定時制の出来事

総合的な学習の時間:「進路ガイダンス2」の事前指導

 1027()、4・9時間目の〝総合的な学習の時間〟は、11月2日()に開催される「進路ガイダンス2」の事前指導が行われました。生徒の皆さんは、ガイダンスの目的・日時・持参物・注意事項などを熱心に確認していました。

平成28年度までは2月末に行われていたガイダンス。平成29年度からは4か月前倒しして、履修計画を作成し始める今の時期に移行されました。

    


 「進路ガイダンス2」の開催の目的は、次のとおり。

1年次生:系統別分野別研究会、就職講演会

代表的な系統・分野あるいは就職について必要な知識を習得し、自身の進路選択及び履修登録の参考とする。

2年次生:上級学校・企業見学会(バスに乗って校外へ)

上級学校の見学を通して進路について具体的なイメージを持ち、自身の進路選択及び履修登録の参考とする。 

3年次4修生:進路講演会、職業別分科会

今後の進路について再確認するとともに、自らの希望進路を実現させるために何をなすべきか考え、履修登録の参考とする。

卒年次生:社会人マナー講演会、社会人マナー研修

社会人マナー講演会の聴講及び研修を通して、高校生と社会人のルールの違い等について学ぶ。

    

 

 

あわせて「進路希望調査」も実施されました。生徒の皆さんは、「進路ガイダンス2」の機会を最大限に活用したり、進路を真剣に考えたりして、「履修計画」を作成していくことになります。次年度の〝自分だけの時間割〟作りも、間もなく本格的な開始の時期を迎えます。

    
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〝出藍祭〟への道 :『出藍祭だより』(No.1) 発行

 1027()、定時制課程の全生徒およそ550名の皆さんと教職員に、『出藍祭だより』(No.)が配付されました。

 この印刷物は、出藍祭実行委員会の企画・発行。編集を担当した実行委員は、おもにSさん(28Mクラス)・Eさん(28Mクラス)・Uさん(28Nクラス)の3名。担当教員と事前に十分に相談した上で、パソコンに向き合いながら、熱心に編集作業を進めていました。

 
 今回の発行にいたった契機は、実行委員会での話題    1年次生、転入生、編入生は、もしかしたら〝出藍祭〟のイメージがつかめないのではないか?

そこで、急きょ、浮上したのが『出藍祭だより』の作成でした。初めて〝出藍祭〟に臨む生徒の皆さんのイメージ作りに、きっと役だったことでしょう。同時に、“チーム学悠館”に所属する一人ひとりの〝出藍祭〟ムードの醸成にもつながったのではないかと思われます。

なお、通信制課程の生徒の皆さんには、1029()31()に配付される予定です。


 

 

13回の〝出藍祭〟テーマ

「空前絶後の超絶怒涛の学悠館
    ~希望・自立・共生最高の青春を仲間と~」

 

〝出藍祭〟は、「案内状」をお持ちの方のみ来場することができます。
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第1回PTA工房「ZAKKA」開催

 1026()、PTA研修の新企画〝第1回PTA工房「ZAKKA」〟が、視聴覚室を会場に開催されました。参加したのは、PTA会員の皆さま、教職員あわせて35名。開始時間の午後1時30分からおよそ4時間にわたって、作品の制作に集中して取り組みました。

 制作したのは、「江戸つまみ細工」。縮緬(ちりめん)を素材にヘアピン作り。細かな作業を繰り返すことで、作品はできあがりました。今回の作品制作では、PTA理事の早乙女真由美様が、講師を引き受けてくださいました。心から感謝申し上げます。

 

    

 

 

 会員どうし会話を楽しみながら、和やかな雰囲気。講師の早乙女様は、自分の手元をプロジェクターで投影しながら、作業の手順を説明。分かりやすい指導のおかげで、初めて作品作りに挑む方々も、滞りなく作業を進めることができました。

 

    

    

 

 

 今回の企画は、そもそもPTA理事会で話題にのぼったのが発端。その後、検討を重ねた結果、今日の開催につながりました。

    

    

作品の一部は、出藍祭〟PTAバザー」で商品として販売予定。そこで得られる貴重な益金は、次年度に開催される「震災防災学習の活動費に充てられます。

 


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学校設定科目「アウトドアスポーツ」:晃石山の登山実習

 1026()、保健体育科の学校設定科目「アウトドアスポーツ」を受講している生徒の皆さん14名、引率教員2名が登山実習に出かけました。    

実習場所は、太平山と尾根続きになっている標高419mの「晃石山」(てるいしさん)。この山は、太平山系では最も高い山です。今回は、整備された初級者向け登山コースを巡りました。

事前学習として、周到な計画の立案や持参品の確認を行いました。また、不測の事態が発生した際の対応策も入念に講じてあります。

    


<コース>

午前9時 出発

栃木駅―(JR両毛線)― 大平下駅―桜峠―晃石山―グミの木峠―太平山神社―
謙信平
―六角堂―永野川―栃木西中―学悠館高校 

午後3時30分 帰着

<持ち物>                                    

ザック、防寒着、地図、コンパス、水筒(ペットボトル)、弁当(おにぎり)

着替え、タオル、筆記用具、メモ帳、非常食、時計、健康保険証、帽子

<共同装備>

コッヘル、ストーブ、カメラ、救急用品、ロールペーパー

    

    

    

    

 

<注意すること>
 ①遅い人のペースに合わせて歩く。
 ②健康状態を維持して体調不良の場合はとりやめる。
 ③持ち物をチェックして忘れ物をしないようにする。
 ④悪天候も予想されるので、雨具は必ず準備する。
 ⑤熊や蜂、あぶ、など有害生物への対策も考えておく。

    

 

    

 

    

    

 

 

<実習における学習課題>
 ①地図の読み方、コンパスの使い方

・地図から距離や標高差を読み取り、時間や疲労度を予測してコース計画を立てる。
 ・常に現在地点を地図上で確認する。
 ②装備
 ・必要な持参品を自分でリストアップし、資料に示した基本的個人装備の漏れがないか確認する。
 ・荷物は、軽い方が良い。しかし、持って行った方が良いもの(役に立つもの)は多少荷物になっても楽しさが増える。
 ③歩き方
 ・登る時・下る時の留意点について、経験を踏まえて説明できるようにする。
 ④登山と食事
 ・登山に持参する食料(エネルギー源)はどんなものが良いか。
 ・行動食(歩きながら食べる栄養物)も工夫してみる。おいしくて便利な菓子類など
 ⑤記録とまとめ
 ・計画と実際との違いを確認する。
 ・想定通りにならなかった理由は、どんなことか。

 ・次回にやってみたいことなどを記録しておく。 

    

    

                                                

参加した28Iクラスの生徒Yさんは、次のように感想を語っていました。

「本格的な登山は、初めての経験でした。緩やかな道を想像していましたが、思ったよりも急斜面がありました。途中、中高年の登山者と何人もすれ違いました。『こんにちは!』と皆さんと挨拶をかわしました。」

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ようこそ図書室へ!⑭ 芸術の秋 〈図書館特別講座〉開催

 1024() 1605分から〈図書館特別講座〉〝『芸術の秋 音楽との上手なつき合い方教えます』 -お茶の効用と楽しみ方のミニ講座を添えて-〟が開催されました。参加したのは、定時制の生徒の皆さんと教職員など、およそ35名。名曲の数々を聴きながら紅茶を味わい、とてもすてきで優雅なひとときとなりました。


    


 ショパン「プレデュード15番『雨だれ』」、モーツァルト「『ピアノ協奏曲21番』2楽章」など、6曲を鑑賞しました。音楽と本の紹介は、学悠館高校芸術科(音楽)のJ先生。穏やかな話しぶりと、わかりやすい解説に参加した皆さんは、楽しい時間を過ごしていました。

    

 

 

お茶に関するミニ講座も開かれました。担当したのは学校栄養士のK先生。緑茶・烏龍茶・紅茶の由来、お茶の8つの効果など、とてもためになる話題を提供いただきました。

    
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♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第29弾

    「ペン習字」  一生役立つ美文字をマスター!!

(芸術科  書道 <学校設定科目>・選択科目)

 

「ペン習字」は、授業が1週間に2時間ある〝2単位〟の講座です。29年度は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ部にあわせて7講座が開設されて106名の生徒の皆さんが受講しています。

履修条件が特にないので、1年次生から受講することができます。

    

 

学習のねらいは、硬筆の特性を活かした書写の基本的技能を学ぶことです。

学習内容は、次のとおりです。それぞれ楷書・行書に分けて学習します。

①基本点画(ひらがな・カタカナ・漢字)

②部首部分の名称

③筆順

④日常文書とその書式(葉書・手紙の書き方・年賀状作成)

    

 

 

評価は、課題の達成度、提出物の提出状況、授業態度、出席状況を総合して算出します。

 

次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第30弾」では、理科の学校設定科目「自然科学入門」を紹介します。

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平成30年度版『履修のてびき』製本完了! いよいよ履修指導の季節

 平成30年度版『履修のてびき』の製本が無事に終わり、生徒の皆さんに間もなく配付されます。また、平成30年度の「科目配置一覧表」が、ほぼ確定する段階にまできました。一覧表の中には、約870時間分の授業の1つひとつがバランス良く配置されています。

いよいよ〝履修指導〟の季節を迎えました。

    
【『履修のてびき』表紙】      【科目配置一覧表】

 

在校生の皆さんは、11月初めから実施される各種の指導や生徒自身の研究によって、〝自分だけの時間割〟を作成することになります。

 

 「次年度履修計画」の主な日程は、次のとおりです。

 11 1()~ 履修計画作成(LHR・総合的な学習の時間に5回実施)

 11 2()  進路ガイダンス2(進路を意識した履修計画を作成してみよう) 

 116()~ 授業見学週間(実際に授業を見学できます。期間中、13日間計画)

 11 6()~ 大学進学希望者への履修ガイダンス(進路部担当教員から詳しい説明、3回実施)

 そして、1222()までに、「履修希望」等の書類をHR担任の教員に提出することになります。

    
【『履修のてびき』内容と構成】             【履修計画作成①「各教科からのガイダンス」(平成28年度記録画像)

 

進路をじっくり考えたり、説明などをよく聞いたり、積極的に参加したり、相談したり……、この一連のプロセスを経て、生徒の皆さんの〝自分だけの時間割〟は完成します。

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皆さんの協力に感謝! 〝献血〟が実施されました。

 1024()、午前10時から〝献血〟が実施され、定時制の生徒の皆さん、教職員が協力しました。

初めに、エントランスホールで受付。『献血いただく前に』を熟読してから、『献血申込書』に必要事項を記入しました。健康状態を確認するための問診票は、タッチパネルに触れて入力しました。

    


 記入した問診票に基づいた問診、血圧測定などを行い、その後に200400mLの献血を実施しました。採血にかかる時間は、1015分程度でした。

      

 

 

献血した2年次の女子生徒は、「今年の3月に16歳になりました。両親から勧められて、初めて献血することにしました。」と話していました。また、地歴科の教員は、献血歴40年のベテラン。「折に触れて献血するようにしています。縁あって献血できることがうれしいです。」と語っていました。

    

 

 献血カードには、さまざまなデータが記載されています。次回の献血可能日も印字されていました。協力していただいた皆さん、ありがとうございました。

        
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<観察記録> サルスベリは、本当に100日間も咲き続けるのか?

 7月初旬、JR両毛線の高架下から校舎側を見上げると、可憐な花が目に留まりました。サルスベリの開花です。この「サルスベリ」は、漢字で書くと「百日紅」。本当に、文字通り100日間も咲き続けるのか?観察してみました。

    
【第1日】
7月9日()15:35[左]、15:41[右]



 

 

【第16日】7月24()10:15  連日、33℃ほどの気温。快晴が続きました。


    
【第23日】
7月31()12:15[左]、12:16[右]


    

【第24日】8月1日()12:14[左]、12:15[右]  ちょうど満開。花の数がいちばん多い頃でした。



【第38日】
8月15() 15:25  この日の栃木市の最高気温は、およそ26℃。お盆の中日でしたが、炎天の夏のイメージではありませんでした。



【第73日】
9月19() 12:53

    
【第76日】9月22() 14:41[左]、14:42[右]  夏休み明けの授業再開から1か月。まだまだ花を愛()でることができました。


    
【第79日】
9月25() 8:46[左]  花数がだいぶ少なくなってきました。


【第82日】9月28() 11:00


 

【第85日】10月1日() 13:52


    
【第95日】
1011() 13:55  南側の葉が色づいています。サルスベリと同じ敷地南側
の一画では、コスモスの花が風に揺れています。


    
【第100日】
1016() 10:17[左]、10:20[右]
  とうとう100日目を迎えました。この日の最高気温は、15℃。本格的な秋へ。しかし、まだまだ咲き続けています。

 

    
【第104日】
1020() 12:46[左]、12:48[右]
   咲いている花は、ごくわずかになりました。


    
【第107日】
1023() 11:50[左]、11:53[右]


昼前、まだ強風が吹いていました。サルスベリの枝は、しなって必死に風に耐えている様子。台風一過。青空が広がって、その下では大きな雲のかたまりが流れています。
 一昨日からの風雨のせいか、サルスベリの花は最終盤。あと1、2日といったところでしょうか。

 

 

敷地南側には、17本のサルスベリが植栽されています。観察の結果、決して一輪が100日間にわたって咲き続けるわけでも、1本に咲く花が100日間にわたって咲き続けるわけでもありませんでした。

陽当たりや土壌の関係で、早く咲く花もいつまでも咲き続ける花もあります。17本のサルスベリを全体としてとらえると、開花の期間はゆうに100日を越えていました。

また来年の夏、いつもの年と変わらぬサルスベリの花々と出会えますように(^^)/~~~

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<速報>〝生活体験発表会〟Ⅲ部生徒が最優秀賞!全国大会へ

 1021()に栃木県教育会館で開催された「第34回栃木県高等学校定時制通信制文化発表会」の〝生活体験発表部門〟で、学悠館高校定時制Ⅲ部に在籍する男子生徒が最優秀賞に輝きました。

受賞したのは、Ⅲ部27MクラスのK君。演題は、「HOME― 私のふるさと― 」でした。


 今回の受賞の結果、K君は、
「第65回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会 -定通高校生の青春メッセージ- 」に栃木県代表として出場する運びとなりました。全国大会は、11月に六本木ヒルズ・ハリウッドプラザで開かれます。

 

今回の発表会の模様と、最優秀賞を受賞したK君へのインタビューは、後日詳しくお伝えします。

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