接練習会〟は、9月7日(木)に予定されています。
今日、いちばん早く登校した生徒 ~8月31日(木)編~
7時35分。エントランスホールに一人の男子生徒がいた。小山市から通学している彼は、Ⅰ部の2年次生。
学悠館高校の1時間目の開始時間は、午前9時。始業には、まだ1時間半近くある。いつもは両毛線を利用して登校する。しかし、今日に限って保護者に送ってもらったという。少し発熱しているらしい。
「学校を絶対に休みたくないです」
将来の夢に向かって突き進む彼にとって、充実した学校生活が何よりのエネルギー。2カ国語を自在に操る彼は、通訳を養成する四年制大学か専門学校への進学を目指している。
HRの担任教員は「いつも明るく愉快な生徒。当然、友達も多い。HRでは、掲示係をお願いしている。」と語る。
夏季休業が終わり、中間テストは少し先。なんとなく“のんびりムード”に流されがち。しかし、「理数系の科目が得意。体育、社会と情報、トレーニング、世界史も好きな科目。」と本人は話す。
放課後は、バスケットボール部の活動に励む。8月に開催された「全国高等学校定時制通信制バスケットボール大会」では、主力選手として出場した。ポジションは、フォワードだ。
スーパーマーケットでのアルバイトにも、精を出す。毎日が、とにかく忙しい。
将来の目標に向かって、あらゆることに全力で取り組むと語っていた。
また一人、たくましくなっていく学悠館生と巡りあった。
『相談室だより』9月号が配付されました!
今月号のテーマは、「幸せって何だろう?」です。
すぐそばにある幸せに目を向けて、もっと前向きな気持ちで日々の生活を送ることで世界は変わって見える 幸せになるためのヒントが隠されているかもしれません。
お子様をとおして手にされ、どうぞご一読ください。
配付された印刷物の下部には、昨年度まで行われていた「不登校相談会」に関する記事。今までとは異なる新しい対応の仕方について記載されています。変更点について、ご確認ください。窓口は、学悠館高校定時制相談部です。
※一部のクラスでは、9月1日(金)以降に配付される場合があります。
卒業生がやって来ました! H29夏 part2
恩師である歴史研究部の顧問とタブレット端末を見ながら、さっそく〝古文書〟談義に花を咲かせていました。
●Tさん 奈良県・奈良大学文学部文化財学科1年生
高校時代は、2つの部活動に所属し、とても多忙な毎日を過ごしていました。
探究部では、定期的に実施された「学習合宿」がいちばんの思い出。仲間と切磋琢磨しながら、勉強にどっぷりと漬かったとのこと。研究テーマを設定して問題を解決したり、その成果を発表したりしたことも楽しかったと話していました。
歴史研究部では、史跡や寺社などをめぐる実地踏査が今でも懐かしいと。学悠館高校の学校祭〝出藍祭〟では、研究成果を展示しました。
現在、大学では、史料学・考古学・美術史・保存科学などを基礎から学んでいるそうです。進級すると、さらに専門の研究が始まるので、今から楽しみだと語っていました。
実物に触れて歴史が学べる 大学の近くには、巨大な古墳・平城宮跡・薬師寺など、歴史遺産が豊富にあるそうです。
【奈良市内の「山陵」】
「天平ロマンに思いを馳せながら、ゆったりとした時間の流れの中に身を置いて学問に励んでいます」と目を輝かせていました。奈良盆地は、自然も豊かで環境に恵まれているらしい。
【大学キャンパス】
寿司チェーン店でアルバイトをしているおかげで、自炊をするように。「料理を失敗するたびに、レシピが増えていく感じ。」とも。
たくましくなっていく学悠館高校の卒業生に接して、頼もしさを感じることになりました。
平成29年度〝校内生活体験発表会〟 開催(Ⅱ部・Ⅲ部)
両部とも、発表者は4名ずつ。用意した原稿を手にする皆さんは、おのおの堂々とした発表ぶりでした。
【Ⅱ部】 【Ⅲ部】
発表を聞いている生徒の皆さんも、真剣な表情そのもの。発表後には、大きな称賛の拍手をおくっていました。
司会を担当したのは、生徒会の役員として認証されたばかりの2人。Ⅱ部は、副会長のKさん(27Hクラス)、Ⅲ部は会計監査のNさん(28Mクラス)。
審査委員長の大森亮一校長先生。ほかに、2人の教頭先生、数学科・理科・地歴公民科の教員の代表が審査。結果は、近日中に発表されます。
部ごとに最優秀賞・優秀賞が決められ、10月4日(水)の後期始業式で表彰されます。賞状のほかに楯と副賞も贈呈されます。最優秀賞に選ばれた生徒の皆さんは、10月21日(土)に栃木県教育会館で開催される「定通文化発表会」の生活体験部門に、学悠館高校の代表として出場する予定です。
なお、Ⅰ部(午前)の「平成29年度〝校内生活体験発表会〟」は9月1日(金)の4時限目に開催されます。
【Ⅱ部】
~ 『発表プログラム』より ~
<Ⅱ部>1 Uさん(29Jクラス) 『はじめの一歩』
2 Tさん(28Iクラス) 『これまでの私とこれからの私』
3 Fさん(26Hクラス) 『夢に向かって』
4 Uさん(27Hクラス) 『部活動』
<Ⅲ部>1 Sさん(29Mクラス) 『学悠館に入学して』
2 Sさん(28Nクラス) 『学悠館だからできたこと』
3 Tさん(26Mクラス) 『音楽のすばらしさ』
4 Kさん(27Mクラス) 『HOME-私のふるさと-』
※最初の数字は、発表順。
〝出藍祭〟への道:団体参加のテーマを決めよう!
事前アンケートでは、約30のアイデアが提案されました。
●お休み処
●映像をつくる
●お化け屋敷
●学悠館の旗をつくる
●綿でつくるスノードーム
●ピタゴラ装置
●すごろく
●イルミネーション
●ディズニーをテーマにした縁日ごっこ
●モンスターカフェ
●手作り小物類の販売
●サンドウィッチ販売
●チュロスや飲み物の販売 など
全員による協議や意見聴取の結果、「イメージを重視した休憩所の運営」と「チュロス&ドリンクの販売」にしようとテーマがまとまりました。さらに、大きく2グループに分けて、それぞれのリーダーのもと具体的な案を練っていくということになりました。
CM作成を積極的に申し出る生徒がいたり、意見を集約する時にリーダーシップを発揮する生徒がいたり、グループのリーダーとして意欲的に手を挙げる生徒がいたり……。生徒の皆さんの学悠館高校での成長ぶりを垣間見る思いがしました。
すでに展示や販売等の内容を決めて、『団体参加申込書』を係の教員に提出したクラス・部活動等のグループもあるそうです。〝出藍祭〟では、日ごろの学習成果の展示や実演(演奏・演劇・発表)、食品や物品等の販売など、多彩な催しが企画されます。
力を合わせて、みんなで作りあげていく〝出藍祭〟
今年、第13回の〝出藍祭〟テーマは、
「空前絶後の!超絶怒涛の学悠館!
~希望・自立・共生!最高の青春を仲間と~」です。
2人の卒業生がやって来ました! H29夏 part1
●Sさん 福島県・郡山女子大学家政学部人間生活学科2年生
高校生の時には、家庭科の全設置科目(『家庭基礎』・『子どもの発達と保育』・『生活と福祉』・『服飾手芸』・『フードデザイン』)を受講していました。
やがて、家庭科の教員を目指すことに。大学では、『教職論』の授業がとてもおもしろかったとのこと。今年は、『衣造形学演習』の授業で、〝浴衣〟(ゆかた)を仕立てました。2年後には、学悠館高校で「教育実習」をする運びとなるでしょう。
高校時代は、〝探究部〟と〝書道部〟に所属し、それぞれ大活躍していました。
〝探究部〟では、ひたすら学習。Ⅱ部(午後の部)に所属しながら、午後8時ごろまで受験勉強をしていたそうです。仲間との共同研究も、楽しい思い出だったと振り返っていました。
〝書道部〟では部長を務め、部員にとても頼りにされていました。
【学校祭〝出藍祭〟書道パフォーマンス】
【『生徒会誌』第11号の題字『出藍』の揮毫(きごう)】
●Aさん 京都府・佛教大学歴史学部歴史文化学科2年生
大学では、『民俗芸能特講』、『祇園祭研修』など民俗学系の講座を多数受講しているそうです。学生マンションから徒歩10分圏内に、北野天満宮や金閣寺があるそうです。史跡巡りに出かけるなど、充実した毎日を過ごしているとのこと。〝祇園祭〟の〝綾傘鉾〟(あやかさほこ)では、巫女のボランティアも。学生生活を語る話しぶりから、京都の町にすっかり魅了されている様子でした。
民俗学の学問を究めていきたい 大学卒業後は大学院に進学し、将来は博物館の学芸員として活躍したいと話していました。
【巫女のボランティア】
高校時代は、〝写真部〟と〝探究部〟に所属していました。
〝写真部〟の活動では、「風景」や「史跡」をおもに撮影していました。また、〝探究部〟では部長を担い、仲間とさまざまな研究テーマを設定し、展示や発表をしました。
【学校祭〝出藍祭〟写真部展】
【学校祭〝出藍祭〟エントランスホールの展示】
中庭のテラスがきれいになりました!
【洗浄後】きれいに! 【洗浄前】緑色の苔(こけ)が生えています!
中庭テラスは、緑色の苔で覆われている状態でした。テラスは、4階建ての校舎の陰にあるので、直射日光がほとんど当たりません。おまけに、曇りや雨の日が続いた今夏の天候不順も影響したのかもしれません。
【洗浄作業中】
昼休みには、お弁当を囲んで、憩いの場所にもなります。また、毎年、11月に開催される学校祭〝出藍祭〟ではウッドデッキ部分がステージになり、さまざまなパフォーマンスも繰り広げられます。
【ランチタイム】
【〝出藍祭〟第2日:中庭 on Stage】
湿った苔が生えている箇所に足を踏み入れると、転倒する危険性もありました。事務室担当者と“公仕”の方とのスピーディーな対応で、生徒のみなさんは安全に活動することができるようになりました。
〝ふれあいキャンプ〟事前説明会が 開催されました!
生徒の皆さんは、〝ふれあいキャンプ〟の目的・参加条件・活動内容・昨年度の様子などについて、スライドショーによる説明を熱心に聞いていました。
スライドショーの後、担当の教員からさらに詳しい留意点等の説明が加えられました。
事前説明会の最後には、『小中学生をどのようにサポートしていくか?』という題名で、作文を書いてもらいました。こちらの作文は、参加者を選考する際の資料として活用されます。
視聴覚室に集合した生徒の皆さんは、「ぜひ行きたい」、「去年も参加したので、今年もたくさんの仲間や小中学生と信頼関係を築いていきたい」と参加への意欲を話していました。
なお、参加申込みの受付は9月5日(火)までです。
~ 説明用スライドショーの一部 ~
生徒会新役員 : 「認証式」および特別活動部職員との「顔合わせ会」
新役員の皆さんには、大森亮一校長から「認証書」が手渡されました。校長先生は、挨拶の中で、次のように語りかけました。
「新役員みんなの手で学悠館高校をもっとよくしていってほしい。」
「アイデアや意見を出し合ってほしい」
「与えられた仕事だけではなく、一歩進んだことに取り組んでほしい」
新生徒会長が、生徒会を代表して決意を表明しました。
「私たち生徒会は、『笑顔があふれる学校』、『細かい気配りのできる学校』を作り上げることを目標に、一年間頑張ります。困難に直面した時、私たち生徒会の仲間どうし、力を合わせて乗り越えていきます。そして、この学悠館高等学校をよりよい学校にできるよう努力していきます。」<一部抜粋>
なお、新役員の皆さんの任期は、平成30年7月31日までになります。
午後4時30分からは会場を会議室に移し、生徒会新役員の皆さんと特別活動部の教員との「顔合わせ会」が開かれました。
今後、学校祭〝出藍祭〟をはじめ、生徒会役員の皆さんが中心を担う行事などが目白押し。生徒会新役員の皆さんの活躍が期待されます。
~ 新生徒会役員の皆さん ~
会 長 K 君 (29Aクラス)
副 会 長 K さん(27Hクラス)
O 君 (29Nクラス)
書 記 I 君 (27Mクラス)
T さん(29Aクラス)
会 計 A さん(27Hクラス)
M 君 (28Aクラス)
会計監査 S 君 (28Bクラス)
N さん(28Bクラス)
N さん(28Mクラス)
庶 務 N さん(28Bクラス)