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定時制の出来事
校舎・体育館の清掃作業が始まりました。
作業を担当するのは、委託業者の方々。初日の今日は、各階のカーペット敷きの部屋、窓ガラス(内側・外側)の清掃が行われました。窓ガラスの外側は、高所作業車を利用して窓磨きが進められていました。
一連の作業は、8日(木)までの予定で実施されます。
学悠館高校では、8月20日(火)に〝一日体験学習〟が開催されます。
来校された皆様には、ふだん以上に清掃の行き届いた校舎をご覧いただけることになっています。また、校内見学コースになっている体育館2階(アリーナ)と1階(トレーニングルーム、格技場)の床も、いつにも増してピカピカに輝いていることでしょう。こちらも、ぜひご覧ください。
全国大会でも栄冠を目指せ! サッカー部
“第29回全国高等学校定時制通信制サッカー大会”は、32チームが出場して清水ナショナルトレーニングセンター、清水蛇塚スポーツグラウンド、IAIスタジアム日本平で開催されます。大会は、8月2日(金)が開会式。3日(土)から6日(火)までの間、静岡県内のサッカー会場では熱戦が繰り広げられることになります。
学悠館高校の初戦の相手は、クラークさいたま高校(埼玉県)。勝ち進むと、2回戦では長尾谷高校(大阪府)と鹿島灘高校(茨城県)の勝者と対戦することになります。
【県大会優勝(令和元年6月15日)】
昨年は、一昨年に続いて2年連続してベスト8入り。今年の目標は、全国制覇。大会も目前に迫って部員の士気も、ますます高まっています。
【第28回全国大会(平成30年7月30日)】
全国大会の初戦となるクラークさいたまとのゲームは、8月3日(土)15時に清水蛇塚スポーツグラウンド(南)でキックオフとなります。
【練習風景】
全力を尽くして、全国大会で〝学悠館高校〟旋風を!!!!
第3回「寺子屋みらい」:蘇れ!足尾の緑② 植樹・見学
10時23分、予定より早く生徒・保護者の皆さん、引率教員を乗せたバスは、銅(あかがね)親水公園に到着しました。
途中、バスの中では、足尾銅山の繁栄と鉱毒事件、山に木がなくなってしまった理由、再生への取組について、学悠館高校の教員による解説に耳を傾けました。
足尾環境学習センターでは、足尾の歴史を紹介するDVDを視聴したり、展示物を見学したりして理解を深めました。丁寧な説明をしていただき、参加した皆さんは集中して聴くことができました。
植樹にあたっては、NPO法人足尾に緑を育てる会の皆さまにお世話になりました。バケツに用意された苗木とシャベルを持って、植樹する場所に向かいました。山の斜面で、いよいよ作業開始。苗木をしっかりと植えることができました。
1年前に行った植樹記念のプレートも、確認することができました。苗木は、とても大きくなっていました。
植樹を終えた後には、公園で仲間と一緒に昼食をとりました。
学悠館高校では、足尾銅山の荒廃した山々に木を植え、緑を取り戻す活動に関わっていきたいという趣旨で、平成24年度からほぼ毎年〝寺子屋みらい:蘇れ!足尾の緑〟が行われています。
栃木市内の事業所で生徒が〝就業体験・就業見学〟(第2回)
円滑な人間関係の構築や自己の潜在能力の発見、積極的な社会参画などを目的として、〝就業体験・就業見学〟が行われています。
今年度は、栃木市内の7事業所で11名の生徒がお世話になりました。生徒の受入れを快諾くださり、心から御礼申し上げます。おかげさまで、〝就業体験・就業見学〟をとおして、十分な職業観や勤労観が身についたことと思います。
●インターンシップ 実際に就業を体験し、進路選択の参考にする(2~3日間)
●ジョブ・シャドウイング 職業人に密着し、仕事の現場を見学する (1日間)
【東武鉄道栃木駅】
電車の発着時には、安全確認に取り組みました。ホームでのアナウンス・赤い旗・ダイヤの話に、とても興味深く耳を傾けました。
【(株)サンプラザ】
昼間は、3会場のホール担当。そして、キッチンの手伝いも。忙しく活動することができた分、充実感を味わえました。
【いまいずみ児童館】
「鬼ごっこ」や「シャボン玉」などをして、子どもたちと一緒に遊びました。
たこ糸を使った「ぶんぶんゴマ」は、子どもたちのほうが上手に回せていました(^_^)b
〝蔵の街高校生ボランティアスクール〟開講式
開会の挨拶に続いて、ボランティアに関するオリエンテーション、体験談の発表、ボランティア体験場所の説明も行われました。その後、皆さんは、バスで栃木市内の見学に向かいました。
この〝蔵の街高校生ボランティアスクール〟は、栃木市社会福祉協議会・とちぎ市民活動推進センターくらら・栃木市・栃木市教育委員会・学悠館高校が共催する行事です。
第2回「寺子屋みらい」:体験学習③ 陶芸体験
7月26日(金)、うづま焼き工房(栃木市入舟町)では、定時制生徒3人が参加して、“陶芸体験”にチャレンジしました。
初めに、陶芸の基本を学んだ後に、さっそく「手びねり」による作品制作に取り組みました。
生徒の皆さんは、「手回しろくろ」の前に着席。まず底の部分を作り、棒状に細く伸ばした土を底部のふちに沿って輪積みしていきました。へらを用いて接合したり、細工を施したりしながら、少しずつ作品が出来上がっていきました。
作品は、湯飲み茶碗・はし置き・小皿など。この後、乾燥・窯焼きなどの工程を経て、焼き上がった作品は生徒の皆さんに手渡されることになっています。
第2回「寺子屋みらい」:体験学習② 乗馬体験
7月26日(金)、(株)小山乗馬クラブ大沼(小山市羽川)では、定時制生徒3人が参加して、“乗馬体験”にチャレンジしました。
参加した3人は、馬が大好きな生徒ばかり。この日をとても楽しみにしていました。馬を、初めて間近に見た生徒は、体の大きさにとても驚いている様子でした。
実際の乗馬体験では、姿勢の保ち方、駆け足をする時のタイミングなどを丁寧に教えていただきました。
JRC部:高校生ボランティア・アワード2019① 準備・出発
7月29日(月)・30日(火)、パシフィコ横浜で開催される〝高校生ボランティア・アワード2019〟に、学悠館高校JRC部の皆さんが3年連続して出場します。
7月22日(月)からは、配付物・掲示物の作成、発表練習など、ボランティア・アワード直前の準備に取り組んできました。26日(金)は、配付物の袋詰めや三角巾のアイロンがけ、持参物・日程・留意事項の最終確認などを行いました。
7月29日(月)、8時前の新幹線で小山駅を出発。9時半には、宿舎の最寄り駅の桜木町に到着しました。この後、みなとみらい地区にある会場に向かいます。受付・記念撮影・ブースの発表準備を済ませた後に、正午からは開会式に臨むことになります。
ボランティア・アワードは明日の午後までの予定で、ブース発表大会やシンポジウムなどの催しが行われます。なお、ブース発表大会の模様は、TOKYO MXテレビ視聴アプリ「エムキャス」からご覧になることができるそうです。歴史研究部:現地調査の報告
今回は、部員の皆さんが作成した現地調査の成果と撮影した写真をHP上で紹介します。この成果は、来る8月17日(土)に開催される栃木県考古学会で口頭発表されるほか、奈良大学全国高校生歴史フォーラムの応募用の原稿として一部が使用されるそうです。
<現地調査の報告>
歴史研究部では、昨年度から「泉川条里跡」および「新井村の新田開発」について研究しています。本日はこれらの研究を更に深めるために、錦着山から箱森町・泉川町・新井町にかけて、現地調査を行いました。
錦着山には栃木市長・小根澤登馬雄氏の胸像がありました。裏側のプレートから、赤津川放水路建設を進めた市長であったことが分かります。
錦着山の麓を流れる「風野堀」です。本日は、古代条里制の遺構である「泉川条里跡」の主要な農業用水だったのではという仮説を検証するため、これから歩きます。
「風野堀」に「道切りの幣束」が捧げられていました。「風野堀」が風野村・箱森村と泉川村・新井村の境界であったことを示しています。
振り返ると、「風野堀」が錦着山にまっすぐ向かっていることに気が付きます。錦着山から真北に向かうこのラインが、条里制施行時の基軸線であり、錦着山がそのランドマークだった可能性があると、現地でふと思いつきました。
『風野堀』沿いに石仏が祀られていました。如意輪観音像などの十九夜塔で、年号を読むと、江戸時代の後半から明治時代の造立であることが分かりました。
現在の「はこのもり風野公園」です。このあたりが旧風野村の中心であったようです。また明治9年の地籍図では、字名が「元新田」となっていました。
新井町の南端、赤津川放水路の土手の上から、南の錦着山を望んだところです。このあたりは、条里制の方格地割が最も良く残っています。
赤津川放水路です。「風野堀」はこの写真の波立っているあたりで、サイフォンの原理を用いて放水路の下をくぐっています。
私たちが『地誌編輯材料取調書』新井村で確認した「天神堀」は、下流では「風野堀」と呼ばれていたことに、間違いないようです。
本日の現地調査によって、「風野堀」は「泉川条里跡」を縦断する主要な用水路であったことが確認できました。
学悠館高校の屋上から四方を眺めてみました。
気温は、30℃を上回っているはず。それに、屋上を覆うコンクリートの照り返しも加わり、とても暑く感じました。
学悠館では、ふだん屋上を開放していません。今回、機会があって、屋上に上ることができました。まずは、四方を眺めてみました。
●西 太平山が正面に見えます。左下には、栃木駅のプラットホーム。そして、屋上の太陽光発電パネル。
●東 右端には、加波山。中央から左と、やや右手には、かすかに白い巨塔が見えます。
●北 白色や灰色の雲が幾重にも重なって、男体山を見ることはできませんでした。
●南 中央にある2本の送電用鉄塔。この右側の鉄塔のすぐ右下に、とても小さく見えるのが東京スカイツリーです。
屋上には、冷房用冷却塔や太陽光発電パネル、避雷針などが所狭しと並んでいました。
※画像は、すべて7月26日(金)午後2時ごろ撮影したものです。